マン喫通信14〜千金のイベント 中編

せっかくの遠出の機会。

思えば夏以降ゆっくり子供と遊ぶ時間も少なかったので、中途半端な時期でしたが、休暇を申請して5日間の日程で岡山を中心にまわりました。

子供の乗り物ストレスを考慮し、現地までは飛行機で岡山空港まで。
岡山空港からはレンタカー(軽ワゴンにチャイルドシートオプション)を道中の足にしました。

イベントは3日目の予定だったので、息子(1歳6ヶ月)の歩きっぷりの確認もかねて、初日は広島県福山市の鞆の浦(崖の上のポニョの舞台のモデルになった港町)、2日目は岡山後楽園と鷲羽山でたっぷり歩かせました。

階段をやたら登りたがる

階段をやたら登りたがる

いいフォームだ!

いいフォームだ!

 

彼は割とよく歩きます。しかも平坦なところより階段や、斜面を好みます。ただし思った方向に進んでくれません。

お〜い

お〜い

瀬戸内海に面した鷲羽山(標高133m)が彼に取って初の登山になりました。駐車場から数十メートルの高低で20分ほどの道のりでしたが、しっかりと自分の脚で登っていく姿をみて頼もしく思いました。
こりゃ将来トレラン頑張ってくれるもしれません。

千金中編05-1

この先崖だから・・・

この先崖だから・・・

余談ですがこの鷲羽山も「悪霊島」の原作の冒頭に出てくる場所で、金田一スポットです。鷲羽山から眺める瀬戸大橋と瀬戸内海の塩飽諸島の島々は実にスケールが大きいです。

まったくこの歌碑の通り

まったくこの歌碑の通り

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さてイベント当日
昨年同様、「倉敷フォトスタジオ+」さんでイベント前に着付けと家族写真をお願いしました。
家族写真を見事なチームワークで子供の機嫌を取りながら撮影してくれます。
今回は倉敷美観地区近くの古民家「大橋家住宅」でも移動して撮影していただきました。
「倉敷フォトスタジオ+」の谷口さんと安田さんありがとうございました。

正午のイベント受付に合わせて着物を着込んだまま倉敷駅から伯備線で清音駅まで移動。車内にはイベント参加者の方々が数名いました。天気は凄く良くて暖かい。さすがは晴れの国「岡山」


清音駅の出口の横がイベント受付で、清音駅に降り立ったちびっこ金田一はかなりテンションが高く駆け回ってました。早朝からずっと起きているのでウォーキングイベント前に眠くならなければと少々不安に・・・(不安は的中します。)



 

参加者は金田一の仮装と、それ以外の登場人物の2つに分かれます。

金田一の方はフォーマット化されたイメージで統一感がありますが、今年はそれ以外の仮装の方々があまりにも個性的すぎて、何の仮装かわからない人もいるので名札をぶら下げる事を義務づけられました。
以下個性的すぎて危ない面々の写真を淡々とご覧ください。

主役はシルエットでわかる

危険、イベントでなければ即逮捕!

危険、イベントでなければ即逮捕!

犬神家の親子、キセルがポイント

犬神家の親子、キセルがポイント

戦後の行商人にしか見えない

戦後の行商人にしか見えない

犬神家の家紋

犬神家の家紋

八墓村の双子の老婆、お二人は実の親子。

八墓村の双子の老婆、お二人は実の親子。

この人の仮装が誰かわかったら相当通なひとです。

この人の仮装が誰かわかったら相当通なひとです。

チーム悪霊島

チーム悪霊島

歩きづらそう。

歩きづらそう。

頭巾姿のスケキヨ、息子は怖くないみたいでした。

頭巾姿のスケキヨ、息子は怖くないみたいでした。

でも多治見要蔵にはさすがにビビってました。

でも多治見要蔵にはさすがにビビってました。

 

今年は何だかカメラの数も多い。かなり注目を集めてるイベントだという事が伺えますね。

ちなみにこのイベント、年々参加者も増えて盛り上がってますが「1000人の金田一耕助」といいながら当然ながら1000人は参加していません。将来的に1000人ぐらいの参加者になればいいなという思いを込めているそうです。

今年はコスプレは80人以上の参加者になったそうです。

金田一組とそうでない組での集合写真を取り終えていよいよスタートです。

チーム金田一

チーム金田一

チームその他

チームその他

後編に続く

 


マン喫通信13〜千金のイベント 前編

これから何回か書き記す事は貴方のトレイルランニングライフに全く役に立たない事柄ですが、どうかご容赦ください。

11月の下旬の週末というのはマラソン大会が目白押し。
11月23日、24日にはつくばマラソンや、大田原マラソン、富士山マラソンのフルマラソンを筆頭に様々なロードレースが開催のまさにハイシーズン。

そんなマラソンと同日に某地方都市の山間でとあるウォーキングイベントが行われました。

 
場所は岡山県倉敷市真備町岡田地区
イベント名は「1000人の金田一耕助」

下津井の漁港近くにて

下津井の漁港近くにて

平成25年は金田一耕助生誕100周年
今こそ名探偵初登場の舞台へ・・・

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そんな謎めいて、おかしなイベントに去年に続いて今年も家族で参加。和装でたっぷり歩いてきました。

 

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え〜と
あまりに唐突かと思うのでここでちょっと解説を・・・

日本推理作家の巨匠で、名探偵金田一耕助の生みの親「横溝正史』
その横溝先生が戦時中昭和20年4月より3年間疎開していたのがイベントの舞台岡山県吉備郡真備町岡田(現・倉敷市真備町)になります。

先生の疎開宅

先生の疎開宅

横溝先生はこの疎開先の人々の話を基に小説の内容を考えていきました。
(津山30人殺し事件を基にした八墓村や、瀬戸内の島を舞台にした獄門島など)

横溝先生の傑作には岡山を舞台にした事件が多いのです。(俗に岡山ものという)

殺人事件王国「岡山」

殺人事件王国「岡山」

そして金田一耕助が初めて登場した事件が「本陣殺人事件」です。
この物語は密室トリックに純日本的な小道具が使用された名作です。

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この物語の中盤、金田一耕助が登場するシーンの一説
「伯備線の清−−駅で降りて、ぶらぶらと川−−村の方へ歩いてくる一人の青年があった。見たところ二十五、六、中肉中背−−というよりはいくらか小柄な青年で、飛白の対の羽織と着物、それに縞の細い袴をはいているが、羽織も着物もしわだらけ(中略)容貌は取り立てていうほどの事はない。」

探偵の軌跡

探偵の軌跡

とありまして、まさに伯備線の清音駅からスタートするこのウォーキングイベントは金田一耕助に扮して探偵気分で彼と彼を生んだ横溝正史氏の足跡を辿ってみようというちょっとイカれた、もとい、イカしたイベントです。

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私のことについても少々・・・・

1980年(8歳、小学低学年の頃)映画「悪霊島」が公開。ビートルズのレット・イット・ビーのテーマ曲に「鵼の鳴く夜は恐ろしい・・・」というコピーと、公民館に貼られていたの映画の告知チラシで恐怖のどん底に突き落とされました。

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なんだか明朝体が怖くて・・・

以来、犬神家のスケキヨや湖の2本脚、菊人形や首風鈴の首チョンパなど、様々な要素で幼少期にトラウマを沢山植え付けてくれた「横溝正史」。

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黒い装丁の角川の文庫本もとても怖くて、しかしどこか興味をそそられていました。

 

小学校の高学年で、江戸川乱歩の少年探偵団シリーズを皮切りにどっぷり探偵小説にのめり込み、満を持して読んだ横溝文学は、意外にも直接的な恐怖は無く、読みやすく非常に面白いものでしたが、話しの根底にある日本的な風習やしきたり、田舎の旧家の血族の争いや、閉鎖的な文化の島などに恐怖を覚えました。

一時は探偵業に憧れて、志そうと企んだこともありました。
そんなこんなで数年前、半ば嫁さんをだまして事件の舞台となった岡山の各地を旅行した事もあって、いつしか嫁さんも横溝ワールドにハマっていったのです。
そして5年くらい前から倉敷市観光情報発信協議会が横溝先生の疎開宅を中心に面白いイベントを実施するようになりました。

2009年には「本陣殺人事件」のトリック再現イベントを実施したり、今回で4回目となるこの「1000人の金田一耕助」もその一つです。

去年子供が産まれたので、このイベントに息子に赤ちゃん金田一の仮装をさせて「最年少金田一」を狙って参加したのですが、これが割と好評で、いろいろ取材されて、新聞やらWEB、ブログなどいろいろなところで紹介してもらいました。

しかし去年参加した時、息子は6ヶ月でまだ歩けなくて、ベビーカーに乗せて参加していました。
今年は息子もしっかり歩くようになり、子供の衣装も嫁さんが何日か徹夜しながら準備してくれてました。
私はヤフオクでインバネスコートの古着を追加購入したりと準備を進めていきました。

8900円

8900円

次回、イベントの様子にご期待ください。(続く)

 

 

 

 


マン喫通信12〜神流の山に出没!我ら海の生き物

第5回神流マウンテンラン&ウォーク
憧れの大会でした。

先週末念願かなって初参加できました。

一番古くからのトレラン仲間、
市ヶ谷 よしむら鍼灸治療院 院長、
“サメ”の愛称でおなじみ(面倒だから由来は割愛)
鍼と話術の魔術師、
自称日本トレラン界で2番目にでかい!(187cm)

左のでかいのがサメです。

左のでかいのがサメです。

そんな吉村君(以下サメ)と
スーパーロングのペア50kmの部で出場しました。

対して私の愛称は“マンタ”
レース中にすれ違うランナーに呼ばれたのは「海の生き物コンビだ〜!」
しかし、先日男児が誕生したサメとはチーム名“トウチャンマンズ”ということにしてました。

まあぶっちゃけどっちでもいいです。
とにかく何が憧れだったかというと「前夜祭」ですね。
去年、一昨年のおもてなしっぷりをいろんな人から聞いていて本当に一度出てみたいなと心から思っていました。

前夜祭開始前に出来上がっているランナーも(手前の黒い人)

前夜祭開始前に出来上がっているランナーも(手前の黒い人)

おかしな人達

おかしな人達の集い

そして何といっても岩魚の骨酒が振る舞われるってのがたまらなくて。

ホネホネロック

ホネホネロック

さらに民泊にもとても興味がありました。
という事でレース自体は下調べゼロのノープランでした。

土曜日の夕方サメカーでセカマス、ビューティーペアの5人で会場入り。

見渡せば知っている顔が本当に沢山。
そして前夜祭会場では予想を超えるおもてなしに感激。
比較的地味なレース参加の多い「トウチャンマンズ」の二人は
本気で感動していたのです。

近藤まさひろさんの歌う「トレイル☆ランナー」にも心から感動。

レース中はこの歌と新日本プロレスのテーマbyEmerson, Lake & Powellがずーっと頭の中に流れていました。(新日のテーマも会場で流れていたので)

暑苦しい・・・

暑苦しい・・・

民泊も楽しかった。元民宿の「木古里」さんにお世話になりました。
宿で振る舞っていただいた芋栽培から手作りしているコンニャクが絶品。
ひろびろゆとりのある部屋で落ち着いた夜を過ごしました。(飲んでたけど)
「木古里」の高橋さん、宿の手配でお世話になった北村さん、
一緒に宿泊した皆さんどうもありがとうございました。
(酔っぱらってて宿の写真ゼロ)

そして日曜日レースはやっぱ辛かったですね。

スタート前の光のトンネルで恋人気分

スタート前の光のトンネルで恋人気分

師匠と弟子

師弟関係

肉体関係

肉体関係

日本酒党ではありますが、濃い風味の山の日本酒を沢山いただいたので、スタート時気持ち悪かったです。いつもの事ながら10kmくらいまでお酒がなかなか抜けませんでした。

お二人さん応援どうもでした!

お二人さん応援どうもでした!

その後は身体が動くようになりましたが、IBUKIのナベちゃんとえんどうさんの「偽夫婦ミニーペア」とほぼ同じペースでヌイたり、ヌかれたりの死闘。

パートナーのサメは今年のハセツネサブ12で、ハセツネ後は体重減のキレキレな感じで、見るからに調子がいい。私は足を引っぱらないよう付いていくのが大変でした。トレイル部分は基本先行してもらい、10m以上空けないよう心がけました。

木段も多い

木段も多い

山の上り、下りはサメがイキイキしてます。(私はため息)
しかし、林道やロードに差し掛かるとヤツは一転して元気がなくなる(私は元気に)
お互い得意な部分が異なるので足を引っ張り合いしないように気をつけました。

渋井さんと会った時は寒かった。

渋井さんと会った時は寒かった。

熊が2匹

熊が2匹

北島さん毎度ありがとうございます。

北島さん毎度ありがとうございます。

第3関門の持倉集落以降は下りだよね〜と思っていたらそのあとも結構上りが多く心も身体もかなりうんざり。両脚も痙攣を起こして、残り5kmはかなり辛かったのですがサメが「ちんたらしてると食い殺すぞコノヤロー!」オーラを出すので半べそ描きながら後ろを付いていき、打ち合わせ通りのサメの肩車ゴール。(コースディレクターの注意アナウンスあり)

7時間47分ジャスト 22/100位

とっくにゴールして着替えてるエリートランナーと

とっくにゴールして着替えてるエリートランナーと

レース前は偉そうにタイムも順位もう少し上を狙っていたのですが、お互い初めての神流で、コースのけっこうな厳しさを体感しました。辛いけど楽しい良い大会ですね。サメ先生心からありがとう。

 
さて、私的な事ですが来年はトレイルのレースはあまり出ないで、もともとトレイルランを始めるきっかけになった、渓流での岩魚釣りをやんわり復活させてみようかなと思っています。トレイルランと渓流釣りを融合させて。(釣り道具を持って釣れるところまで走る!釣れなかったら釣りやめてひたすら走る!)

 
でもやっぱ神流のレースには来年も出たいかなあ。

最後に、
レース後持倉集落の事が気になってしかたありません。
聞けば80代のお年寄りが10人あまりの限界集落との事、機会があれば別の機会に訪れてみたいそんな場所になりました。過疎化が進む神流町の活性化にも微力ながら何か役に立てる事はないかなと、ふとそんな事を考えたりしています。

持倉エイド

持倉エイド


マン喫通信11〜第4回伊南川100kmウルトラ遠足翌日

リンク

ひっそりと伊南川ウルトラレポートの締めくくり。
レース翌日のオススメの過ごし方です。
翌朝も雨がパラついてましたが天気は回復。
男子部屋では国営放送で再放送していた足指体操を全員で始めるという変な光景が繰り広げられました。(写真撮ればよかった)

名残り惜しいですが、2日間お世話になった「田吾”作」を後にし、道中を共にしたY氏とW女史とコース途中にあった木賊(とくさ)温泉を目指しました。

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お世話になった「田吾”作」前ーで一枚

東京から雨中バイクで来て、100km走って、翌日またバイクで帰った凄い人もいます。

東京から雨中バイクで来て、100km走って、翌日またバイクで帰った凄い人もいます。

去年、コースの予備知識とか下調べ無しでこの大会に出て、75km過ぎの木賊温泉を通過した時の衝撃が忘れられません。

私は30代の頃「つげ義春」の漫画が大好きで、漫画の舞台になったところをいろいろ旅していました。

つげ先生は好んで福島の会津地方の温泉に旅行していてその温泉を舞台にした漫画がいくつかあります。

舞台になった二岐温泉、岩瀬湯本温泉、大内宿、塔のへつりなどは巡ったことがあったのですが、木賊温泉は行く機会に恵まれず、そのまま忘れかけていました。

つげ先生の描いた木賊温泉のペン画

つげ先生の描いた木賊温泉のペン画

そんな木賊温泉が突然コース上に現れたのですからたまりません。
しかし、レース中はあっさり通過してしまい、そしてレース後は後泊できず、そのまま帰京したので木賊温泉に行けなかったことがとても心残りになっていました。
なので今年はレース中に「木賊温泉でひとっ風呂浴びてからゴールするわ」などとほざいていたのですが、悪天候のレースでそんな元気も無く撤回。

満を持して翌日出掛けたました。

その木賊温泉ですが共同浴場は2つあり、有名な方は川岸をおりた川の流れの横にある温泉です。

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どうですか、この風情

奥は残念ながらおっさんですね。

奥は残念ながらおっさんですね。

 

ちなみにここは混浴です。(女性は道路沿いにある商店で湯あみ着という着衣をレンタルできます。正直つまんね〜。男はフリチンです。)

混浴イメージ

混浴イメージ

温泉の泉質は非常に素晴らしく、前日の膝のダメージがやわらいでいきました。
何より川の向こうに広がる紅葉を眺めながらの温泉最高でしょ。
非常に山奥の人里離れた場所にある温泉ですが、なんだか雰囲気もあたたかな感じがする温泉です。

温泉におりる道

温泉におりる道

伊南川ウルトラと木賊温泉、セットでお楽しみいただくこと強くオススメしたいですね。

(バスで移動の方は難しいですかね。)

木賊温泉をあとにして、帰路につきましたが、途中の那須塩原で昼食。この土地の名物「スープ焼きそば」なるものを食そうと、2店ある有名店の「こばや食堂」に行き冷やかし半分で食べてみましたが、これが結構美味い。
まねできそうでだきない、クセになる味といいましょうか。(個人の好き嫌いはありそうですが)

あつあつです。ラーメンでも焼きそばでもない。

あつあつです。ラーメンでも焼きそばでもない。

B級グルメフェアに出たらかなり上位行けそうなレベルだと思いました。木賊温泉とあわせておすすめしておきます。

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エピローグ

帰宅して洗濯し終わるまでが大会ですよね。

トレイルの大会に比べたら汚れ物も少ないので助かります。
洗濯物を干し終えて、シューズも洗っておこうとシューズの中にブラシを入れたとき、恐ろしい事に気づきました。

インソール入ってねえじゃん!

道理で途中の突き上げ強かったわけだ。つま先に余裕が出来ちゃったせいか、左足の親指の爪も死亡。(でも100km走ってる時は気づかなかった・・・)

こんなズボラな人がシューズレポート(前項参照)とかやってちゃ駄目ですね。
反省します。

最後、至極残念な2ショットで失礼します。

ごめんね、ごめんね〜。

ごめんね、ごめんね〜。

 

 


マン喫通信10〜第4回伊南川100kmウルトラ遠足当日後半

「第4回伊南川100kmウルトラ遠足」レース後半50km〜100km(ゴール)までのレポートです。

※尚、レポート中の写真は伊南川の素晴らしいイメージをお伝えしたいのでゴール写真以外の天気のよい写真は昨年の様子です。

 
50kmからは序盤の20〜30km部分のコースを逆走するゆるやかな下り。ここは5分前半ペースで気持ちよく進めました。

60kmからは500m弱ロードのの上りが続く後半の難所になります。野辺山ウルトラでいう馬越峠の上り的な感じでしょうか。しかしあそこまでのしつこい感じではありません。

ここは割り切って早歩きで足の回復に努めます。

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去年の写真です。

上りの途中で前半のトレイル部分で颯爽と抜かれたランナーと合流。話しながら歩を進めました。

この星野さん、聞けばMMAの名物ブロガーのShinさんとサンディエゴのトレイルレースに一緒に出場されてたそうで、話すと色々人やら絡みがある。やはりトレイルの世界狭いですね。
星野さんのおかげで楽しい上り区間になりました。

上りの終点のトンネルを超えて、大分脚も回復したようなのでここからの下りは思い切って走りました。キロ5分前半ペースで行きました。 濡れた枯葉が落ちて溜まった道路は脚に優しく気持ち良い区間でした。

75kmでは憧れの木賊温泉を通過。ここで奥さんの応援に車で駆けつけていた松尾さんからも元気をいただき85km過ぎまでは快調。(写真:松尾さん)

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今年の写真です。寒〜い。

私的ですが、ウルトラマラソンでは途中何度か波がありまして、今回は65〜85kmが身体が軽く好調な区間でした。回りの景色が流れるようで、距離もどんどん縮まっていく感じ。これがウルトラマラソンの醍醐味かもしれません。

 

P1080560

去年の写真です。

 

P1080557

去年の写真です。

 

しかしそんな楽しい時間の後には苦しい必ず時間がやってきます。残り15km弱を残して脚が終了。膝にダメージがきたので、恐る恐る残りの距離を行きました。

途中1人もくもくとペースを崩さず走るランナーに抜かれました。この方は、ベテランウルトラランナーにありがちな悪天候時にビニール袋を頭から被るスタイル。さすがに今日のコンディションで、そのスタイルでのチャレンジは凄いと思いました。この方は例外かもしれませんが、このスタイルで参加していた年配のランナーの方は全滅だったのではないでしょうか。

95kmエイドで地元のおじさん連中から焼肉(鹿肉?)を振舞われ最後の頑張り。残り2kmで最後の嫌な林道を通り抜けるとゴール地点の大銀杏が見えてきました。

無事ゴール タイムは11時間2分台
10時間台ではフィニッシュしたかったのですが最後粘れませんでした。

そしてゴールしたんですが、会場が閑散としているというかランナーがいない。

ゴール地点で聞くと私は6位フィニッシュでした。思いがけない好順位です。

11時間というのはウルトラの100kmではそんなに素晴らしいタイムではないのだけれど、今回はやはり天候などのコンディションがタフすぎたのでしょうか。サブ10(10時間以内は2名のみ)でした。

ちなみに

2013年(今年)
優勝タイム:9時間29分52秒

2012年(去年)
優勝タイム:7時間52分01秒
出走者:341名
完走者:174名
完走率:約51%

※エントリー:410名(31都府県)

という感じでした。
私がゴールまで何となく持ちこたえたのは今年の富士五湖ウルトラと八ヶ岳スーパートレイル100マイル(ゴールできませんでしたが)という悪天候で寒いレース経験が効いたのかもしれません。

あとはウェアが重要だなと思いました。finetrackのドライレイヤーとレインウェアのエバーブレス・フォトンは本当に毎レース効果を実感しています。(他のブランドそんなに試していないので比較とかできませんが)

ブルー色のものを使用していますが、ロードウルトラのレースは車道の脇を通るのでブラックとかは避けて明るい色の方が安心感がありますね。(普段使いは抵抗ありますが・・・)

スクリーンショット(2013-11-05 19.24.25)

というわけでゴール後は昨年同様お世話になった「田吾”作」の自慢の息子ケンちゃんと記念撮影。

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私の息子もケンちゃんのようにのびのび育って欲しいです。

その後7位フィニッシュの星野さんと、

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星野さんのゴールかっこいい!

 

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いろんな大会でご一緒する事の多い今西さんが8位でゴールしたのを見届けて

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今西さんの力走

一度「田吾”作」でお風呂に入って着替えてからリタイアした仲間とともに暗くなったゴール地点でランナーを迎えました。

16時間ギリギリでフィニッシュした最後のランナーを見届けて宿に戻りました。

写真は最後まで粘りの走りのナオキさんのゴールを迎えた仲間達です。中央はこの大会の主催「海宝ロードランニング」の代表海宝さんです。
私がある理由でウルトラマラソンを走るきっかけになった方で、勝手に尊敬しています。

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全ランナーの皆さんおつかれさまでした。そして運営サイドの皆様本当にありがとうございました。
また来年、今度は紅葉のまぶしい晴天の中で大会が開催される事を祈ってます。

そしてコースの9割以上はロードですが、7kmの極上のトレイルと紅葉に囲まれたコースはきっとトレイルランナーも満足できる大会だと思います。
ハセツネと日にちが近いですがぜひ伊南川ウルトラ遠足も検討してみてください。