菊桜と松と東屋と。

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1,000mクラスの里山の中腹、800m地点の東屋の横には、菊桜(?) でしょうか、明らかに他の山桜とは異なる桜が1本、満開で迎えてくれた。そこは松の巨木の名勝として知られるところで、昔から人が集まる場所のようです。その日も地元の方々が登山道整備を行っていました。挨拶をすると、我々のようなタンクトップとショーツスタイルに嫌悪感を示されるわけでもなく、すぐに立ち話が始まった。東屋には整備活動終了後の一杯に、一升瓶とビールが並べられている。時間があればお仲間に入りたい気分だが、そこは我慢して立ち去ろうとすると、東屋に登頂者名簿があるので是非書いてほしいと言われた。登山届は出すように心がけてはいるが、よく山頂にある登頂者名簿に記名したことはなかった。遭難件数の多い山であれば、そのルートを追うための手がかりにはなるかもしれないし、信仰の山であれば登頂回数が宗教的な意味を持つのは理解できるが、これまで多くの里山になぜ登頂者名簿 があるのか少し不思議に思えていたのだけれど、この地元の方々の笑顔と歓待に会えて理解できました。「おらが里山」そしてそれは素晴らしいものだから、自分達で独占すべきものではなく、できるだけ多くの人と共有したいと思うもの。だからボランティア整備にも入る。登頂者名簿はそういった方々のは励みにもなっているのですね。昨今は個人情報を残すことに抵抗を感じる人も多いだろうから、東京都XX(名字のみ)でも良いと思う。登山届とは違った意味を持つ里山の登頂者名簿にほんわかした連休最終日、朝の里山バーチカルD+730m一気登り、長野県千曲市五里ケ峯にて。


カタクリの花

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花が咲くまで7年かかるという。実際の片栗粉は芋の澱粉から作られるのでそれは別物。絶滅危惧種の希少性からか盗掘の対象となってしまう。トレイルランナーならば、ハセツネコースの山域にも群生地があるのを知っているかもしれません。そのように多くの場合、人に知られてしまい、保護管理の下にあるのだけれど、今日は年に数十人通るかな?というマイナールートの登山道脇に咲いているのを見つけました。この山の麓の集落に有名な群生地があるのだけれど、踏み跡薄いマイナールートの登山道に咲くカタクリを見て「おいおい、こんな目立つ場所に咲いてちゃダメだよ。人に見つからないようにな」と声をかけたくなった。