【UTMF2013レポ】vol.2「A4こどもの国~A8きらら」

※vol.1はコチラ

【UTMF2013レポ】vol.2「A4こどもの国~A8きらら」

A7すばしりでは芝生に寝転がりマッサージをしてもらう。悶絶!

A7すばしりでは芝生に寝転がりマッサージをしてもらう。悶絶!

A7きららからはサポート隊にSTY組も合流し、手厚いサポートを受けた。ほんとにありがとう!

A8きららからはサポート隊にSTY組も合流し、手厚いサポートを受けた。ほんとにありがとう!

・A4こどもの国を出ると、四辻までは登り基調。最初は林道とロードが続き一人が飽きてくる。「そろそろ誰か来ないかな…?小松さんあたり」と思っていたら、後ろから「すみませんMMAって何の略ですか?」の声。ほんとに小松さんだ!ということで二人で走りだす。ちなみに「何の略ですか?」と聞かれたらボケなくてはいけないのが仲間内のルール。例えばSTYなら「Sそんな・T大会・Yやってないですよ!」とか。しかしここでは疲れているので何も答えられないw
・ロードに出るとルートが急きょ変わっていた。まぁ、オレもマンションの理事長やってるからわかるけど、色々な人がいますからね…。係員の皆さん大変ご苦労さまです!
・そしてA5水ヶ塚まで半分くらいのところで小松さんに置いていかれる涙。桑原プロといい、Domingoさんといい、トレイル鳥羽ちゃんはこの1年でものすごく高速化wしている。確か当初は自分が調子に乗って「What’sトレラン」みたいな訓示めいたことをアドバイスしていたような気がするのだが…。これからは逆に色々教えてください!マジで!
・ちなみに去年通たスキー場のゲレンデみたいなところは通らなかった。代わりに送電線系のトレイルを通った。
・小松さんにムリについて行ったせいか、既に一晩オールで走っているせいか、体調がおかしく呼吸が乱れてくる。かなり減速しなんとかA5水ヶ塚に着くが、係りの方と話してちゃんと受け答えができない。医務室の方から動悸が激しいと言われ、しばらく横になることに。寝れなかったが10分くらい意識が夢と現実を行ったり来たりしてだいぶ回復。まだ少し動悸がおかしいが大丈夫とのこと。幸い胃は強く食欲はあるのでしっかり補給しエイドを出発。
・ここからは四辻まで歩行区間。休憩にちょうどいい。FBで途中経過を書き込みつつ、周りの方と話しながらリラックスして進む。前半は雰囲気の良いトレイル、そこから火山灰トレイルへ。絶景。
・四辻からA6太郎坊までは大砂走り。富士山の中腹を走りながら、「誕生日に何やってんだ」「オレはいったいなぜこんなことしてるんだ」とか思いはじめる。そして富士山の絶景を眺めながら、なぜか感極まって号泣。富士山が自分の人生にこんなに深く関わってくるなんて…。「自分に負けたくないんだ…」と泣きながらつぶやく。自分でもよくわからないが、とにかくこのとき、今年もどうやってでも完走してやる。去年の自分を上回る走りをしてやると心に誓った。
・A6太郎坊ではまたしっかり補給し、すばしりまでの下りに備え15分くらい自分で脚のマッサージをした。今のところ故障はないが、腸脛ほか色々なところに張りが出はじめていたため、事前対処だ。とにかくまだ先は長く、無理は禁物。「レース後半、杓子と霜山の下りだけで計20km超の林道&ロードがあるので、そこに絶対脚を取っておく必要がある」-とにかくそれを念頭に置いていた。A7すばしりまでの下り基調を慎重に走る。途中うっかりミスコースなどもしたが、まもなくA7すばしりへ。最後の数キロのロードの下りは、自重して半分歩いた。というか、「半分しか走れなかった」が正解か。
・A7すばしり到着。こどもの国以降、水ヶ塚手前はブレーキになったが、その後は回復し調子は悪くない。
・ここのエイドも早く出ようと思ったが、長い休憩もこれまで取っておらず、疲労に早めに手を打っておきたかったこともあり、知人の知人から脚の張りが出ている部分にマッサージをしてもらい、更に15分程度横になった。寝れないが意識が度々飛んでいる感覚はあり、これでかなり疲労が取れた。トイレ(大)にも行き、しっかり補給もして1時間滞在。ちょっと長くなってしまったか。
・A7すばしりを出ていざ三国山トレイルへ。ここは去年の本番を含め何度か走っているが、非常に侮れない区間。ここを無難にクリアしA8きらら以降勝負できるかがレースの鍵だ。登山口で半ちゃんが係員をしていてエールをもらう。そしてここから稜線に出るまでの登りが長くキツい。しかも前後にほとんどランナーはいない。ただただ淡々と、無言でゆっくり登る。途中子連れファミリーが登っていたが、追いつかない。そろそろ110kmを超え、行動時間は丸一日。しようがない。と思いつつ、子供に負けるわけにはいかんと、30分くらいかけてなんとか抜いたw
・稜線に出てからも50~100m規模のアップダウンが数度ある。しかし、徐々に視界が開け、山中湖と富士山、そして太陽の絶景が現れる。予定では日が暮れて通過だと思っていたので、この景色がみれたことがうれしい。そして、これなら38時間前後で行けそうだと考える。すると調子も出てきて、少しずつ前を捕えながらA8きららへの下りへ。
・最後のロードは走ったり歩いたり。心身の確認をする。気持ち、OK。身体、OK。ここからが勝負。去年も後半に力を温存し最後追い上げることができた。今年もそれが可能…かはわからないが、逃げずにやってみよう。その前にエイドでその準備だ。A8きらら到着。
・A8きららでは補給をしっかり行い、夜間に備え再びTシャツをキャプ2の長袖に着替える。軽いマッサージを行う。そして、STYで前日これからの区間を走ったアカシからのアドバイスで、長い林道&ロードに備え、再度シューズをマゾ→HOKAにチェンジ(vol.3で後述するが、これが大正解だった)。
・ここまで嫁らのサポート隊もほとんど不眠不休で助けてくれている。さらにSTY組も合流してくれ一気に賑やかになった。心から感謝。

A5 in 18:17:31 2:07:07 09:17:37
A5 out 18:50:19 0:32:48 09:50:25
A6 in 20:25:10 1:34:51 11:25:16
A6 out 20:46:03 0:20:53 11:46:09
CP2 21:42:14 0:56:11 12:42:20
A7 in 22:03:36 0:21:22 13:03:42
A7 out 23:07:22 1:03:46 14:07:28
A8 in 26:48:48 3:41:26 17:48:48
A8 out 27:14:26 0:25:38 18:14:26

※左から測定ポイント/スプリット/ラップ/通過時刻

夕暮れを迎える山中湖。ここから夜が、勝負のとき。

夕暮れを迎える山中湖。その向こうに富士山。ここから夜が、勝負のとき。足元のゴツいHOKAと共にいざ進む。

vol.3へ続く


【UTMF2013レポ】vol.1「スタート~A4こどもの国」

【UTMF2013レポ】vol.1「スタート~A4こどもの国」

心折れ部スタート前!

心折れ部スタート前!

なぜかIBUKI Tでスタート!本栖湖手前で鏑木さんとパチリ。

なぜかIBUKI Tでスタート!本栖湖手前で鏑木さんとパチリ。富士山もキレイ!!

わざわざ関西から天子までありがとうございます!UTMF、走らんかい!!

わざわざ関西から天子までありがとうございます!UTMF、走らんかい!!

こどもの国。エイドでは基本補給、補充、ストレッチしたらなるべく早く出る作戦。

こどもの国。エイドでは基本補給、補充、ストレッチしたらなるべく早く出る作戦。

書きはじめたんだけど距離が長いので文もやたら長くなり、面倒になったので超はしょって箇条書きにします!すみません<(_ _)>

・1月から準備して状態はバッチリ。特にチーム100マイルには感謝。
・しかし去年目標時間内で完走し夏にUTMBもあるためモチベーションが上がらないままスタート。
・なんか似合う気がしてIBUKI T着用w。足元は迷ったけどHOKA(結局若干違和感がありA2本栖湖でマゾに変更)。
・本栖湖手前で鏑木さんに会い記念写真w まだリラックスできてて余裕。
・本栖湖でisoさんがぶっ倒れている。心配で声を掛けるが…大丈夫だろうか…?
・前半はスローペースも予定より各エイド到着が早い。W1麓まで来て「これは走れるコース」、というより「走らされるコース」ということを実感。なので前半で潰されないようにセーブしつつ、遅くなり過ぎないように注意した。あと、なんとなく全体のペースが見えてくる中で、当初目標の40時間は安全パイ過ぎると判断→38時間に変更。
・W1麓への道すがら、満月に照らされた富士山が幻想的で感動。
・W1麓は光の具合や建物の具合がヨーロッパーのレースっぽくてすごくよかった。ウォーターエイドなのに食べ物もありラッキー。
・今年の天子は前半、距離も短くなりそんなにキツくなかった(時間的には去年の半分以下)。ただ雪見岳への登りは後半とか下りだったら死亡クラス!熊森山への登り返しでは去年の最悪の状況を思い出したりで感慨深かった。
・雪見岳への登りはキツいが女王と前後してがんばる。すると女王「エディさ~ん、5月の2週目、オーバーナイトで雲取山往復やろうと思うんですけどどうですかぁ~?」 いま言うなw!行くけどww
・雪見岳直下で「UTMF走らんかい」ボードに遭遇。ほんとここまで来るってすごいしメチャ元気づけられた。思わず泣きそうになる。
・天子中盤で女王が調子悪そうでエールを送りつつお別れ。いつも一緒に走っている仲間なので心配。長者ヶ岳でミックスさん、ハーレーさんと会い前後して進む。
・天子の後西富士までが長い!すっかり忘れていた。ハーレーさんと話しながらで気が紛れてよかった。
・A3西富士で皆からハッピーバースデイのサプライズ。知らない人たちまで祝ってくれてありがたい。「優勝します!」と叫んだらそこそこウケた。ちなみに天子で誕生日を迎えたが、そのときは全く忘れていた。
・A3西富士~A4こどもの国がダメだった。ほぼ一緒に出たミックスさんが速攻で見えなくなるがついて行けない。去年励まし合ってゴールした長田さんとももっと話したかったがついていけない涙。ここは高低図と比べれば予想以上に走りやすい区間だったが、ロードが弱いため失速したと分析。来年出るとしたらロードの強化とか、根本的な走力UPのための練習が必要なことを実感(出たくないけどw)。
・ちなみに今年の送電線トレイルは予想通り超つまらなかったww 特に今年は夜中で人も少なくテンションガタ落ち。
・A4こどもの国では折り返し区間があり先行するランナーたちとすれ違う。まず岡野さんとハイタッチ。ミックスさんも予想以上に早い。少しでも追いつこうと、こどもの国は多少無理して早めに出る。
・ここまで小エイドやウォーターエイドは数分~10分、大エイドも20~30分の滞在時間で、去年からの教訓「エイドにムダに長居しない」はそこそこ改善できている。疲労はあるが故障もなく、走力的にも去年より上がっている実感がありまずは順調。といっても、勝負は120km過ぎのA8きらら以降なので、そこまでは自重と改めて言い聞かせる。
・天候は快晴・風もほとんどなかったのはラッキー。夜間・高所の低温も動いていれば耐えられる。実際止まることもほとんどなかったので、例えば夜中の天子でもキャプ2長袖+ウインドストッパーを着たり脱いだりで対処できた。
・去年との違いは、前半ロード・林道含めかなり走れるコースだったこと、そして去年グループで進んだのと違い、結構一人で走る時間が多いこと。イコール結構つまらないww 毎エイドで折れ部やIBUKIなどのサポーターや一緒に走ってる仲間に会えるのをモチベーションに進む。

A1 01:46:51 1:46:28 16:46:57
A2 in 03:08:41 1:21:50 18:08:47
A2 out 03:11:32 0:02:51 18:11:38
W1 05:39:39 2:28:07 20:39:45
CP1 09:13:06 3:33:27 00:13:06
A3 in 10:46:22 1:33:16 01:46:28
A3 out 11:14:02 0:27:40 02:14:08
W2 13:08:07 1:54:05 04:08:13
A4 in 15:47:06 2:38:59 06:47:12
A4 out 16:10:24 0:23:18 07:10:30
※左から測定ポイント/スプリット/ラップ/通過時刻

vol.2へ続く


普通のウルトラランナーによる、普通のウルトラランナーのための100マイルアドバイス

あと2晩寝たらUTMF!もしかしたらその後2晩は寝られないかもしれないw“普通”のウルトラトレイルランナーのみなさんに向けて、同じ“普通”な自分から、過去の経験よりちょっとしたアドバイスです。実はトップランナーの方たちのアドバイスって、ちょっと次元が違い過ぎることもあり、自分に当てはめるとどう判断したらよいかわからないときって多いですよね?なので、意外と普通目線の横の情報交換が役に立つことも結構あるのかもしれません。

とはいえ、ここに書くことは一部(全部?)独断と偏見もあるので、参考にするかは各自ご自由に!

ではいってみましょう!

まずはザック!ランブラーさんも書いていましたが、ユサユサ揺れていると余計な負荷がかかり、それを160km続けるとなると…orz ポイントは、「アジャスト部分を体に合わせしっかり絞る」、そして「アジャストした部分が動かないように紐を結ぶなどしてしっかり固定」。これでザックが劇的に安定し走りやすくなります。すぐにできることなのでぜひやってみてください!オススメ度★★★★★(星5つで満点)

まずはザック!ランブラーさんも書いていましたが、ユサユサ揺れていると余計な負荷がかかり、それを160km続けるとなると…orz ポイントは、「アジャスト部分を体に合わせしっかり絞る」、そして「アジャストした部分が動かないように紐を結ぶなどしてしっかり固定」。これでザックが劇的に安定し走りやすくなります。すぐにできることなのでぜひやってみてください!オススメ度★★★★★(星5つで満点)

続いてストックの先について。UTMFは林道、ロードでの使用可能箇所が多く、特にBlack Diamondウルトラディスタンスを使う方は、途中で先端が削れ金属が露出すると思ってください。対策としては、先端の細いキャップの替えを購入し持っていく。しかし、できれば6mm口のストックキャップを別途購入し、最初からついている細いキャップの上から装着してしまう方法が一番です(写真左がデフォルト、右がキャップ装着後)。ウルトラディスタンスは先端が細すぎ、ハッキリ言ってロードには全く向いていません。突きやすいように工夫が必要!オススメ度★★★★★

続いてストックの先について。UTMFは林道、ロードでの使用可能箇所が多く、特にBlack Diamondウルトラディスタンスを使う方(多いですよね?)は、途中で先端が削れ金属が露出すると思ってください。対策としては、先端の細いキャップの替えを購入しておきいつでも交換できるようにしておく。しかし、できればロードでは6mm口のストックキャップを別途購入し、最初からついている細いキャップの上から装着してしまう方法が一番です(写真左がデフォルト、右がキャップ装着後)。なぜなら、ウルトラディスタンスは先端が細過ぎ、ロードでは突いてもストックが流れてしまいかなり使用しにくいからです。UTMFのコース特性を把握し、突きやすいように工夫が必要ということです!あと、ストックはフォームなど使い方を間違えると身体の負担ばかり増えるので、ネット等で正しい方法を改めて確認し、必要あれば事前に近くの公園などで試してみるとよいかもしれません。オススメ度★★★★★

ザックの改良。まずゴム等で前にストックを装着できるようにします。これでしまったり使ったりの煩わしさが一気に解決!あとは、前に付属のポケットを取り付けるのもオススメ(この写真でいうと右胸部分の赤いポッケが自分で付けたもの)。利点は、まず「前に色々入れられるので、走りながら取り出せるものが多くなる=途中でザックを降ろす回数を減らせる」こと。そして、「前と後ろの重量をうまく分配でき、ザックや上半身の安定につながり走りやすい」ことです。オススメ度★★★★★

ザックの改良。まずストックは後ろより前が圧倒的に快適です。バンジー、ゴム等で前面部にストックを装着できるようにします。これで走りながらでもしまったり使ったりの作業ができ、煩わしさ解消!あとは、前に付属のポケットを取り付けるのもオススメ(この写真でいうと右胸部分の赤いポッケが自分で付けたもの)。これで前に色々入れられるので、走りながら取り出せるものが多くなる=途中でザックを降ろす回数を減らせるという利点があります。。そして、ストックとポケットを前に装着することにより、前と後ろの重量をうまく分配でき、ザックや上半身の安定につながり走りやすくなるはずです。ぜひお試しを!オススメ度★★★★★

続きましてウェア、特にザックに入れておく悪天候、防寒編。左から、montbellの雨具トレントフライヤー上、下、最軽量ダウン長袖、そしてパタのフーディニパンツ。まず、個人的にはこの手のものは使う場面も限られるので、値ごろ感と機能のバランスが抜群なmonbellからチョイスすることをオススメします(もちろんお金を掛けられるなら他のチョイスも広がりますが)。まず雨具ですが、よくバーサライトとトレントフライヤーどっちがいいかという話になりますが、軽さを除き、透湿性と防水性は圧倒的にトレントフライヤーが上。しかも雨具や濡れや寒さをしのぐわけで着用するわけですから、自分はトレントフライヤーを迷わずお勧めします。ただし、ほんとに雨が降らなさそうであれば軽量化でバーサもありかと。ちなみに、雨は降っていなくても寒くて雨具を着る場合もあると思いますが、その場合は透湿性により優れたトレントの方が仕様経験上断然よかったです。次に左から3つ目のダウンについて。基本的に走っている、動けているときはそれ程寒さを感じないため、ほとんど着ることはありません。なので、これは「停滞時用」。調子が悪くなったり、少し疲れたので休憩したいという時は、抜群に暖かいです。しかも動いていないときは汗をかかないので、濡れによる機能低下の問題も特に気にしなくてよい。ウルトラトレイルでダウンをもって行く人はあまり多くないですが、個人的には過去のUTMF、UTMBでこれに助けられた場面も多く、お勧めします。最後に写真右端のフーディニパンツ。後述しますが、自分はロングスパッツを履かないため、レギュレーション対策として持っていきます。ちなみに透湿性もなかなかよく、裾のボタンを外せばシューズを履いたまま素早く装着できるため(HOKAはムリw)、走っていて寒いときに履くという場面でも重宝します。以上、ちょっと個人的見解も含まれるため、オススメ度は総じて★★★

続きましてウェア、特にザックに入れておく悪天候、防寒編。左から、montbellの雨具トレントフライヤー上、下、最軽量ダウン長袖、そしてパタのフーディニパンツ。まず、個人的にはこの手のものは使う場面も限られるので、値ごろ感と機能のバランスが抜群なmonbellからチョイスすることをオススメします(もちろんお金を掛けられるなら他のチョイスも広がります!)。で、雨具ですが、montbellで言えばよくバーサライトとトレントフライヤーどっちがいいかという話になりますが、両方使用した経験上&店員さんの話を聞いても、軽さを除き、透湿性と防水性は圧倒的にトレントフライヤーが上です。ただし、ほんとに雨が降らなさそうであれば軽量化でバーサもありかと。ちなみに、雨は降っていなくても寒くて雨具を着る場合があると思いますが、その場合は透湿性により優れたトレントの方が使用経験上断然よかったです。次に左から3つ目のダウンについて。基本的に走っている、動けているときはそれ程寒さを感じないため、ほとんど着ることはありません。なので、これは「停滞時用」。調子が悪くなったり、少し疲れたので休憩したいというとき、あるいはエイドで休憩中などというときは、抜群に暖かいです。しかも動いていないときは汗をかかないので、濡れによる機能低下の問題も特に気にしなくてよい。ウルトラトレイルでダウンを持って行く人はあまり多くないですが、個人的には過去のUTMF、UTMBでこれに助けられた場面も多く、オススメします。最後に写真右端のフーディニパンツ。後述しますが、自分はロングスパッツを履かないため、レギュレーション対策として持っていきます。ちなみに透湿性もなかなかよく、裾のボタンを外せばシューズを履いたまま素早く装着できるため(HOKAはムリw)、走っていて少し寒いときに履く、あるいは小雨の場面で、というときも重宝します。以上、ちょっと個人的見解も含まれますが、オススメ度は総じて★★★★

続いてスパッツについて。自分はロングタイツを履きません。理由は膝を曲げる際生地の着圧で余計な負荷がかかるため。なので、基本はハーフスパッツ、ヒザのテーピング、カーフカバーの組み合わせです。これだと着圧+膝の解放感で快適。あと、カーフは通常よりワンサイズ大きめをお勧めします。30時間を超えてくると特にひざ下の浮腫みが酷くなることがあり、その場合の過度の着圧を回避できるからです。走っていてくるぶしの辺りが腫れたりしたら、一度カーフを脱いでみることをお勧めします。理由が過度の着圧なら、一気に楽になることがりますよ!これも好き嫌いあるということで、オススメ度★★★

続いてスパッツについて。自分はロングタイツを履きません。理由は膝を曲げる際生地の着圧で余計な負荷がかかるため。なので、基本はハーフスパッツ、ヒザのテーピング、カーフカバーの組み合わせです。これだと着圧+膝の解放感で快適。あと、カーフは通常よりワンサイズ大きめをお勧めします。30時間を超えてくると特にひざ下の浮腫みが酷くなることがあり、その場合の過度の着圧を回避できるからです。走っていてくるぶしの辺りが腫れたりしたら、一度カーフを脱いでみることをお勧めします。理由が過度の着圧なら、一気に楽になりますよ!好き嫌いあるということで、オススメ度★★★

ソックス!「匂わない、水はけがよい、暖かい」で、文句なしウールがいいです。ただしウールは擦り切れやすいですね… オススメ度★★★★

ソックス!最近DRYMAXが流行っていますが、自分は「匂わない、水はけがよい、暖かい」で、文句なしウールがいいです。ただしウールは擦り切れやすいですね… オススメ度★★★★

ウインドストッパーはフード付がオススメ。強風の際は体温も低下するので、しっかり頭も被っておいた方がよいという意味です。個人的にはそれほど軽量とは言えないけれど、パタのフーディニはお勧め。適度な生地厚感もあり、低温&強風でもかなりこれだけで耐えられます。オススメ度★★★★

ウインドストッパーはフード付がオススメ。強風の際は体温も低下するので、しっかり頭も被っておいた方がよいという意味です。個人的にはそれほど軽量とは言えないけれど、パタのフーディニはお勧め。適度な生地厚感もあり、低温&強風でもかなりこれだけで耐えられます。まぁウインドストッパーはどのメーカーのものもかなり優秀なので、ここではフードについてという意味で、オススメ度★★★★

ゼッケンベルト。途中着替えることがあったり、上から防寒着を着用したりしたときも、常にゼッケンを一番外に出しておくことができ、オールスポーツの写真を確実にゲットできますw オススメ度★★★

ゼッケンベルト。途中着替えることがあっってもゼッケン付け替えなどのストレスがありません。上から防寒着を着用するときも、常にゼッケンを一番外に出しておくことができオールスポーツの写真を確実にゲットできるww ちなみにUTMBはルールでゼッケンを常に見える位置に付けないといけないため、これは重宝します。あと意外な利点として、これを骨盤周りにややキツめに締めることにより、レース後半の姿勢の崩れを軽減できます。意外に便利ということで、オススメ度★★★

これはヘッデン用の電池。リチウムです。メーカーや品番にもよりますが、リチウム使用可能なら迷わずお勧め。アルカリより断然軽く、東部の負担が少ないです。オススメ度★★★★

これはヘッデン用の電池。リチウムです。メーカーや品番にもよりますが、リチウム使用可能なら迷わずお勧め。アルカリより断然軽く、東部の負担が少ないです。オススメ度★★★★★

ハンドライト。手を開いても、というか握らなくてもいいように、このようにテープで固定します。自分で作らなくても、アートでキットも売っていますよ。ストレスフリー。オススメ度★★★★★

ハンドライト。手を開いても、というか握らなくてもいいように、このようにテープで固定します。自分で作らなくても、アートでキットも売っていますよ。ストレスフリー。オススメ度★★★★★

これは何かというと、「シューズの紐をちゃんと結ばない」w 下りはダメですが、平地や登りはこれで足の中をリラックスさせて進むことができます。長丁場なので、たまにシューズの中に休憩を与えてあげることも重要。結構いいですよ!まぁ好き嫌いあると思うので、オススメ度★★★

これは何かというと、「シューズの紐をちゃんと結ばない」w 下りはダメですが、平地や登りはこれで足の中をリラックスさせて進むことができます。長丁場なので、たまにシューズの中に休憩を与えてあげることも重要。結構いいですよ!まぁ好き嫌いあると思うので、オススメ度★★★

最後に補給食。下の二つはコンビニで買いました。左が262.5kcal、右はなんと354kcal!!もちろん"いわゆる"的な上段の補給食よりおいしいです。要は、補給食も"いわゆる"的なものにこだわる必要はないということ。コンビニならナチュロ、あとはスーパーのちょっとしたコーナーとかで、身体にも優しい自然素材のものがたくさん手に入ります。ジェルに飽きている人、一考してみては?オススメ度★★★★

最後に補給食。下の二つはコンビニで買いました。左が262.5kcal、右はなんと354kcal!もちろん”いわゆる”的な上段の補給食よりおいしいです。要は、補給食も”いわゆる”的なものにこだわる必要はないということ。コンビニならナチュロ、あとはスーパーのちょっとしたコーナーとかで、身体にも優しい自然素材のものがたくさん手に入ります。ジェルに飽きている人、一考してみては?オススメ度★★★★

あと、写真撮り忘れたけど、「長袖<Tシャツ+アームカバー」。これも結構オススメです。少しでもレイヤーを増やして温度調節できた方が快適に走れる気がします。特にウルトラは昼夜寒暖の差も激しいので、意外とアームカバーの上げ下げがキーだったりすることも多く。ということで、オススメ度★★★★

いかがでしたか?あくまで参考です。参考になってももう2日しかないから間に合わない?ですよね…。


トレラン肝試し

既にUTMFに向けてはテーパリングの時期。追い込んだってしようがないということで、ライト練習を兼ね超ゆるゆるナイトトレラン@鎌倉やってきました!

鎌倉といえば鎌倉幕府、もちろんこの地では戦で多くの人々が亡くなっており、夜の鎌倉トレイルはそんな歴史を感じずにはいられない、ザ・肝試しトレイルへと変貌します…ガクブル

肝試し隊、メンバーはTEAM JAPONの岡野さん、parkの傭兵こと石井さん、そして私。この頃はまだ余裕だったが…

肝試し隊、メンバーはTEAM JAPONの岡野さん、parkの傭兵こと石井さん、そして私。この頃はまだ余裕だったが…

まずは北鎌倉は明月院の裏からトレイルIN。ここら辺はたいして怖くないんですが、ところどころゾッとするような箇所にも出くわします。理由はわからないんだけど、なんか不気味っていう場所があるものです。言葉では説明できない…。昼間の切通しなんか美しいものですが、夜になると大きな石の切り口模様があの世へ続く異空間のようにも思えてきて…ゆるゆるのはずが、ところどころキリアンばりにスピードアップしますw

一旦瑞泉寺からロードに降りて、キマシタ、今宵のメインイベント。関東屈指の霊感スポット、KING of あなたの知らない世界としても名高い「高時の腹切りやぐら」…。歴史好きの人はご存知かと思いますが、鎌倉幕府は最後新田義貞の軍勢に追い詰められて高時が自刃し滅亡を迎えます。その場所は今は無き東勝寺だったと言われていますが、東勝山跡の裏山こそが現存する祇園山トレイルなわけで、そのトレイルのはじまり(ないし終わり)にあるのが「高時の腹切りやぐら」なわけです。いわばこのエリアは、高時と北条氏一族、その家臣1000人超が自害したとも伝えられる、哀しい歴史の舞台だったのです(詳しくはこちら)。

というわけで、歴史(主にダーク方面)好きで好きな芸能人が新倉イワオと宜保愛子な私は稲川淳二ばりの口調でこの話を同行の2人にお聞かせしつつ、いざ鎌倉ならぬ、いざ腹切りやぐらへと突入したのです。

で…、怖い……。今までとはレベルやラベルが違い過ぎる……。やぐらに近づくロードの時点で既にギャバンでいうところの魔空空間に引きずり込まれたかのような異様な雰囲気。細かいことは気にしない割と鈍感な性格のTEAM JAPON岡野さんが「頭が重い!頭が重い!」を連発w とかいう私も暖かいのに全身に鳥肌が…。石井軍曹に至っては「コイツ(=私)は平氏です!」とかわけのわからないこと言って源氏の霊の矛先を私に向けようとする。結果3人の協議により「ここはマジでヤバい」ということで認定し、キリアンなんか可愛いくらいのカール君・小カール君ばりのスピードで祇園山トレイルを駆け上がり避難しました。その後のトレイルも鎌倉の他のトレイルとは一味違う…いや祇園山トレイルは昼でも何か得体の知れない怖さがあるのですが、やっぱここは一人や素人だけで来てはいけない、なるべく宜保愛子(既に死去だけど)と来た方がいいに決まってる、そう思わずにはいられない肝試しとなりました。

最後になりますが、レースや景色を楽しむゆるトレランもいいと思いますが、霊感スポットを夜間まわる肝試しトレランもかなりいいと思いましたw 正丸峠とか、まだまだ色々ありますよね。オレは遠慮するので皆さん行ってきてレポお願いしますww!


UTMFとUTMBの狭間で

前にも書いたけど、今年も昨年に続きUTMF(4月末)とUTMB(8月末)に出る。しかし、UTMFで故障した場合、その後のUTMBに大きな影響が出るため(昨年経験済み)、UTMFをどのような形で走ればいいのかなかなか答えが出ない。要は、UTMFに全力投球できるか否か、という問題だ。

昨日チーム100マイルの練習があり、トレーニングを挟んだお昼には、恒例の鏑木さんからの講義が行われた。今回のテーマは「テーパリング」。レースに向けてこの時期をどう過ごすかという話であったが、思い切って少しズレている自分の悩みを鏑木さんにぶつけてみた。

「UTMFとUTMB両方を目標にした場合、UTMFのレース途中で故障してしまったら、そのときどういう判断をしたらよいと思いますか?」

チーム100マイル恒例の鏑木さん座学。毎回とても勉強になる。

チーム100マイル恒例の鏑木さん座学。毎回とても勉強になる。

まず鏑木さんからは、「その気持ちは非常によくわかる」「自身も経験がある」との言葉があった。レベルが違い過ぎて申し訳ないのだが、やはり同質の悩みはトップランナーにもあるということなのだろう。本命レースが続く場合、先にスケジュールされたレースをどういう意識で走るか、これはやはり難しく重要なテーマであるとのこと。その上で、鏑木さんからは以下アドバイスを頂いた。

・故障が重度になり得るものか、軽度で済む程度のものか、経験からある程度予想・判断する。(鏑木さんの)経験的にはヒザの深く、靭帯に関わる故障であれば軽くないと思った方がよい。
・故障具合から、次のレースまで(自分の場合4か月後)に治し仕上げられるかを判断。目安としては、レースの後半での故障であれば、タイム狙いではなく完走目標に切り替えることで悪化を最小限に抑えつつゴールを目指すのもアリ。しかし前半、中盤辺りで故障した場合、完走できるかもしれないが、勇気をもってリタイアし次に備えた方がよい。
・前のレースより後ろのレースが重要な場合、、仮にレース中故障していなくても、後半かなりペースを下げて次に向けた疲労や故障を予防する選択もアリ。
・逆に後ろの予定がない本命レース(自分の場合UTMB)では、後遺症とのバランスを考えながらあくまでゴールを目指すという選択はできる。

非常に具体的なアドバイスを頂き、UTMFに向けたモヤモヤが少し晴れた気がした。そして、自分がUTMFとUTMBにどう挑むか、だいたい気持が固まってきた。

まずUTMFは段階的に以下3つ。
・40時間切りを目標に走る
・すばしりまでで重めの故障が発生した場合、余力があってもリタイアする。
・それ以降、特に山中湖以降の故障であれば、完走目標に切り替え行けるところまで行く。

そして、最後になりますがUTMB。
・這ってでも完走www

まぁ、とりあえずまずはUTMF。出場の皆さん、共にがんばりましょう!


UTMF最後の試走

試走そっちのけで春の富士山を堪能しました!
大満足しちゃったから、もう本番走らなくてもいいかな~w?

石割山山頂より、キレイな富士山!

石割山山頂より、キレイな富士山!

杓子山への道すがら、素敵な富士山!

杓子山への道すがら、素敵な富士山!

杓子への登り。ヤバいよヤバいよ~!

杓子への登り。ヤバいよヤバいよ~!

ヤバいよヤバいよヤバいよヤバいよ~!!

ヤバいよヤバいよヤバいよヤバいよ~!!

杓子山だけ天気微妙!UTMF本番での鬼門ぶりが暗示される…!

杓子山だけ天気微妙!UTMF本番での鬼門ぶりが暗示される…!

寿からのトレイルは整備バッチリ!ありがたや~ありがたや~

寿からのトレイルは整備バッチリ!ありがたや~ありがたや~

最後は林道の下りが長い長い!でも富士山もたくさん!

最後は林道が長い長い!でも富士山ポイントもたくさん!

この時期だけのヴィクトリーロード!

下山すると、この時期だけのヴィクトリーロード!

河口湖へ戻ってくると桜&富士山コンボのお出迎え!

河口湖に戻れば桜&富士山コンボがお出迎え!

見惚れる… 美し過ぎる…

見惚れる… 美し過ぎる…

そして左に本番スタート直後の足和田山を眺めながら日は沈む

そして左に本番スタート直後の足和田山を眺めながら日は沈む


T100M UTMF試走合宿

試走は2日とも低温・曇りor小雨。夜間走行も考慮に入れると、標高の高いところではしっかりとした防寒・防水対策が必要な印象を受けた。

試走は2日とも低温・曇りor小雨。夜間走行も考慮に入れると、標高の高いところではしっかりとした防寒・防水対策が必要な印象を受けた。写真は、今年は天子山塊最終パートとなる天子ヶ岳。

週末はT100M(チーム100マイル)のUTMF試走合宿に参加!

この合宿のトレーニング趣旨は、1か月後に迫ったUTMFコースを使い2日間で約70数キロを走り、B2B(Back to Back=2日連続で長時間トレーニングを行いロングレース用の地力を高める)効果を得ようというもの。

自分も練習ピークをここに持ってこようと調整していましたが、3月下旬から古傷の両カカトに違和感が…。合宿まで練習強度を下げ様子見したものの、悪化の恐れもありB2Bは諦めました。代わりに「コースのポイント把握」、「荷物多め/一部ストック使用など本番仕様」、そして「無理して故障を本格化させない」この3つをテーマにして取り組みました。

コースは以下。
初日 A8きらら~A9二十曲~S10富士小周辺(~ゴール)
2日目 A2本栖湖~竜ヶ岳~W1麓(~地蔵峠)~熊森山~長者ヶ岳~天子ヶ岳~田貫湖
※自分はコース中の( )をショートカット。他の多くのメンバーはフルでオールアウトw

内容としては、もはやT100Mの中で「ゆっくり」というのは死語なのでw、フル組はかなりのハイペースで2日間を終えていました。自分はというと、みんなが出し切ってオールアウトするのを見て半分うらやましいような、ホッとするような気分の中、練習強度や量を調整し、うまいこと違和感を故障に悪化させず終えることができました。物足りなさは残りましたが、こういうとき無理して突っ走らず「自己マネジメント」できたことは、それはそれで大きな収穫。どういう形であれ、T100Mは参加するたび得るものがあります。

また、夜は鏑木さんによる座学も行われたのですが、今回繋がったUTMFのルートは、幾重にも重なる困難な状況を関係者の皆さんが尋常ではない努力で打開してできた”奇跡の輪”であるということを再認識しました。そして、トレラン発展のために尽力してくださる関係者の皆さんに恩返しするためにも、またその方たちと一緒にトレランをもっともっと盛り上げるためにも、「自分も参加者として、この脚でこのルートを一周繋がなくてどうする?」そういう想いが強く湧き上がってきました。本番まであと1カ月弱、気持ちと体をしっかり高めて挑みたいところです。

最後に、参考情報として試走の感想や伺った話の要点を添えて終わりにしたと思います。
・五湖台への登りは昨年(下り)とは違うルート。プチ渋滞はあり得るがスタートダッシュは必要ない。
・本栖湖から竜ヶ岳への登りはシングルトラックのつづら折り。抜きにくいと思われる。
・竜ヶ岳からの下りで飛ばし過ぎない。
・天子は登ってしまえば以降は下り基調でかなり走れる印象。最後天子の下りも徐々に走りやすくなる。しかし飛ばし過ぎ注意。
・石割、杓子への登りはキツい(特に杓子)。しかしそれほど長くないのでガマン。
・富士小後のトレイル・林道の登りが結構キツい。

というわけで、日本トレラン最大のイベントUTMF、みんなで盛り上げていきましょう!