感謝の気持ちを込めて、心の声を吐き出すと

第2回スリーピークス八ヶ岳トレイルが終わりました。

なんとか、終わりました。

「無事終わった」とか「大成功だった」とか

そんなふうに言えない私を許してください。

係わってくださったすべての方に、感謝してもしつくせない思いがあります。

雨の中何時間も分岐誘導してくださった皆さん。

選手を勇気づけてくれたエイドの皆さん。

支えてくださったスポンサーの方々。

1人でも多くの選手をゴールまで連れてきてくれた
ドクター、マーシャル、スイーパーの皆さん。

重たい荷物をいくつも運んでくれた皆さん。

何時間もゴールテープを持っていてくれた皆さん。

雨の降りしきる中、朝早い中、駐車場誘導してくださった皆さん。

選手を笑顔で出迎えてくれた受付の皆さん。

会場に応援に来てくれた皆さん。

会場に来れなかったけど支えてくれた皆さん。

太鼓や馬や豚汁や、いろんな面で歓迎してくれた地域の皆様。

マルシェを出店してくださった皆様。

そして、あの混乱した交通状況の中、会場に来てレースに参加してくださった皆様。
心から感謝申し上げます。
本当に、本当にありがとうございました。

7日の15時半から開始した競技説明会冒頭で、思わず私は泣いてしまいました。。。

第2回スリーピークス八ヶ岳トレイルの準備は、第1回大会終了後からすでに始まっていました。

前回の反省点を基に、何をしたらいいのか?
どうしたらもっとよくなるのか?
常に頭の中はそのことでいっぱいでした。
第1回大会は、本当に必死で。

やったことないことを、経験のないメンバーで乗り越えるということは
本当に苦しく辛いことが多かったです。

私は常に余裕が無く、自分より年齢も立場のも上のスタッフに
かなり高圧的な対応をし、失礼な対応をし、傷つけて出来上がったのが
あの、第1回スリーピークス八ヶ岳トレイルです。

第2回を迎えるにあたって、
第1回大会を賞賛してくださる声と
身近な人間を散々気づ付けたという現実。

大会を褒めてくれる人が居れば居るほど、
あぁ、そんなんじゃないんだ、私は本当にダメな人間なんだ。
そういう思いが強くなりました。

それでもなお、私は、突き進まなければならない。
その覚悟を決める。
自分のダメな部分、弱い部分を認めて、覚悟を決めて進む。
突っ走るのではなく、進む。

そしてそれができるのか?
毎日自問自答でした。
第2回大会、決してそれが成し遂げられたわけではありません。

相変わらず、遅れる私の仕事や指示。
それに振り回されるスタッフの方々。

でも、第1回大会と違ったのは、係わったすべての人が

「良い大会にしよう!」

そう思ってくれていたということではないでしょうか?
ゲストスタッフ
参加選手
地域の方々
スポンサーの方々
大会を支えてくださるすべての方が、

第1回大会より、第2回大会を良いものにしてやる!
という意気込みというか、意地があったような気がします。

 

準備が思い通り進まず、大会直前までほぼ徹夜状態でした。

これは、大会開催に余裕が無い、絶望的な状況です。

まだやらなければならないことがある、
それをどこからどう片づければいいのか・・・

2日前、金曜日。
私はまだパソコンと向き合ってました。

天候が思ったように回復せず、このままのスケジュールで進んでいいのか?
スケジュールを変更すべきか・・・
不思議なもので、スケジュールを変える選択をすると、
雨が降ってしまいそうで、
スケジュールを変える決断ができないのです。
怖くて怖くて、雨が降った際のシュミレーションをしなければいけないのはわかっているのに

「大丈夫だ、降らないんだ、だから考えなくて良いんだ。」

そう思って別の仕事を進めるも、気になってスケジュールを見つめては、
どうしようか・・・
と、悩んでいました。

そのまま朝を迎え、少し仮眠しようと思った瞬間、
都内から移動してくる、友達のfacebookの投稿で、交通網のマヒを知ります。

時間は午前5時になるすこし前。
7日に一番最初に始まる、カラフルランは8時半スタート。

外を見れば雨で、その日のステージの利用スケジュールが一気に頭の中に駆け巡る。

このまま雨が続けば、ステージ利用ができない。

そうすれば、スケジュールをやはり組み直さねばならない。

そして、この混乱した交通網を今から来ようとしている選手の皆さんに伝えなければいけない。。。

そう思った瞬間、facebookは私の友人の方々が発信する交通情報にあふれていることに気が付きました。

この道は通行止めだ!という情報だけでなく、
迂回したつもりの道がダメだった!という詳細な情報まで。

出場する選手、スタッフが、会場にたどり着く前から、
スリーピークス八ヶ岳トレイルのためにもうこんなに力になってくれているという事実に気が付き目頭が熱くなりました。

10時に新宿駅を出発する予定の直通バスのスケジュール変更を行う。
そのお知らせをする。
そのことが最優先となり、その他交通手段で来ようとしてくれた方のフォローまでできず
申し訳ありません。

それでもなんとか集まってくださった参加者の皆さん。
長い方はなんと東京から9時間もかけてきてくださった。
9時間もあれば海外行けます。。。ながいドライブの旅さぞかし大変だったでしょう・・・

正直、道路が寸断された状況で、誰も来ないんじゃないか?

本気でそう思っていたので、集まってくださった皆さんの前に立った瞬間、
大泣きしてしまったのです。

大会当日。
昨日までの雨が嘘のように晴れ。
そして、今までで一番美しい富士山と南アルプスの姿に本当に感動しました。
今まで何度も見ているけど、何千回も見ているけど、
あの日のあの時間のあの富士山と南アルプスは素晴らしかった。
あんなに緑色がはっきりと綺麗に見え、本当に本当に美しい山々にぐるっと包まれ、
しばし見とれるほどでした。

午前4時半
続々と集まるゲストスタッフの皆さんにバタバタと荷物を渡し、
慌ててるから、何度も渡す荷物を間違い・・・
それを皆さんから教えてもらい・・・すみません・・・

そしてあわただしく分岐誘導スタッフ、エイドスタッフをお見送り。
みんなよろしくお願いします。
祈るような気持ちで見送りました。

6時半、
開会式の前に、コースのパトロールをしてくれる、ドクター、マーシャル、スイーパーの皆さんと円陣。
去年より大きくなった円が、1年間でこの大会が築き上げた縁なのかなと思ったら、また泣きそうになってしまいました。

そしてそして、

ここは日本選手権ですか?
と、目を疑いたくなるほど、すごい選手が続々と来てくださり、
最後の最後に石川弘樹さんまで会場に駆けつけてくださいました。
なんて贅沢なスタートラインなんだろう・・・

元気に飛び出すOne Pack Line 38k、Attack Line 23kの選手を見送り、
息つく暇もなく、Attack Line 23kのトップ選手が帰ってくる(笑)
それでも笑顔で帰ってきてくれる選手の姿を見れるのは本当に幸せでした。

天候は、トップ選手が帰ってきた数時間しかもたず、
その後は土砂降り、小雨、晴れを繰り返し、
ゲストスタッフの皆さんは本当に大変だったと思います。
それでも、会場に戻ってきたとき、誰一人として
「ふざけんなコノヤロー」と言う人はいず、
「楽しかった、ありがとう」と言ってくれた方が多かったのが、本当に救いでした。
また来年も絶対スタッフする!と言ってくれた方もいれば、
来年は選手として参加する!と言ってくれた方もいて、
来年は絶対来ない!と言った方が一人もいなかったことも本当に喜びと感謝の気持ちでいっぱいになります。

大会2日間で、かかわってくださったボランティアのスタッフの方はなんと326名。
あの雨の中これだけの人数が、大会を支えてくれていたんです。

スタッフの1員として、加藤淳一くんと上宮逸子さんが、選手と一緒に走って
みんなをゴールまで連れてきてくれたり、
走り終わったのにトップ選手の皆さんも、みんな会場に残ってくれて、参加者の皆さんと交流してくださって、
天候がいまいちで絶景を見せてあげられなかったけど、
あぁこんなに楽しそうな笑顔をたくさん見れて、良かったな・・・と、本当にうれしかったです。

とにかくバタバタしていたので、会場でゆっくり話もできず、
せっかく遠くから会いに来てくれた友人が多くいたのに、
全く交流もできず、本当に申し訳なかったです。

今度必ずお礼の旅に行きます。
お酒おごってください(笑)

そして、選手の皆さん。
トレイルを踏み外さず走ったこと、ゴミを落とさなかったこと、また誰かが落としたゴミを進んで拾ったこと、気持ちよく挨拶ししあったこと、人や植物や物を思いやれたこと、すべてに感謝です。
参加されている皆さんの、トレイルランナーとしての熱いプライドを感じました。

これは、1人が意識していただけではできないことで、
全員が、本当の意味でのトレイルランナーで、本当の意味でトレイルランニングを楽しんだ証拠だと思います。

そして、また驚異的な完走率。
One Pack Line 38kもAttack Line 23kも見事90%の方が、帰ってきてくれました。
悪天候だったので、帰りたくても帰れなかった方もいたと思います。
それでも、頑張って1歩でも進もうと思ってくれた、その気持ちに感謝します。

もう、きっとこの文章
長すぎて誰も読んでないと思いますが(笑)

私はパワフルな人ではなく、臆病な人間です。
ウジウジして、めそめそして、
常に不安と、心配と、悩みを抱えています。

それでもなお、先に進めるのは、その力を与えてくれている
周りの方々の力のおかげだと思います。
みなさん、本当にありがとうございます。
ちゃんと恩返しできるように、また一から頑張ります。
またどうか、いろいろと教えてください。
よろしくお願いします。

kamisamanoki

大会3日前に会いに行った神様の木。 スリーピークス八ヶ岳トレイルコースのすぐ近くにあります。 神秘的な場所が、スリーピークス八ヶ岳トレイルのコースにはたくさんあります。