ここだけの話(10)4/23 OnE drop cafe

19:00 岩本町one drop cafe へ。 このブログを読んでくれていたKohei HOSHINOさんから「僕もSan Diego 100 mile 出るっす」とご連絡頂き、初顔合わせ。これで、Tetsuro OGATAさん含め3人の出走者全てとつながった。

20:00 稲葉師匠登場。OMMのkamleika race pants &サロモングッズを持っている。稲葉さんもUTMF落選で今回はトレイルジャーナリスト岩佐氏とトップ追跡班として動くとのこと。※ちなみに待ち合わせたわけではない。

20:30 Shinya “CAT” YAMADA 登場。UTMF出走でRBRGにバーサライトパンツを買いにきたとのこと。稲葉さんから出走景気付けにバイザーなどを貰っている。出走するのにコースが頭に全く入っていない。徹夜漬け(おそらく一夜漬けのこと)でいくとのこと。飲みすぎて意味不明。※ちなみに待ち合わせたわけではない。

21:00 安藤氏登場。ULTRA LUNCHでの遭遇率100%。3日後に迫ったSTY&UTMFのサポートとして動くとのこと。もはやトレラン界で最大級の勢力となっている「トレイル鳥羽ちゃん」からはこまつさん&みどりさんの2トップが出走だ。※ちなみに待ち合わせたわけではない。

21:30 ランボー桑原氏が閉店後登場。STY出走とのこと。UTMBも出るって。忙しすぎてご飯食べる時間ないって言ってたんで、すぐにピラフみたいなの食べてる。こまつさん&あんどうさんと鳥羽ちゃん3人で悪だくみし始める。※ちなみに待ち合わせたわけではない。

22:00 みずほさん登場。伊豆完走ブログ(風FB)が好評。楽しませてもらいました。半年ちょっとで10kg痩せてもう立派なランナー。オムライスのカロリーについて解説頂く。※ちなみに待ち合わせたわけではない。

22:30 背番号27番Guapo氏スーツの店長モードで登場。実はFBで絡んでいた稲葉さんと初対面だったようで盛り上がってる。※ちなみに待ち合わせたわけではない。

そんな OnE drop cafe.

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撮影mizuhoさん


世界の斜走から(3)みんなエントリーしちゃだめよ

先日出場したAmerican River 50 mileの目標が11時間を切ってWestern states 100 mile endurance run という100マイルレースのエントリー資格を得ることだと書いたので、このWestern states 100 mile endurance run (以下WSER)について質問を受けることが多くなりました。
というわけで今回の「世界の斜走から」はWSERを紹介します。
毎年6月末にカリフォルニア州 Squaw Valley(西海岸サンフランシスコから内陸に向かって200km程のタホ湖近くの街。一番近い大都市はサクラメント。)をスタートし、Auburnという街まで西に向かって走るこのレースの歴史は古く今年で40回目。アメリカはもちろん世界で最も人気と箔のあるレースです。
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トレイルランにしては珍しい上りが18,000 feet(5400m) 下りは23,000feet(6900m) という下りが多いプロフィールですが元々は馬を走らせるレースの行われていたコース。これに自分の足で参加してしまった若者がいたというのがWSERの始まりで、制限時間は30時間。完走者にはバックルが与えられ、24時間以内での完走者に与えられるシルバーバックルは憧れのものです。制限時間内完走者はブロンズバックル、そして優勝者にはブロンズのcougerトロフィーが送られます。
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●制限(30時間)以内完走者ブロンズバックル
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●24時間以内完走者シルバーバックル
KilianEllie2011Cougars-450x300
●2011年優勝はKilian JornetとEllie Greenwood
観光保護の観点から参加者は400名弱に限られています。招待選手を除くと一般参加者の抽選倍率は10倍以上になっている大人気レースです。トレイルジャーナリストの岩佐氏がなんと2年連続当選。昨年の参戦記は読み応えがあり、今年は24時間以内完走のシルバーバックル獲得が期待されます。エントリーには資格が必要で、世界各国で開催される認定レース
●50マイル11時間以内
●100km15時間以内
●100マイル各レースの制限時間内完走
という実績が必要(その他微妙な距離のレースに対する微妙な時間制限もあり)です。またアメリカのレースではかなり多いのですがトレイルランニングに関する8時間のボランティアの実績も必要です。こちらは所定の用紙にボランティア責任者のサインをもらいます。日本でのボランティアでももちろん問題ありません。
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エントリーは、アメリカ版RUNNETといえるUltraSignupというサイトで11月初旬。12月初旬にホールで観客の前でくじを一つずつ引いて当選者が決まっていきます。ネット中継されるので日本でも観ることができます。
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 ●名前が呼ばれると会場からは歓喜の悲鳴が聞こえます。
この他にraffleと呼ばれるクジ(1枚4ドル)が発売されていて、購入者の中から1回のレースにつき15人程が選ばれるというシステムも。売り上げはレース参加者を対象に実施される医療研究費に当てられます。筆者は今年大量購入するも見事落選でした。
コースプロフィールはUTMBほど激しくはなく、今やHardrockHurt100など厳しさド級のレースがありますので際立ったものではありませんが、6月末のカリフォルニアは灼熱で完走率は6割程。鏑木毅選手が2位に入った2009年はなんと最高気温42度。鏑木さんも「とんでもない暑さ。あのレースは暑さ対策が一番大事。」とコメントしています。
【どこかでみつけたWSERを100とした時の北米レース難易度評価】
100m 161.3% Hardrock 100 Mile Endurance Run
135m 158.7% BadWater Ultra Marathon
100m 131.6% HURT Trail 100 Mile Endurance Run
100m 119.0% Wasatch Front 100 Mile Endurance Run
100m 112.4% Bear 100 Mile Endurance Run
100m 111.1% Massanutten Mountain Trails 100 Mile Run
100m 108.7% Angeles Crest 100 Mile Endurance Run
100m 106.4% Cascade Crest 100 Mile
100m 104.2% Leadville Trail 100 Miles
100m 101.0% San Diego 100 Mile Endurance Run
100m 100.0% Western States 100 Miles Endurance Run

※mはマイル。メートルじゃないよ。

7連覇したスコットジュレックはアメリカでもかなりの有名人で著作EAT&RUNは一般書籍にまじってベストセラー入り。字幕はありませんが、2010年のレースを舞台にしたKilian Jornet,Anton Krupicka,Geoff Roes,Hal Koernerの4人のドキュメンタリー映画UNBREAKABLEは字幕なしにも関わらず日本でもかなりの評判となりました。
ここまで書いて思いました。もう倍率が高まってほしくないので、このブログ書くべきじゃなかったと。
では。来年は私が当選します。

練習したよ(12)悟りの書でイケテルランナーに転職

さあ、UTMFスタートまで10日を切ったね。今から鍛えてもtoo lateでtoo badだ。テンパらずにテーパリングだよ。

もっとトレーニングすれば良かった。あれもやれば良かった。色々考えちゃうよね。I agree with youだ。そんなモンモンとしたあなたに送る座学講座「トレランはディナーの前に」第18回のテーマは「読書で伸びる君の走力、あなたの体力」だ。

紹介する1冊はこちら。「RELENTLESS FORWARD PROGRESS」

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表紙にあるようにGeoff Roesや今年のUTMFにも参加するKrissy Moehl (クリッシー・モール)も数ページに渡って寄稿しているウルトラマラソンガイドだ。ウルトラマラソン先進国なだけあって、50マイルレース、100マイルレースへの練習モデルプランなども詳しい。

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最近良く耳にするBack to Back(2日連続の高負荷練習)についても解説がある。

p116
「森の中で用を足す」
For Men
・気にしないでやっちゃってよい
・他の人が来た時にびっくりされないポジションで
・歩きながらやるには練習が必要。しかも特に速くない
For Women
・気にしないでやっちゃってよいことを知っておこう
・その方法は服装によって変わってくる
(1)タイツの場合
(2)ランニングパンツの場合

なんという実践的な内容でしょう!

 

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スピードトレーニングの必要性についても
賛成派:Ian Torrence「長いレースに出ることはゆっくり練習することの理由にはならない」
反対派:Geoff Roes「なぜスピードトレーニングはウルトラマラソンに必要ないのか」
と2つの数ページに渡るコラムを載せるなど考えさせられる構成。

いよいよ本格化するトレランシーズン。科学的にトレラントレーニングプランを立ててみては?

では。明日から本気出します。


さて本気出しますか(3)AMERICAN RIVER 50 mile

ウエスタンステイツにエントリーするには
100マイル完走
100km15時間以内完走
50マイル11時間以内完走
など設定されたタイムをクリアしなければならない。TDSは26時間以内なのだが去年のTDSしか知らない私にとってかなり厳しいラインだと感じる。
だから今回のAMERICAN RIVER 50mile を11時間以内で完走するのは自分にとって大変なはずだ。

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●これがアメリカンリバー

4/4
レース前日は走らないのでこの日の午前中が最後のジョグの予定。が、雨。部屋で持参した朝食を取りぼーっと過ごす。

午後雨が上がったのでナンバーの引き取りへ。電車とバスで45分ほど。FLEET FEET という地味なスポーツチェーン店。

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主催はNorCalUltras。岩佐さんも走ったWAY TOO COOL 50Kなども運営。

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アメリカのレースではよくあるのだがレースのエイドがスポーツショップやランニングチームによって運営されている。このFLEET FEETも1カ所運営。以下はHPに掲載された運営責任者リスト。

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参加賞はpatagoniaのcap1。ゴールすればジャケットだ!元取るぞ。Tシャツにある通りCLIF BAR協賛なのでエイドのフードは充実しているようで、嬉しいのがGUのジェルがあること。荷物軽量化でUltra Spireのウエストポーチで出陣だ。

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4/5
当日を見込んで朝は2時起き。
ドロップバッグ2ヶ所分の用意をしてしまう。

着替えてリフレッシュ&予想外のガレや疲労に備えてinov8 trailroc245SPORTIVA QUANTUMを用意。11時間歩かずに走り続けるようなレースは初体験で胃が心配。ミックスナッツとPRO BAR MEALを用意。

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●馬糞かこれ?美味いけど。

午後はステーキローディング。霞が関のお店は高くて行けないけどこっちでは半額ぐらいやで。

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サクラメントは初めてなのでちょいと散策。オールドサクラメント地域はディズニーランド風。さっさと帰って寝る。

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4/6
いつも通り2時起き。和食を2セット。体調はすこぶるいい。とてもいい。鏑木さん風にダラダラ過ごす。スタート地点は歩いていける距離。スイッチはまだ入れない。

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5:15 ホテル出発。暗闇の中をとぼとぼ歩く。持病の「気からくる病」発症で足の甲が痛み始める。焦る。

スタート地点到着。1000人規模のレースなので熱気がすごい。

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足の痛みを受けて2つ目のドロップバッグにいれていたフカフカMAXのスポルティバのクアンタムを1つ目のドロップバッグに移す。結局これに救われる。

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紫すぽるちばでスタート。緊張でポーズがぎこちない。

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★写真はゴール後までなし★

土手の上に並んでスタートを待つ。暗すぎて見えないが前へ陣取る。高速レースなのにHOKAばっかり。大げさでなく7割以上では?BORN to RUN読んでんのか?俺のMIZUNOについてこれんのか?HOKA軍団を抜かしていたらかなり前に。自分と同じUltra Spireのベルトのみのランナーを見つけ走力同等と見込んで後ろにピタリ。

6:00スタート!真っ暗なのにライトなし。ちょっと怖いがきちんと走り始める。気がつくとキロ5分。

暗闇の中土手の下の方に見える道をランナーが走って来た。さすがジョギング大国と思ったら先頭ランナーの折り返しだった。

自分もすぐに折り返す。絶好調。間違いない。明らかに100番以内にいるし全く無理がない。今日はオレの日だと確信する。一応5分30秒に落とす。

10km走っても全く違和感なし。練習もギアも完璧。8時間45分でゴールする計算だが絶対イケル。むしろ日本人らしい謙虚な目標だ。最初のエイド13km地点へいざ!

エイドの面白い所はオフィシャルも私設もF1状態だということ。前のランナーが突如ウエストポーチを外して沿道のサポートの友人に渡し、すぐ先にいる別のサポートの人から満タンのポーチを受け取っている。で、自分にもオフィシャルエイドのスタッフがエイド手前で大声で「ボトルよこせ!何入れる?」と叫んでフラスコを受け取り猛ダッシュでエイドへ走ってくれる。自分のエイド到着と同時に満タンで返してくれるのだ。

30kmぐらいまで特筆することはないぐらい順調だった。強いて言えばすぐ近くを走っているオカマっぽい走りの青年が既にグロッキーだということだけだ。

しかし、このオカマ君が両膝に手をついて立ち止まった姿から先。記憶があいまい。私にトラブルその1だ。

コースの状況は動画などでかなり綿密に情報を仕入れていたつもりだがサブスリー向け薄底ランシューでは到底耐えられない程路面が荒れてきた。かなりかなり痛い。急遽痛い。

それなりのスピードで走っているのでピンポン球ぐらいの石はよけきれないで踏みつける。痛い。足裏だけでなく足首と股関節が痺れてくる。キロ6分に落とす。HOKAな皆様にぐんぐん抜かれる。羨ましい。

幸いにも43kmのドロップバッグにフカフカ1号ことSPORTIVA QUANTUMが待ってる。スタート前に急遽前倒し投入を決めたものだ。あのスタート前の足の甲の痛みは神様からの予言だったんだ。ありがとう!でもどうせならもっと痛みをくれればスタートから履いたのに(´・_・`)

それにしても痛い。そもそも故障したんじゃないかと思うぐらい痛い。申し訳ないがMIZUNOに腹が立ってきた。このレースで引退予定だが今すぐ引退して頂きたい。

なんてことを考えていたら天罰が下った。次のエイド手前でスタッフにフラスコのキャップをとって預けたあと、自分で持っていたキャップをエイド到着時にゴミ箱に捨ててしまったのだ。ジェルのゴミと一緒に…トラブルその2だ。

手には飲み口のない満タンフラスコ。どうすんのよ!リタイアでしょこれ!

1m四方の巨大ゴミ箱に頭を突っ込んで掻き分ける。白い紙コップだらけで透明なフラスコの飲み口など見当たらない。このガレ場でMIZUNOのランシューを履き、フラスコをボトル代わりに使うよくわからない東洋人がゴミ箱に頭を突っ込んでいる。左肩の日本国旗が泣いてるよ。で、俺も半泣きだよ。

15分ぐらいで発見出来た。テンションガタ落ち。

40km地点をちょうど4時間で通過。9時間30分ペースだ。が、何だかしょんぼり。

43kmの大エイドに4時間15分ぐらいで到着した気がする。自分のSUUNTOとオフィシャル時計がずれててまたしょんぼり。

念願のシューズチェンジ。さらに、ここで着替えたZAIMOKUZAシャツはfinetrak製で快適なはず。だが2つのトラブルと足の痺れで出発を渋る。結局何もせずに15分以上滞在して出発した。

シューズはいい感じ。幸いにもシングルトラックでランナーに挟まれたのでテンション低いがペースは維持。ラストの300mの上りに25分かかると予想しても9時間50分でゴールか。キリ良く10時間を目標に変更するがギリギリなので緊張するぜ。

昼過ぎからめちゃくちゃ暑くなってきた。ちょっとぼーっとする暑さだ。周りのペースもそれなりに速いのでついていくが普段なら家に帰ってる暑さ。上りは東京タワー練を思い出し走り続けるがたまによろける。周りも辛そうだ。頑張ろう。

60km過ぎ。熱中症気味の所に信じられない光景が。シングルトラックの向こうからランナーが数人こっちに向かって来る。ミスコースか…同じパックの選手は「OMG!」と叫ぶ。僕は心で叫ぶ。

こっちのパックには元気なペーサーもいるし、結構きちんとしたマーキングもあったのになぜ?いつ?みんなで「あり得ないだろ」と顔を見合わせて立ち止まる。戻る決意も固まらない。みるみるテンションガタ落ち。

こちらに向かってくる選手が大きく手を振ってる。炎天下の中絶望感。とりあえず戻ってくる彼らに「ほんまかいな?」と伝えなければならない。その時、こっちの1人がまた「OMG!」と叫ぶ。あっ、俺も気づいた…。ゼッケンが若干違う…。めちゃくちゃ似ているけど若干違う!別のレースだ!「ハーイ!50マイル走ってるんでしょ?グッジョブ!」

神様、余計なことせんといてください。

救われた感で元気になった…なんてことはなくもうヘロヘロ。水を口にしても頭がシャキッとしない。脱水なのは間違いない。ただあと少し。死ぬ距離じゃない。

70kmエイド。計算上は10時間ジャスト。頑張れオレ。

つぎのエイドまでの4kmを順調にいかねば。最後の上りで予想外のブレーキもありうる。

カリフォルニアって暑い。塩熱サプリ飲み続けてきたけど水分を受けつけてない気がする。視界が曇って何度かコケる。距離と時間が気になって時計をチラ見するとコケる。

意識をはっきりさせるために水を口にし続ける。あっさり水切れる。
残り3km遠い。自分の体と相談する。「むしろ急げ!」立ってるだけで体内の水がなくなる気がした。ギリギリいける。はず。

10秒に1回ぐらい時計を見る。あと2km、あと1km。こんな状態でエイドついても復活すんのか?と思いつつ、レースはともかく死んじゃうよという思いダッシュ。あと300m、200m、100m。

曲がり角見えた!完全に思い込みだけどその向こうが開けていてエイドのオーラ感じる。助かっ……あれ?エイドない。

エイドがないだけじゃない。延々と続く湘南国際村みたいな上りが見える。なぜ?

最後の大ミスだ。エイドまで4kmじゃなくて4マイルだった。ここまで全くミスなくkmに換算してきたのにここにきて。いや、ここだから?

プッツリ。もう走れません。歩きます。

残り6kmで9時間10分。歩いて10時間30分ぐらいでゴールか。上出来だ。

とぼとぼ。

残り4kmの最後のエイド到着。水をかぶる。歩くと1時間かかる。この炎天下をあと1時間かかる。もうトレランいいや…。9時間32分で出発。

とぼとぼ。

すぽるちばのソーケン選手から「なんで10時間切れなかったの?プッシュしてないからだよ」となじられる自分の姿が頭に浮かぶ。奮起?しないよ。

とぼとぼ。

残り3km。神様が再び意地悪する。突如坂が緩くなる。キロ8分に上がる。あらら、10時間1桁?何だよ。

残り2.5km。意味不明な光景が。道が真っ平に。おい。高低表ウソ?

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あと14分。MSK?

まさか。このタイミングであの練習の成果を発揮する時が来るとは。

解説しよう。私はこの2年ほど、ロングの練習の最後の1.5kmほど全力で走ることにしている。何のため?それはUTMBでシャモニーの街に下りたあとのロードで順位を11位から10位に上げて表彰台を獲得するためだ。ちなみに妄想の中で10位を争い、抜き去る相手は鏑木さん。

ここだ。練習通りだ!

小学生ダッシュはまだだ。これは300mが限界。骨盤を立ててあくまでマラソンフォーム。まずはキロ4分モードだ。やはり練習とは違ってそこまでは上がらない。キロ6分ぐらい。

ここで思い出したのが山岳さん(小川壮太選手)の顔。「体を1本の棒のようにして倒れこむと勝手に進む」って言ってた。もう初めて実践しちゃうよ。できる限りの前傾姿勢。前にこけそうになるから足が出る。ホントにこんなんでいいの?

時計チラリ。残り1.2kmであと8分ぐらい。イケルかも。が、ここで思い出した。43kmエイドで自分の時計がオフィシャル時計とずれてた。どっちが進んでるんだっけ?わからん。やばい。

残り500mであと5分。キロ4分台出てる。イケルか。

「あと2分でゴールだ!」本当かよ!な応援の声。

100m進んで再び「あと2分でゴールだ!」の応援の声。世界共通のがっかり応援の定番。

見えた!ゴールだ!申し訳ないがハイタッチ無視。ゴールの時計まだ見えないから。

おい!あれゴールじゃねぇ!紛らわしい屋台村の入り口だ(´・_・`)

スタッフがコースから逸れて行きそうになる私を大声で誘導する。

最後はUTMBみたいな両サイド観客。申し訳ないがハイタッチ無視。

最後の角曲がると時計が「9:5?:??」(記憶ない)

間に合った!ようやくハイタッチに応える。ゴ〜ル!

すぽるちばポーズしようとしてコケる。片足で立てない。で、お辞儀ポーズ。ウケた。

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●結局自分の時計の方が進んでて9時間56分台でした。

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●帰りのオフィシャルバス(´・_・`)そりゃないぜアメリカ

【学び】
(1)ランシューは痛い
(2)トレランは辛い
(3)辛い時の小川壮太

Sandiego100mile はちょっと日和っちゃうぐらい今回は疲れた。トレラン嫌になったぐらい。「ブログにまとめていい思い出化しよう。」と思ったらこれ完成版1回全滅してるんで本当に嫌になった。

【発見】
(1)HOKA大人気。ちなみにHOKAはフランスのメーカー。次点はBrooksのスコットジュレックモデル。ヨーロッパ系皆無。Asicsの方が多いぐらい。
(2)そんなHOKAユーザーもレース後はベアフット。ALTRA,Luna Sandal多数。
(3)ザックはUDだらけ。UDのAKモデルもSJモデルも街で普通に売ってので普及率高い。NATHANのUTMBモデルは175ドルもするからかいない。
(4)靴もザックもサロモンほとんどいない。

【レース後記】
(1)レース後はアメリカンな感じのハンバーガー食べ放題。食えないよ。

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●これがゴールと間違えた入り口。紛らわしいよ。

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●こっちが本物のゴール。私が着てるのが完走ジャケット。patagoniaのHoudiniです(^^)
(2)サンフランシスコに移動してジャイアンツvsカージナルス観戦。去年のワールドチャンピオン。アメリカ人はセレモニー好きね。

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(3)Sanfrancisco Runnning Company来訪。やっぱりトレランのあとはあーだこーだ言い合うのがないと辛いだけだと実感。

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●パールイズミのトレラングッズ充実。オーナーのBrettとはSandiego100での再会を約束。

(4)サンフランシスコで一番有名なベジタリアンレストランGreens来訪。食物繊維を避けていたんで無性に野菜たべたくなった。まさかこの店にミータリアンだった自分がくる日が来るなんて。野菜美味い。

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次は2013年6月8日のSandiego100mile endurance run.今回より平均で10度以上の高温。やめようかな。

では。明日は1日飛行機の中です。


さて本気出しますか(2)チーム5000マイル

カリフォルニア州サクラメントに来ております。何をしに来てるかって?サクラメントっていったらさ!NBAのサクラメントキングスの試合に決まってるだろ!お目当ては相手のロケッツだけどね。

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ヒゲのハーデン

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去年旋風を巻き起こしたジェレミー リン

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ヘッドコーチはあのケビン マクヘイル

なんてね。みんな興味ないよね。レジャーはこれくらいで本題に入ろう。実は最近、僕に関する様々な疑惑が噂されている。

チーム100マイル退会疑惑

Return to 百貫デブ 疑惑

実は引きこもりのネットオタク疑惑

こんな噂を吹き飛ばすべく東京からNH008便に乗ってきた。

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マイルを使ってファーストクラス。ゴイスー。専用のZカウンターに遂に突入!

僕が本気を出したらサンフランシスコまでの5000マイルをサブ10だったことは秘密にしておきたい。5000マイルの後だから少し疲れているけど、週末は疲労抜きで50マイルのレースに出ようと思ってるんだ。先日のブログでもわざとらしく紹介したAmerican River 50 mile だ。

2012年12月の武田の杜以来のレース。怪我も治り、さらに今回は今までになく体脂肪ローディングがうまくいったので+4kgでスタート出来そうだ。新たに立ち上がったトレランチーム「ふとるちば」の真髄を見せてやる。

どうでもいいお話をさせてもらうと、僕は海外でレースに出るときは山ほど日本食を持っていく。今回もこんな感じ。

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さとうのごはん、のり、みそ汁、ふりかけを基本にして保存のきくレトルト食品と真空パックの焼き魚だ。食事のお供は麦茶だ。やはりレース前の食事は大事だからね。

現地の食事を楽しむのはレース後だけ。そもそも日本食大好きっ子だし。冷蔵庫を貸してもらえるホテルの場合は納豆を冷凍して持っていくんだ。

どうでもいい感じでサンフランシスコからサクラメントまでをご報告。

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SFO激混みで予約電車ギリギリ(°_°)

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成田エキスプレス的なBARTという電車で都会へ。

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RICHMOND駅で乗り換え

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貨物列車風のamtrakでサクラメントへ

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世界の車窓から風味

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カリフォルニアの州都に向かってるのに田舎の風景

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楽しく練習出来そうな小山だらけ

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2時間でサクラメント到着

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田舎ですわ

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路面電車で25分

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スタート地点すぐのホテルに

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すぐにNBAのKings vs Rocketsの行われるアリーナへ。電車とバスで行けました。今回はレンタカーなしです。

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4クォーターまでもつれて最後はリンとハーデンが決めるという最高の展開。周りは地元Kingsが負けてがっかりモード。

疲れたんでホテルでスポーツニュース見ながらぼーっとしてます。

明日はスタート地点の偵察。ナンバー引き取り。ステーキローディングに大人買いしたトレランシューズ3足の受け取りとレースモード入ります。

実はこのレースは8ヶ月前から狙っていたレースだ。なんとかsub11を達成してWestern States 100の参加資格を得たいね。スタートは日本時間4/7午前0時(現地4/6午前6時)だ。

では。本気出してきます。


ここだけの話(9)絶対に人には教えたくないお店

まずここに書く内容についてはここだけの話にしておいて欲しい。君を信頼して君にだけ教えるんだ。

場所は詳しくは言えないんだけどだいたい千代田区岩本町2-8-10。最寄りの駅はここだけの話岩本町&小伝馬町なんだけどここに本日4月2日お忍びでお店がオープンしたんだ。

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経営者は詳しくは言えないんだけどいわゆる桑原プロ的な人だ。何のプロかはさすがに言えない。本人にも聞かないで欲しい。メキシコ人だ。

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おっと店の名前は勘弁して欲しい。ここではとりあえずRun boys! Run girls!と呼んでおこう。

扱っているものは詳しくはいえないんだけど靴下を中心としたトレイルラングッズ。

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ただRun boys! Run girls!はグッズだけではなく様々な極秘イベントを開催しているんだ。都会で出来るトレイルランニングUrban trailやトークイベントAre you born to run?、お店のオープン前の在庫処分セールをやってしまうなんていう行動力はさすがトレイル鳥羽ちゃんの若頭。イベント企画や自分のトレーニングに熱心でお店をオープンさせること自体をうっかり忘れていたらしい。

オープン初日の今日は、情報を聞きつけた近所の人たちが店を取り囲んで大騒ぎ。普段は静かで無名な「水天宮通り」がヒロミゴーのゲリラライブなみの人出だった。

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●初日なので若干不審者あり

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●メキシコ風のかわいらしいディスプレイ

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●オリジナルTシャツA

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●オリジナルTシャツB

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●店内はトレラン関係者やメキシコマフィアからのお祝いでいっぱい。あの強豪チームからも!

この店から徒歩1分のところにはOnE drop cafeと銭湯お玉湯がありもはやランに必要な3元素が揃ったと言える。

この地域に住んでいる人はもう走力も幸せ度もアップ間違いなしなんで今日は休んでいいと思う。雨だし。

では。明日から本気出します。

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通勤ランでモンブランを制す(5)ULTRA LUNCH BOX

みなさん。僕は最近寝不足です。心配で心配で眠れないんです。何が心配かって?僕は忙しいみんなの昼食を心配しているんだよ。

みんながFacebookにアップしている揚げ物中心の定食はお手軽だけど体は重くなるよね。レースののぼりの最中に膝が痛くなって「アレ食わなきゃよかった…」と思ってもafter the festivalだ。
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ただ、都会で忙しく働くトレイルランナーにぴったりのランチなんてなかなかないし、サラダばっかり食べていてもストレス高くなっちゃうよね。
そんな悩みに満額回答してくれる男が現れた。行動力がハンパじゃないあの人。そう「トレイル鳥羽ちゃん」を率いるDomingo氏だ。
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世の中に出回っている彼の肖像はちょっとお茶目だけど、中身はハードボイルドワンダーランド。凝り始めたら止まらない。トレイルランナーの目線で彼が取り組んだ食事に関するレポート発表会であるULTRA LUNCHというイベントでは硬派な栄養学に関するレクチャーが繰り広げられているんだ。ま、僕はよくわからないんだけどね。で、そこではとってもとってもとってもとってもとってもとっても大好きになれそうな自然な料理が食べられるんでそれを目当てに参加している人も少なくなかったんだね。
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そして今日は4月1日だ。なんとULTRA LUNCHが渋谷のレストランで提供されることになったんだ。

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Dogs or Caravanに先を越されないように11時30分の開店を目指して自宅をランで出発。場所は渋谷のドンキホーテを通り過ぎ200mぐらい歩いて左折したところにあるレストラン花魁だ。

Domingo氏のこれまでの研究に共感したという花魁のオーナーが提案したという今回のコラボレーション。新宿に勤務する筆者も寄り道したくなりますね。

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●ここを左折して10秒

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●ここね

今日の僕のセレクトは「豆カレー」。とにかく美味しいし腹持ちもいいね。

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●ドミンゴシェフと見覚えのある美人スタッフ達

さあ低カロリーで体にいいULTRA LUNCH BOXでお腹いっぱい。やっと暖かくなってきたから、すっかり3パックになっちまった腹を凹ます時だ。

では。明日から本気出します。