高麗の低山と巾着田の曼珠沙華

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秋分の日の週末、曼珠沙華の花畑を見たくなり、巾着田へと行って来た。
しばらく振りのトレランという事で適度に汗をかきつつ、さくっと回れるルートして
高麗駅〜多峯主山〜天覧山〜高麗峠〜巾着田〜日和田山〜高麗駅
というコースで奥武蔵の入口に位置する低山を回った。このルートでは最高でも日和田山の約300mであり、急登/激下りも一部岩場以外にほとんどなく、基本的に走れるコースである。

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肝心の曼珠沙華は下流側で見頃となっていて、緑の森に赤い絨毯が敷かれている様子は圧巻であった。この時期、この場所でだけ見れる景色である。ゆっくり目の12時半スタートだったので当初は巾着田をゴールのつもりでもあったが、全然時間に余裕があったので最後に日和田山にも登る事にした。途中の金刀比羅神社から振り返ると高麗の街を取り囲む様に巾着田や天覧山、多峯主山が緑の帯として連なっており、どこを走って来たのかが見て分かる。結局高麗駅に戻ったのが16時だったので正味3時間半の行動時間であり、適度にいい汗をかくことができた。

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7月は忙しくて出掛けられず、8月は前半〜お盆の時期に出掛けたかったが天候が悪くて出掛ける気にならずという間に夏はほぼ終わってしまっていた。そんな中でも8月の終わりには久々に鎌倉まで出向きOSJのイベントに参加した所、途中で夏バテリタイアしたものの、まさかの初めてホームに立った駅でこれからシャモニーに旅立とうとしているラン友に出会うという事があった。また、最近夜の皇居ではしばらく更新無しの某MMAブロガー氏から声を掛けられるなど、外へと出掛けて走ると色々な出会いがあるものである。秋分を過ぎたのでこれから日がどんどん短くなるが出掛ける頻度は上げていこうと思う。


恵庭岳と丸駒温泉

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6月最初の週末、札幌に行く予定があり、せっかくなのでと新千歳空港から支笏湖を経由して恵庭岳に登ってきた。今回は翌日の予定が第一のため、さくっとで比較的軽めのところ、そして不便でない場所、ということで頂上から支笏湖の眺めが良さそうな恵庭岳に行く事にした。梅雨がない北海道でまさかの雨予報となり、しかも気温が最高13℃で寒いとあり、行く前から本当に山に行くかどうしようという気分になる。天気予報を見てから出掛けるかの最終判断可能な関東近辺と違い、北海道の場合は入れた予定で行動せざるを得ない。もし山に登るのが厳しいなら空いた時間で麦酒とグルメ三昧するだけである。

新千歳空港に9時半過ぎに到着の時点ではまだ雲の多い晴れ、という感じの空模様で11時過ぎに支笏湖に着いてもまだ恵庭岳の頂上まではっきりと見えていて早く登って早く下りれば何とかなりそうに見えた。天候的にも、温泉の日帰り入浴が15時までということからも速やかに行動する必要があった。登山口から砂防ダムの工事しているところを抜けて登っていく。道は登り始めこそ倒木や下草があったが、ピンクテープがしっかりと張られているので分かりやすい。ロープが張られた上下別の道となる急登を過ぎると第一見晴台に到着、頂上付近は見えているものの支笏湖方面は雲で全く見えなかった。この先の第二見晴台の方から視界を遮る雲が流れてきていたので行ったとしても眺望は期待できそうな感じがしない。と考えている間に頂上も雲につつまれ視界が悪くなる。晴れていれば絶景の山を視界が悪い中進んでもいまいちと思い引き返すことにした。下山途中から雨が降り始めたが何とかレインウェアを使わずに済む程度の降り方だった。

下山後は登山口近くの丸駒温泉で暖まる。日帰り入浴が15時までに対し、下山が14時過ぎと、ほぼほぼ予定通りの3時間行動である。ここの温泉は支笏湖の水を引き入れている露天風呂は湖と水位が同じ、というのが売りである。この時期、雪解けの後なので水位が高いのかと思いきや低めだったということで湖との一体感はさほど感じられず普通の温泉よりは随分とアウトドアな温泉という程度の印象。如何せん雨が降る中ではせっかくの野天風呂も満喫できず。結局、この日はこのまま夜まで雨が降り続く天気となったため、他の寄り道はせず札幌へ移動してホテルにチェックインした。別便で夕方にやってきた友人と合流しすすきのの「だるま」本店で1時間ほど並んでジンギスカンを食す。翌日、山に登ってた事に若干あきれられるが、登っても影響出ない程度の山というところでチョイスしているし、北海道までそう頻繁に来れるものでもないし、行ける時に行っておいてよかった。ただ天気だけは残念。

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砂防ダムの工事現場を抜けて登山道へ

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倒木と下草がワイルドな北海道らしいトレイル

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第一見晴台直下の急登
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下山を決めた時に雲の切れ間から一瞬見えた支笏湖。晴れてれば壮大な景色が広がっているようだが。。。


群馬太田の花畑と八王子山丘陵

20170505-DSC_0483 ゴールデンウィークはどこへ行っても人がたくさん、ということで秩父の山に登って芝桜を眺めるという計画もあったがそういう超メジャー所は避けて、群馬の太田市の八王子山公園の芝桜・ネモフィラ・菜の花・ポピーの花畑へと行って来た。途中まではあしかがフラワーパークを目指す観光客でごった返す両毛線に揺られ足利駅へ。足利駅から北側の山を通って隣の山前駅までトレイルを通っていこうと思い、足利学校をチラ見しつつ山の入口を探す。が、見つからず、時間だけ過ぎていく恐れがあったので一旦引き返してひたすらロードで向かう事にする。

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炎天下、渡良瀬川沿いを渡良瀬橋の下など通りつつ、太田市へと向かう。汗をかなりかき、水分の補給量も多くなりながらようやく八王子山公園へと辿り着く。芝桜の面積は思っていたよりも大きく、秩父と遜色ない。ネモフィラについては芝桜の一角にあるだけなので、ひたち海浜公園とは比べるもない規模だった。公園の広場では無数の鯉のぼりが空を泳ぎ、その下で家族連れが楽しんでいる。菜の花やポピーは若干見頃過ぎになってしまっていたが、芝桜と同等程度の面積があり、満開の時期はたくさんの花を一度に楽しめる何とも欲張りな公園である。

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八王子山公園の裏手からこの一帯の丘陵にハイキングコースが整備されており、片道9kmほどの距離のようだ。急坂部分は階段であるが、勾配がきつくないシングルトラックは整備されて走りやすく、トレイルランニングには適したコースである。時間的にも片道でちょうどいい時間になりそうだったのでそのつもりでトレイルへと入る。
http://www.city.ota.gunma.jp/005gyosei/0110-002tosiseibi-hana/2014-0204-0900-107.html
いまいちペースも上がらず、気分が良くなかったので最初の5.5km区間の唐沢山まで行く手前の4kmくらいの所でエスケープして切り上げ、天然温泉湯ららへと向かう。実はコースの端まで行ってしまうと温泉よりだいぶ先まで行ってしまうのでちょうどよい場所でのエスケープだった。温泉に入ってる最中にめまいが何度もあり、早々に風呂から上がる。血圧が極端に低くなっており、水分不足、塩分不足、、、理由はどれかわからないが少なくとも炎天下で気分が悪くなったこととも関係しているのだろう。今回は人里から離れた所には行っていないが、本格的な山に行く場合はこれからの時期は気をつけるべきという教訓になった。それなりの装備をする前提で、補給のタイミングなど。


甲府盆地の桃源郷とお花見トレイル

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今年は例年と比べ遅かった東京の桜も先週でほぼ散ってしまったが、この前の週末、山梨まで行って来て桃の花を眺めつつトレイルを楽しんできた。当初、韮崎から茅ヶ岳に向かおうと思っていたが、やはりこの時期に来たからには桃の花をしっかり見れるコースがよかろうということで午前・午後の二部構成で二カ所をめぐることにした。

まず午前の部としては新府駅まで行き、近くの桃畑で満開の桃の花を眺め、新府城跡を通りながら、わに塚の桜を経由して韮崎駅へ。ちょうど10kmほどの距離になる。新府城跡でお祭りをやっていたり、わに塚の桜も観光客でかなり賑わっていた。広い中に一本佇む桜の巨木というのも風情あっていいものだ。このコースは終始前を見ると富士山、後ろを見ると八ヶ岳、そして桃や桜が満開という景色だった。

午後の部としては甲府駅をスタートして武田神社の裏手のトレイルへ。甲府の街中の桜はかなり散っており、武田神社までずっと続く桜並木も葉っぱが目立つ。今回は時間の都合で武田神社から積翠寺までロードを使ってしまったが、武田の杜トレイルランニングレースのコース序盤を使うことも可能である。そっちの方が甲府の街並みを眺めたりすることもできて楽しいだろう。積翠寺からは深草観音、岩堂峠、兜山を通って山梨市へ。兜山から眺める、桃の花のピンクに染まった甲府盆地と富士山の景色がすばらしかった。ピンクの絨毯といえば秩父や本栖湖の芝桜が有名であるが、盆地全体に桃畑が広がるスケールの景色を眺められるのはこの付近の山の上からだけである。上りも下りも比較的緩いコースでトレランに向いていると思いきや、最後には鎖場の急下りがあってかなり気を使った。

帰りに乗換駅でもある立川で下り、この前日にオープンしたばかりのランニングショップ、Trippersをちら見して帰る。閉店間際の時間で何やらバタバタしている感じだったのでまた次回にゆっくりと立ち寄りたい。すっかり季節は春から初夏へと変わろうとしているのでちょっと前までは水をほとんど消費しなかったが、この日はそれなりに汗もかき水分補給を行う事となった。これからの季節の課題である。

甲府近辺は走りやすい里山も本格的な奥秩父の山もありバラエティに富んでいる上に、温泉にワインといったランニング後の楽しみもあり、何よりも都内から特急で60分程度とアクセスもいいのでまた訪れたい。
20170416-IMGP9775桃、菜の花、八ヶ岳

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わに塚の桜と富士山

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新府城跡では桜が満開

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武田神社から見た武田通りの桜並木。散り気味だったが、甲府駅近くまで続いている

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岩壁を穿つ深草観音、このハシゴは怖いので登れなかったが、岩壁に階段があり裏手から入る事は可能

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兜山から桃畑がピンクの絨毯のように広がる甲府盆地を一望

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兜山からの下りにある鎖場、かなりの急斜度で気を使う

20170416-DSC_0380  立川にオープンしたばかりのランニングショップ、Trippers


天城の雪桜、河津の夜桜

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伊豆半島へ出かけ、天城山と河津まで行って来た。雪桜といっても桜が咲いていたわけではないが、天城山の樹氷はまるで白い花の桜のように山に点在していた。そして、下山した先の河津町は桜祭りの期間でありライトアップを行っていた。

ちょっと前の記事で書いた南伊豆フリーパスを買っていたのでスタート/ゴールともにその有効区間内の伊豆急沿線でということになる。伊豆半島最高峰の天城山万三郎岳を通りつつ河津桜を見に河津ゴールでという設定をしていたが、伊豆大川〜箒木山〜万二郎岳〜万三郎岳〜八丁池〜寒天林道〜河津七滝〜河津駅というルートで箒木山〜八丁池間のトレイル12kmと、それ以外のロード30kmという結局40km超のコースとなった。河津七滝で最終バスが5分差で乗れなかったので想定以上に走ることになった。

熱海で乗り換えた伊豆急線は河津桜目当ての人で満員御礼、伊豆大川で降りてまずは箒木山まで10kmくらいのロードを登る。高低差1000mをロードだけで登ることになる。頂上には通信施設があり、裏手から万二郎岳へのトレイルがつながっている。この区間は山と高原地図には破線すら記載がないが、国土地理院の地形図には記載されている。赤テープやロープを目印に急登と激下りの道を進む。コースを見失いやすい上に、雪解けの水分を含んでいるせいか全般的に非常にすべりやすく、落葉の下は石や木の枝が隠れている。そして斜度もきついので進むのに難儀する。冬枯れの時期なのでなんとかなったが、葉が茂る季節は大変だろう。

万二郎岳に辿り着くとここからは天城縦走路でよく踏まれているコースなので格段に進みやすくなる。残雪がそれなりにあったが、シューズでも特に危険な箇所はなかった。頂上からの下り坂で万三郎岳方面を眺めると山の片側に白い樹氷が吉野の山の桜を思わせるかのような、まさに雪桜とでも呼ぶべき風景をつくっていた。風が吹いて雪が風花として舞う様子は桜が散る様子にも似ている。伊豆半島最高峰の万三郎岳を通りつつ、どこで時間がかかってしまったのか、八丁池に着いたときには既に17時近くなっていた。ここから天城峠までのトレイルも気持ちいいが時間もないので、林道で下ることにする。国道に出ると既にバスがない時間だったのでとりあず河津七滝まで走る。七滝の名物ループ橋は見た目に反して1kmの距離があるようで、ぐるぐると下っている最中に真下を河津行きのバスが通過していった。次に乗ればいいやと思っていたらまさかの最終バスだった。

仕方ないので、河津の町までも走る羽目になる。夜空は月がなく星がきれいだった。ちょうど一年前に普通に河津桜を見にきたときに見覚えのある景色が見えてきてようやく辿り着いたことを実感する。道沿いには桜が咲いており、もう少し明るい時間であればきっときれいだったのだろう。河津の街中ではいたる所で桜のライトアップをしていた。河津駅から家まで帰れる電車もあと数本という状況になっていたのできわどかったが、途中の伊東で銭湯に立寄りつつ帰宅。

思いもよらず雪景色から桜、菜の花まで一日の中で冬と春を両方楽しむことができた。伊豆半島は東京近郊の近場と比べると移動時間もお金もかかるが、それ以上に素晴らしい景色があるので何度も訪れたい。
20170225-DSC_9924  箒木山〜万二郎岳のトレイル、テープを目印に進む

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万三郎岳へと向かう斜面の片側に白い樹氷がある風景はまさに雪桜

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実際はブナの樹氷

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万三郎岳が伊豆半島最高峰

20170225-DSC_9981八丁池見晴し台からの眺め

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八丁池の先には富士山が見えた

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落葉のトレイル
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残雪と緑のトレイル

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桜と菜の花のライトアップ


Good Morning TRAIL

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朝早く起きて午前中に山を走り、午後は午後の用事をすれば一日が有効に使える。
たまたま秦野方面に午後から私用があった日の午前中に山へ行くことにした。秦野駅に8時半過ぎに到着してコインロッカーに荷物を預けてスタート。蓑毛までロードを走ってからトレイルに入り、浅間山を目指す。ここからは下り基調の尾根を弘法山経由で秦野駅まで。次の予定までに風呂に入る時間も考えると約3時間ほどで戻ってくる必要があった。もう少し早く家を出れればヤビツ峠まで行って大山山頂経由で帰るということをしたかったが時間が限られていたのでそれは断念。

多数の人が歩いている大山の尾根は荒れた部分がほぼないので走りやすく、エスケープルートがいくつもあるのでさくっと走るには丁度よい。弘法山から大山方面を見返すと自分が走って来た尾根を一望することができ、ちょっとした達成感が得られる。春になれば弘法山は桜の名所でもあるので、その時期に出掛けるのもいいだろう。

朝早く起きるのはつらいところであるが、また都内から近場の山というのは限られてしまうが、早い時間にスタートすればその後の時間を有効に使える。いつもは昼過ぎにスタートして日没と時間の相談をしつつ遅く帰ることが多いので、全てが早く終わるとものすごく効率的に行動できた気分になれる。今後もこういうちょっとした山行きもしていきたい。


桜と梅の里山〜松田町

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まだまだ寒い日が続いているが、梅と桜を眺めて春を先取りということで松田町まで行って来た。2月11日から始まった桜祭りと2月12日までの梅祭りがちょうど先週末に重なっていた。桜は早咲きの河津桜、梅はロウバイである。河津桜の本家は伊豆の河津であるが、今年は例年よりも桜の開花が早かったらしく、偶然気象予報ニュースで開花していることを知ったのが松田町を目指したきっかけである。

まずは昼過ぎに着いた小田急線新松田駅近くの西平畑公園の桜祭り。富士山を眺める斜面に満開の河津桜が咲き誇っている。人手もなかなかだった。ロウバイ祭りが行われている寄(やどろぎ)集落まではロードとトレイルでコースタイム4時間ほどのハイキングコースで行く事ができる。

まず桜祭り会場から裏山へと向かい林道を通って最明寺史跡公園へ。ここはまだ花が咲いていなかったが、様々な春の花が咲く場所のようだ。ここからさくさくの残雪が一部残るトレイルを第六天方面へと向かう。一旦集落に下りてからロードの坂を登った峠の第六天付近からは富士山をきれいに眺める事ができる。峠からの下りは虫沢古道という古道がハイキングコースとして整備されていて虫沢集落へとトレイルとロード交互の下り道が続く。他にも花じょろ道というコースもある。

目指す寄集落に行くには里山を越えていくコースもあったが、残念ながら時間の都合でロード経由で向かう。寄バス停から少し登ったところにあるロウバイ園ではピークを過ぎながら黄色い花が一面に咲いていた。ここから鍋割山の方に向かう登山道があり、後沢乗越経由で大倉へ向かう事もできる。今回は時間も遅かったので渋沢駅までロードで向かう事にした。

結局ロード20km+トレイル5kmとロード主体の里山めぐりとなった。例によってDusty Running Back-packに着替え含め全て荷物を詰め込む軽装だったので本格的な山や日没後行動は控えて可能な範囲で楽しんだというところである。日に日に太陽が出てる時間が長くなってきているので春はもうすぐである。

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残雪のさくさくトレイル

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第六天からの富士山

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虫沢古道のふかふかトレイル

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ロウバイ園

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集落外れにたたずむ梅の木


三十槌の氷柱と秩父御岳山

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絶景とトレイルを巡る旅、この時期限定の絶景ということで秩父の三十槌の氷柱を見に行って来た。秩父鉄道の終点、三峰口駅から国道140号を甲府方面へ進んで10kmほど、旧道に入った所のウッドルーフキャンプ場の敷地内にある。昨年参加した雁坂峠越え秩父往還のコース脇でもある。谷に沿って大きく曲がっている国道を通らずに三峰口近くの登山口から秩父御岳山に登って落合に下りるというルートで近くまで行く事ができる。

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三峰口の駅を出てから少し歩いて贄川宿に入ると、集落の各所に置かれたかかしがお出迎え。そこを通り過ぎると登山口があり、やや急な上りが始まる。途中の眺望スポットでは眼下の宿場町(写真下部中央)や三峰口駅付近、武甲山までを見渡す事ができる。今年は寒かったので積雪の懸念を感じていたが日当りがいいせいなのか、雪はほとんどない。冬晴れの中で山頂まで快適に登る事ができた。

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頂上から落合までの下りは登山道が山崩れのため閉鎖されていて林道を通る事になった。念のためスノースパイクを持っていたが雪や凍結箇所は頂上付近と麓の林道の一部にあった程度なのでトレランシューズでも慎重に進めば問題なかった。下山後は氷柱に直行せずに近くの道の駅の日帰り温泉大滝の湯に行って渓谷を眺めながら汗を流す。

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入浴後、氷柱に向かうとちょうどライトアップ点灯直前だった。駐車場は満車で渋滞していたが、そういうのおかまい無しなのがトレランスタイルのいい所である。よく成長した氷柱と川の青さ、そして水面の反射が美しかった。17時からライトアップが始まってカラフルに照らされる様子もなかなかよかったが、まだ1月というのに比較的日が長くなっていて暗くなりきらない間に時間切れ。17時26分の最終バスに乗り遅れると三峰口までもれなく10km走るはめになる。帰りのバスが早いのは悩ましい所である。ここも含めた秩父三大氷柱の他2つのうちの一つ、芦ケ久保の氷柱を帰りに寄り道してついでに見た。こちらはいかにも人工という感じのテーマパークにありそうなものが置かれた感じで、ある意味、三十槌の氷柱のすばらしさがよくわかる対比であった。

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今回、絶景を撮るため一眼をリュックに入れていたのにまさかのメモリーカード忘れ、途中の駅でも手近にコンビニが見当たらなかったため三峰口に着いてから 買えばいいやと思ったのが大間違いだった。三峰口付近にはコンビニが全く無い。そして、山の頂上で使えなくとも氷柱くらいは、と思って入浴をした道の駅に 期待をしたがこちらにも売っておらず。山に行くための装備もさることながら、カメラにメモリーカード入っているか確認しておかないとただの重りを背負うことになるといういい教訓である。その一眼と温泉の着替えも含め、この日の荷物はMMA Dusty Backpackに全部ぶち込む事ができたが、軽くトレイル走る程度の装備であれば対応可能な収納力がすばらしい。山に登り、絶景を眺め、そして温泉に入って帰る。何とも充実した一日となった。


濃溝の滝と房総丘陵

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ユーシンブルーに引き続き、SNS発で人気が出た絶景を眺めながらトレイルを走る旅ということで、濃溝の滝に行って来た。濃溝の滝は、房総半島のローカル線である久留里線で終点の上総亀山まで行き、ここから約8kmはオンデマンドタクシーで500円で行く事ができる。予約しているのであれば。予約していなかったので必然と走る事になり、そして鴨川方面への県道に行かなければならないところを間違えて養老の滝方面へと向かう国道に入ってしまい、いきなり大きくコースアウト。上総亀山→濃溝の滝→清澄寺→内浦山県民の森→安房小湊のルートのつもりだったのが最初のコースアウトと通行予定のトレイルが通行止めだったこともあり、上総亀山→清澄寺→金谷ダム→濃溝の滝→上総亀山という、ロード28km+トレイル13kmの41kmコースになってしまった。

コースミスに気がついたのは七里川温泉近くに辿り着いてから、以前に出た房総丘陵トレイルの大会でこの近辺に来た事があり、予定コースでは通るはずないのでコースを間違えていると気付く。かなりの距離を走ってしまっていたので戻る気は起こらず、予定コース中間の清澄寺までとりあえずロードを進む事にした。この時点で既にロードを16km、当初予定のコースの後半に行くか、前半を戻るかの選択となるが、濃溝の滝に行くのが今回の主旨だったので前半に当たる関東ふれあいの道の#23モミ・ツガの道に行く事にした。そして、これは来週予定の房総横断トレイルの第一エイドから第二エイドの区間でもある。

最初の4kmくらいの元清澄の登山道入口まではずっと林道が続くが、東大演習林関係者以外立ち入り禁止のゲートが出てくる横からトレイルが始まる。ふかふかの落ち葉の上を快適にアップダウンも少なく、走れるトレイルと思ったが、元清澄山の付近や金山ダムへの下りの少し手前まで行くと階段の上り下りがひたすら続く。下りについても階段の土がかなり削れてしまっているのでどこに足を置くか悩ましい。フィールズのマーキングが続いていたが、途中で来週の大会準備をしている方達と出会う。激下りの箇所に安全用ロープを設置していたようだ。本格的なトレイルに入ってしばらく走ってから階段が続くというなかなかいやらしいコースである。

今回、元清澄山の先で関東ふれあいの道と分れて濃溝の滝の方へ下るルートが地形図にあったのでそこを探しながら慎重に進んでいた。地形図から明らかにピークと判るピークをいくつか越えた先ということは判っていたのでコンパスも使い間違えない様に慎重に進んだが、見つけた分岐はまさかの通行止めであった。仕方ないので関東ふれあいの道をそのまま金山ダム方面へと進む事にした。金山ダムは当初予定のトレイルの出口よりも5kmも鴨川寄りだったが、気を取り直して濃溝の滝へ。途中の元清澄方面へ登るルートはやはりこちら側にも通行止めとあった。もし、ミスコースせずに朝一にここに来ていたとしたら、柔軟に他のコースと思えていただろうか。。。

濃溝の滝は大型バスもやって来る一大観光地となっていた。不思議で神秘的な空間ではあるが、人の多さにいやはや何とも。。。濃溝の滝から1.5kmほど北の物産館の所のバスは行き先が東京駅と千葉駅とあり、上総亀山よりも滝に近い公共交通機関であった。若干迷ったが、結局上総亀山まで戻り、発車時刻の10分くらい前に何とか辿り着いた。時刻表を見ると本数の少なさに一瞬愕然としたが、偶然増発されていたため助かった。地方に行く場合の一番注意すべきは電車/バスの時刻である。

ミスコース等の影響により予定よりも1、2時間遅くなってしまったが、早朝から行動し、図らずもロード主体ながらフルマラソンくらいの距離を走るという、充実した一日となった。

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太平洋まで望める房総丘陵の眺め
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気持ちよく走れるトレイルと見せかけて階段、階段、階段、、、

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ところどころに灰皿があったが。。。そもそも置かない方がよいのでは。

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分岐を見落とさない様に気を使っていたら、そもそも濃溝の滝近くへ下る道は通行止め  20161211-dsc_9304
上総亀山からは極めて本数の少ない久留里線であるが、たまたまイベントと重なって増発されていた


ユーシンブルーと鍋割山

20161203-dsc_9139玄倉〜ユーシン渓谷〜雨山橋〜雨山峠〜鍋割山〜大倉のルートで西丹沢から表丹沢へと縦走してきた。今年は白神山地の青池に行ってみたりとする中で遅ればせながら青の絶景の名所としてユーシンブルーの存在を知ったので、じゃあ行くかということと、地図を眺めると鍋割山の方に抜けるのがちょうど良さそうな距離に見えたので下山ルートには丁度いいだろうということでこういうルートを設定した。ぎりぎりで紅葉が残っているかと期待していたが、残念ながら麓近辺の一部の木以外は落葉していた。終始落ち葉の絨毯の中、フカフカを楽しみつつルート探しをするということになった。

天気がいい日だったので道が整備されている玄倉〜ユーシン渓谷間はかなり人がいた。玄倉発電所でユーシンブルーを見に来る人と、ユーシンロッジまで行く人、格好も登山というよりも街歩きのようなコートの人も半数近くという状況で、SNS効果のせいなのだろうか。肝心のユーシンブルーは、青っ!と思ったがまあこんなものか、という印象。もう2、3週間早く紅葉とセットで見れていたら多少感想も違っただろうか。

ユーシン渓谷を離れ鍋割山へ向かう区間は花崗岩の沢筋と稜線を歩くというコースで風化が進んでおり、桟道も崩落して沢筋迂回というところがいくつもあった。足元が滑りやすい上に落ち葉が降り積もっているのでかなり気を使う。ただし、標識は整備されていたのでさほど迷う事はない。悪天候時は通行禁止と書かれていたが、花崗岩の山は雨が降ると一気に流れるので増水には十二分に気を付ける必要がある。雨山峠から鍋割山へと向かう道は鎖場があり、ここも足場が滑りやすいので慎重に通過した。稜線上は完全に落葉した木々の隙間から丹沢主脈を眺めながら進む。この区間は雨山橋の分岐で5〜6人のグループとすれ違った以外は完全に一人旅。時間のせいもあるかもしれないが、人が多い丹沢でもこういうルートもあるものかと思った。

鍋割山に到着すると、自分の通って来た道が経験者向きのコースですと書かれていてびっくりする。確かに、破線ルートではないものの、スリリングなルートではあった。頂上から雲の上に富士山の頭だけ眺めることができた。既に15時半を過ぎていたので暗くならないうちにと下山を急ぐ。鍋割山からの下山では20人くらいの登山者を見かけた。落葉した森に差し込む西日や、一部だけ色づいている木など眺めながら余裕をかましつつ、大倉までギリギリでライト無しで下りれた、と思いきやバス停までもう少し森の中を通る事になったのでたまらずライトを使うはめになった。この時期は日が暮れるのが早いのでとにかく時間管理には気を使う必要がある。基本的に、ライトと雨具はやむを得ない状況の場合に使うものでしかないので、使用を前提とするような山行きはしない。

大倉のバス停で帰りのバスを待つ間、かなり空気が冷え込んでおり冬だという事を実感させられる。冬は冬に楽しめる場所をこれから探していこうと思う。

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雨山沢の沢筋のルート、右側崖に本来ルートの桟道があったいつの頃からか崩落。。。

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花崗岩の岩肌を流れる沢の滝

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雨山峠〜鍋割り山の間の鎖場、花崗岩の風化した路面は滑りやすいため雨の日は要注意だろう

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鍋割山への稜線、木々の隙間から丹沢の山々が見える

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辿り着いた鍋割山にて、雨山峠からのルートは経験者向き。。。

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鍋割山から西の方は雲が出ていたが、富士山の頭だけ。。。

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冬枯れの森に西日が差す

20161203-dsc_9166 20161203-dsc_9170
下山中、一部の紅葉が色づいていた

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これが嫌いで丹沢には春〜夏にはほとんど来ない(会った事ないし、会いたくもない)