ランニングダイナミクス

■スントとガーミン

ambit3

スントのアンビット3ピークサファイアの白は女子にぴったりなカラーリング

トレラン界ではスントとガーミンは双璧をなすGPSウォッチで、どっちを買おうかと迷ってしまうことが多い。
スントは最新型で稼働最長200時間というので引き離したようだけど、間欠的にGPS使っているので、かなりの誤差が出る。

920xt

デザインの好みが別れるところ。

デザインが良くて管理画面のMovesCountもガーミンより優れているように見えるから、サービスが長く続くのならスントにするのもいい※。

しかし最近になって接地時間や上下動といったランニングダイナミクスが取り沙汰されるようになった。この一番近くにいる機器がガーミンの220,620,920XTだ。
モーションセンサーを内蔵した新型の心拍ベルトとペアリングさせると、リアルタイムでGPSウォッチの液晶上に接地時間や上下動を表示してくれる。
ケイデンス(1分あたりの歩数)は前から出る機種が多かったけど、接地時間や上下動はまだ出せる機種が少ないのでこれでスントを再び離したかも。

fenix3

ガーミンのFenix3は、高精細液晶を利用して、平時はアナログ時計のふりができる。

■心拍ベルトはなくならない。

これまで数十個のGPSウォッチをテストしているうちに、心拍ベルト不要の機種も出てきた。便利だから今後は増えていくかと思ったが一向に増えない。

先日同時に複数個のGPSウォッチを試したところ、エプソンの脈拍計測は不正確で、8割の確率で2割以上高い脈拍を提示していた。
同じ手首で計測するアディダスのGPSウォッチは、もともと脈拍を測るデバイスが元だったこともあり、心拍ベルトで計測する他機種と同じ正確さだった。しかし電池の消費量がハンパなく、4時間半で終わってしまうのが残念。

garminbelt

ガーミンの心拍ベルトで左が従来品、オジサンが描いてある右のベルトがモーションセンサー内蔵の最新型。

しかし状況が変わり、心拍ベルトがランニングダイナミクスを測定してくれるのなら話が変わってくる。

心拍ベルトは体の中心につけるので、上下動や左右のブレに敏感だ。この機能は同じモーションセンサーを内蔵するスントにはまだついてない。またエプソンのGPSウォッチは手首で脈拍を測るシステムだから、逆立ちしても立ち向かえない。

■実は海外では有名なワフー
ランニングダイナミクスだけ見るなら、ワフー社のTickrXも捨てがたい。これは一見普通の心拍ベルトだけれど、メモリーを内蔵しているので、これだけ付けて走れば帰宅後に時間と距離と心拍数の変移をチェックすることができる。

wahoo

ワフーの心拍ベルトは3種類ある。心拍のみ、心拍+モーションセンサー、心拍+モーションセンサー+メモリー

また機材を選ばないのがこの機種だけの特徴。BT4.0とAnt+の2つの電波を出すことができるので、ブルートゥースだけのiPhoneとペアリングができるし、Ant+だけのスントともペアリングできる。

さらにモーションセンサーがガーミンより優れていて、ガーミンは上下動だけの1軸(?)センサーっぽいところ、こちらは5軸センサーのために左右のブレと前後へのゆらぎもわかる。
ただしこれらのデータは走ってる最中に、iPhoneやアンドロイドのアプリを立ち上げたままにしておかなくてはならない。今後のソフトのアップデートを期待したいところ。

epix

ガーミンのEPIXはマップを読み込ませることができる。ハンディGPSいらずとなるか?

今年は心拍ベルトと別れる元年か?と思っていたが、心拍ベルトは逆に重要なミッションを得た。 ランニングダイナミクスの結果が楽しみで、走るのが楽しくなってる今日このごろです。

※スントとガーミンのデータはサードパーティのサイトを経由して互いに行き来できる。ナイキもランニングデータの取り出しが可能。