UTMB完走のためのヒント(その5)

皆さん

今回が完走のためのヒントの最終回です。

UTMBである意味走力をつける練習より重要かもしれないのは、長時間食べないで歩くことと2晩寝ないで歩くことではないかと思っています。

なぜならUTMB参加のためにポイントを取得している人なら、基本的に完走できる走力や精神力は備えていると思いますが、一方大半の人は2晩寝ないで歩いたり、ものを食べないで長距離を歩くという経験はないと思うからです。

皆さんももうご存知のように、UTMBでは胃をやられて固形物が入らずにリタイアしてしまう人も多いです。

私も2009年は107㎞のラフーリ以降は胃の中が火事のように熱くなり、また痛みもひどく固形物を食べることができず、エイドのオレンジとコーヒーとコーラだけで残りの60㎞を歩きました。私の場合はそれまでも時々食べ物なしで山の中を20-30㎞歩くことはよくありましたし、たまたまですがUTMBの前年にはハセツネコースを一切食べ物を取らずに歩いた経験があったので(これは結構きつくて30㎞から40㎞mの間は何回も限界だと思いました)、この時も73㎞を食べずに歩けたのだから60㎞ならどうにかなるという思いがありました。この経験がなければ精神的な面でだめになっていたかもしれません。

ぜひ一度食べずに長距離を歩く練習をしてみてください。距離は50㎞以上であれば十分かなと思います、またこの練習をするときに念のため十分な食事とハンガーノックで動けなくなった時に回復するまでしばらく休む時のためにツエルト等を必ず持っていくようにしてください。

次に2晩寝ない練習ですが、寝ないで歩くと油断していると急激にスピードが落ちますし意思の力も落ちます。途中で数時間仮眠をとればだいぶ違うのでしょうが、私の場合は制限時間ギリギリで完走するのが自分の実力から考えて限界でしたので、最初から仮眠をとることは計画にありませんでした。

そのためレースの半年ほど前から何回か寝ないで山を歩く練習をしました。

具体的にはハセツネコース1周プラス30㎞前後の約100㎞を金曜の夜から日曜の朝まで2晩寝ずに34-36時間程度かけて歩きました。またこの練習をするときは木曜の夜も寝ずに過ごすことで実際は3晩寝ない練習を行いました。

寝ない練習をいくらやっても眠気に強くなることはないと思いますが、眠たい時にどのようなことが起こるのか、その時にどのような対応をすると少しはましになるのかなどのことが経験できます。またゆっくりでも2晩寝ないで歩くと結構な距離を歩くことになるので、長距離を歩く練習にも結果としてなります。

4回にわたって書いてきた練習で普通ならば確実に完走できると思います。

早く走る練習も完走のために役立つと思いますが、あと2か月でフルマラソンの記録が10分も20分も早くなることは通常ないと思います。しかし視点を変えた練習でレース中の時間や体力のロスを減らしたり、山を歩く技術を改善することでフルマラソンを20分以上短縮する以上の効果を出すことは可能だと思っています。

レースまであと2か月になりました。あまり強度の強い練習を続けると疲労がたまって逆効果だと思います。

参加のポイントを取れた=完走するだけの潜在的な実力はあると考えて、あまり無理をせず、どちらかといえば現時点ではすでに最終調整的な練習でのぞむといいと思います。

皆さんが無事コースを走り(歩き)終えて無事ゴールに戻ってくることを私も楽しみにしています。

 

 

 

 

 

 


2018年UTMB参戦蚊取り線香ツアー(1,100ユーロプラン)募集のご案内

 

皆さま、こんにちは。

まだ2017年のUTMBの開催前ですが、来年2018年のツアーの一部プランの募集を行います。

今回募集するのは、2009年から行ってきた蚊取り線香ツアー独自のフルサービスのツアーでなく、飛行機で言えば若干LCC的な感じのツアーで、ホテル、現地での移動、24時間日本語サポート、毎日のツアーデスク利用のみの格安ツアーの8人限定(抽選があるので16人までお受けします)です。

LCC的といっても他社のツアーに含まれているサービス内容はすべてカバーしており、あくまで蚊取り線香ツアーの標準的な内容から人によっては必要がないと思われるサービスを取り除いたものです。サービス内容については通常のプランのツアー同様自信をもっています。

この時期に募集をする理由ですが、シャモニは基本的に宿泊施設が売り手市場で、年末ぐらいから予約が取りにくなり、また値段も上がり始め、UTMBの抽選結果の発表後ですと、ロケーションがよくお得感のあるアパートの予約が非常にむずかしくなったり、契約価格が大幅に上がったりするため、その前に宿泊施設との契約を済ませておくためです。

8人に限定するのは、私の希望としては蚊通り線香ツアーでしかできないフルサービスのツアーに参加してレースだけでなくシャモニ滞在を楽しんでいただきたいのですが、今年も何人かの方からお問い合わせがあった、現地滞在中の観光や食事等はあまり楽しまなくてもいいので、どうしても安い費用でUTMBに参戦したいという人向けの対応のためです。

お申し込みになられても、抽選に外れてしまった方は無条件でまた一切費用が掛かることなく、キャンセル可能です。

詳細を下記しますので来年の参戦を考えていらっしゃる方はぜひご検討ください。

またこのプラン以外にも毎年行っていますスタンダードプラン(ホテル宿泊 16名 20万5千円前後)、超豪華アパート滞在プラン(10名 24万円前後) 豪華アパート滞在プラン(4名21万5千円前後)、ペンション滞在プラン(4名 21万円5千円前後)、ホームステイプラン(4名 19万円前後)、バジェットプラン(4名 17万円前後)も行い(価格は1€=125円前後の時の予定価格です)、こちらについては2017年12月に価格その他を発表予定です。

1.日程

UTMBスタートの週の火曜日に日本出発、UTMB終了翌日の月曜日に現地出発、火曜日に日本到着の6泊8日

2.価格

1.1,100ユーロ(2人でお申し込みの場合)。一人のお申し込みの場合は追加料金(150-200ユーロ)がかかる場合があります。
相部屋希望者が見つかった場合には追加料金は必要ありません。
そのほかに日本ジュネーブ間の飛行機代金(8万円ー12万円)程度がかかり、エアチケットはこちらから指定する便をご自身でご購入いただきます。指定便以外でも構いませんが、その場合は別途予約制バスの費用が片道30ユーロ程度必要です。

3.お支払い

申し込み後5日以内に申込金5万円のお振り込み。
2018年6月(若干日程の前後はあります)に残金のお振り込み

日本円の料金を決めるための為替の換算は、抽選発表日のTTM +1円50銭を使用します。

4.費用に含まれるもの

スタートからおよそ800m以内のアパートの宿泊費
ジュネーブーシャモニ間の専用バスの往復費用
毎朝のツアーデスク利用

24時間日本語サービス

5.フライト

2018年2月ごろにこちらで指定する便を予約していただきます。

6.通常の蚊取り線香ツアーとの違い

到着翌日の半日観光がありません。
期間中1回の出張シェフによる特別ディナーがありません。
朝食が付きません。

*特別ディナーや朝食、現地でのオプショナルツアー、出発前の練習会等は通常料金でご参加いただけます。

FBグループによる情報発信や質疑応答がありません(通常のお問い合わせはメールや電話で対応します)。
出発までの日本での催しや現地での行事に参加者向け割引が適用されません。
ツアーデスクで対応する場合で費用が発生する場合は原則として実費が必要です。
宿泊するバカンス用アパートのグレードが若干下がります(十分快適に過ごせるレベルのアパートです)。
日程の変更(短縮や延長)は原則としてお受けできません(内容により対応可能な場合があります。ご相談ください)。

これらのことからこのプランは、レースに参加に専念でき、ホテルや空港からの移動が確保され、緊急事に日本語対応のサポートがあれば他は必要ないので極力安く参加したいという方に適したツアーです。

7.定員
8名 (4人で催行します) 落選する方もいらっしゃるので、まずは16人までお受けします。

8.説明会

6月29日(木)と7月5日(水)の午後7時30分ー9時にJR四谷駅周辺を予定しています。

説明会の参加費は2,000円(ワンドリンク付き)で、その後お申し込みの方にはツアー料金から2,000円を値引きします。

9.キャンセル料

落選者に関しては抽選発表から10日以内にご連絡をいただければ申込金は全額返金します。 当選にももかかわらずキャンセルの場合には、キャンセル料がかかります。 当選者のキャンセルの場合は、目安として3月31日までのキャンセルは5千円、4月は2万円、5月は3万円、6月以降は別途相談です。

10.申し込み締め切り

2017年7月20日 午後6時

11.お問い合わせ、お申込み

2017年7月20日までにメール(chamonixshinobu□yahoo co.jp □を@に変換ください)でお願いしますでご連絡ください。

ご検討をよろしくお願いします。


UTMB完走のためのヒント(その4)

皆さん、こんにちは。

今回は私が個人的にどのように通過タイムを作成しているか、どのようにしてそのスケジュール通り歩いているかについて書いてみます。

まず最初に目標にするレースの距離を平地であればどのくらいで走れる(歩ける)か計算します。例えば最近の私の走力ですと30㎞ならば、大体4時間15分ぐらいで計算します。

次に累積の登りと下りで余分にかかる時間を計算します。

私の場合、最近は過去の経験から700mの登りで1時間、下りでは15分余分にかかる計算です。

この辺の時間については普段の山歩きや過去レースのタイムに当てはめて計算したところ、どのレースでもで登り1時間、下り15分で計算すると、100㎞で20-30時間程度のレースの誤差が4%以内で収まることから設定しています。

ですからもし登り下りが2300mの場合、2300÷700X1時間=3.29時間=3時間17分、2300m÷700X0,25時間(15分)=0.82時間(49分)です。これらをすべて足すと4時間15分+3時間17分+49分で8時間21分です。

先月中国で31㎞、累積の登り下りとも2300mのレースに出てきたのですが、コースに非常に急な藪漕ぎが5㎞ほど含まれると聞いていたので、20-30分足して、大体8時間45分とゴールタイムを設定しました(結果は8時間46分でゴールしました)。

以上が私の場合の設定の仕方です。

次に設定した時間通りに歩く方法ですが、基本的には上のやり方で設定した時間は自分の普段のペースにあっているの、普通なら難しくはないと思います。

ともかく普段の練習や山歩きの時にその時に決めたペースを意識して、ペース通りに歩く練習が大切です。また最終的な時間があっているだけではだめで、たとえば30㎞歩くのなら4-5㎞に1か所チェックポイントを作るといいと思います。

またあくまで設定タイムはそのレース前の自分の実力を反映したものであるべきで、希望的観測を入れて設定したものだと参考になりません。

このような練習を4-5回するとコツがつかめてきますし、そうすると自分でもびっくりするくらい、正確に歩けるようになります。

フルマラソンのは場合はたいていの人が少なくても30㎞ぐらいまでは、事前の設定ぺースに近いタイムで走れていると思いますが、それは普段の練習やレースでペース(タイム)を意識しているからだと思います。山歩きも同じで、普段から意識していれば必ずできるようになります。

ただレースの場合、特にUTMBの場合、スタートしてからしばらくの間は周りのランナーのスピードが異常に早いので(毎年2㎞地点で応援しているのですが、かなりの人が10㎞のベストタイムの20%、例えば50分の人の場合10分以内で走って来ます。そして当然の結果として前半のうちにで大幅なペースダウンという結果になっています)、そのペースに巻き込まれる心配があります。

キロ何分で走ると決めてその通りに走れればいいのですが、経験上周りが早過ぎて、おまけに自分を含めてみな精神状態がハイになっているので、ペースを乱され自分が走っていると考えているペースより実際のペースが速くなります。私が完走した時も最初の1㎞でペースをチェックしたところ30秒ほど早く走っており、慌ててペースダウンしました。

ですからUTMBの場合は、レース前に自分の計画したペースで本番のコースをスタートから1-2キロは走ってみて(2㎞のガイヤンの岩場までのどこかがいいと思います、そこを過ぎると幅が3m程の林道になり、渋滞はしませんが前後左右ランナーでいっぱいで、7㎞のレズーシュの駅まで周りのペースで走らざるを得ないので、修正が非常に難しいです)通過タイムを計っておき、本番の時に実際のズレを修正するのがいいと思います。ガイヤンをチェックポイントに決めた場合はそこで立ち止まり修正します。修正なしで行くと7kまで修正がききません。

2㎞のガイヤンまで自分のペースで行くことができれば、ベースの変更は出来ないため自動的に7kmまでそのペースで進めます。そこから先は周りもだいぶ冷静になり(8㎞から先の6㎞で800mの登りでは、周りも雑談を始めたりモンブラン山群の景色をバックに写真を撮り始めたりと、だいぶ落ち着いた雰囲気になります)、自分の設定したペースで歩くのは難しくないと思います。

ペースについては123㎞のシャンペラックから先で疲れと二晩目の眠気によるペースダウン対策も必要ですが、ここまでくるとどうにもならない部分もありますし、コンタミンまでの最初の31㎞のペース設定どおりの歩きが完走のためには70%程度の重要度だと思っていますので、123km以降については割愛します。

次回は眠らない練習と食べない練習にについて書いてみます。

 


安全講習会(6月27日)のご案内

皆様、こんにちは。

先月の末に安全講習会を行い10人の方にご参加いただきました。

講習時間の2時間の中に内容を詰め込みすぎてしまい、初めての方には少し理解しにくい部分もあったのではないかとの反省に基づき、次回は怪我人、病人の運送方法、安全な歩行のためのロープの使い方、軽くてかさばらない身近な持ち物での怪我の手当てや安全確保に絞って講習を行います。

前回行ったロープの結び方は少し難しかったようですので最低限の内容におさえます。トレランを安全に行いたい方、この夏高山の縦走等を計画されている方はぜひご参加をご検討ください。

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*日時

6月27日(火)午後7時30分ー9時30分

*場所

代々木上原駅周辺(お申込者に別途ご連絡します)。

*内容

1.怪我人、病人の運搬方法(ザック、サバイバルブランケット等を使用)
2.ロープ、ザックその他装備の安全確保のための使用方法
3.手持ちの装備(ペットボトル、牛乳パック、スーパーのビニール袋等の緊急時の装備としての使い方。

 

*持ち物

60㎝のテープシュリンゲ2本、150㎝のテープシュリンゲ2本、直径7㎜のロープ10m‐15m、カラビナ2枚、バックパック(できれば40L以上のもの)、お持ちであれば登山用の比較的強度の高いストック(装備については貸出等もあります)

*講師

蚊取り線香

*費用

3,000円(塾生、2017年UTMBツアー参加は500円割引)

前回5月25日にご参加の方は1500円引きです。

*定員 8名 (5名以上で催行します)

*お問い合わせ、お申し込み

6月24日(土)までにメール(chamonixshinobu□yahoo.co.jp  □を@に変更ください)でお申し込みください。


UTMB 完走のためのヒント その3

皆さま、こんにちは。

今日は2番目に大切な「事前の予定通りの時間で山を歩く練習」について書いてみます。

なぜこの練習が必要かというと、完走を狙う多くの人にとっては、UTMBは初めてかつ42時間程度以上での完走を考えていると思われるからです。

この場合前半の各関門はすべて制限時間15分ー30分前程度で通過する必要があります。

あまり早く通過するイコール飛ばしすぎなので後半動けなくなるので禁物です。ただゆっくりすぎると31㎞のコンタミンの関門でひっかかってしまう可能性もかなり高いです。

ですから各通過エイドをレース前に考えた予定(作戦)通り進む必要があります。

そうでないと早すぎ=飛ばしすぎで後半ばててリタイア、ゆっくりしすぎ=思わぬところで関門の制限時間に引っかかり強制的にリタイアになってしまいます。

失敗する人の共通点は各エイドの間を飛ばしすぎて、(初めてのコースでどの程度の時間で次のエイドまで行けるかがわからないため安全を見て少し無理とも思えるハイペースで進み、結果として予定よりも早い時間に通過してしまいます)、そのことが実力以上の走りのため、後半動けなくなるパターンが多いです。

ただ事前に計画した予定通りに進むためには事前の練習が必要です。

ですから今後山に行くときは事前に距離が〇〇㎞、累積の登りが△△m、下りがXXmなら何時間何分で歩くと決め、その通りに歩く練習をした方が好ましいと思います。

難しいと思\われるかもしれませんが、普段から自分の歩くスピードのデータを取り、地図から山道の状態を推測し(地図を見れば初めての山道でも路面が固いのかやわらかいのかも判断できます。地図は決して分岐で右へ行くのか左に行くのか、この先下りになるといった情報を得るだけの道具ではありません。詳しくは登山経験のある人が書いた地図読みの本で勉強してください)計画を立てれば、何回か練習しているうちにできるようになります。

そんなことは無理だと思われるかもしれませんが、慣れれば10時間の行動で狂うのはせいぜい30分以内にはなります。私の場合は練習会に参加していだいている人はご存じのとおり、1.5-2時間ごとの各ポイントを5分程度の誤差で通過し、10時間で30-40㎞の練習を終えたところでの誤差も最大20分程度です。

40㎞の歩行で20分の誤差なら168㎞のUTMBでも最大1時間半程度なので、完走の確率は高いと思われます。

次回は私が個人的にどのように通過タイムを作成しているか、どのようにしてそのスケジュール通り歩いているかについて簡単に書いてみます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


安全講習会のご案内

皆さま

安全講習会のご案内です。

最近トレイルランニング用のセルフレスキュー講習会等安全に関する講習会が少しずつ増えてきています。
このこと自体は非常いいことだと思うのですが、内容が止血方法だったり熱射病や低体温症や捻挫の対応といったものだけで、一番重要な安全に山を歩くことや、怪我や病気の場合に、安全な場所あるいは救助隊や救助のヘリコプターが来ることが可能な場所まで移動させるという内容の講習が少ないように思います。

なぜこれが大切かといいますと、安全に歩けば怪我もしないですし、怪我をした場合止血しても、捻挫の手当てをしても、その場所にいる限り、冬ならば奥多摩の低山でも凍死する危険がありますし、そうでなくても怪我人、病人をなるべく楽なところに連れて行く、なるべく早く近くの山小屋や医療機関に連れていくことは非常に大切です。

また安全を確保する技術、特にセルフレスキューの技術を身に着けていれば、この夏に3000m級の山に登山の計画を立てている人も多いと思いますが、安心感が全然違います。
そのそうな訳ですのでトレイルランナーのためのセルフレスキュー講習会を行います。

この機会にセルフレスキューの基礎を身に着けてみませんか。

*日時

5月25日(木)午後8時ー10時

*場所

代々木上原駅周辺の予定です(お申込者に別途ご連絡します)。

*内容

危険な場所の通過のためのロープワーク。

怪我人、病人の運搬方法(ザック、サバイバルブランケット等を使う)
ロープ、ザックその他装備の安全確保のための使用方法。

手持ちの装備(ペットボトル、スーパーのビニール袋等を緊急時の装備としての使い方。

*持ち物

60㎝のテープシュリンゲ2本、150㎝のテープシュリンゲ2本、直径7㎜、または8㎜のロープ10m‐15m、バックパック(できれば40L以上のもの)、お持ちであれば登山用の比較的強度の高いストックとツエルト(装備については貸出等もあります)

*講師

蚊取り線香

*費用

3,000円(塾生、2017年UTMBツアー参加は1,000円割引)

*定員 12名 (5名以上で催行します)

*申し込み

5月20日(土)までにメール(chamonixshinobu□yahoo.co.jp  □を@に変更ください)でお申し込みください。


2017年蚊取り線香UTMBツアー(格安プラン)のご案内

皆様、こんにちは。

2017年のツアーはおかげさまで34人の方にお申し込みをいただき、 通常プランの今年の募集は、バカンス用アパートにお泊りいただく2人の枠を除き終了しました。

ただあと6人分だけアパートおさえているため 追加で以下の格安プランの募集をします。

蚊取り線香ツアー独自の細かいサポートはありませんが、 通常の旅行会社のツアーよりは丁寧かつ充実したサービスを提供します。

1、日程

8月29日ー9月5日(6泊8日)

2.価格

138,000円 (おひとりの参加でも追加料金はありません)

3.お支払い

*申し込み後5日以内に5万円のお振り込み。

*6月末までに残金のお振り込み

3.費用に含まれるもの

*スタートからおよそ500mのアパートの宿泊費               (2人用寝室3部屋、共同のキッチン、リビングあり)

*ジュネーブーシャモニ間の専用バスでの往復費用

*毎朝のツアーデスク利用

*24時間日本語サービス(夜間は緊急時のみ)

*蚊取り線香やほかの蚊取り線香ツアーサポートスタッフによる必要に応じた対応(通常のツアーの参加者の場合は基本的に24時間対面での対応ですが、このプランの場合は、原則は毎朝のツアーデスと電話での24時間対応が中心になります)。

4.フライト

専用バスに同乗いただく関係で、行きは9日20:50着のアエロフロート 2382便、帰りはジュネーブ発 のアエロフロートSU2381便をご利用いただきます。 4月25日現在エア代金は燃油サーチャージ、税金等を含めて12万円前後です。ほかのフライトを予約済みの方はご相談ください。

4.通常の蚊取り線香ツアーとの違い

*到着翌日の半日観光がありません。

*期間中1回の出張シェフによる特別ディナーがありません。

*朝食が付きません。

*FBグループによる情報発信や質疑応答がありません(通常のお問い合わせはメールや電話で対応します)。

*出発までの日本での催しや現地での行事にご参加の場合、ツアー参加者向け割引が適用されません。

*ツアーデスクで対応することで費用が発生する場合は原則として実費が必要です。

*宿泊するバカンス用アパートのグレードが若干下がります(十分快適に過ごせるレベルのアパートです)。 また通常プランのアパートに用意する電子レンジや炊飯器はありません。

*日程の変更(短縮や延長)は原則としてお受けできません(別途費用が掛かりますが、対応可能な場合があります。詳しくはお問い合わせください)。

これらのことから超バジェットプランは決まった日程で、レース参加に専念でき、ホテルや空港からの移動が確保され、 緊急事に日本語対応のサポートがあれば他のサービスはあまり必要ないので極力安くレースに参戦したいという方、特におひとりで参加の方に適したツアーです。

5.定員

6名 (3人で催行します)

6.申し込み締め切り

2017年5月20日 午後6時

7.お問い合わせ、お申込み

説明会を5月24日の夜に四谷周辺で行います。お問い合わせ等はメール(chamonixshinobu□yah_D810784oo co.jp □を@に変換ください)でお願いします。

8.2018年のUTMBツアーについて

スタンダードプラン(ホテル泊 6泊8日 198,000円前後 14人)、豪華アパートプラン(バカンス用アパート泊 6泊8日 Aアパート 240,000円前後 10人、  Bアパート210,000円前後 15人、ホームステイプラン(フランス人宅泊 6泊8日198,000円前後 4人)、バジェットプラン(アパート泊 6泊8日 178,000円前後 4人)に加え、2018年は超格安プラン(アパート泊 6泊8日 125,000円前後 6人ー8人)を予定しています。価格はツアー発表時の為替が1ユーロが120円前後の時の予定価格です。

超格安プランはアパートを早めにおさえる必要があるため(12月ごろからレースに参加するのに適したアパートが予約で埋まり始め、1月中旬の抽選結果が判明後は価格が高騰するためです)、2017年5月下旬ー9月中旬までの期間で募集します(詳しくは5月20日前後にブログでご案内します。2018年1月の抽選で落選した場合はキャンセル料なしでキャンセル可能です)。

その他のプランは2017年12月中旬に募集開始予定です。こちらも落選の場合はキャンセル料なしでキャンセル可能です。

以上ご検討をよろしくお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


2017年UTMB完走のための練習方法(その2)

皆さん、こんにちは。

今回は「重要度その1」の【山をゆっくり歩く練習】についての下り方について書いてみます。

山道では下りは登りに比べると格段に難しく、練習する必要のあることも多いのですが、多いだけでなく文章で説明するのも非常に難しいので、今回は本当に重要なことだけを書いてみます。

まず下りでは登り以上に無理をしない(足にダメージを与えない)ことがとても重要です。登りと違いダメージを与えると、例えば足首が疲れてくるとひねって捻挫しがちですし、腿やひざが疲れてくれば、抑えがきかずに急な斜面やテクニカルな斜面で転ぶことが多くなりがちです。また転んだ時のダメージも登りよりもずっと大きいです。

ロングのトレイルの場合、怪我をするのは致命的です。

短い場合なら「ゴールまであと5-6㎞だから、捻挫したけれどテーピングをして速度を落としながら進もう」ということが可能ですが、160㎞の100㎞地点で捻挫をすると、軽い捻挫でもあと60㎞進むのは心身ともに厳しいものがあると思います。

まず重要なのは、登り同様重力に垂直になるように足を置くことです。

垂直に足を置いた場合は基本的に足が滑ることはないですし、足にかかる力も、重力による下方面だけのシンプルなものですが、斜面に水平に置く場合、重力で下にかかるだけでなく、足の滑りを防ぐために斜面に水平(=斜め下方向)の力がかかり、足首に負担が多く疲れや怪我の原因になります。

そのためには前だけに足を置かず、左右もよく見て少しでも平らな足の置き場所を探すことです。またしっかりした木の根や石を使うことで足を平らに置ける場合は、木の根や石を使うこともいい下り方です。

山道は町中の舗装道路と違い、直線的に進むことが一番いいとは限らない(むしろ悪い場合が多い)ですので、足を平らに置くために、登山道の左右を使ったり石や木の根などの突起物を使うことが重要です。

次に一歩で降りる高さをなるべく小さくして足に対するダメージを少なくすることです。

登りの場合は多少無理な登り方をしても腿の前面が疲れるだけですが、下りの場合はそれに加えて足首やひざ、腰等へのダメージも大きいです。

これが後半足の疲れで踏ん張りがきかなくなり、捻挫等の怪我だけでなく想像以上のスピードダウン等にもつながります。

この二つの歩き方の練習をするためにはやはり多少ゆっくりペースでないと難しいですし、長い距離での練習のほうが身につきやすいと思います。

三番目に重要なことは、40時間程度以上で完走を狙っている人は、下りでも原則として走らないことです。UTMBの場合、約100㎞地点のグランコルフェレからラフーリまでの7㎞が景色もよくて走りやすい(走りたくなってしまう)下りが続きますが、ここで走ってしまうと123㎞m手前のシャンペラックへの登りで想像以上に足の疲れを感じたり、突然足が動かなくなることも多いと思います。下りといえども走ることは歩くよりも多くの負担が足だけでなく体全般にかかります。

このことも普段ゆっくりペースで練習をしていないと難しいと思います。人間はふだんしていないことを本番で行うことは思っている以上い難しいはずです。毎年UTMBに参加したり参加者の応援をしていて気がつくのは、失敗する人に共通することは早く歩き(走り)過ぎているということです。いままでここで何度も書いてきていますが、UTMBは最初の8㎞の平らなところだけだけっをゆっくり(キロ7-8分)走れば、残りの距離はすべて早歩き(登りはゆっくりでも問題ありません)で完走できます。

完走したければ、走力のあまりない人(40時間程度以上で完走を目指す人)は下りでも我慢して走らないこと(たまに1㎞‐2㎞をゆっくり走るのは問題ないと思いますし、趣味でやっているのですから楽しみも追及して当然だと思います)は非常に重要です。

ほかにもいろいろあるのですが私の文章での表現能力ではうまく(正しく)説明しにくく、変に説明を誤解されて参加する人にマイナスになってしまうのも困るので、ここまでにします。

次回は「事前の予定通りの時間で山を歩く練習」について書いてみます。


2017年UTMB完走のための練習方法(その1)

皆さん、こんにちは。

今回は先日ご案内しました通り、「重要度その1」の【山をゆっくり歩く練習】について書いてみます。

なぜゆっくり歩く練習が必要かというと、どんなスポーツでも基礎体力やフォームが非常に重要です。

ゆっくり歩くことにより、いろいろなことに神経を使うことができ、フォームについてもしっかりチェックすることができるようになります。また装備や服装といったことのチェックもしやすくなります。

スピードを出して山を歩く(走る)場合ですと体力的にきついので、走ること自体に集中してしまいますし、足場や安全確保に多くの神経を使わないとならず、フォームや装備のチェックをするのは難しいと思います。

では肝心なフォームについてですが、基本は前に出した足と頭を結ぶ線が重力に対して垂直になっていて(ストックを使う場合は前足のつま先よりストックが前にあってはいません)、後ろの足、腰、頭が1本の斜めの直線で結べているようなフォームです。

具体的には下の写真を見てください。中央のグレーのシャツに黒いズボンが私です。

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前に出した足より上体(頭)が出ているのは好ましくありません。前傾気味になり結果として腿の前の筋肉に負担がかかりすぎます。

また後ろの足と頭を結ぶ線よりお尻が後ろにでるのもやはり前傾になってしまうので足の筋肉の疲れにつながります。

お尻が前に来る人(のけぞるような態勢)はいらっしゃらないとは思いますが、もしいらっしゃったらかなりバランスの悪い歩きかたで、危険でもありますので、ぜひこの機会に改める努力をしてください。

あとは何度もこのブログで書いていますが、一歩で稼ぐ高さを小さくすることです。自然とゆっくりと歩くことにつながります。斜面が急になればなるほど重要です。

ロングトレイルの場合の登りの技術は基本的にはこれだけです。

このことをゆっくりと山を歩きながら練習すれば、4-5回の山歩きでロングトレイルの理想的な歩き方をマスターできると思います。

次回は下りについて書いてみます。


VESPA斎藤様による補給講座のご案内

皆様、こんばんは。

4月1日に斎藤様によるロングトレイルのための補給講座を行っていただきます。

もともとは2017年蚊取り線香UTMBツアー参加者のために企画したのですが、20人までお受けいただけるとのことですので、ここでツアー参加者以外の方にも募集をかけることにしました。

翌日はハセツネ30kがありますし、4月以降レースも数多く開催されますので、パフォーマンスアップのために役立てていたきたいと考えています。

ご検討をよろしくお願いします。

【日時】

4月1日(土) 13:00-16:00

【場所】

JR横浜駅近く(参加者に個別にご案内します)

【講師】

斎藤通生様

【内容】

ロングトレイル完走のための補給方法

【会費】

2,400円(蚊取り線香塾生割引200円)

【定員】

20名

【お問い合わせ、お申し込み】

3月21日までにメール(chamonixshinobu□yahoo.co.jp □を@に変換ください)でお申し込みください。