冬支度

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久しぶりの更新になりました。

レースシーズンが終わり、まったりと過ごしてしています。レースシーズンなんて言ってますが、今年出たのは3つだけ。奥三河、富士登山競走(雨天打ち切り)、UTMB。いつもレースに出てるイメージがあるようですが、トレイルランニングを始めて最もレースに出なかった年でした。その分これに加えてT.D.Tを春と秋の2回参加しました。1年に3回も100mileを走り、結果的には練習も含めていままでで最も走り、ロングディスタンスの虜になった年になりました。

さて、今年は雪がたっぷり降るんじゃないかと、目を輝かせる山仲間の荒い鼻息がそこかしこから聞こえてきます。昨年は雪が少なかったので、今年の雪には皆すごく期待しているのだと思います。冬期の登山は4年目になりますが、まだ経験が浅く技術もあまりに乏しいので、もう少しレベルアップしたい今シーズン。冬山経験が豊富な方の繋がりを色々と探しては学ぶ場を広げねばと考えています。どうかたっぷり降ってほしいものです。

そんななか、まさに今日、立山で雪崩事故がありました。
ここ数日立て続けに立山での雪崩の情報が出ていて気になっていたのですが、ついに人が巻き込まれてしまったのだそう。たとえば雷鳥沢と言えば夏山では楽しいテント場ですが付近では雪崩が度々起きているそうです。今回の事故は室堂から一ノ越間で起きたと言われていて、トレイルランナーならTJARなどでお馴染みの一ノ越。石がひかれて整備されていて、夏のシーズンは室堂のホテルからスニーカーで上がってくる人までいるようなところです。そこで、6人のパーティーのうちの3人が雪崩に巻き込まれました。夏は歩きやすい場所だけれど、木もなにもない大きな斜面です。

【立山雪崩情報】 http://toyamaken-sotaikyo.jp/avalanche
ここにも記載されていますが、3年目前の11月に真砂岳で発生した雪崩事故(7名死亡)と似たような状況、だそうです。このページの表現は初心者のわたしでもわかりやすい。行くわけではないですが、ふむふむと読んでいます。数日前にUPされていた、『しばらくは雷鳥沢などの大きな斜面には立ち入らない方がよいでしょう。もし立ち入る場合には、比較的安全な斜面で積雪状態を詳しく調べ、自身や他人に対するリスクの回避や万が一の救助方法などについて、仲間同士でよく話し合ってください。現在、積雪層内には不安定な積雪が存在していることを忘れずに、くれぐれも慎重な行動判断を。』という言葉が強く心に響きます。

先々週は富士山で2km(標高にして900m)もの滑落で2名が亡くなりました。ちょうど富士山の事故が起きた日、わたしは仲間と沼津アルプスを走っていて、徳倉山から富士山を眺めて『雨の後のこんな暑い日には危なすぎてだれも登らないだろう』と話していたところでした。
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もちろん視界良好である必要は絶対あるのだと思いますが、単純に晴れていればすべて良しというわけでなく、雪が多けりゃいいというわけでもなく・・・じゃあどうであればいいのか?つくづく冬山のコンディションには悩まされます。富士山の事故に遭った方は、1人は山岳会所属の登山歴40年、もう1人は大学山岳部。どちらもきっと経験豊富な方だと思います。一体何が正しいのか、まだわたしには知識が足りなくてわかりません。ただ、まだ今はシーズン初頭。自分がまだ登るべきではないだろうというエリアや状況の判断は、慎重すぎるくらいがちょうど良いと思っています。

***
11月に入り、この時期だからできる冬支度から始めました。まずはギアチェックです。冬場しか使わない装備を引っ張り出してきて、突然使って万が一劣化していて途中で使えなくなってしまったら、雪山ではそれは死に一歩近くなることです。

アイゼンを分解してチェック。うわ、ちゃんと錆落として油も塗ったのに錆びてる・・・磨き直し。わかんも同じく。冬靴に合わせて装着。(久々だと、え~っとどっちから通すんだっけな?となる)
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グローブ類がペアで揃っていて劣化していないことの確認。手先足先は低山でも簡単に凍傷に・・・。ジャケットの劣化チェックと防水洗濯+アイロンで熱をかけておく。アウターもしっとり濡れて身体が冷えたら最後。

そして、今年は新アイテムを投入。冬用登山靴を一足、UTMBの時にシャモニーのスポーツショップの閉店セールで新調しました。SALOMONのS-LABX ALP Carbon GTXです。
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女性サイズだからか激安で、レース前に見つけてレース後までに売り切れたらどうしよう!と思っていたけれど、真夏のシャモニーではそんな心配無用でした(笑) ローカット+シューレース、ゲイター一体型で、アイゼン対応。軽くて動きやすい。どのくらいの山まで行けるかはまだわからないけれど、現地でも若い欧州の登山家達が結構履いていました。

新しい靴でいきなりフィールドに出て足が痛くなったら同行者にも迷惑がかかる。しかも雪が深い場合、時には靴にアイゼンを付けてさらにわかんを付けたりもして、ヘビー級になります。そんなわけでアイゼンとの相性チェックのためにあえて岩が多少ある【雪と岩が混じった状態の低山】へ日帰りフィールドテストに行ってきました。3時間程度の山行で行ける場所です。

まず、もともと持っている冬用登山靴よりも一回りスマートなので、アイゼンのベルトが余る。いままでの靴に合うように焼切ってあるので長いのです。ちゃんとたたんで絡めておかないとうっかり引っかけ兼ねない。(写真では適当だけどこのあとたたみ直し) そして致命的だったのが靴擦れです。チェーンスパイクで歩いたときには調子が良かったのに、アイゼンを付けると歩いているうちにかかとが痛くなってくる。シューレースで締めるタイプの靴なので、どうやらアイゼンの重みでかかとが若干浮いてしまうらしい。
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カポカポとかかとが浮くうちに靴が擦れてしまって痛い。替えの靴下に履き替えたり、靴擦れ用のジェルパッドやニューハレで肌を保護したり、コードやアイゼンを締め直したりしたけれどイマイチ。これじゃダメだ。メーカー曰く『アイゼンとの互換性は、GRIVELとPETZL両社の協力体制のもと開発。指定モデルのみに適合いたします。』だそうで、いちおう私のも“指定”のGRIVELのAIR TECH LIGHTなんだけどな~。古いモデルだから重いのか?ともかく、テストしておいてよかった~!これが本格的な雪山の山行中だったら思うとゾッとします。

わたしの使っているアイゼンは重くて爪も長く、安心・安定感はあるけれど、もう少し軽いものにすべきか。そのそもこのシューズは-7度/+20度なので厳冬期には向かないか。残雪期向きか?などなど。これを履く時はもう少し軽量な10本前爪くらいのアイゼンとのセットにして、雪深い場所や標高の高い場所に行く時には、もともと持っているゴツイ冬靴が良いのかもしれない。

***

先日行った山で、『せめてピッケルがあったらよかったのに・・・・・・!』と心底思った出来事がありました。その時期のその山では、経験者でもなかなかピッケルを持って行く選択肢を取らないような状況でした。なにせ、その日は山の中で15人くらいに会いましたが、私達以外は1人もチェーンスパイクや軽アイゼンすらしていませんでした。(ザックに入っていたかもしれない) 冬山をやらない人が初冬に登るタイプの山ではないので、おそらくほとんどが登り慣れた地元の方なのかもしれません。明かに上は雪だろうと読んでいた私達は、チェーンスパイクと軽アイゼンを履いていて、それがとても大切な役割を果たしました。私達には身の危険はありませんでしたが、もっと気を引き締めなければ、とシーズンイン早々に痛感しました。

持っていかず後悔するくらいなら持って行ったほうが良い、でも持ちすぎて重くなっても体力を奪う。まだまだ初心者レベルのわたし。経験者から教わったり、仲間と共に経験を積んでいくしかない。夏山にも増して厳しい冬山。ギアの準備だけでなく、知識も、こころも、冬支度をはじめなければならない季節が今年もまたやってきています。雪山が、心奪われる素敵なものであること、多くの登山愛好家を魅了するものであることは違いないのだけれど。

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立山で雪崩に遭った方々が、どうか無事でありますように。


上州武尊スカイビュー・ウルトラトレイル(びりっけつランナーの装備編)

もうみなさんが出発する前日なのでパッキングも終わってるかと思いますが・・・(笑)一応装備編を簡単に。
びりっけつランナーの補給編

今年7月開催になると聞いた時には、ギョッとしました。なぜなら、去年一番悩まされたのは『暑さ』だったからです。とにかく熱中症が辛かった。去年と同じ長いロード登りが今年もあるのだとして、そして当日晴れたとしたら・・・。沢でボトルに水を汲んでは頭からかぶるというのを何度繰り返したことか。

◎スタート時
スタート時から半袖でした。スタート時間が早朝なので、ギリギリまでウィンドシェルを着て、直前で脱いでスタート横のドロップバッグ預けの袋に放りこんでスタート。
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みんな半袖。
(このあと渋滞解消してから周りが爆走してペースが速くて泣きそうだったw)

ロードからトレイルに入る入口で上の写真のとおり少し渋滞するので、その時に少し肌寒いと感じた程度で、その後は武尊山頂手前までずっと暑くてたまらないという状態でした。ハーフタイツで正解だった・・・!去年は沢をざぶざぶ上がるコースがあったので、靴下がDRYMAXだったのもかなり助かりました。

ちなみに剣ヶ峰直下の下りは滑りやすく、去年は怪我人も出ました。もし今年前日に雨が降っていたら結構滑ると思います。あまりグリップしないシューズの場合は要注意。剣ヶ峰の標高は高いけれど、ニセピーク含めすぐ通り過ぎるのとまだまだ走れていたのでさほど寒くなく。でもあそこで風ビュービューだったら寒いのかな。剣ヶ峰を下りたエイドでは暑すぎてみんなが必至で日陰を探して休むほど。
IMG_9876.JPG・ファイントラック スキンメッシュ
・半袖Tシャツ
・アームウォーマー
・ハーフタイツ
・ランパン
・ドライマックスの靴下
・montrail バハダ

◎武尊山頂
速い人は明るいうちに通り過ぎるから大したことはないのかもしれない。ですが、びりっけつランナーは(ここに至るまでのコースが去年とかなり違うけれど)武尊山頂で夕方前後になると思います。わたしは想像よりも到着が遅れて焦りまくっていて、寒いかどうかなど気にしている暇もなく、景色すら覚えていない状態。だけど、山頂付近で腰掛けて休んでいる選手がたくさんいたことは覚えています。その多くがレインシェルを着ていた気がします。山頂からすこししばらく森林限界を行くので、天気が悪く風が強いと寒いのかも?わたしは相変わらず半袖でした。
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◎夜間
わたしは武尊山頂から次のA3までの間に陽が落ちて、途中でヘッドライトを付けました。が、ここも「関門やべーーー!」な状態だったのでシェルは着用せず半袖のままエイドに飛び込みました。A3の温かい小屋で休むと、外に出ると「寒っ!!」てな状態で慌ててシェルを着たけれど、5分くらい走ったらすぐに暑くなり結局半袖。そのままドロップバッグポイントA4まで。

◎A4での着替え
「もし時間に余裕があれば」と思い、ドロップバッグにはランパン以外の着替えを全部入れてありました。
・ドライレイヤー
・Tシャツ
・タイツ 
 ハーフから夜の寒さに備えてC3-fitのサーマルロングタイツに履き替え
・アンダーウエア(汗で長時間濡れたままだとお腹が冷えるので)
・靴下 DRYMAXからDRYMAXへ
・シューズ バハダからバハダへ

さっさとエイドを出る人には全く関係ないですが(笑)、トイレでいったん脱いで、軽く身体を拭いて、ぜーーーんぶ着替えるとめちゃくちゃスッキリしてすごく元気になりました。昼間の汗でぐっしょり、脛まで浸かる沢で足元はびしょびしょ。おそらく着替えたおかげで残り60km、靴擦れや服擦れ、身体の冷えも最小限に抑えられた気がします。周りが凍える中、わりと平然としてました。ま、そんなことしてるから遅いんですけどね(笑)完走目的&時間に余裕があれば。

◎A4~ゴール
A4を出る時も同様に・・・また「外寒~~~っ!」状態。そうやって温かいエイドを出る時にシェルを着ては結局すぐ脱ぐの繰り返し。A5は小屋ではなくテントで、ちょうど0時回るか回らないかという時間。わたしはそんなに寒くなかったけれど、周りで休む選手はストーブにあたっていたり、たくさん用意されていた毛布にくるまって凍えるように横になっている人もいました。その次のA6でも、そのあたりからの寒さが解消しなかったのか、小屋の中にも関わらずストーブの周りに人が群がっていて、「温かいものをください・・・」と言っている人も。23時頃~3時頃が一番冷え込みました。それでも結局ほとんどレインシェルや防寒着を着た記憶はなく、アームウォーマーを上げ下げしながら調節するのみでした。かなり天気に恵まれていたのかも。ゴールはとっくに明るくなっていたので(笑)、もちろん暑くて青空の下、半袖でゴールしました。

とにかく当たり前ながら、標高の高い山域ならではの『寒暖の差』があるので、それが他の低山のレースよりも注意すべきところ。あとはびりっけつランナーであれば、せめてTシャツと靴下だけでもドロップバッグポイントで着替えられれば前半と後半の切り替えになるかも。

なんとか台風が過ぎ去ってくれますように!

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<ザックに入れた衣類系装備>
・MMA BUFF – original Camouflage
(半分にカットしたもの)
・HAGLOFS ACTIVES WARM BEANIE
(薄手で軽量のビーニー)
・SALOMON GLOVE XT WINGS GLOVE
(ミトンカバーが付いていている)
・THE NORTH FACE インサレーションジャケット
(フリースではなく超軽量化繊ダウン。名前わすれたw)
・THE NORTH FACE Stormy Trail Hoodie
(GORE-TEX Active Shell)
・mont-bell Versalite Pants

<昨年のレポート>
あの山の記憶―YNMC120k 【vol.1】【vol.2】【vol.3
※今年はコース等色々変更となっているので要注意。


off the gridって?

4/18〜4/19に京王フローラルガーデン アンジェで行われたoff the gridANSWER4ブースのお手伝いで2日間参加してきました。
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前日まではなんか手伝えることでもあれば~てな感じでお手伝い予定したが、初日から入場に約100人の行列、2日間で来場者数3000人超!というまさに “日本最大級” のアウトドアスタイルの展示会となりました。あまりに人が多くて、ブースに3人いてもなかなか大変な忙しさでした。でもそれはつまりとっても良い機会で、ANSWER4含めまだまだ新しいガレージブランドにとって素晴らしいイベントだったのだろうと思います。

off the gridって何?なんだかみんな行ってたけど何のイベントだったの?という方も多いと思います。MMAの記事にも書いてありますが、一般向けの展示会&販売会といった感じでしょうか。とはいえ、『展示会』という言葉が耳慣れない人もいると思います。

off the gridは、
1)一般の方が実物を手に取って見る、試すことができる
2)場合によってはその場でオーダーができる
3)一部商品をブース内で売っていたりもする
というものです。

有名ブランドでも卸し先が少なくてなかなか大手アウトドアショップで見かけなかったり、インターネットでしか販売してない・受注生産しかしてないガレージブランドの商品だったりと、そういった “なんか気になるけどなかなか買う一歩が踏み出せない” モノを同時に同じ場所で見比べ試すことができるのはとても貴重な機会ですよね。注目のブランドの商品がこんなにたくさんあるお店など全国どこを探してもありません。

私はEC小売業界が長いですが、ネット通販が当たり前の今でもやはり、色味やサイズ感などは越えられない問題であり、ブランドにとっても「なんか思ってたのと違った」と返品交換うんぬんになるよりは、体感して買っていただいた方がいいわけです。ブースに立っていても、『注文する前に背負ってみておいてよかったー!』『気になってたけど、買わずにいた、これなら買う!』という方もいらっしゃいました。

ANSWER4は昨年末にスタートしたばかりにもかかわらず、レースでも少しずつ見かけるようになってきました。いかにも平面的な思考の私に比べ、立体的な脳ミソと柔軟な発想を持ち合わせたコバさんのつくるプロダクトは、一見シンプルな顔でありながら、ひとつひとつのディテールはとても考えられていて、ファッショナブルだけれど機能的。他のブランドの方も興味深く見ていかれていました。

今回は約4Lのトレイルランニングバックパック「FOCUS Ultra」に加え、ウエストパッグ「NO LIMIT」、今後発売予定の「FOCUS R」と「FOCUS」を展示。トレイルランナーはもちろん、ハイカー、調布にお住まいのふらりと来たご婦人まで(笑)色々な方が背負って体験されていました。個人的にはFOCUS Rが欲しいけれど、とりあえず今後のレースを考えてNO LIMITをオーダー予定。(まわしもんではありませんw)

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ANSWER4 中の人

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こんな感じで一部商品は販売も。

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SAUNTER PACK

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「FOCUS R」/「FOCUS」

off the grid出展者はジャンルレスで、ざっくりとアウトドアという括りはあるものの、自転車もあり、街用バッグもあれば、釣り具もあったりととてもユニークでした。もちろん、キャンプ、ハイク、トレイルランニング関連も、MMAを見ている方々にはきっと親しみ深いブランドやショップが出展していました。

もともと私は野外フェス&オートキャンプの友人が多く、そこに加えてロードランニングの仲間が増え、さらに加えてハイクの仲間とトレイルランニングの仲間が増えたという変遷があり、それぞれの時代の友人が遊びに来ていて、まるで同窓会のようでした。

“一堂に会する”とはまさにこのこと。6年間くらいのそれぞれ別々だったコミュニティがこうやって繋がるのはなんだか不思議で嬉しいようなムズかゆいような感覚。友達100人どころじゃない。ものすごく大きな輪のような渦のような中で包まれるようにして今の自分があるんだと、改めて素敵な仲間に囲まれている幸せを感じました。自分から流れを生み出す人達に刺激を受けた週末。わたしはもうすこし、その渦の流れに身をまかせても良いでしょうか(笑)いちエンドユーザーとして、これからの様々なアウトドアスタイル・アウトドアシーンがより一層楽しみです。

次回に期待!
お会いしたみなさま、ありがとうございました。


バッグパックの中身・・・

まだまだ山ビギナーながら、ちゃっかり雑誌PEAKSの「バッグパックの中身見せてください!」というコーナーに載せていただきました。仕事以外でひとりで出るのなんてはじめてかも。いまの私の状態と言えば、熟練の方々に教えてもらいつつ、勉強中。そんななのにいいのかなー?なんて思ったけど、いつもふむふむと読んでたコーナーでなんだかうれしい。
※たいてい女性は巻末の『彼女が“山”着に着替えたら』の華やかなコーナーだけど・・・

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よし!寝っ転がってみよう!なんてノリで、女子っぽく足をクロスしちゃったりなんかして、非常にはずかしかった(笑) 寝っ転がって撮った人は初めてだそうです。あはは。

肝心のバックパックの中身ですが、所詮まだ登山歴なんて2年そこらだし、ベテランの方々には見せられないこっぱずかしさがあるし、どうしようどうしようなんて思っていたわりには、朝に慌てて詰め込んで行ったので、なんだか可愛げもオシャレさもない感じに。まぁ、それはそれでいいか。

効率化などはまだ全然緻密に考えられていないし、ウエイトもひとつひとつ測ったりしていないし、パッキングもわりとざっくりと詰め込んでる。それでも最近は山に行くたびに教わることを実践して、パッキングのコツや自分の好みの具合をちょっぴり掴んできたかも?小屋や水場があるルートならテント1泊で6~8kg、OMM RACEを想定する時は、できれば6kgくらいに収められるようにだけ意識するようになりました。 (でも水や食料を入れると結局すぐ10kgくらいになっちゃったりするので、そこからいらないものを減らしてみたりする)

ギアもまだ多く持っていない私は、重かったり軽かったりのんびり気ままにやってます。そんな中でも2つくらい、自分ならではのパッキングポイントがあります。

 

ひとつは小柄なこと。
小柄といっても155cmなので、大きくも小さくもないのですが、洋服はキッズの150や160が着れるレベルです。足も23.5cmで小さめ。背が低いことがいままでわりとコンプレックスだったけど、まさかのここにきて小柄さがすごく便利になっています。おかあさんありがとう。とにかく、布モノがコンパクトで総重量が軽い。例えば極端なことをいえば、180cmの人と比べて30cm分も小さく軽い。男性用は女性用よりも体格分大きい作りだったりもします。レインウエアや厚手の防寒着、寝具などは特に顕著なので、全体的に身体のサイズにぴったり合うものを選ぶようにしています。

もうひとつは、無頓着、ものぐさな性格なこと。
仕事は別として、それ以外のことは「だいたいどっちでもいい」「まぁいっか」タイプです。たとえば、山での着替えとして持っていくのはTシャツと靴下とファイントラックくらいです。慣れたベテランさんならむしろ1~2泊程度じゃ着替えないのかもしれません。ベテランじゃないし、おしゃれを気にしていないわけではないけれど、女の子にしては衣類が少ない方かも。

また、初めての1人用野営装備はシェルターにしました。軽量化というよりは、テントのポールを持つのが面倒だっただけです。あと安くて、形と色が気に入ったからです。便利で快適なものはたくさんあって、格好いいものもいっぱいある。だけど、いまはまだボチボチでいっか。と、そんな具合です。タープやツェルトもまだ未経験です。

一方で、フルーツをどっさり入れたサングリアの重~いボトルを持っていったりもする。料理が好きなのと、固形燃料がまだうまく使いこなせないので(笑)、火器はいっつもバーナーとガス缶だったりもします。(スマートに “コケネン” を使いたいなぁ)

 

てなわけで、まいっか、の性格で物が少し減っている気がします。決してまだまだ効率的ではないけれど、いまのところそんな感じでわりとコンパクトに収まっています。

ちょっとずつ覚えて、ちょっとずつ変わっていくことを楽しんでいる真っ最中。ベテランで、昔ながらの重くてシブいギアが好きな人もいる。そんなのもまた格好いいなぁなんて憧れたりもする。自分の “心地いい感じ”  “ちょうどいい塩梅”  “ちょっとしたこだわり” を見つけて楽しもうと思います。

改めて誌面をみると、もうちょいアレとかコレとかちゃんとすればよかったなんて思いつつ、まぁ、慌ててパッキングする大雑把なところも含めてありのままですね(笑)

もうすこししたら、冬山の準備。
冬はさらに初心者です。
新しい世界が広がるドキドキ。
バックパックに詰める時のワクワク。
たまらないな~。
(その前にOMM RACEだ!)


“just the thing”

週末は、買ったばかりのシェルターをどこかの山で試そうとぼやいていたら「奥多摩でハイクするよ~」とお誘いいただいて飛び入り参加してきました。

その名もmonogusa hike
“ものぐさ” ・・・幼いころによく親に「ぐーたら」と言われていた気はする。アクティブだとよく言われますが、家では相当ぐーたらしています。基本的にはめんどくさがり、てきとーで、まいっか的な性格です。

奥多摩エリアは去年のみたけ山トレイルラン以来かな。いや、ハセツネ逆走もしたか。奥多摩駅スタートで雲取山に行ったのはもうすっかり1年前。私の住む埼玉エリアからは2時間以上かかるので、なかなかこういう機会がないと来ないので嬉しいものです。

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こんなspecial memberで。
(photo by クロさん)

RUN OR DIE!!のjimさん、ジャキさん、fuusoraさん(左からちょうど隔順。笑)は最近すっかりお世話になっていて、moonlight gearのちよさんはお店にふらりと遊びに行ったり、ギアの相談に乗ってもらったり。

その他の4名はほぼ初対面。実は意外と、はじめましての方と緊張するわたし。なかなか話せなくてもじもじ。あんまり会話続かなくてすいません(笑)わたし以外の唯一の女性、ミドリさん。やわらかく素敵な雰囲気なのに、そのままの雰囲気で息ひとつ切らさず爽やかに登る姿に惚れ惚れ。ミドリさんと話したくて息を切らしながらついていきます(笑)まったり登っているように見えるのに速い~!さすが千代田夫妻。

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何を指さしてるのかな?

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葉っぱがふかふか。ちょっとしっとりしているからか、踏むたびにじんわり自然の香りがする。

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色んな話をしながら。この表現があっているかわからないけれど、みなさんすごく“ものしり”なので、ふんふんと私は聞くばかり。それもまたおもしろい。質問をすると色んなこたえが返ってきます。それぞれのスタイルがカッコイイ。

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途中で鹿を発見。
かわいい!でも動物だけじゃなく何より困ったのは大量の虫。雨の後だったからか山の中は虫だらけ。ずいぶんアブにやられました。虫よけしたんだけどなぁ。夏は仕方ないですね。(暑さと長袖長ズボンの葛藤はむずかしい)

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ロード→トレラン→ハイクの私は、どうしてもまだゆっくりまったりペースができなくって速足になってしまいます。夏で陽が長いうえに満月の夜だったというのもあるけれど、ナイトハイクの予定だったので、もうちょっとゆっくり歩けばよかったなぁ。(止まるとやたら虫に集られまくっていたけど。笑)

気付けば足を止めて話が盛り上がり、笑い倒したところでまたすこし先へ進む。長いルートをいくわけでもないので、時間などたいして気にしない。ハイクでは、山という空間はもちろん、みんなと一緒の空間が楽しい。

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今宵は満月、スーパームーン。
スーパームーンって何?という感じだったけれど、月と地球の最接近と、満月が重なる日に見られる現象らしい。通常よりも満月の大きさが十数%大きく、30%近くも明るいらしい。(夏は8月10日、9月9日にも観測される見通し)

雲がかぶっていた空も徐々に月が顔を覗かせて、ヘッドライトなしでも表情が見えるくらいの明るい夜に。ここ数日仕事で徹夜続きだったけれど、その月のパワーの影響か遅くまで眠くならず、不思議な感覚。

満月の空の下で、みんなで料理をふるまいあって、お酒を飲みかわして、自由に、まったり過ごす。その心地良さに初めましての緊張も解けて、リラックスした時間でした。
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phone でも撮れる明るさでした。

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朝早くに目が覚めて外に出てみる。
空気が澄んでいて気持ちいい。

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Integral Designs SilShelter yellow&Bug Liner

この夏にと買ったばかりで、試し張りをしたものの、どうしてもどうやったらいいのかわからない部分があり、素敵な先生方に囲まれて、教わりながら手伝ってもらって設営。ふむふむ、なるほど。高さはないけれど、背が低くコンパクトなわたしには十分な広さ。実はこれまで自分の?テントを張った経験はオートキャンプとフェスだけ。購入後初めて使えて嬉しかった~!テント泊のことも、ちょっとずつ覚えていこう。それだけでぐっとフィールドが広がると思うと心躍ります。

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みんなまだ静かなので、草の上で美味しい空気をすいこみながらの朝ヨガ。いつもより自然とカラダが緩む気がする。冷たい空気が身体の中を通っていくのがわかる。

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朝ごはんは、持ってきたトルティーヤ生地でソーセージトルティーヤ風。野菜はレタスよりもベチャッとしにくい肉厚なサラダ菜。それにチーズとケチャップ。

最近山でのキャンプの楽しみを覚えはじめてから自分はどんなことに凝ると楽しいかな~と考えた時に、『簡単で美味しい』料理が好きな私は、ギアに詳しくないけれど飲みものや食べ物にちょっとだけ凝ってみようと思ったりして。今回も、みなさんが手慣れた様子で作るオシャレなリゾットやチリコンカン、じゃがいもといんげんとベーコンのジャキニャーニョなど、美味しいごはんをごちそうになりました。わたしも色々試してみよう。ちょっとくらい荷物が重くなっても、ちょっとした美味しいものを食べたい、ふるまいたい、そんな楽しみ方もアリですよね。きっと。

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monogusahikeは午前中で下山して解散。
飛び入りだったけれど、気さくに迎え入れていただいて、またゆるりHIKEの魅力に触れ、身も心もいいエネルギーチャージができました。Healthy Mindsでいたいなぁと思う私にとって“ just the thing” まさしく、という感じの、みなさん力の抜けぐあい(ものぐささ?笑)が素敵でした。

帰りの電車に乗るために乗り換え検索をしてみると、2時間以上・・・。なんだかいつも寝過ごして寝過ごしてなかなか帰れないよくあるパターンだ、これ。あれ、だけど今わたし走れる恰好しているし、ザックの中には何でも入ってる!

 そう気付いた次の瞬間には山地図でルートを検索してコースタイムを計算。天気予報を見て、アップダウンのチェック。交通機関の時間を調べて、よし、決めた。

【帰宅 “トレイル” ランニング】しよう。

そんなわけで、御岳駅で降り、高水三山エリアの惣岳山から入り、岩茸石山~黒山~権次入峠からの棒の折山ピストン~白谷沢~名栗湖~さわらびの湯というルートを走ってきました。結構もりもり登り、走ったことと、白谷沢が今まで見たことないくらい増水していてものすごく慎重に進んだ変なペースだったのでトータルタイムは控えますが、思った以上に早く到着できました。
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惣岳山からの登りは結構きつい。岩茸石山までが長い。

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途中で比較的大きな山火事跡を発見。台風の雷の影響かな?

ちなみにやはり人気の高水三山や棒の折山。午後になっても人が多く、山頂では大勢の方で盛り上がっていました。岩茸石山までさほど狭いトレイルはないですが、すれ違いには注意。逆に岩茸石以降~黒山~権次入まではやや人が少ないですが、思った以上にアップダウンがあって時間がかかります。棒の折山から名栗へは、白谷沢と滝ノ平の2ルートがありますが、白谷沢は沢を渡渉する部分も多く滑りやすいうえに増水しやすく、トレランには登りも下りも個人的には、滝の平ルートが向いていると思います。すごく素敵な雰囲気で大好きなんですが、行くにはそれなりにシューズを考えねばです。

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この日は完全にザブザブでした。

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彩の国、埼玉の誇る?名栗湖。
名栗湖のそばのあるさわらびの湯で温泉に浸かってゆっくりして、いつもの飯能駅から帰路につきました。
なんて充実した週末。

でもでも、今週末はめずらしくお仕事だらけの週末です。遊んだらちゃんと働かなきゃね。とはいえ仕事も楽しむタイプ。今週末もいまからワクワク、楽しみです。えへへ。

Have a nice weekdays & weekend!
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【STY準備】イロイロたのしむカスタム

STYに向けて、のんびりと始めた準備。
ぼちぼちと必要なものを買い集めながら携行するものが揃いました。調べたり周りに確認したりしながらこまめにアウトドアショップに行くもんで、見ると欲しくなるものばかり、ここ1ヶ月で随分と無駄な買いモノもしてしまった気がします(笑)

大雑把な性格に反して実は裁縫やクラフト好きな私。偉そうにギアをスペック比較して詳しく語れるほどではないので、根暗な趣味のカスタマイズを紹介しようと思います。

(1)まずはカップ。
必携品に「携帯コップ(150cc以上)」とあります。この150cc以上というのが意外とネックで、salomonのペラッペラのsoftcupがよかったけれど、125ml(10g)。おなじく柔らかい素材でできているUltrAspireのRACE CUP150ml(20g)が欲しかったけど手に入らず。SEA TO SUMMITのX CUPは250mlでなんとなく大きい。そこで、辿り着いたのがWILDOのfold-a-cup。200mlで28g。

よしこれに決めた!ってことでキリで穴を空け、家にあったいらないキーホルダー(古w)のリングを外して穴に通し、DRY DOCKのCOILED TETHERを取り付けました。これでザックにつけてサイドポケットに入れておけば、ビヨ~~ンと伸ばして使えます。しかも折りたたんだ中にコードが入ってなんだか気持ちいい。
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(2)おつぎはグローブ。
今回何のグローブにしようか悩んだ末に、冬山で活躍してくれたウールの手袋にすることにしました。ウールは濡れていても冷たくなりにくいと言われており、冬山登山のベテランの方などに愛用者が多いのです 。小学4年生から手のサイズが成長しなかった私。本当は油抜きをしていない保温性の高いゴワゴワしたヒマラヤングラブのようなウール手袋が良かったけれど、子供用が見つからず。MMA地図読み講習の先生でもあるモリカツ先生のブログでも見かけたAXESQUINのメリノウールにしました。夜間寒い場合には、これにホグロフスの防水のオーバーミトンを重ねます。

ウール×ミトンは温かくて快適だけれど、なにせ操作性は悪い。(ジェルのフタを切るくらいはウールでも大丈夫) トイレの時や何か細かい作業をする時には外す可能性が高い。普段から忘れもモノが多い私は、レース中に「あれ?手袋どっかいった!」「あそこに忘れてきたかも!」なんてことも容易に考えられるわけで。戻るわけにもいかず、そこから手袋なしとか考えただけで凍えそうです。

そこで。
アウトドアショップで買ってきたガイラインを手首の1.5倍〜2倍くらいの長さに切って、縫い目の間に通し、コード留めを付けて完成。ガイラインに手を通してからグローブを着けると、着脱時にも手にぶらんとくっ付いたままで安心。
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(3)最後に、ザック。
STYのために用意したザックは、SALOMON ADVANCED SKIN S-LAB PACK。本当は新しくなる前の白×黒が欲しくて探したけれど、ない。ならばと赤×黒を探したけれどこれまた、ない。色々なんやかんやあって、今市販されている黒のタイプになりました。

フロントに付いていたファスナー付ポケット?がなくなり、携帯などの小物を入れる場所が欲しい。そんなわけで取り付けたのがこれ。外付けタイプの軽量ボトルケースにマジックテープのベルトを縫い付けました。携帯を入れようと思って付けたけど、ジェルのゴミ入れにいいかも!取り外しできるので、ゴミをまとめやすいのもいい。

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そして、さらにザックの両端にある、ハイドレ用のループにカラーのバンジーコードを交互に引っかけて、シェルを外側に付けられるようにカスタムしました。最後のループだけちょこっと端を縫い付けて小さいループを作りました。白×黒で地味なのが嫌だったので、黄色が混じってちょうどいい。ザックのジップを開けてモジモジ、とならなくて便利。蓄光なので夜間目立つかもw
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あとはちょっとしたことだけど、夜走ることになるので、ファスナーの先に付ける“ジッパープル”も蓄光のものに変更。内側のファスナーはジッパーが奥まっていて開けにくいので、もともと付いていたジッパープルに繋げる形にしました。引っ張りやすい。
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そんな感じでお金をあまりかけずに、自分の使い勝手のいいようにカスタム。なんだかそんな準備も楽しく行えました。あとは、ザックの余った紐を少し短く縫い付けておくかな。あ、ちょうど手作りエナジーバーが固まった頃かな?るんるん。すでに大会を楽しんでいる私です。
あ~あと2日!


【STY準備】必携品:その防水ウエアは本当に防水か

※友人のアドバイスにより一部修正しました

UTMF/STYまであと21日。
今年から大会参加案内などはダウンロード形式になったのですね。ポストを覗くと参加案内が届いていた!というドキドキ感が結構好きなので、それがないのはちょっぴり寂しくもありますが、環境配慮ということにはとても賛成です。色々メリットデメリットはあると思うのですが、届いた届かないとかのトラブルも少ないんだろうと考えると、そういう点でも良いことなんじゃないかなと。

必要書類のダウンロード開始は「4月上旬」と書いてあるのでもうすぐですね。その書類の中のひとつ「必携品」。みなさんはもう準備はできてきていますでしょうか。私は初めてのSTYなので、あれこれまだバタバタ準備しています(笑)
そのひとつの項目で、ものすご~く重要だと思ったことをひとつ。

【雨天に備えてフードつきレインジャケットとレインパンツ。どちらも〈ゴアテックス〉あるいはそれと同等の防水、透湿機能を持ち、縫い目をシームテープで防水加工してあるもの。】

必携品ウエアの保温性、防水性などのレベルは、選手自身の責任で決定してください。事前にそれらを着用して氷点下気温の高山、大雨の中での長時間に及ぶランニングなどを体験し、それらのウエアがほんとうに自分のカラダを守ってくれるのか否かを知っておきましょう。選手自身が責任をもって認め、届け出たウエアを大会本部はその選手の必携ウエアと判断します。 (公式ホームページより抜粋)

私は防水シェルはPatagonia Women’s Torrentshell Jacketを使っています。パタゴニア独自の素材、「H2No」(エイチ・ツー・ノー)です。(防水素材については各社様々な素材を出していますが、その辺はブログで語るほど詳しくないので割愛。)

防水素材の違いとか、透湿性とか必携品に沿ったものであることはもちろん重要ですが、それよりもなによりも、大事なこと。それは、2月に行われたランボー大学の「ランボー大学レース学部 UTMF/STY学科」でエディさんが言っていたひとこと。

『レインウエアは、大会前に必ず専用の洗剤で洗うなど、防水機能を万全にしておかないと意味がない』

わたし、きちんとブログにもそのことを書いて、メモをしています。それなのに・・・!
先日ブログにも書いた六甲縦走キャノンボールでは、朝から雨が降っていて、途中は滝に打たれてるんじゃないかくらいの豪雨の中、私のトレントシェルはスタートわずか30分もたたないうちにビッショビショ。ジャケットの色が変わるほど。その時にエディさんの言葉が、頭の中にエコーのように響き渡りました。意味がない意味がない意味がな~い・・・。あちゃ~、洗っておけば良かった。

どんなに高いジャケットでも、どんなに優れた素材でも、その防水機能が正常な状態で発揮されてなければそれは防水ジャケットでもなんでもありません。その時私が着ていたものは、ただの “はおりもの” でした。

アウターはなかなか洗濯するのが億劫だったり、防水シェルは専用の洗剤が必要で温水洗濯など手間がかかり、ついついそのまま干して終わりにしがちではないですか?私は究極のずぼらなので、まさにそのダメなやつです。そんな私が言うのもどうかと思いますが、やはり汚れが付着していたり、透湿性・防水性の低下など、定期的にメンテナンスしないと機能が損なわれていきます。洗濯の方法については、それぞれのメーカーの素材によって推奨方法が異なります。お持ちのウエアのメーカーのホームページで洗濯方法が記載されているので、それをみながら必ず洗濯+撥水処理をしておくことをおすすめします。あ、ジャケットだけでなくもちろんパンツも!そして、まだ数日あるので、一度洗濯をして、防水機能を確かめて、それでも機能を発揮しない場合は買い直しが必要だと思います。

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私は、防水ウエア専用の洗剤ですすぎなしで洗濯 → 水気をきって浴室乾燥で乾かし → 完全に乾いたらアテ布をして低温でアイロンがけを行いました。今回は家にあった防水ウエア専用の洗剤で洗っただけだったけれど、その後撥水剤で処理を施すとバッチリ。専用洗剤で洗濯+濡れたまま撥水剤+乾燥機でまんべんなく熱を与える、が良いのだとか。やっておこう!

“事前にそれらを着用して氷点下気温の高山、大雨の中での長時間に及ぶランニングなどを体験し、それらのウエアがほんとうに自分のカラダを守ってくれるのか否かを知っておきましょう。” というのは、とても重要なコメントだと思います。今回は防水ウエアの話題ですが、これは他にも言えることだと思います。たとえば、ヘッドライトが「電池切れ」ではなく「球切れ」する、シューズのソールが劣化していてはがれる、靴ひもがちぎれる、ザックが破れる、ウエストゴムが抜ける・・・などなど、考えられるトラブルはたくさんあります。昔、フィギュアの織田信成選手がバンクーバー五輪で演技前から切れていた靴ひもを「感覚が変わると困るから」と、切れたところを結んで試合に出て、途中で演技を中断してほどけた紐を結び直したことで減点されて、メダルを逃し「自分の責任」と涙したという出来事がありましたね。

必携品に記載されているものを持っている、そんな場合でも本当にそれが何時間も継続して役目を果たせるのかどうか。今一度、すべての装備品の状態チェックをして、必要に応じてメンテナンスや買い直しの必要がないか確認しておくべきだと感じました。

トラブルなく完走すること。
あと21日、自分がより良い状態で走りに集中できるよう、準備をすすめていきたいと思います。


(今さらですが)はじめての東京マラソン、のサポート

もうずいぶん経ってしまいましたが、2月23日、東京マラソンに出る友人のサポートをしてきました。“サポート”という立場は初めて。サポートの難しさと大切さを痛感しました。東京マラソンならではの応援に関する気づきなどもあったので、そのメモもかねて。

今や当選したら奇跡!超貴重な東京マラソン。いつも良くしてもらっている友人の完走の感動にちょっとでも力になれればと思い、おせっかいながらサポートに手を挙げました。

東京マラソン当選というラッキーな友人『ウッチー』は・・・
・駅伝の大会に1度だけ誘ったことがある
・普段から頻繁に走っているランナーではない
・10km以上走ったことがなく、初マラソン(!)
・登山やバイク、スノースポーツをしていて運動神経がいい
・10kmくらいをちょこちょこ走っていたけどあんまり練習ができていない

「サポートの人、いる?」と声をかけたのはほんの数日前。マラソン大会自体が初めてのウッチー。一体何がどうなのかわからないとのこと。でも、運動神経が良くて負けず嫌いで、人一倍信念の強い彼ならば、なんとか完走できるかも。と思い、とにかく当日のサポートに全力を注いでみることにしたわけです。

そもそも私自身、ラン歴は3年になったけどプロでもベテランランナーでもありません。だけど「はじめてのフルマラソン」の体験がまだ身近だからこそ彼の状態に近い存在だと思うのです。

そこで・・・私が考えた<わたしにできること>は4つ。
MMAのサイトを見る人にとって当然のようなことかもしれないけれど、初めてのマラソンってきっと、“なにがわかっていないかわからない”状態。私自身、はじめてのトレランの時もそうでした。今もわりとそんな感じです。だからこそ、当日だけでも完走するためにできることを全部伝えようと思ったわけです。
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1.ウエアについて
聞いてみると、ランニングTシャツを持っていないらしく、コットンのTシャツじゃだめ?とのこと。たしかに私もジョギングを始めて半年くらいまで家にあるコットンTシャツに普通のソックス、適当なフラットスニーカーでした。よくあんな靴で走れたもんです(笑)
汗冷えは大敵だよ~!と、とりあえずランニングシャツの用意をすすめました。また、登山で普段靴擦れになりやすいらしく、ランニング靴下を新調。(本当は靴下も合う合わないがあるかもだけど普通の靴下よりはいいはず・・・!)季節的にはとても冷えやすい時期。サポートタイツとランニンクパンツは持っているということで、トップスはアンダーウエアのファイントラック+ランニングに向いたTシャツ、薄手のウィンドブレーカーとなりました。これで服装はばっちり。

2.補給について
東京マラソンは公式エイドも私設エイドも充実しているけれど、彼の状況を考えると5~6時間になる可能性が高い。彼は身体が比較的大きいので、ハンガーノックや足がつったりしないように、ジェルや塩熱サプリ、気分転換のチョコなどを用意。ポーチに入れて自ら計画的に摂ってもらうことに。ジェルは、美味しくて飲みやすいMEDALISTのジェルとウィダーのエネイドゼリー。そのほかの固形物や飲み物などは、サポート隊がザックに背負って各ポイントで渡すことに。

3.ペース配分
私は正直なところどんどん落ちていく前半型ですが(笑)、誰もが口を揃えて言う「前半は我慢」という教科書に沿って、彼にはイーブンペース、可能なら後半型にすることを提案。言うのはタダ・・・。
とはいえ初めてで、ペース配分を覚えてコントロールするのは大変。そこで、ミズノがオンラインで公開している超便利なサービス「ペースチャート」を利用しました。3時間から6時間の間で5分ごとにタイムを選ぶことができ、自分だけのペース配分を算出できます。表示された目標タイムに合わせたペースチャートをプリントアウトして切り取って腕に巻くことができるというものです。紙にプリントしたものをビニールテープでコーティングして完成。便利~!6時間前後を目標としました。
◆参考:ミズノランニングシリーズ|ペースチャート
http://mizunorunning.jp/runseries/chart/

4.とにかく本人が走りやすい状況をつくる
東京マラソンではスタート前の荷物預かりがものすごい行列だと聞き、荷物はすべて私ともう一人のサポートが持って移動することに。また、Tシャツの上に着るウィンドブレーカーは、いらなくなったら預かる。寒くなったら渡す。補給食や飲み物のバリエーションもすべて準備。テーピングやコールドスプレーを用意。サポート対象が1人ということで、【8箇所】でのサポートポイントを設定。当日までに綿密に電車の乗り換え、移動、応援箇所の混雑などを計算し、絶対会えるようにと考えました。私達をみつけやすいようにと、一緒にサポートを回るひろみちゃんが手作りのフラッグを用意してくれました。
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伸縮型のストックにくくりつけることで、移動時には短くしてザックの外側に刺せるという機能性の高さ。さすがアウトドア仲間!(笑)
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さて、そんなわけで、当日。

【スタート】
足首から下や擦れそうなところはワセリンを塗りたくってもらい(笑)、膝にはテーピング。専門家じゃないから必要かどうかはわからなくて迷ったけれど、身体の大きい彼の膝への負担を考えて念には念を。元気よく出発していきました。
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新宿都庁界隈はすべて通行規制がかかり、地下鉄の出入口もスタート地点周りはすべて封鎖!こんな風になるんだ!とびっくり。一度地下に迷い込んだら出られないほど。やはり荷物預かりは長蛇の列。預けるのに時間がかかってしまったからか、自分のスタート位置に間に合わず、地下道を迷いながらダッシュで走るランナーも!(まだスタートしていないのに大変・・・)

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なんとなくの雰囲気だけ見て、スタート後に通る場所へ移動。
スタートの号砲がなんとなく聞こえたと思ったら途端にトップ集団が!す、すごい!フルマラソンのトップ集団ってこんなに早いんですね。次第に人が増えて、ぞろぞろ、A・・・B・・・C・・・ゼッケンで分けられているのですが、ひとつのアルファベットに何千人という単位の人がいるらしく、友達を見つけるのも一苦労!逆に声を掛けられて発見。どこのどんな場所にいるか、と伝えておくことが大事ですね・・・。
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【約12~18km地点:芝公園】
折り返しで2回会える場所。10kmまでは走ったことのある彼はここまでは快調。一緒にサポートしたひろみちゃんのかわいい手作りフラッグには “楽しんで!” の文字。たくさんネットで調べて、ランナーが走ってる時に見かけて嬉しかったという言葉を探してきたのだそう。フラッグを見て笑顔で手を振ってくれたり、「楽しんでるよ~!ありがとう~!」と言ってくれるランナーがたくさんいて効果抜群でした。

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しかしここで2つ問題発生。
ひとつは、ウィンブレを預かった直後にまさかの雪!(みぞれ?) あちゃ~・・・絶対寒いよ~。次渡さなくちゃね!と話していた矢先、ランナー追跡サービスのタイムラグかバグかなんかですでに通りすぎちゃったんじゃないか、見つからないよ~!と大慌て。本人からのメールと電話で、なんとか発見。サービスに頼るよりも、時間を計算した上で事前に待機して、目を皿のようにして探すに限りますね。
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【26~30km地点:浅草橋】
橋を渡ってすぐのところで待機。ここでも、浅草橋で会い、折り返してきた蔵前でもう一度会う。
20kmまで順調だったのが、なかなか来ない。予定よりも10分ほど遅れで来た彼からは『ふくらはぎが・・・きつい』との訴え。補給をしながらストレッチをしたりと少しケアをして背中を押す。この時点でかなり辛そう。でもまだ26km。
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浅草で折り返してきてからの、30km手前の蔵前。
このあたりになると、沿道や中央分離帯の柵に手をかけてふくらはぎを伸ばす人の行列ができ、応援の人がエアサロンパスを差し出す私設エイドも増える。足を引きずる人、座ってうなだれている人。なんだかその様子に胸が熱くなります。予定の時間から10分、15分過ぎてもまだ来ない。20分ほど過ぎた頃にちょっと力なくトボトボ歩く彼を発見。
「もうここから全歩きかも」との宣言。大丈夫、完走できるよ、がんばれ・・・。

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【36km地点:佃大橋】
新富町から少し移動した佃大橋手前。
30km地点で「もう全部歩きになりそう」の宣言を受けて、ここからは関門との勝負。10分/kmペース、11分/kmペース、12分/kmペースを計算して表にまとめて、関門時間と照らし合わせてデッドラインを探す。すると、今のペースから1分でも遅れると35kmで関門アウト!これは大変!ということで急いで電話をして、10分/kmペースで守るように伝え、36km地点で祈るように待機。ちょっとタイムラグがあるから、通過してるはずの時間になってもランナーズアップデートに反映されない・・・。本人が見ながら走れるようにと、小さい紙に書き換えた関門とペースタイム表を握りしめて旗を掲げて待つ。
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っとなんとか到着!ちゃんと10分/kmを守ってる!
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「ふくらはぎ、大丈夫?どこが痛い?」
「全身・・・。」
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そうだよね。股関節とハムストリングスも痛いということで、そのストレッチ方法を伝え、気分転換のコーラとチョコを渡して背中を押して再出発。もう一息~!

【40km地点:豊洲】
東京マラソンでは後半、35km以降、38km、41.5kmと小刻みに関門があります。早歩きでもペースを保って、なんとか38kmさえ突破してくれればあとは間に合う計算。再び祈りながら40km地点の豊洲で待機。そこへ腰を押さえ、顔を歪めたウッチー到着。
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もうあとは、アドバイスも何も、もう声をかけるのみ。コーラで元気を出して。

「あとはもう完走だよ!完走できるよ!」
と声をかけたら
「ドライだね・・・」
との返し。

相当辛くて、もう何度も止めたいと思い、完走とか今考えたくない一番キツイ心境だったようで、今から思うともうちょっと気の利いたことが言えたんじゃないかと反省。

残りのコースを説明して、「このペースだと大丈夫だから!ただ、ここからペースが〇分落ちると次が・・・」みたいな冷静なことをうなだれる本人へ淡々と伝える鬼コーチのような写真を撮られていたりもして(笑) なんだこの手つき。なんかエラそうだな~・・・(苦笑)わたしも相当彼の走りに熱くなってて必死だったのかもしれない。ここまで来てそんなこと言わず、とにかく元気になるようにニコニコしていればよかった。
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みんなで励まし、ゴールで待っているよ、と伝えて送り出す。

【ゴール】
ゴール地点。
・・・来た!ウッチー!
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ゴールゲートを手前にして、もう全身が痛くて仕方ないけれど、ゆっくりと走り出すウッチー。笑ってみせるウッチー。よかった!よかった!頑張ったよ~!!!とみんなで感動しながらゴールを見送りました。(応援の人はゴールゲート付近に近づけない構造)
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わたしのサポートがどうだったのかはわからない。ただ、記念すべき初めてのフルマラソンで「カラダが痛くてボロボロになった上に途中棄権」という悔しくて忘れられない経験ではなく、
『苦しい中、なんどもやめたいと思いつつも、耐えに耐えて完走する感動』
『完走おめでとう!とみんなに言ってもらえる感動』
という忘れられない経験ができればと、とにかく故障なく完走することへのサポートに徹しました。

もっとできたことがあったかもしれないし、もっと最良の方法も色々あったのだと思います。ベテランランナーならもう少し楽に完走できるスマートなアドバイスもあったかもしれない。途中で止めたいと思うなら、棄権する選択もあったのかもしれない。

正解はわからないけど、
でも、本当に、おつかれさま!ウッチー!
ありがとう!
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これまで、大会で応援してもらえる、サポートしてもらえる立場だったワタシ。
初心者の私に的確なアドバイスとサポートをしてもらって、不安でいっぱいの中で何度救われたことか!みんなが待っていると思うと、先を目指したくなる。みんなの前だけかっこよく元気そうに走ろうとする(笑)「がんばったね!」「すごいね!」って言われたい。「エマちゃん!」の声が嬉しい。手を振ったり、ハイタッチをするだけで、ものすごく元気が出るあの魔法は何なんだろう。

東京マラソンは本当に沿道がいっぱいで、たくさんの応援の中で走ることができる。あまりに何年も抽選に外れるので、「ちぇっなんだよ、東京マラソンなんて」という気持ちになっていたけど、確かに温かくて笑顔いっぱいのステキな大会でした。

来年は出たいな。
ウッチーも一緒にね!


ランボー大学 UTMF/UTY学科を受講

2月16日(日)、朝7時に起きて、みなさんお馴染みの トレイル&ランニング専門店 Run boys! Run girls!さん主催のランボー大学レース学部 UTMF/STY学科を受講(参加)してまいりました。
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今年、はじめてSTYに出る権利を得たので、もう今からハラハラドキドキ。
今回のランボー大学は、2013年に実際にUTMF、STYを完走した様々なレベルの一般ランナーの方々の話を聞けるというもの。プロの方の話は刺激になるし、練習法や色んなコツを耳にしますが、結局のところ私のような大会の度「制限時間」を気にしているギリギリ走力のランナーにとっては、比較的身近な方の話がとっても気になるわけです。

この日、みなさんが共通しておっしゃっていたのは、「人によって違う。自分にあった方法を見つけること。」ということ。

ウエアにしても、そのほかの装備にしても、補給にしても、レース展開で気を付けることにしても、ずっと速いスピードで走り続けられる人と、歩いたり走ったり止まって休んだりする人では全く違う。自分を知って、自分のより良い方法を見つけるべきなのだと改めて感じました。

<以下、特に気になった話>
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◎ロングレースでは必ず聞く『下りで足を使い果たさない』
(たしかにへなちょこランナーの私が調子に乗ると確実に後々痛い目をみる!笑)
◎『すばしりの後の三国が・・・』と、“杓子”に加えて“三国がキツイ”、という話題が頻出
◎ジェルやアミノ酸はエイド間で摂る数を決めて、それぞれをジップロックでまとめる。万が一残っても次のジップロックと取り換えることで補給ミスを防ぐ。
◎気持ち悪くなった時でも自分はこれなら食べられるというものを用意する
(コンビニのウィダーゼリー、おかゆ、冷たいスープ、ぺヤングなど意見は色々)
◎腹巻を着る、お湯を飲む、など胃の対策には“内臓を温める”という意見多数
◎とくに腹巻は、レベル関係なく予備で持っているという人も多かった
◎ロキソニンは血圧が下がるので登りの前で飲まない方がいい
◎エイドでやることは事前に紙などに書いておかないと、当日になると頭が働かない。
(これはUTMF完走者の話。STYでそこまで必要かどうかはわからないけれど)
◎とにかく身体を冷やさないように、Tシャツや靴下(場合によっては靴)の替えを用意しておく
◎昨年の4/27杓子山の推定最低気温はAM1:00で-2.2℃・・・!
◎レインウエアは、大会前に必ず専用の洗剤で洗うなど、防水機能を万全にしておかないと意味がない
◎スピーカーの全員、サポートがついていた
◎しかし、サポートに甘えすぎるとエイドで休みすぎてしまうので注意
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特に、胃をあたためたことで、気持ち悪さからなんとか復活したという話は、去年信越で気持ち悪くなってハンガーノックになった私には学ぶべき情報!さらに、「補給計画はエイドごと、すべてまとめておく」という技。どこへ行っても“計画的に補給すること”という話は聞きますが、とにかく一歩でも前に進むことに必死な私にとって(笑)、補給のことを考える余裕などなさそうなので、判断能力が低い中でも半強制的に摂れる状況を用意しておくというのはナルホド!と感じた点でした。

あとはやはり、ウエアリングはとにかく、体質や走力レベルに大きく関わるもの。
寒がり、汗っかき、ゆっくりペース。当日までに色々レイヤーを試したりしつつ、より良い状態を探してみたいと思います。レインウエアの防水機能についても、確かにあんまりみなさんやっていなさそうで大事なポイントですね。

1日で男女色んなレベルの方の話がいっきに聞けてとってもためになりました。
みなさんのエピソードやリアルな体験談を聞いて、なんとなく少し、自分が走るイメージが沸いた気がします。

まぁ、とにもかくにも、一番には練習ですね!(笑)


大阪発スポーツソックス「FOOTMAX(フットマックス)」

半年ほど前に、実家に帰った時に母親がくれた靴下が結構いい。

以前のBlogで少し紹介しましたが、うちの母はフィットネスクラブで働くフリーのスポーツインストラクターです。その母が大絶賛して薦めてくれたソックス。いままで長距離を走ると靴擦れが多かった私も、この靴下にしてから随分と靴擦れや土踏まずの疲れが減ったような気がします。つい最近、日経トレンディの紙面に載っていて、「!」と思ってブログで紹介することにしました。

「FOOTMAX(フットマックス)」
FXR003 FOOTMAX ウルトラマラソン用モデル
1,890円

 

「FOOTMAX(フットマックス)」を作るコーマ株式会社は1922年の創業以来、大阪府松原市で靴下一筋に手がけてきた会社。そんな会社が独自開発をして、スポーツイベントや選手、チームなどへのスポンサーやPRを通じて話題になり、数多くのメディアに取り上げられ、前年比200%で売り上げるまでのヒットとなった商品が「FOOTMAX(フットマックス)」なんだとか。

それぞれの競技にあわせて、構造や編み方を変えた機能性3Dソックスで、海外生産が当たり前の現代に、糸の染色から編みまですべて自社で行うのが特徴。 母趾球、小趾球、土踏まずのアーチ、つま先、かかと、足首。それぞれ足の細かい各部位に合わせた立体構造で、編みの技術も優れているらしい。

過去には経産省などが主催する香港での「感性価値デザイン展」などにも日本国内の優れた製品を生み出す“クールジャパン”企業として選ばれていたりなど、その評価はなかなか高いようです。

まだ認知度が低いのかな?東京の販売店をみるとスポーツバイク系のショップが中心でラン・トレイル、アウトドアショップではあまり取扱いがない様子。ランニング用だけでも、ロードレース用・ウルトラレース用、トレイル用と分かれていて、私が貰ったのはウルトラレース用。トレラン用(2,100円)はなぜか二本指みたいです。アームカバー(2,310円)も良さそう。スマートウールの靴下が靴の中で滑ることにちょうど悩んでいて。トレラン用、買ってみようかなぁ。

日本で企画・製造するスポーツブランド。
なんだか応援したくなりますね。
(私自身が関西出身ということもあり。)

FOOTMAX  http://www.footmax.jp/index.html
WEBショップ  https://www.cooma.co.jp/shop/index.html

※最新号のsenken h vol.130 SPORTS LIFE ISSUEに掲載の今期日本上陸、ドイツ製コンプレッションソックス「CEP」も気になるところ!(5,250円)←高い~!