ITAMURO100 雨天ぐるぐる

OSJ ITAMURO100が先週末開催されました。
このレースは数年前に開催されたNASUロングというレースの後半エリアで周回コース
34kmを3周回して100kmを刻むレースです。

NASUロングは豪雨での開催となり、ボランティアスタッフが耐え切れず下山したり
リタイア希望の選手が山の上でスタッフテントでビバークしたりと伝説を残しました。

今回は7月末で暑い時期では!!
熱中症が心配と思っていましたが、そこはP社主催大会前日から雨という演出でした。
当日も雨。カラダが冷えて、胃腸の機能も落ちて補給出来ない、低体温が心配な展開です。

選手は寒さ対策の装備を用意していたかは未知数です。
今回のために切り開いたというトレイルも多く足元はぐちゃぐちゃでした。
結果2度のコース変更にてロード区間が多くなりました。

今回白くま隊では14名のスタッフを配置
本部・各エイド2箇所・三斗小屋(山岳区間サポート要員)
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結果としてけが人は三斗小屋からの下り区間でのスリップしての怪我が数名(肩脱臼や指脱臼etc)

沼原エイドからの下り10kmロード区間でも歩けなくなりうずくまってピックアップ選手あり。エイドで休んでいる間に低体温になり震えだす選手あり。
暗くなって寒くなってからはエイドで休んでいる間に体温が取られて走れなくなってしまいます。休んで考えます。。という時点でアウト!!という認識でいましょう。

リタイア希望の選手の中には待機している間に低体温になるので、レスキューシート使って下さいとお声掛けするとファーストエイドキットを落としてしまってとの返答でした。本当かウソかはどうでも良くて、持つのがルールでもありますし、本当に山の中で動けなくったら命に関わります。色んな意味で失格であります。
まだまだ認識の甘さを感じる瞬間でありました。

選手自身の冷静な判断と走れないドロドロトレイルによって、緊急搬送はなく終了しました。

走力だけでなく、防寒対策をすれば走り切れる可能性が上がるのでは??
そもそもリスクを減らす上でも防寒対策必須であります。

以上 ITAMURO100雑感でした。

低体温対策も含めて今週末は勉強しますよ!という方はこちらにご参加下さい。
トレイルランナーのためのセルフレスキュー&ファーストレスポンス講座 28回目
セルフレスキュー28


熱中症は予防が大事!!

◆トレイルランナーの為の熱中症予防のすすめ◆

暑熱環境でのトレイルランニングが多いこの時期、熱中症予防が肝心です。熱中症になると意識が朦朧として滑落や道迷いなどのリスクも上がり、最悪体温の上昇が進むと動けなくなり命に関わります。
嘔吐などで補給が出来ない状態で熱中症になるとエイドなどで休んでいるだけでは症状は悪化していきます。暑い中運動を継続するならばなおさら危険です。

熱中症予防の為のポイントをまとめておきます。ご自由にシェアして下さい。
挑戦することが過酷ですので熱中症ゼロは難しいですが、コース中でのリタイア&緊急搬送ゼロを目指しましょう。
●水分の補給
次のエイドまでの距離を考えて出来るだけ荷物は軽くしたいところですが、トラブルにより想定よりも長くかかることも考えてドリンクの量は計算しましょう。余分に持つその飲み物で前を走るランナーを救える場合もあります。水分も気持ちも余裕を持ちましょう。

冷たい水は吸収も早く、胃の中から体温を下げるので効果的です。嘔吐するのが嫌でも少しづつ飲む事。

●ナトリウム(塩分)不足
汗と共に体外に出て行くナトリウム。水だけを補給していると低ナトリウム血症という状態になり、筋痙攣(筋肉のつり)が起きやすくなり、熱中症も発生しやすくなります。ナトリウム入っているサプリメントやジェルを摂取続けましょう。スポーツドリンクや経口補水液ももちろんOKです。レース中の補給は水と糖だけではダメと認識しましょう。

●熱を逃がす
根本的に熱が逃げないことが熱中症の引き金となります。
・汗が出て渇くときに熱が逃げるので速乾性のウエアを用意する
・体表の血管を冷やす(首すじ、脇の下、そけい部)
・汗がでなくなったら水を掛ける、渇くときに温度が下がります
・日焼け対策(日焼けをすると熱が逃げにくい)

定期的に水をかぶり体温を下げる事は結果として汗が出る量を減らし、補給も少なくて済むことに繋がります。コース中の水場では水をかぶりましょう。

●暑熱に馴れておく
今からでは遅いかも、まだ間に合う!!暑さに身体は適応します。
涼しい地域で暮らす方が暑い地方で出場する時は要注意です。

●レース前日に水分補給を!!
スポーツ選手は一日中水分補給しています。それは日常でも水分は不足していくからです。トレイルランナーもレース前日に十分に水分補給をしましょう。レース前はガソリン満タンが基本です。

 

以上簡単ではありますがポイントをまとめました。
質問などもありましたら遠慮なくどうぞ!!
Polar Bear Trainer’s Team 代表 浅井隆之
今週末はおんたけウルトラ帯同です。熱中症ゼロ!!

★もう少し勉強したい!という方はセルフレスキュー講座ご参加下さい。
下記写真からリンク貼ってます。
東京ですかと思った方は出張しますので仲間を集めてご相談下さい。

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何故スポーツイベントをサポートするのか

来週末はありがたいことにお仕事沢山であります。

ラフウォータースイム in 鎌倉
本栖湖パドルチャレンジ(SUP)
日光ウルトラマラソン
所沢8時間耐久レース

アウトドアスポーツ専門のトレーナーチームとして活動している『白くま隊』
アウトドアスポーツが他のスポーツ同様出来るだけ安全な環境になり、スポーツ文化として定着することを目指して活動しています。

だからこそトレーナーがいないイベントのサポートは力を入れています。

トレイルランニングには9年ほど前から関わってサポートしていますがトレイルランニングだけに関わっているわけではありません。
他のスポーツでの運営体制や救護体制、スポーツ医科学の積み重ねをトレイルランニングなど多くのスポーツイベントにフィードバックしています。

トレイルランニングの山岳環境の特殊性はありますが、やはりスポーツとして普及するならばある一定の基準を目指して運営すべきだと感じています。
ついついトレランならばこんな感じか、山は違うと、その世界の常識などに流されがちですが、今一度スポーツ医科学的視点で見直すことに価値は高いです。

もっと山を安全に楽しめるように!!

残念ながらそういったスポーツに関わる専門家がまだまだ少ないアウトドアスポーツ業界です。これからも色んな人々を巻き込みながらサポートを充実していきます。

アウトドアスポーツだから仕方ないではなく目指すべきポイントは共有したいです。
トレイルランナーのためのセルフレスキュー&ファーストレスポンス講座でもどんな初心者でも知っておきたい知識を紹介しています。スポーツ医科学的な説明がオトナならば分かりやすく、実際のレースの事例は何に役立つのかを教えてくれます。

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24時間グリーンチャリティリレーマラソンin 東京夢の島

大会名長いですね。

24時間走るウルトラの方々がいるって言うので毎年サポートしてます。
24時間。ええ。ずっとやってます。

ケアブースとしてパートナーストレッチにて疲労を軽減!!
スキンストレッチというセルフケアツールも紹介しています。
これでコシコシ擦るだけで動きが良くなります。
騙されたと思って騙されてください!!

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深夜はワンオペになりません。
夜から合流するスタッフも多いので深夜は盛り上がっています。

出走する方はもちろん、応援や冷やかしの方もどうぞお利用下さい。
浅井もずっといますので話し相手に遊びにいらして下さい。

八ヶ岳スーパートレイルやNASUロング KOUMI100など伝説のレースサポートと比べれば都市型イベントは余裕なものです。

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奥久慈トレイル 病院に行くのも大変

OSJ奥久慈トレイル50K

毎年暑いレースになりますが今年は最高で26℃走りやすい気候でした。
レース2日前ぐらいから雨が降ったり止んだりでしたので
足元は悪いという路面状況でした。

脱水や熱中症気味の選手は少ない展開ではありますが、レース後半の岩場ではスリップが多発したようです。

30.7km地点砂防エイドでは走ってきた選手より、500m手前で肩脱臼らしい選手ありという情報を受けて、白くま隊スタッフ現地に直行しました。鎖を掴むような岩場でスリップして掴んだ肩が脱臼した模様です。

初回の脱臼では非常に痛みも強いのが特徴です、かなり痛い。
脱臼自体は病院で医師の診断の上、整復する必要があります。
※骨折を伴う場合もあります
※医師がいない状況で整復するのは法律上違法行為になります

その場で出来ることは三角巾で固定をすることです。
しっかりと固定してゆっくりとエイドまで歩いて来て車で搬送となりました。

後半の拠点 竜神大吊橋に選手は戻りましたが、さて病院どこに行こうかと。
肩脱臼の場合整復してもらいたい⇒整形外科がいる救急外来を探す必要があるということになります。病院行って治せないのでは二度手間になるのです。

イベント開催時 緊急時はどこに搬送すると事前決めているのですが当番医は整形外科とは限りません。実際にフィニッシュ会場付近の病院は整形外科ではなかったです。選手の帰路に出来るだけ近い病院で、そもそもトレランをやるようなエリアには病院は少ないです。結果一山越えて隣町の病院に大会スタッフが搬送していきました。地元の消防の方にご助言頂き円滑に対応出来ました(感謝)。

救急車を呼べば病院を探してくれますが、命の影響もない肩脱臼で救急車の必要はないです。必要ならば救急車を呼びますが、好きでやっている大人の趣味の世界ですので、出来る限り救急車を呼んだりするのは少なくして欲しいと思っています。

待っている間もうめきながら、車で移動する時も段差ではうめきながら。
ちょっと滑っただけではありますが痛い時間も長く、すぐに病院も行けず、その後の日常生活にも支障がある、何とも痛い事例となりました。

今回は白くま隊23名のスタッフにて各関門・エイドに配置しました。
全員はいないけど集合写真をパチリ!!

トレイルランナーのためのセルフレスキュー&ファーストレスポンス講座
6月25日(日)@目黒 ポーラーベアーコンディショニングルーム
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奥久慈トレイルは熱中症日和!?

毎年この時期は何故か暑い 熱い

OSJ奥久慈トレイルレースはコースがアドベンチャーレースのようで厳しいとはよく言いますが、天気までエアコンで調整しているかのように暑いです。

脚攣りまくり、脱水でぐったり、気持ち悪くてフラフラ
皆さんぐったりしています。

汗が出なくなり体温が上がってきたら命にも関わります。

レース前日も意識的に水分補給&ナトリウムなどミネラル補給をしていきましょう。
そもそもレースが始まる時点で脱水傾向がある可能性もあります。
最近は随分暑くなってきましたので運動関係なく、徐々に脱水しているかも。

アスリートの脱水予防としては毎日朝・練習後・就寝前など体重を計ります。
一日100ccのマイナスでも一週間あれば随分体重は減ってきます。
そんな脱水気味の日の運動をすると熱中症のリスクは上がります。

少しづつでも予防をしてリスクを減らす選択をすること。
トレイルランニングを安全に楽しむために日常生活からコントロールしていきましょう。

直前ですがカラダのメンテナンスをして欲しいという方がいれば
ポーラーベアーコンディショニングルーム@目黒にて完全予約制にて対応します。

アウトドアスポーツにも他のアスリート同様のサポート体制を提供します!!
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王滝村シリーズ開幕します

トレイルランナーならば『おんたけウルトラ』とか『おんたけスカイレース』など
長野県王滝村でOSJさんが開催しているレースで名前は聞いたことがあることでしょう。

トレラン以外でもマウンテンバイクレース(あの林道で)やヒルクライムレース(ロードバイク)も開催しておりまして、年間5レースほど救護担当しています。
冬以外は常に行くので王滝村シリーズ戦と勝手に呼んでます。
そのたびに訪れる王滝村の村民の方々には自分の両親よりもよく会うのです。

今週末がSDAクロスマウンテンバイクレースということで今年初の王滝村入りです。
やっと王滝村にも春が来たかなと言う季節です。

晴天で暑そうな週末ですが、皆さん熱中症予防と対策を忘れずに!!
水だけの補給ではダメですよ。ナトリウムなどミネラル補給を常にしましょう。

受付会場ではカラダのケアブースをしています。
長距離ドライブで固まったカラダは一度緩めてからレースを迎えたいですね!!
皆さんも安全な良い週末をお過ごし下さい。
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奥三河パワートレイル

奥三河パワートレイル終了して一週間ほどたちました。
選手対応の報告書や大会リザルト、Facebookなどの皆さんのレポートを見ながら振り返っています。

完走率49%数字だけを見るときついレースで事故や体調不良者も多いと考えられますが、エイドなどで救護対応をしていても選手自身がこの後のコースや自分の体調から判断してリタイアを決めていました。随分冷静な判断が出来る選手が増えたという印象です。 潔い判断は一番の安全であります。
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選手目線で言うと諦めが早すぎると言われるのかもしれません。
熱中症や脱水症状などは運動を継続していれば必ず悪化するのがスポーツ医科学の常識です。『きつくても歩いていれば必ず回復する』というのはスポーツでは非常識=リスクが高いという認識でいます。

参加者の中にはスタート前から調子が悪くて2回嘔吐した。固形物やジェルは受け付けない。途中のエイドでも嘔吐してリタイアしようと休んでいたら少し体調良くなったという選手がいました。その時点で48.4km地点四谷千枚田でしたが、歩きながらでも行けるところまで行くとのこと。もちろん途中で動けなくなっても搬送は出来ない(という気持ち)と伝えましたが進んで行きました。

そのレースにかけるものがどこまで価値があるものかはご本人にしか分かりませんが、正しくリスクを把握した上で挑戦して欲しいと思います。

皆さんはどのような状態になったらリタイアしますか?

体調不良にも負けない強い気持ちがある方はいざという時に冷静な判断が出来なくなる可能性もありますので、事前に決めておく必要があります。

上記したレース前に嘔吐したという状況で出走は勧められません。補給出来ず、走れなくなるのは暑い奥三河パワートレイルのコースを考えると当たり前という認識でいます。

何より安全第一というのは共通認識 どのように安全を管理していくのか選手・大会運営者・救護関係者・応援の方々で共有していくことが大事だと改めて感じています。

地元の応援も温かい、安定した運営の素晴らしいレースで来年も楽しみです!!

【お知らせ】
トレイルランナーのためのセルフレスキュー&ファーストレスポンス講座 27
6月25日(日)@目黒 ポーラーベアーコンディショニングルーム
参加受付中です!!
https://www.facebook.com/events/696903770489144/
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Trail Open Air Demo3~奥三河パワートレイル

GWスタートは初開催よりお手伝いしています『奥三河パワートレイル』 帯同です。
天気予報も良さそうですので、脱水・熱中症日和です。

愛知県の厳しくも温かいトレイルレース地元の皆さんと今年もサポートします!!

その前に29日土曜日は TrailOpenAirDemo3 参戦です。

アウトドアギアは販売してない白くま隊ですが『ミニセルフレスキュー講座』『スキンストレッチ体験会』を開催します。

通常は4時間程度で実施しているセルフレスキュー講座ですが
テーマを絞りまして、出血対応、熱中症、低血糖など各回30分程度の講座を実施します。人の流れが読めないので、時間は当日決定します。複数回実施しますのでお許し下さい。
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聞きなれないであろう『スキンストレッチ』

こちらは世界中の治療家やトレーナーで拡がりつつあるIASTMツールの日本オリジナル版です。ステンレスツールで擦るだけで皮膚や筋膜をリリース(緩める)ことが出来て動きやすくなります。

本来はプロユースの道具ですがアスリートのセルフケアとしての使用を推奨しています。やり方は簡単!!擦るだけ!!

意外と皮膚や筋膜のトラブルと言うものがあるものなのです。
是非現地で体験してください!!

白くま隊でも販売しておりますのでご興味ある方はFacebookよりお問合せ下さい。

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PARACUPにてケアブース

春の訪れとともに開催しますチャリティランニングイベント『PARACUP』
多摩川や古市場陸上競技場の大会会場にて寄付金制ケアブースを出店します。
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ケアが必要な程走るわけではないイベントだからこそ
日頃のケア方法や障害予防や改善のご相談
お気軽にトレーナーにご相談頂けます。

皆さんがサービスを受けてお支払い頂いた金額が寄付になります。
トレーナーが活動することが社会貢献につながる活動です。

トレイルランナーのセルフケアにもおススメしています『スキンストレッチ』
IASTMツールについてもお試し頂けます。
Skin Stretch TOP

都市型イベントではアロハで仕事していることが多いのですが天気次第でしょうか。
是非現地でお声掛け下さい!真面目な相談もお気軽にどうぞ!!