いざUTMFへ。

おはようございます!

先日行われた信越五岳。たくさんの方がレース状況をSNSにアップしてくれてなんだか自分も信越を走ってる気分になりました。信越五岳の関係者の方々本当におつかれやまでございました。やっぱり日本を代表する素晴らしいレースです。

そーしーてーー

ーー

明日はいよいよウルトラトレイルマウントフジです。

ボクも走らさせていただきます。

まずは、ここまで協力してくれた家族、仲間、仕事関係、様々な場面で気を遣ってくれた方々、本当にありがとうございました。レースはもちろんですがスタートに立つまでの準備は間違いなく1人では出来ません。本当に感謝です。

また、UTMF関係者の方々には連休を潰しマーキングやコース整備、ハード、ソフト面での準備をして頂き本当にありがとうございます。

UTMFは今回が早くも第4回大会となります。第1回はボクはスタートを見に行きました。それまでの日本の大会には無い華やかさがありそれはそれは見ている方も気持ちが高ぶるばかりでした。

いつか出たい。。

チャンスは思いもよらずすぐ来ます。

第2回UTMF。

初100マイルの挑戦でした。

がしかし、、、当日の明け方、発熱してしまいます。半泣きのボクはなんとか熱だけ下がってくれ!と、当時2歳の息子の坐薬をぶち込みます。勘の鋭い方ならお気づきでしょう。効くはずありません。むしろ上がってしまった、、

もちろん妻には言えず仕事と登園の2人を見送り病院にダッシュ。いや、ただのダッシュじゃない今世紀最大スーパーウルトラダッシュ、KSUDです!

先生との会話も、、

160k走ります、、

それは車かい?

足です!

ひーーーーっ

なんてトレイルあるあるな会話をして点滴を1発打ってもらいました。

第1回のあの華やかなスタート。ボクも晴れやかな気持ちでスタートラインに立つ予定でしたが体は重く、気分も上がりません。

スタートをして最初の山、足和田山。その足和田山からコース最後の難所、杓子山が見えました。

あそこまで行けるのか、、、

結果なんとか40時間かけて完走はできました。

100マイルというものに叩きのめされた感じでした。

今回の第4回大会。コースがその時と同じ反時計回り。雨だろうがなんだろうが関係ありません。気持ち良くスタートを切りたいという思いだけです。

参加される皆さんも仕事があり、家族のことや身内のこと、いろんなことで苦しい思いをしながら走る人もいると思います。でも、チャレンジという意味はそういう中でやりきるという意味なのかなとボクは思います。

ライバルは自分自身。でも1人で走ってるわけではないという思い。そして何事にも感謝の気持ちを忘れずに走り切りたいと思います。 

 
昨年の写真。

またみんなで撮ろう!

xLx,lmr


ペーサーというもの。

〜諦めさせたら終わりだ〜

  
昨年の信越五岳トレイルランニングレースから1年が経とうとしてます。

ボクは上宮逸子のペーサーとしてこのレースに参加させて頂きました。

この時のボクと同じような気持ちの方が多くいるのではないかと思い筆を執った次第です(笑)それは、、、

ペーサーとは?

あれ?そんなに思っていない?(笑)

ボクは結構考えました。ペーサー発祥の地アメリカのレースに詳しい石塚二朗さん(ジロさん)に話を聞いたほどです。

ジロさんの話はわかりやすかった。メンタルを支える部分が大きく仲間や家族がペーサーをやりツラい場面も楽しく乗り越えさせるような役目だと。

だからボクはどんな状況でもポジティブな気持ちで行こうと決めます。

ペーサーが暗かったらヤバイし(笑)疲れてたら尚更ヤバイし(笑)

66k地点の5Aでペーサーは選手を待ちます。ペーサーはバスで移動するのでペーサー同士仲良くなるシステムです(笑)

昨年ボクはチーム逸子の監督ベスパ齋藤さんとメンタルサポート松井さんと5Aまで車で移動してたのでバスは乗りませんでした。

しかも、、なんか凄いバタバタしてギリギリ逸子を5Aに迎い入れるカタチとなってしまいます。

いよいよ出番!

逸子は丸腰の手ぶら状態。ボクが全部の荷物を背負います。このスタイル、メインランナーはだいぶ楽になると思います。

逸子の場合はボトル2つ。水とエレクトロライト ショッツ。

もしこのスタイルを実行される方がいたら是非気をつけて頂きたいのがペーサーのザック。 

 
ボクはこの時何も考えず普段使っているウルトラスパイアのオメガを持っていきました。このオメガが悪いということではありません。このスタイルに適してなかったということです。

ロングディスタンスは時間が経てば経つほどストレスとの戦いになってきます。

水分補給、ジェルもそうですがメインランナーが要求したらすぐ渡せる状態にしておきたいのですが、、、

オメガには両サイドにボトルを入れられるポケットが付いているのですが、まずこのポケットが浅くてボトルを落とす恐れがあるのとボク自身が普段から走行中にそのポケットからボトルを出し入れできなかったのです。(ボトルのサイズが大きいと戻すのが困難)

そして自分の水も持っていかなければなりません。まー、自分の分はハイドレーションがあったので問題なし。

逸子の分をどうするか、、、

助かったのが逸子がハンドボトルを持っていたのでまずひとつはこれを使おうと。

もうひとつは、、、

ない(笑)解決策がない(笑)

なのでそのポケットに入れることに、、

頻度が高い水をハンドボトルに、ぶっ飛びそうな方にショッツを(笑)もうそのままぶっ飛んで頂き存在を消すことも軽く考えました。

ハンドボトルは本当に使えました。オススメです!

逸子がショッツを要求してきた時は怯えました。

きた、、きちゃった、、

水の方がいいんでない??

なんてこと言えるわけねーーー

ストレスを与えたくないので往年のマクラーレンホンダを彷彿させる受け渡し。

走りながらフロントフックを外し、クルッとザックを前方に回し、逸子さんにハイどーぞー、、までわずか2秒。

逸子は気づいてないはず、、

とにかくポジティブなレースがしたい。そんな思いしかありませんでした。

だから会話なんかもトレイルに関係ない話をしたり、ジョーダン言ったり。

てか、ほぼジョーダンだったかも(笑)

逸子は4Aまではトップでしたが腹痛もありその後抜かれてしまいます。

もちろん表彰台の1番高いところを狙ってます。でも大事なのは最後まで諦めず自分自身に勝てるかどうか。

信越五岳にはそれを試されるセクションがあります。

瑪瑙山の登り?

いや違います。

最後の最後、ゴール手前の6kの林道です。

走ったことがある方ならこの林道わかりますよね?疲労MAXで走りきろうかどうか悩むとこです。ゆっくりでも進めばゴールできるし。

ボクはペーサーとしてこの信越五岳においてこの林道6kを走りきることが凄く意味があると思ってます。

前年度のELK中込真太郎のペーサーをさせてもらった時も同じ思いでした。

トップとの時間差なんてわかりません。知りません。

心を鬼にして逸子がゴールした時に諦めないで走りきって良かったと思えるようにそれだけを願い煽ります。

逸子も相当苦しかったと思います。

でも逸子ならできる!いける!ゴールをした自分を想像しろ!

そんな言葉をひたすらかけます。

部活です(笑)

  
ゴールの写真。

すべてが物語ってます。本当に頑張りました。

体調もイマイチだったのにやりきった逸子は凄かった!

ペーサーとしての喜びも爆発です。

ちなみボクのストレスは逸子から渡されたハンドライトがドラえもんのスモールライトぐらいのボリュームがあり腕が折れそうだったことです。

でも2人でゴールを目指すのは本当に楽しいし感動も2倍!

今年の信越五岳に参加されるペーサーの方々。是非メインランナーをゴールへ導いてあげてください!