TDG 2014

ミキです。
トルデジアン2014。
なんでこんなレース展開しちゃったかな~と思いますが。
だけどだけど・・・・とても楽しかった。苦しいレースだったけど、やっぱり絶景のオンパレードとそして優しい人たちとの触れあいが宝物だとつくづく思います。

今年のポスター。

今年のポスター。

ゼッケンもらいました。後ろはモンブランがどどーん。雲かぶってるけど朝は雲がなくどどーんだった。しかし暑くてこの後アイスをぺロリ。

ゼッケンもらいました。後ろはモンブランがどどーん。雲かぶってるけど朝は雲がなくどどーんだった。しかし暑くてこの後アイスをぺロリ。

中央:今年のトルデジアンTシャツはカーキ。これ、好き。バフはウレタン製のバフでバフではないバフ。うーん・・・ 赤いのは参加賞。ストレッチバッチリだけど・・・。 テクニカやグリベルのバフは嬉しい。サンバイザーも参加賞。今回はマップが箱に貼っていて和紙のような材質で出来ていて保管可能なものだった。

中央:今年のトルデジアンTシャツはカーキ。これ、好き。バフはウレタン製のバフでバフではないバフ。うーん・・・
赤いのは参加賞。ストレッチバッチリだけど・・・。 テクニカやグリベルのバフは嬉しい。サンバイザーも参加賞。今回はマップが箱に貼っていて和紙のような材質で出来ていて保管可能なものだった。

当日は・・・

スタート前にスイーパーさん達と。とてもノリがよい^^。Giapponesのみんなとパチリうつってくれた。

スタート前にスイーパーさん達と。とてもノリがよい^^。Giapponesのみんなとパチリうつってくれた。

今年のスタートはきっかり10:00。ものすごい歓声と人に感激したスタート。後ろの男子、カッコイイ(笑)。

今年のスタートはきっかり10:00。ものすごい歓声と人に感激したスタート。後ろの男子、カッコイイ(笑)。

最初のライフベースで再会が。

去年バルマッセでリタイアした時に山小屋の麓からクールマイヨールのホテルまで運転してくれた方。第一ライフベースであって、声をかける。「あ、覚えてるよ^^。今年は大丈夫かな?って」 今年は大丈夫!って言っておきました。超優しいんですよ。お世話になりました。

去年バルマッセでリタイアした時に山小屋の麓からクールマイヨールのホテルまで運転してくれた方。第一ライフベースであって、声をかける。「あ、覚えてるよ^^。今年は大丈夫かな?って」 今年は大丈夫!って言っておきました。超優しいんですよ。お世話になりました。

二日目は満月・・・夜は寒いトルデジアンだが、まだ二日目は寒くないのです。

9/8は中秋の名月。香港のKathyもいってた。周りは私しかいなくて、大きな山のシルエットと満月がとても美しくてしばしうっとり。

9/8は中秋の名月。香港のKathyもいってた。周りは私しかいなくて、大きな山のシルエットと満月がとても美しくてしばしうっとり。

3,4,5日は睡眠に失敗して、進めるところ進めなかった。バカですわ、本当。
途中、とても苦しい展開になりました。全力疾走するパート多々でした。
昨年は時間も余裕あったし苦しくなかったのに(苦しかったのは胃と精神です)。2年目はアドレナリンが少ないのか、緊張感がないのかな。
去年バルトネンシュを出て最初の山小屋のバルマッセでリタイヤしました。バルマッセにいた山小屋の青年に「私、去年ここでリタイヤしたんだよ」って言ったら覚えていてくれて、とっても嬉しそうでした。私も嬉しい。

Oyaseでは途中苦しい道中に一緒にすすんでくれたSaraがなんとなんと私を待っててくれた。「時間は本当にないから、すぐ出発して!」って促してくれました。
OyaseからOllomont行く途中の1,000mアップは厳しかったですが「昨年と同じ気持ちにはなりたくないっ、絶対イヤ!絶対イヤ~」って言いながら全力で登った。はあはあ言いながら登る私は喉がカラカラでした。右スネがうっ血で激痛だったので下りは苦しかったのですが、日本からも激励メッセをもらっていたので、それが力になった気がします。

・・・・そして、入り関門の13分まえにOllomont,最後のライフベースに到着・・・。

去年はここまで到達できなかった。Ollomontのライフベースのゲート。

去年はここまで到達できなかった。Ollomontのライフベースのゲート。

Ollomontのベッドから。とても集中している池田さん。私はスネが痛くてベッドでマッサージ。

Ollomontのベッドから。とても集中している池田さん。私はスネが痛くてベッドでマッサージ。

Ollomont出発してしばらくすると暗くなってくるのです(ヨーロッパは暗くなるのが遅めだからありがたい)。
暗くなると、眠けに襲われる、だから誰かを見つけて話をしながら進む、だから人に会うのはチャンスなんです!励ましながら進めるから。
英語が通じれば英語で、通じなかったらちょっとスペイン語で、もちろんわかる言葉しか話さないですが、なんとかコミュニケーションをとって話しました。

Ollomontを出て最初の山小屋に行く途中でトレイルランしている素敵なおじさまに励ましてもらいました。
その後、オスカーぺレスが・・・激走して下ってきて「フォルツア!」って言ってくれた。
その後なんとか道中一緒だったRobertoと励ましあいながら最初の山小屋に到着。その山小屋にはたくさん選手がいて賑わっていた。そして尊敬するつるさんも!つるさんのお友達がいらっしゃる山小屋だそうです。そこでいただいたカプチーノが身にしみて本当に体が暖まった。
そこから頑張って進むが林道では眠くて頭がスイッチオフしながら進んでた。
エイドで30分睡眠休憩をとって、そこから関門がとても苦しいことに気づき、林道から一緒だったゆうこりんと急ぎました。いやいや、本当にやばかったと思います。
スネは激痛でなかなか走れないし。だから山小屋到着して安心して号泣してしまいました。
他に日本人選手がなんとたくさんいて、温かく迎えてくれました。出発するところのBarryさんも戻ってきてくれて激励してくれました。
そしてみんなで小屋を8:00にでて、マラトラへ。

Merdeuxって書いてあるけど山小屋の写真は違う名前だった。そして下だと思ったら上だった関門。とってもピンチだったけど、結果クリアできてよかった。

Merdeuxって書いてあるけど山小屋の写真は違う名前だった。そして下だと思ったら上だった関門。とってもピンチだったけど、結果クリアできてよかった。

マラトラへ登る・・・急なんだけど思ったより登りやすかった。

マラトラへ登る・・・急なんだけど思ったより登りやすかった。

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マラトラ。そうです、トルデジアンのポスターで有名なマラトラ。

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ポーズ間違えてるし・・・ま、いっか (笑)

このポーズをとりたかった、マラトラで。

このポーズをとりたかったのですけど。

マラトラを越えて。マラトラは・・・本当に眩しい存在でした。超えると強風で寒い寒い・・・

マラトラを越えて。 マラトラは・・・本当に眩しい存在でした。超えると強風で寒い寒い・・・

BonattiそしてBertone小屋を越えて。
Bonatti=11:16着。Bertone=13:44着。
Bertone ではなっちゃん、ようこさん、そしてなんと小野さん夫妻が!超嬉しかった。そして4日目苦しい時にエイドで半泣きのところを励ましてくれたとてもチャーミングな女性がいて、とっても喜んでくれた。
トルデジアンの運営サイドの方々は本当に選手を励ましてくれて、選手になんとかゴールしてほしいって心から思ってくれています。その優しさが心にしみるんです。
足はスネとももが激痛で上手下れない。、ここから長い下りだけど、なんとかかんとか進む。Barryさんが一緒に下ってくれた。Barryさんはピンピンしてるのに。
道に下りる手前でSaraがなんとなんとまた待っててくれた。一緒に走ってくれた。
私を見つけて武田さんも一緒に走ってくれた(8時頃ゴール済み)。

教会付近で山田さんから日本の旗を手渡してもらう。(山田さん、ありがとう~^^)

そしてようやくゴールは終了時間の15分ほど前で・・・・

ゴールして香港のBarryさんと。Barryさんは2連続完走。Bertoneから足が痛くて痛くてよちよち歩いてる私に付き添ってくれた超優しいアスリートなのです。

ゴールして香港のBarryさんと。Barryさんは2連続完走。Bertoneから足が痛くて痛くてよちよち歩いてる私に付き添ってくれた超優しいアスリートなのです。

ゆうこりんと。一緒に練習したもんねえ、ぼろぼろの私ですがぴんぴんしてるのはやっぱりさすがです!

ゆうこりんと。一緒に練習したもんねえ、ぼろぼろの私ですがぴんぴんしてるのはやっぱりさすがです!

Daliと。道中とっても優しかった。もちろんゴールも祝ってくれた。素敵なお友達です。

Daliと。道中とっても優しかった。もちろんゴールも祝ってくれた。素敵なお友達です。

写真では表現できないし、これ以外にもたくさんたくさん出来事がありました。
その都度たくさんの人に助けてもらいました。
田辺さん、ゆうこりん、つるさん、サイコさん、なっちゃん、Kathy,ありがとう。

私の今年のトルデジアンはあまり参考にならないと思いますので、11月頃にある報告会にて他の選手のレース報告などきいていただければと思います~。
またお知らせいたしますね。

 

 

 


taking all chances you got

こんにちは。
トルデジアンが終わり、今度は出張でイタリアのベネチア近辺にきてます。クールマイヨールがもう恋しいミキです。でも体は日本料理が恋しいようです。やっぱり日本人だなあー。

レースが終わってまだ風邪、足の指の痺れ、右腿の激痛に悩まされてます。また、お酒を飲むとお酒のまわりが早く、全身が痒くて仕方ないという症状がはじめてでています。復調には時間がかかるのかしら…

今回のレースで強く心に残った言葉があります。
4日目のライフベースより手前の関門があるエイドに向かっている時、連日の睡眠の失敗による睡眠不足のせいか、精神的におかしくなり、山で迷いました。まるでさっき通った山道…なんだかまた同じところを通ってるようだ、と。誰も周りにいなくなり、このままレースどころか、死んでしまうかも、と思いつめました。そうしたら、後ろから中国人男性が来ました。すかさず会話をして、
“Can I follow u?” 「ついていっていい?」とききました。
彼は
“Yes, but I will be running as fast as I can and you might not come because I want to avoid the cut off .Iwant to take all the chances I got.”
つまり「関門に間に合うように僕はできるだけ速く走るから君はついてこれないかもよ。でも僕すべてのチャンスをつかい、一か八かやりたいんだ」

こんな表現ははじめてききましたし、心をうたれました。

take all chances I got…
私は追い込むのは苦手だし、全速力などテニスコート上のショートラリーなど思い切り短時間に限るし、死に物狂いなんてしたことはありません。また、大抵のレースでも走らないで歩いてすますことが多いです。
「あるチャンスをすべてつかい一か八かやる」

この言葉を聞いて我に帰りました。本当にそのとおりだ。I need to have same thought as him.(彼と同じように考えないと)
そこから気を取り直し、とにかく関門まで全力で進みました。関門についたら、もちろん時間はあまりないため、休みはそこそこに、すぐに出発しました。周りの選手からは”本当に行くの?危ないよ〜。天気も悪いし滑って危ないから僕は辞めたよ”なんて言われましたが、進むのはもちろんのことでした。
どんなに境遇が悪くても、少しでもチャンスがあるなら、結果はとにかく予測せずに、その時あるチャンスはすべてつかう。だから全力で。

昔の職場環境の境遇のせいか、仕事ではできるだけ人に頼らず一人でできることはすべて一人でやるようにしてきました。日常生活でもよほど困らない限り、友人に頼らないようにしてきました。自分で完結するように考えてきました。でも、今回のトルデジアンでは人に出会うのはものすごいチャンスだし、活かすべきチャンスだと気がつきました。そこから独りで、ではなく人に頼ることはチャンスの一つとして考えるようにしました。

そして時間が厳しくても、動作の一つ一つを詰めていくことで少しずつ時間を短縮することが出来る、と心から考えることができました。睡眠も復活のチャンスです。

常に taking all chances I got.

どんなにひどい展開であろうが、目の前のチャンスであろうものはすべてつかう。そして一か八かだけどやる。それしかありませんでした。でも当たって砕けたくはなかったのです。

 

 


tor des geants 2014

みなさんこんにちは。先週イタリアのアオスタ州で行われてたトルデジアンになんとか完走することができました。

あの憧れのレッドカーペットを踏んでゴールに着き、祝福を受けることができました。

昨年のセレモニーで完走した巨人達の姿を見てから、あんなふうになりたい、と夢みてきました。

今思い返すとホントにレース展開としては良くないものだし、反省すべき点が多いですけど、しばらくはこの充実感に浸りたいと思います。

改めて皆様応援いただきお礼申し上げます。

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憧れのレッドカーペット。小野さん、写真ありがとうございます^ ^


to strain your ears on the trail

ミキです。
友人から悲しい話を聞きました。
あるトレイルレースでヘッドフォンをして走っている選手がいて、ボランティアの方が注意をしたら”ボランティアのくせに・・・”や”ボランティアに言われたくない”といったようなコメント返ってきたと。

大会のボランティアは選手の安全を守る責務を持っています。で当然、「音が聞こえない」ことにおいて、トレイルではとても危ないと感じます。なので話かけても聞こえない状態を注意するのはナチュラルなことだと思います。
山では後ろからの足音、雷、そして落石やそれ以外の異変をいち早く知る必要があります。
後ろからの足音で”あ、速いから先にいってもらおうかな”と察しすることができます。
雷の場合、その位置を察して下山するか・続行するかの決断をします。 落石がある場合”ラク!”の声を聞けたら、それに対して行動を起こしたり、とその他にも危険なものは避けることができます。
音楽を聞くことは悪いことではないです。だってノリノリ♪ になりたいし、リズムもとりたい!でも周りの音が聞こえないのは・・・やっぱり危険ですよね。
私も昔は音楽をきいて走っていました。でも周りの音が聞こえないのはとても危険であることを感じ、ロードでも音楽を聞いて走らなくなりました。トレイルであったら余計です。

提案ですが、もしヘッドフォンをして山を走っているとしたら、ヘッドフォンをはずして自然の音を聞いてトレイルでの6感を楽しみませんか?
風の音も鳥の声も虫の声もとても美しいですよ。

レースにおいてもう一つ感じたいことがあります。ボランティアの方々は本当に交通費も時間も使ってその大会の運営のサポートをしている方々です。
なぜそこまでするのか?トレイルランが好きだから。大会に携わりたから。そして選手には大会を楽しんでほしいから。そして無事にレースを完走してほしいから。皆さん思っているからだと思います。そして何よりもみんな参加選手を公平に応援してくださっていますよね。寒い中、雨の中、風の中、立ちっぱなしで選手を見守ってくださっていますよね。私はありがたくて毎度レースではたくさんの力をいただいてます。自分はレースでは見守られているという感覚が常にあります。

そ~んなことを少し想って、レースに出てみたらとってもとっても楽しく思えますよ。自然の音はとても心地よい。そしてレースは自分の力だけでなくて他の方々の力も加わって前進できる気がしますよ。

やっぱり山が好きです。そして自然の音が好き。出会ったりすれ違うみんなの笑顔が好き。
そんな好きなことだらけなレースを体験しませんか?めちゃくちゃHappyになれますよ。