OSJおんたけウルトラトレイル100マイル

おひさしぶりです。

前回のエントリーから5ヶ月ほどたってしまいました。そして、タイトルのこのレースも気がつけば2ヶ月を過ぎようとしていますが、7月に開催された

「OSJおんたけウルトラトレイル100マイル 2015」

を完走しました。

しかし、昨年は同レースで第2ループを通過した後に自己申告でリタイアしました。

  • なぜ、前回は完走できなかったのか?
  • なぜ、今回は完走出来たのか?
  • 完走するために何をしたか?
  • 今回レース中どんなことがあったか?

整理しつつ振り返ってみたいと思います。

改めて「おんたけウルトラトレイル100マイル」(以下おんたけ100マイル)とは、2011年から始った国内初の100マイルレースで、 今年5回目を迎えました。おんたけ100kmを14時間以内に完走しないとエントリー権を得られないという特殊な条件があり、昨年と今年は完走率30%を超えましたが、その前は完走率20%台で、今回のように30%台で完走率が高いと言われるので、完走の厳しいレースの一つではないかと思います。ちなみに自分は100kmを13時間台での完走だったので、ギリギリの出走権取得でした。
ontake100map
木曽王滝村の100kmに及ぶ作業用のジープ道をメインにした林道ばかりのコースで、夜20時にスタート。同じコースが重なるループが3カ所あり、そこで100kmのコースに60kmを追加して100マイル化しています。100km以上走るのに、同じ場所をダブって通るのは精神的ストレスは高く、晴れると日陰が無くて灼熱。雨だと雨が避けられず寒く、精神的にも環境的にもストイックなコースなこともあり、いろいろ文句を言いながらも、結局は100k/100mileにほぼ毎年出ている程のリピーターも多く、

「おんたけウルトラを走らないと夏が始まった気がしない。」

と言っている声も良く聞きます。もしかしたら、運動部の恒例の夏合宿のノリに近いのかもしれません。

image
(“ブリーフィングの熱さ”はおんたけならでは)

昨年は第2ループを抜けた後に、体調の悪さもあり「次の関門に間に合いそうに無い」と思って 100マイルレースでは初のリタイアを申告。その後は友人のゴールを待ちながらゴールゲートを眺めていると、続々と100マイルの選手達がゴールしてきて、なぜ自分は諦めてしまったのだろう?と悔しい思いをしたので、

「来年は絶対ゴールしよう」

と強く思い、帰って部屋の目につく場所に「罰点のついたゼッケン」を貼り、翌年完走への準備が始まりました。

《準備をしてきたこと》

UTMFやUTMBは調子が悪くなって数時間休んでも、回復する関門時間の余裕がありますが、おんたけ100マイルは制限時間が厳しく、休んでいるとアウトなので、先ずは「調子を崩さないようにするにはどうしたら良いか?」ということを考えつつ、何で前回は50km程度で体調が悪くなってしまったのか?考えた結果、調子が悪くなった原因は、

「慣れない夜間走」

にあるのではないか?と仮説を立てました。

夜間走そのものが直接原因というわけではなく、夜間は普段は眠っている時間なだけに、日中同じ距離を走っている時より疲れが出やすく、 それによって体調が悪化しやすく、他のレースと違っていきなり夜にスタートするので、時差ボケのように調子が狂わされる。という感じです。昨年、自分はそれをリカバリーしようとしてレース中にあれこれ対策するも、体力も気力も消耗して上手く走れなくなってしまって、そんな感じで昨年のおんたけ100マイルは約70km地点の第2ループで終わってしまいました。

《おんたけ100マイル対策》

そして、夜間走慣れをするべく、2015年の年明けから毎月1回、50km以上の夜間ロング走を友人を誘っておこないました。冬場は多摩川の河川道(タマリバー50K)を走ったり、春からは高尾山や青梅高水のコースを走りました。おんたけのループコース対策として、敢えて「景色のつまらない」河川のコースや、同じコースを往復して距離を稼ぐ退屈なコースにしました。そのおかげもあって、夜間走への慣れが少なくとも昨年よりは出来ていて、結果的に「夜に調子を大きく崩す」ということは無かったので、これまでのナイトラン練習※は効果があったと思います。他にこのレースのために特別にキツい練習をしたということはなく、月に1回この練習をとりいれたのみです。(※ナイトランは危険を伴うので、必ず2人以上でしましょう)

5611
(仲間との高尾山でのナイトラン)

《レース中に起こったこと》

今回はたとえ完走できないとわかっていても止められるまで前に進もうという覚悟で挑みました。そうしないと、後悔だけが残る昨年の二の舞。それだけはなんとしても避けたいと思いながらスタートしました。

夜間走対策もあり準備は万全に思いましたが・・・今回は突然のアクシデントに最後まで泣かされまくったレース展開でした。

まず最初に起こったトラブルが、40km地点での

「ライト故障」

です。

突然ライトが消えて真っ暗闇になり、もし、ライトがないまま行動すれば滑落してしまうかもしれないので一歩もそこから動けなくなりました。

「あぁ…終わった…」

予備バッテリーを持っていてもライト本体が故障してしまえば意味はありません。しかし冷静になって、「少し落ち着け!」と自分に言い聞かせて、静まり返った暗闇の中で、パックのサイドポケットから手探りで行動食をとりだし、それを食べてひと呼吸。今回の行動食はUltraLunchのマウンテンファッジ。カカオニブの苦みと香りが口内に広がり、パニック状態の気持ちをいい感じで抑えてくれました。

そして、しばらくして、いつもエマージェンシーキットの中に緊急用のPetzl e+Liteを入れていた事を思い出しました。それから、スマホのLEDライトもある事にも気がつきました。

「まだ行ける!」

これまでライトが故障したこともなければ、このe+Liteを使った事も無く、その存在をすっかり忘れてました。しかし、実際にe+Liteだけで行動してみると、明るいのは2歩先まで。先が見えず、走れたものではない明るさでした。

もう一つ不幸中の幸いだったことは、ライト故障したのが第2ループ入口の手前で、そのあとはしばらく街に降りるロード区間があり、ループの半分はライト無しで走れる区間があったことでした。早く明るくならないかと思いつつ長い登りを進んでいると空が明るくなってきた朝6時頃に前回リタイアした第2ループの関門に到着!

「まだまだ行ける、いや、ダメでも行くんだ!」

という強い気持ちで、前回DNFした約70km地点の第2関門を通過しました。

《しかし、まだアクシデントは続く…》

その後、デポのある第三関門までは走れる緩いアップダウンが続き、ライト無しで停滞したタイムをある程度挽回。今回は雨が降ったりやんだりの天候のおかげで、熱中症になる事を避けられたのは良かったです。

今回のレース中の作戦といえば、必ず毎時00分に行動食を摂ることを心がけました。たとえお腹が減ってなくても、必ず食べることにしました。逆に小腹が減ったなと思った時は時間に関係なく早めに食べました。その甲斐があってか?今回は最後まで集中力が途切れず、時計を見るとワープしたのか?というくらいあっという間に1時間が過ぎていたということが何度もありました。

そして、約103kmの第3関門に到着。
自分へのご褒美としてデポバッグに入れていた凍らせたフルーツや甘酒(アルコール無し)がいい感じに解けていましたが、制限時間に余裕があるわけでもないので、さっさと胃袋に放り込んで第三関門を出ました。その後、強い雨が降ったり止んだりを繰り返していたので、レインウェアを着ました。

そんなときに、2つ目のアクシデント発生。

110kmくらいの何でも無い林道で自分が蹴ったと思われる石が地面に跳ね返って、自分の膝のお皿に激突。最初、大したことないかな…と思っていたら、痛みがどんどん増してきて、途中から歩いたり走ったりの繰り返し。しかし、残りまだ50kmもある。

「ああ、今度は本当に終わった…」

しかし、昨年から長引いている臀部の肉離れの痛みがそれによってまぎれてくれるだろうと前向きに思うことにしてやり過ごしました。集中力も不思議と切れず、リズム良くストックを突きながら走って上るテクニックは相当慣れてきていました。もしストックが無かったら完走は厳しかったと思います。

そして、約120km地点の第3関門に辿り着き、毎回楽しみにしている素麺を2杯いただき再び走り始めました。しばらくすると、見晴らしの良い大きなピークに到着。100km部門ならここから下り基調になる最後の大ピークと言っても良いはずの場所に、ポツンと1台の車が見えました。それが第3ループの選手を誘導する車であることはピンと来ました。

「まさか、またここまで戻ってくるのか…?」

今まで味わった事が無い絶望感を味わいました。おんたけ100マイルの真の洗礼は120km以降にありました。第1、第2ループは夜間で景色が見えないので、ループコースをそう意識することなく走り抜けられますが、景色が見える第3ループはやはり精神的に堪えます。今年は本当は第3ループが廃止となり、「高樽の滝」を経由する100マイルだけの新コースのはずでしたが、台風の影響でいつものコースに戻ってしまいました。しかし、昨年のリベンジとしては同条件でゴール(しかも今年はコース変更で前回より厳しくなっている)出来た方が、リベンジの達成感はあるだろうと前向きに考えることにしました。

第3ループ入り口(100kmだと最後のウォーターエイド)に到着し、もうトラブルは無いだろう。。。と思っていたら、水の入れ替えのために背面のハイドレーションを取り出すと、ハイドレーションに穴が開いていることが発覚!(今回のパック専用ではなく、古いものを使っていた)

「今度こそ、マジで終わった…」

トレイルでの水が無い状態は死を意味するので、今度ばかりはGAME OVER…と思ってましたが、落ち着いて何か出来ないか?と考えると、そう、ここはウォーターエイド。ボランティアの方にお願いして使用済みのペットボトルを1本もらい、ハイドレーションの代用にしました。

「よし!これなら、まだ行ける!」

第3ループのコースを走るのは初めてでしたが、100km地点のウォーターエイドは、ほぼ町と同じ標高。そこから再び山の上まで約500mの標高を登り返します。後半は偽ピークが何度も来て心が折られるいやらしいコースレイアウト。そして、距離約140km地点でようやく先ほど見た1台の車がある第3ループ合流地点に到着。ゴールまで残り20km。もうこれ以上登る事はありません。これからは下り基調!と喜びたいところでしたが、先ほどの500mの登り返しでもう走れる脚が終わっていました。

夕方4時にもなると、既に前後には100kmの選手もいなくなり、コース上で一人になる場面が続きました。下りなのに歩いたり走ったりを繰り返していると、トレイルラン人生初かもしれない回収作業車に背後に着かれるというプレッシャーに会いました。今度は制限時間との戦いです。しばらく回収作業車に追われていたら、100kmの選手を追い越す場面が増えて、回収作業車からのプレシャーは無くなりました。

image
(最後の林道は快走(allsports写真は購入しています))

そして、先ほどペットボトルをもらった最後のウォーターエイドを過ぎて、ラスト7kmのロードをゆっくりジョグしながら進みます。車や沿道から既にゴールした知らない人から声援をもらったりして「今回は完走できるかも?」と思うと胸が熱くなりました。しばらくして、フラッグの並ぶ橋を渡り、最後の駐車場までの坂もきっちりジョグで走りきって既に閑散としたゴール周辺で、所属のRUN OR DIE!!やチームJETの仲間らに迎えられ、

image
(今回のパックは「 ultrAspire / ZYGOS 」ロングレースには最適の収納サイズと、使い勝手の良いポケットが豊富で快適でした。)

22時間26分56秒、遂におんたけ100マイルのゴールゲートをくぐりました。そして、昨年のDNFの悔しさは、いつの間にかどこかへ消えていました。

image
image

《まとめ》

これまで走ってきた100マイルレースでは、装備が万全なら体調が悪くなり、体調が万全なら装備が問題を起こし、体調も装備も万全なら今度は天候が邪魔をする…など100マイルレースは毎回何らかのアクシデントに会います。そういったアクシデントをどう回避するか?単に走力だけではない部分が問われるのが100マイルレースだと思います。そして改めて前回はDNFで今回完走出来た違いは、ナイトラン練習だけではなく、

「たとえ、制限時間に間に合わないとわかっていても前に進もう!」
と、スタート前に覚悟を決めたこと。

があったからだと思います。この気持ちは一度DNFを体験して悔しさを味わったからこそ、そう思えるようになりました。そして、ダメだったレースを再挑戦して完走できれば、過去の自分に勝った嬉しさはおそらく最初に完走してしまった時より大きいと思います。(実際そうでした!)

《完走できたポイント》

自分はおんたけ100kmのPBが13時間台なので、出走権としてはギリギリの選手ですが、以下が同レベルの人には参考になるかと思います。

1.「自分の巡航速度を作る」
先ず、この100マイルレースは走れる部分をしっかり走らない完走できない制限時間設定になっています。もちろん全く歩いていないわけではないし、辛い時は坂の半分走って半分歩くとか、自分に合ったリズムとペースを作って、それを最後までキープさせたのが良かったと思います。また、このレースは国内では珍しくストックが使えるので、使わない手はありません。後半脚が終わってきていても、ストックを突いて勢いをつけながら登りを走ることができるので、普段の練習の時もストックを使うと良いと思います。

2.「第2関門で諦めない」
100kmが13時間台の選手だと、第2関門は制限時間のギリギリでの通過になると思われます。しかし、第2関門に到着して第3関門までの30kmの距離に対して残りの時間が厳しいかも?と思っても、第2関門から第3関門の区間は平らなところが多く、走りやすいので思っているより早く走れます。なのでそこで”距離と気持ちに負けず”に勇気をもって第3関門に進めば、完走の可能性が高くなります。

3.「エネルギー補給は一定時間で」
このレースに限った事ではありませんが、行動食を一定時間で食べる事。急に追い抜かしたり、急に遅くなったりと、ペースにムラがある人を良く見かけましたが、そうすると無駄に体力を消耗するので、常に調子が一定になるような補給ペースにするのが完走のポイントだと思います。これは1.にも繋がります。

4.「夜ランに慣れておく」
最初にも書きましたが、年明けくらいから月1回ほどロングのナイトラン練習を取り入れると良いと思います。トレイルでなくロードでもOKです。

というわけで、100kmに2回、100マイルに2回と出たので今回の100マイル完走で、おんたけは一旦卒業したいと思いますが夏になるとやっぱり王滝村が恋しくなるのも事実で、また来年どうするか?考えたいと思います。


ストックが雑誌に掲載されました

twomag

自作ストックの情報が発売されたばかりの2誌とwebマガジンに掲載されました。

3年ほど製作を休止していたのですが、2015年になって、なぜか突然同時期に複数のメディアからお声がかかるというのは偶然か?モテ期が到来しているようです(笑)

さて、先ず1誌目は、

ベースボールマガジン社「TRAIL RUNNING 2015」
tr2015

こちらではトレイルランナーのガレージブランドとして紹介していただきました。同じページにはMMAも紹介されています。ストックの開発に至った経緯や使用実績をとてもわかりやすくまとめていただきました。

この「TRAIL RUNNING 2015」はトレイルラン界の最前線に立った選手であり、人気レースの主催者である鏑木毅選手や、石川弘樹選手らが、現在トレイルランニング界に突き付けられている問題が語られていて、トレイルランナーには絶対読んでもらいたい内容ばかりです。この最前線に立っている人たちの緊張感が1人でも多くのトレイルランナーに共有されれば、トレイルランニングの未来も良い方向へ進むと信じたいです。

続いて2誌目は、

学研ムックの「ウルトラライトスタイルVol.2」
UL2

こちらはMYOG(Make Your Own Gear)のハイカー寄りの自作アイテムとして紹介していただきました。こちらは雑誌のタイトルにあるようにUL(Ultra Light)がテーマで、道具の軽量化や工夫した点について焦点を絞った内容になっています。

面白いのが、紹介されているMYOGによるアルコールストーブやバックパックなど道具の種類は全く違うのに、製作者のコメントがみんな似ているという点でした。「売って無いから作る。」、「自分で納得したいから作る。」、「作るからには使う人の事を考える。」そういった開発者の熱い気持ちがヒシヒシと伝わってくるので、こちらも是非読んでその熱さを感じてほしいです。

それから、もう1件はトレラン王国こだわりの逸品コーナーにて、ストックを製作しはじめた2009年にCCCを一緒に目指したjunさんに紹介していただきました。使っているユーザーの生の声として併せて読んでいただけると、上記2誌の記事がより面白く読める内容になっています。

そして、今後のストック製作についてですが、紹介いただいた2誌ではハッキリとどこで購入できるのか?ということは明記していませんでしたが・・・

休止していたストック製作を今月より再開します。

とはえいえ、これまで通り昼間の仕事の隙間に1本1本手作りで製作するスタイルはかわらずなので少量しか製作できません。環境が整ったら改めてこちらで詳細を報告をします。


ランニングで使えるDJアプリ

お久しぶりです。

OMM JAPAN RACEレポートをまだ書いていないのですが・・・
今回はトレイルランblogらしからぬアプリ紹介です。

マラソンシーズンということもあり、ロードトレーニング時に音楽を聴く人は多いと思われますが、今回はその時に使える便利なスマホアプリです。

ノンストップで音楽をつなぐアプリは割と多いのですが、今回はロックもジャズもクラッシックも演歌もJ-POPもR&BもEDMもタンゴも・・・

「まるでFM番組を聴いているように、ナチュラルに繋いでしまう」

という設定方法です。

まず、アプリは「Djay 2」を使います。

djay2icon

無料版のLEがあるんですが、これには以下で紹介する「AUTOMIX機能」が使えないので有料版を購入する必要があります。

先ずはダウンロードしたら、以下の設定にしてみてください。

(1)AUTOMIXをタップ
16431613132_8ac2c2d2c1_z

(2)トランジションの設定

この画面になったら、まず一番下の「①トランジション」をタップします。
16244890068_8bb8ddf07e_b

次に、トランジション画面に入ったら、以下の赤枠のまんまの設定にしてください。
※3段目のオートシンクBPMはオフ(白ならOK)です。
16246639387_2b43b9f1e3_b

設定が終ったら左上の「オートミックス」を押して前の画面に戻ります。

 

(3)プレイリストの設定

前の画面に戻ったら、
16244890068_8bb8ddf07e_b

お好みで「②シャッフル」をONにします。

そして、「③プレイリスト」をタップすると以下の画面※になります(※iOSの場合)

image

ここで聴きたい曲のあるプレイリストを選んでください。
「とりあえず全曲だ!」という人は「ミュージック」を選んでください。
選んだら、左上の「オートミックス」を選択して戻ります。

これで準備は完了です。

 

最後に「④オートミックス開始」を押せばノンストップMIXがスタートします。
16244890068_8bb8ddf07e_b

走りながら聴く場合、イヤホンのリモコンで再生/一時停止もできますし、自分で止めたい場合は画面左右隅にある緑の再生ボタンをタップすれば止まります。

注意したいのが、気が付かずに以下のボタン等を押してしまう可能性があるので、その際は落ち着いて以下を参考にして元に戻せばOKです。(インストールして触ってみればわかります)

【基本操作での注意】

  • 緑の文字が誤って押してしまう機能ビッグ3

16431613132_8ac2c2d2c1_z-1

①SYNCボタン
SYNCボタンが押されると、前の曲のテンポに合わせようとしてしまうので、もし再生がおかしいな、と思ったらSYNCを確認してONになっていたらOFFにしてください。

②BPMスライダー
画面左右端のBPMスライダーを上下に触ってしまうと、
テンポが早くなったり遅くなったりするので、もし再生スピードがおかしい?!と思ったら、BPMスライダーを中央(♪マーク)に戻してください。

③♪ボタン
これはテンポが変わっても音程を変えないという強力で素晴らしい機能です。今回は押されても無害ですが、こういう機能があると知っておくと良いでしょう。

 

☆今回のおススメ設定のポイントは、

『1曲のピークが終わった頃合いに』

『次の曲につないでくれる』

ようになっています。

つまり、

『気持ち良いタイミングで次の曲に切り替わって』

くれます。

既存のアプリでのオートプレイやシャッフル機能だと、
1曲が再生した後に切り替わるので、そこが大きく違います。

そして、DJアプリですが、

『BPMを合わせる機能は、敢えてOFFにしています』

これはオールジャンルで繋いで聴くにはその方が都合が良いからです。

なんでもいいから「勝手にミックスしてほしい」という時に威力を発揮します。

このアプリはランの時だけではなく、
車で聴く際も、ホームパーティーのBGMや通勤中のBGMとしても使えますし、もちろんパーティーで本格DJプレイでも使えるので、
購入しても損はないと思います。

というわけで、ついノリノリでボリュームを上げてしまい、
周囲の音が聞こえず、事故を起こさないよう注意してください。

for Happy Running Life!


私のOMM JAPAN RACE対策

八ヶ岳縦走:観音平から権現岳を目指す

ご無沙汰しております。久しぶりだと何から書いていいのか難しいですね。。。

書きたいネタがいっぱい溜まっているのですが、自分も含めて読む人がblogに求めるものは何だろう?と思うと、いかに旬な話題であるか?だと思うのですが、旬じゃなくなると書くのがどんどん難しくなっていき、余計に書かなくなるという悪いスパイラルに陥ってました。やはり直近にあった事を勢いがあるうちにサッと書かないとダメですね。というわけで、今年あった事は年末の振り返りの時に書くとして、

「あったことは直ぐに書く!」

ということで、HOTな話題を書きます。今一番トレイルランナー間での話題は、今月下旬に日本で初めて開催されるOMM JAPAN RACEではないでしょうか?コースマーキング無し(地図からチェックポイントを探す)、エイド無し、ビバーク装備、水、食料、全てを背負って2日間で約50kmを走破しなければならないこのスタイルのレースは殆どのトレイルランナーが初体験だと思います。自分も今年最後のレースとしてこのレースのストレート部門にエントリーしています。

自分は元々はハイカーで、ファストパッキングに必要な体力をつけるためにトレイルランを始めた経緯があり、でもいつの間にかトレイルランが楽しくて、そちらにどっぷりと傾倒してしまいましたが、トレイルランの経験がファストパッキングに活かせるのか?その結果を試せる機会がやって来た感じがしてワクワクしています。

というわけで、OMM JAPANを迎えるにあたって準備として、OMM JAPAN RACEでペアを組むK君とOMM合宿として10月のはじめに八ヶ岳を東から西へ縦走してきました。

冷静な判断力が頼もしいパートナーのK君

想定距離が大会と同じ約50kmで1泊2日ということで選びましたが、コースはOMM JAPANの伊豆とは違う地形であり、山と高原の地図で赤いラインの1級ルートを辿るだけで、地図読み力は必要ありませんでした。

狙いとしては実際のレースの装備を背負い、1日約30km程を移動するとどれくらいの疲労度なのか?体感するという事と、気温0度前後でのビバーク装備のチェック。そしてチームワークの確認が主な目的でした。

シェルターは共同装備で行くか?個別で持つか?チーム内で現在検討中。

結論としては水と食料を合わせて5kg前後の装備での移動は相当キツかったです。これまで100kmや100マイルレースを何本か走って完走してきましたが、やっぱりキツイものはキツイです(笑)

見る人がみれば懐かしいウルトライトなギア類。結局レースではこのセットでは無いかもしれない。ちなみに白い100円ライターはCRIPPERというスペイン製のライターでガスが注入できます。

そしてもうひとつの対策は、一昨日にReal Discovery主催の地図読み講習を受けてきました。内容は、午前は座学、午後から高水山域のマイナールートを使った約10km程のルートでのチーム分けでのオリエンテーリング的なプチレースでした。

今回、このプレートコンパスをどこかで落として無くしてしまいました(泣)そういった時にどうするか?も考えさせられた講習でした。

10kmならトレイルランで走ってしまえば2時間程度で走りきれるのですが、本番さながらに敢えて目印が無い場所がチェックポイントになっていて、コンパスを使った地図読みでポイント探しながさなければならないレースに近い講習内容でした。結局10kmなのに6時間もかかって暗くなってからようやくゴールしました。

時間がかかってしまった理由としては、地図を良く読まずに何度か間違った方向に下ってしまって登り返しがきつくて無駄に体力を消耗してしまったことを何度か繰り返すうちに、メンバー全員が地図読みに自信がもてなくなっていき、慎重になりすぎてさらにルート判断に悩む時間をかけ過ぎてしまったのが原因でした。

仮にレースでチェックポイントが10か所あってそれぞれ10分悩むと100分のロスとなります。これが当日だと約30kmを10時間でゴールしなければならず、今回のようなペースでは完走は無理でしょう。

それがわかり、不安や課題が明らかになって余計に心配事が増えてしまいましたが(笑)、でも当日やらかしてしまったであろう大きなミスは今回この講習を受けたことで避けられるという大きな自信が持てました。

あくまで個人的な予想ですが、ストレート部門で全ポイントをゲットできるチームは5割いかないのでは?と予想します。もちろん自分もその5割に入る自信は上記の経緯から全くありません。でも出るからには完全完走したいので、自分にとって残り3週間で当日までできる作戦としては大きく2点あります。

ひとつは、「迷わない」こと。

つまり、地図読みの精度を上げることが挙げられます。これは山に行かなくても街中でも練習できます。

そして、2点目が、

「装備の軽量化」

です。

軽量化して高速で走るという意味では無く、もし迷った時にそのリカバリーの為に速度を上げて移動しなければならない場面があるはずなので、その為の保険のようなものです。

しかし、当日は12月になろうかという11月最終週。一番悩めるのは防寒装備ですが、軽量化しすぎるとビバークポイントで寒くて寝られないので、装備をいたずらに減らすことは自殺行為です。初冬の気候で自身がどれくらいの重さを担いで1日約30kmを行動できるのか?を見極めて、必要なものはケチらず、不要なものは持たないという取捨選択の精度も上げていく必要があります。

ストックシェルターより軽い、HELITAGE社のエマージェンシー・ソロシェルター(180g)と自作カーボンストックの組み合わせのチェック。

しかし必要なものが何か?不要な物は何か?そう思う根拠はどこから来るのか?装備ひとつをとっても自己との対話をしていく行為は悩ましいですが、ウルトラライト魂が再燃して(笑)こちらも楽しくなって来ました。久々にウェアのタグをカットするくらいまで切り詰めることになりそうです。

今回はタイムや順位にこだわらず完全完走が目標ですが、地図読みと装備選択が優れていれば、トレイルランレースでは到底及ばない上位の選手にも勝てる可能性があります。これがOMM JAPANというレースの最大の魅力だと思います。


J-TRAIL 2014 SS

今年もトレイルラン誌「J-TRAIL」に寄稿させていただきました。

MMAからはISOさん慶さん、そして山屋さんはシューズ、パックレビューで参加。
その他、SHMWのタクさん信州トレマンさん、Indian Summerの林さんdogsorcaravanの岩佐さんなどなど、道具対しての深いコダワリと愛をもった面々がリコメンドする各ギアのコメントには沢山のヒントが散りばめられていて、カタログスペックだけではわからない、

「良いものには理由がある」

という部分の知識を深められると思います。

こちらで中をチラ読みできます。
ちなみにこのJ-TRAILは通販のみとなります。

裏話的にはパックレビュー撮影の2月は大雪の影響で周囲は雪だらけ!だったので、カメラマンさんがアングルにとても苦労されいました。それから自分はパックレビューではMMAのウェアを着ていて、さり気なくパックの色に合わせて着替えてみました(笑)

また、バックナンバーの2012年秋号は昨今問題になっているトレイルランナーの山に対しての知識の足りなさについて、そのお助けとなる「トレイルランの常識非常識」特集があり、雑誌ながらいつまでも残しておきたい内容なので、余裕がある方はこの機会に併せて購入をおススメします。

 


tips: メッシュバッグ活用法

そろそろUTMFが近づき、周囲もバタバタしてきましたが、自分は今回抽選で外れたので超お気楽です。

さて、レースで注意したいのが行動食等をコース上で落としてしまうアクシデントです。昼夜を走り続けていると朦朧としていて、荷物をポケットから出し入れしている時に落としてしまった事に気がつかない事が良くあります。何ヶ月も前から準備をしてきたのに、そういった小さなアクシデントからレース計画が一瞬で崩れることは珍しく無いです。来年の抽選が当たるかどうかわからない1発勝負の大会なので、そうならな為にも大事なものは落とさない対策をしっかりしてレースに臨みたいものですが、自分は以下のメッシュバッグを使っています。

EQUINOX / No-See-Um Mesh Bag  (small)

EQUINOX / No-See-Um Mesh Bag
size: S (5.5″W x 7″H), weight: 5.6g


使い方は以下の写真を見てもらえばわかりますが、Salomon Advanced Skin S-LAB 12Lの脇下の大きなポケットに入れる荷物はこのメッシュバッグを使っています。パックに丁度良く縛り付けるところが無い場合は安全ピンでも良いでしょう。


こんな感じに収納できます。この対策をしてからは行動食やスマホなど大事な物を落とす事は無くなりました。

ちなみに、購入先は下北沢のBOSEMANです(商品リンク)。値段はジェル1.5個分くらいなので、それくらいで大きな安心を買えるなら安いものです。しかも重量は5.6g。

とにかくロングトレイルのレースではあり得ない「まさか!」が必ず起こります。怪我等は仕方ないですが、ギア関連で失敗すると本当に凹むので注意してください。特に

使った事が無いギア、ウェア、シューズ、行動食をぶっつけ本番で使う事は絶対やってはダメです!!

例えばソックス1つとっても慣れないソックスでは靴ズレを起こしたり、食べた事が無いジェルで気持ち悪くなったり、思わぬアクシデントを生むので最低2回はトレイルで試したものを使いましょう。

ちなみに、昨年自分が出た時のギアでの失敗と言えばレギュレーションの「熊鈴」を忘れてしまったのですが、そもそも熊鈴の文化が無い外国人選手が会場のショップブースで熊鈴を買い漁ってしまった後で、熊鈴を買えずに河口湖のファミレスで見つけた鈴付キーホルダーを買って何とか荷物チェックを通過したという事がありました。

今回のUTMFは公式ボランティアで参加予定です。コースのどこかでお会いしましょう!


tips: 花粉症の味方

いつもはガッツリと書いてますが、tips的な小ネタを気楽に書きたいと思います。
 
というわけで、今回はシーズンものの花粉症ネタを書きます。
 
花粉の季節は山に近寄りたくないですが、レースシーズンも始まってそういうわけにもいかないので薬を飲んで無理やり鼻水を止める方法もありますが、自分は薬は飲まずに垂れ流し(笑)
 
その代わり、この速乾性タオルのPack Towl nano Sサイズを持っていきます。
本来は汗や身体を拭くものですが、これを鼻水を拭うティッシュ代わりに使います。

PackTowl nano (S) /41 × 43 cm /重さ 17g /速乾・抗菌素材を使用

続きを読む


チーム100マイル:トータス日記(1)

ご無沙汰しております。
 
タイトルが変わった事に気が付いた人もいるかと思いますが、2014年のチーム100マイルの所属は、チームラビットからチームトータスになりました(笑)
 
まぁ、世の中見られていないようで、しっかり見られてますね。

というわけで早速トータスの練習会に参加。雪の影響もあって、チームラビット練習より先にトータス練習がチーム100マイル2014全体で最初の練習会となった。
 

小春日和の下、最初の練習メニューはお約束の「坂道ダッシュ」から。

ラビットとトータスで何が違うか?というと、何といっても女子の多さ。
 
続きを読む


UTMB 2013 (3) Champex – Chamonix

あけましておめでとうございます。
年をまたいでしまいましたが、UTMBレポート最終章となります。
レポート(1)
レポート(2)
UTMB(3)

今回のコース(青線)


【19】
CHAMPEX-LAC - BOVINE 132,7 km
Champex-Lacのエイドに入って来た時は夕方だったが、エイドを出るとすっかり夜。UTMBの二晩目の夜が始まった。仮眠をとってリスタートしたことで体調は絶好調となり、身体も軽く元気。シャンペ湖のほとりを快調に走れている。これまでの不調が嘘のようだった。このままゴールまで行けるだろうか?と思っていたがその思いは1時間も経たないうちにあっけなく終わる。シャンペ湖を過ぎてボヴィーヌ峠のトレイルに入り、登りでペースが落ちると再び強い眠気がぶり返して来た。シャンペ湖のエイドで40分ほど横にはなっていたものの、本当に寝られた10分くらいの睡眠時間では足りなかったようだ。カフェイン入りのジェルをとっていても殆ど効かなくなっていた。残り約30km。楽勝にも思える距離が、眠気によってノロノロと進んでいる今は果てしなく遠い感覚だった。眠気で意識が遠のいたりを繰り返しながら30分ほどボヴィーヌ峠までの登りを歩いていると途中の岩で座っている選手がいて、ふとゼッケンを見ると日の丸国旗が見えて、よく見るとエディさんだった。声を掛けて一緒に進むことになったが、話しながら進むと眠気も緩和し、夜の景色が見えない退屈な状態がとても楽しくなった。あっという間にボヴィーヌ峠に到着し、下りとなる。下りになると先ほど通過したシャンペの街のオレンジ色の奇麗な夜景が一望できてさらに元気になった。

続きを読む