OSJ新城トレイルレポート その②

初トレイルレースが新城トレイルという参加者も毎年多いです。
何とも険しいレースにエントリーしてしまうものです。

マラソンと違うポイントは沢山ありますが、エイドが少ないのもあり補給が不十分であるケースが多くあります。脱水症状、汗をかいてのナトリウム不足、低血糖症状、気持ち悪くて飲めない食べれない。今回も晴天のレースとなり熱中症の初期症状である低ナトリウム血症(筋痙攣)の症状である足攣りは多発しておりました。

長時間の運動では水だけの補給ではNGということが常識にはなってないようです。

レース中盤からは気分が悪く補給出来ず低血糖でフラフラしている選手もいます。
つまづいて反応が遅れて滑落というリスクが高くなるのは明らかでしょう。
実際にレース中に具合が悪くなり誘導スタッフ付き添いにて下山しようとしたが動けず、本部より白くま隊スタッフが迎えに行きました。補給は出来ないという話しではありましたが口当たりの良いバナナならば食べる事が出来て少し回復。その後スタッフと下山しました。

こういった体調の変化も想定範囲内として準備出来ることが望ましいです。
何が何でもフィニッシュまで行くというのは非常にリスクが高い発想です。

体調の悪化も想定範囲内として、どうなったらリタイアするのか?
コース上どこならば安全にリタイア出来るのか?
事前に決めておけるとその場の衝動で判断する必要がなくなります。

何より大事なのは安全と言う気持ちを山の中では共有して頂きたいです。

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OSJ湘南クラブハウスでセルフレスキュー講座

23回目の開催はOSJ湘南クラブハウスにて開催しました
『トレイルランナーのためのセルフレスキュー&ファーストレスポンス講座』
わいわいお話ししながら終了しました。

室内にいるのが残念なぐらいの晴天
海は目の前山を背中に感じながら室内講習でした。

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参加者はOSJ2016シリーズ戦全戦参加、UTMB参加、おんたけ100エントリー出来なかったから100マイルにしましたetc
猛者なランナーばかりでした。OSJクラブハウスですからね。

白くま隊が救護で担当しているレースを走っていた方も多く、運営目線、救護目線、選手目線それぞれ違うことを改めて実感します。救護目線(安全面を強化)をすることがロングレース攻略には必須です。

走力だけでは走り切れず、体調を崩してメンタルとの戦いになっています。
しかしそもそもトラブルを予測して、体調を崩さない工夫をすれば、そこまで気持ちを追い込む必要もなくなります。

根性論が美学であった昭和のスポーツからのスポーツ医科学による脱却と言いますでしょうか。皆さん過剰な困難に取り組むのがお好きなようです。

そして安全に走ることが完走であり、パフォーマンスアップに繋がります。
まずは安全第一!!絶対死なないのが強いランナーです!!

皆さんが出ているレースでも沢山のトラブルが起きています。
具体例をいくつか紹介しましたが唖然として、危ないことをしているだと空気が冷えたことご報告させて頂きます。

この講座はマニアックな強者養成講座ではないので、今後も普及を目指して開催していきます。地方開催も実現していきたいのでご興味がある、トレランショップや大会主催者、ランニングチームなど出張開催のご相談歓迎です。

自分自身で安全管理してトレイルランニングをより楽しめるようになりましょう!20170219_064417973_iOS