バーナーテスト

バーナー類

火口が大きければ早く沸くというわけじゃない。

冬のトレイルロング走になると、温かいものが欲しくなる。先日はOMMでも必携装備となったバーナー類を集めてテストしてみた。とりわけ気になるのはガスバーナーで、写真は1から順にジェットボイルPCSFlash、ユニフレームのUS Trail、FireMaple116T、プリムス115、FireMaple117T。

gas

使用による温度の低下で火力が弱くなるのを防ぐため、休憩中は湯せんをする

今回試した中で最も軽量・小型・高性能なバーナーははプリムスで、火口の径が小さい分火が逃げずに効率良し。小さいから500cc程度のカップに放り込めて、110のガスボンベでフタができるぐらいコンパクトに収まる。

fm117T

少しでも実際の条件に近くなるよう、ベランダでテスト中。

FireMapleは素材がチタンという男ゴコロをくすぐるブツだったけど、見てくれと違ってバーナー径が小さいプリムスより沸くのが遅し。最初のテストでは13センチの鍋を使ったけど、広い鍋に適応した直径のバーナーだなと思って17センチとインチアップした鍋をあてがって再テストしたら、分離型の117Tが最高タイムを叩きだした。分離型だとガスの出が悪くなった時に熱源に近づけたり生ガスを出したりとオタクなことができるので慣れた人におすすめ。

jetboil

ジェットボイルはかさばるけど取り扱いは楽なのでビギナーにおすすめ。右は100円カップ+プリムス

大きい鍋を使い、ガスを安物にした場合の最低タイムはジェットボイル(笑)ジェットボイルは火を付けたままお湯を注げるという芸当はあるけど、ちょっとシチュエーションが変わるとアドバンテージが低くなるみたい。

メインストリームはガスだけど、ほかにアルコールストーブや固形燃料も試してみた。アルコールはホワイトボックスストーブというやつで28グラムと超軽量。しかしアルコールはカロリーが低いからお湯が沸くまでに時間がかかるため、大量に使う場合は燃料の重さでガスより重くなる。ただし温度が低くても火がつく点がアドバンテージ。ガスの2倍の時間でお湯がわいた。

primus

プリムスは火口が小さく、折り畳めるのでコンパクトになる。でも高価(笑)

固形燃料は他の燃料と違って漏れたり揮発したりしないので取り扱いは楽。カロリーも少ないけど、とりあえずダイソーの3パック100円のヤツ1パックで300ccのお湯がわいた。ススも臭いも出ないから山屋さんが使いそうな高価な固形燃料よりおすすめ。

ファイアーメーブルの分離型

チタン製で超軽量なファイアーメープルの一体型(左)と分離型(右)

実は家のコンロ、電気ポット、700Wの電子レンジを試したけれど、どれもアウトドア用のガスバーナーより沸くのが遅くてびっくり(笑)