夜間走行は何が危ないのか?

来週末はハセツネやKOUMI100が開催されます。
白くま隊ではハセツネカップではレース後のケアブース運営しています。
チラシ入ってましたか??

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はせつねチラシ2017
KOUMI100では本部と各エイドに救護体制配備しています。

どちらも夜間走行を伴うレースになる方が多いですが、夜間走行ではどのようなリスクがあるのでしょうか?

視界が悪いことから
・滑落
・転倒(出血や骨折・捻挫など)
・コースロスト
・枝にぶつかる   etc

夜間で寒いことから
・低体温症

視界の悪さからのトラブルを回避するためにスピードを落として気を付けて走る選手も多いです。そうすると運動による熱の発生が減るため低体温症のリスクが上がります。

ではどのように低体温症のリスクを回避しますか?
・固形物を食べる
・レインウェアを着る
・極力立ち止まらない 走れるとこは走る   etc

これは雨風が強くなった時も同様にリスクが上がります。
ハセツネの渋滞でも冷える前に着ること。
雨により足元が悪く走れない時も同様です。

小さなリスク回避が大きなトラブル予防に繋がります。
実際のレースでもこのように低体温症は発生しています。
一例ではありますが失敗を分析することから学べることは多いです。

誰かの失敗を共有財産にしていきましょう。

名古屋・大阪でのセルフレスキュー講座でも事例たっぷりご紹介します。
下記リンクからチェック!!
セルフレスキュー名古屋
セルフレスキュー大阪


セルフレスキュー講座 名古屋・大阪

Polar Bear Trainer’sTeamの活動は4本柱です。

①アウトドアスポーツ大会サポート(救護やケアブース)
②ポーラーベアーコンディショニングルーム@目黒(完全予約制パーソナル対応)
③トレイルランナーのためのセルフレスキュー講座
④トレーナーアカデミーとしてトレーナー教育

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トレイルランニングに関わるようになって最初はトレーナー育てて配置すれば安全性は高まるかなというスタートでした。しかし目の前で事故は起きないし、みなさん距離が長いのがお好きなようでして。

①選手自身が自分の身を守ること
②お互い助け合えること(第一発見者は選手であることがほとんど)

救護活動の専門家を配置することも大事ですが、本質的に安全性を向上するには選手を育てることだと認識しています。他のスポーツと違って指導者養成機関もなく、楽しく走ることを伝える機会は多いですがまだまだ安全管理への情報提供は不十分だと思ってます。

3年前にスタートした『トレイルランナーのためのセルフレスキュー&ファーストレスポンス講座』主催講座でも30回を越えます。主催以外でもアウトドアブランド・大会主催者・ショップ・メーカーイベント・チーム単位などなどお呼ばれしました。もっともっと拡げて行きたいと思っています。
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優れた医療関係者の育成やマニアックな選手を育てるのではなく
山を走るならば必ず知っておくべき入門的であり役に立つ必須知識技術の提供の場です。広く普及することこそが大切なのです。

人が集まるならば日本中どこでも出張開催します!
今年は福島・福岡・熊本・豊橋でも開催しました。
ご興味ある方は是非お気軽にお問合せ下さい。

目指すはトレイルランナーが多い山は
何かあれば助けてくれるから安全だと言われる世の中です。

そして今週は名古屋・大阪にて開催します。
興味ありそうな素敵なランナーがいましたら開催を教えて下さい。
白くま隊の地道な活動は皆さんの口コミに掛かっております。
みんなでいい業界作っていきましょう。

9月30日(土)名古屋会場
https://www.facebook.com/events/1986541368294200

10月1日(日)大阪会場
https://www.facebook.com/events/172317116677156/

 


OSJ安達太良山トレイルレース

歴代のパワースポーツスタッフ間では『ヤバたら』と呼ばれているこのレース
何故か私が帯同するようになってからはそこまでヤバくはなってないです。

今年も超晴天での開催となりました!

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この景色はなんだーという感じです。

では怪我なく終わったのかというのが今回の話しです。
安達太良山を登って下ってを繰り返すこのコース
筋肉が疲労しやすいのが特徴なようです。

登りで頑張った脚は減速やコントロールも出来ずに下りは加速するばかり
下りで滑ったり、足部でバランスを取り切れずに転倒が多かったです。

足首骨折の疑い(痛み止め薬の飲んで自力で下山)
膝前十字靭帯損傷疑い(何とか歩いて下山)

他にも飛び出ている木にぶつかる選手も多かったです。
肋骨打撲、ゼッケン落とした、頭部から流血など

どれもこれも、技術不足、脚力不足、スピード出し過ぎなど
能力以上に頑張り過ぎての受傷です。
レースですので全力を尽くすのは当たり前なのかもしれませんが
その分怪我などのリスクが上がるのは確かです。
今回は天気が良かったのでゆっくりでも下山出来たので結果OKですが
天候次第・装備次第ではNGです。

自分の能力に見合った走りをしないと命にも関わるトラブルになります。
今回の膝の怪我などは手術しないと修復不可能・一生元通りにはならないです。
ライフワークとして楽しみとしてやっているアクティビティなのに楽しめなくなってしますのでは残念過ぎます。

そんなことを考えながらレース翌日は山頂にいました。
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