要約すると、会うと普通な走る変態

クラウドファンディングを始めました。

こちらです→ https://camp-fire.jp/projects/view/54267

2018年に4つの砂漠レースを走り、年間チャンピオンを目指すためです。

費用は4レース総額で260万円。開始4日目にして65万円の支援をいただけました。目標達成に近づくというのはもちろん嬉しいことです。それと同じように、あるいはそれ以上に、多くの方が目にかけていただけたことが一番の喜びです。

感謝の気持ちを込め、 SNSで情報拡散に協力してくださった方々の記述を引用です。

>経歴も謎で、映像の勉強をしながらも就職後は新聞記者へ。福岡県・上毛町(こうげまち)の地域おこし協力隊へ転職しつつ、世界中の砂漠を走ってまぁまぁいい成績を残してる。

確かによく分からない経歴です。 なんだか、すみません。

>レース前にサイフを落として全財産を失ったり、車のバックガラスを豪快に全破損したり、タオル感覚で白ブリーフをかぶって生活していたり

>走る変態

ブリーフはネタだったのですが、走る変態と並べると実に悲しい気持ちにさせられます。やっぱり、すみません。

>実家の床屋にも止まらせてもらった

もはやプロジェクトでも、僕の紹介でもなく、実家に言及です。

>よく財布を落としてしまう男。遊びに来いよ、と言ったら九州から走ってくる男。

財布をよく落とすことが露呈しました。「遊びに来いよ」については鹿児島から滋賀まで走ったついでです。

>会うと普通の人

スペシャルだとは思っておりませんでしたが、直球が入ると少し複雑な気持ちに。。。

>熱々麻婆豆腐野郎

………。

みなさん、ありがとうございました。上を向いていないと、あふれる感情が滝のようにこぼれ落ちそうです。こうした温かな方々に支えられております。よろしければ、SNSなどでシェアしていただければ幸いです。


GRをPR 年始はBS1をご覧ください

グレートレース

なんと年始のグレートレース(NHK BS1)で、今年出場した大会「Mauna to Mauna」が取り上げられます。

半年以上も前のことなので思い出補正もあってか、振り返ってみても楽しい記憶ばかり。

と思っていたのですが、制作チームからポストカードをいただき、なんともびっくり。自分の顔が映っているではないですか。

それだけでも赤面なのに、表情がつらそう。

カメムシでも奥歯で噛んだのでしょうか。。。

いったい何があったというのか。

そんな疑問は、取材に同行したディレクターさんに会って解消。話をしながら大会を振り返り、毎日ヒイヒイ言っていたことを思い出しました。足が腫れてたり、3位争いが最終日までもつれたり、ハワイなのに寒かったりと盛りだくさんでした。詳細はこのへんの記事に→http://mountain-ma.com/wakaoka/2017/05/23/17seconds/ ‎

自分のポンコツぶりが放送されるかもしれないのはドキドキですが、それ以上にとても楽しい大会でしたので、ご覧ください!

グレートレースの放送は、1/3(水)夜7時から、チャンネルはNHK BS1です。

 


西郷隆盛、最期のトレイルを行く3

先日、祖母が亡くなった。

95歳という年齢を考えると、仕方ないのかもしれない。そんなわけはなく、どうしようもなく悲しかった。

1カ月前に祖母の状態があまりよくないことは告げられていた。

「SAIGO Trail」を走りながら、ふとした瞬間に祖母のことが頭に浮かんできた。いつかは必ず迎える最期のとき。祖母が刻んできた物語の終わりは、納得のいくものなのだろうか。

そんなことを考えてしまったのは、西郷隆盛の敗走路という哀愁に満ちたコースであることも無関係ではない。

稀代の豪傑とはいえ、逃げ延びていく西郷とて自分の結末がどうなるのかは分かっていただろう。それでもなお歩みを止めずに進み続けた。死地を自分の意志で決めようという信念に支えられての旅路である。

望むと望まざるとに関わらず、人生のゴール、あるいは終着点にむけて進んでいく。すべてのトレイルレースと同じで、進んでいる間は長く感じ、ゴールが近づくと短く名残惜しく感じられる。僕たちにできるのは、ゴールが訪れるまで全力で走ることくらいだ。だから今日も精一杯生きる。


西郷隆盛、最期のトレイルを行く2

前夜祭と打ち上げが1度にやって来た。

「SAIGO Trail」の初日を走り終えたランナーは、宿舎となった鹿川地区交流センター「つりがね」でしばし休息。そして日が沈みきる前に夜のステージへと移行する。地元のお姉さんたちが腕によりをかけて作ったごちそうが並んでいた。

これでもかというくらいに大皿に盛られた料理が、あっという間に減っていく。

少なくなる料理に反比例して、選手が元気になり、楽しそうな声があちこちから聞こえてくる。その手には、黄金色に輝くビール。あっちにビール、こっちにビール、向かうには焼酎。なんと地元の方から差し入れの焼酎も。

アルコールが入って、エンジンが温まってきたのか、初日のレースを振り返り、キツかった、楽しかった、明日もあるのか。などなど宴もたけなわ、最高潮を迎える。

1日だけの大会だと、終わってから見ず知らずのランナー同士で宴席を囲むという機会はあまりない。層考えると、その日の走りを振り返って話し合い、同じ体験を共有するというのは珍しいのかもしれない。共通の体験でつながるので、話もしやすいし、打ち解けやすいのは間違いない。同時に次の日もまたゴールを目指す仲間であり、ライバルになるというのは不思議な関係性で面白い。

上位でゴールした選手のひとりが「新しいトレイルランの楽しみ方を見つけにきた」と出場した目的を語っていた。自由に楽しめるのがトレイルのはずなのに、大会でのタイムや順位ばかりを目指すことに、息苦しさを感じるようになったのだという。

その選手も料理を楽しみながら、新しい仲間と笑顔で話し込んでいた。すでに見つけて実践しているのだから、楽しみ方が見つかったのかをあえて尋ねることはなかった。