第1回のスタートは次の大会のはじまりだった!

わたしは、国頭トレイルではじめてトレイルランニング大会の運営にかかわりました。
レースが終わったら、ほっとするのかと漠然と思っていたのですが、
第1回のスタートは、次の大会のはじまりでもあったのです。
jWD8pPIDHfQLE▲選手受付がはじまると、会場に命が吹き込まれたかのような感覚に襲われました。
本番前の独特の高揚感に包まれ、気持ちは熱いのですが、風が冷たかった~。


いまも実行委員の人たちとのメールや電話のやりとりは続いていますし、
レースディレクターの喜久里さんは、県に提出する報告書の作成に追われています。
昨日は国頭村で「ふり返り会」があり、第1回大会を総括したそうです。

アンバサダーの私は、東京で雑誌社の電話インタビューを受けたり、
仲間の感想やTwitter経由で届いた声を束ね、もちろん自分の意見も重ねて
「改善点」「いい点」をレポートとして提出するなど、まだまだ「動いている」感覚です。
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iIYZgICrfckdd▲雨に備えて国頭村中から集められたテントの下で
山田琢也さんによる、トレイルランニングクリニック。
山のマナーについて繰り返し説明がありました。

ああしたい、こうしたらいい、ここは改善しないといけないだろうなと思うことは
たくさんありますが、そういう課題こそ、1回目の大会を開催した成果ともいえます。
沖縄で産声をあげたばかりの国頭トレイルは、「やんばる、ふんばるスピリット」で
少しずつ磨かれていくと思います。

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▲スタート前にビールケースの上から「はいさいー」と挨拶。
「選手同士、声を掛け合って、ゴールしたときにはみんなが友達になっているといいなと思います」というようなことを話しました。事前に用意していた言葉が吹き飛び、頭が真っ白に!

《アンバサダーブログはまただま続きます!》

 

 

 


願いが通じた!国頭トレイル

2月8日、沖縄初・国頭トレイルランニング大会が無事に終わりました。
ランナーの皆さん、国頭村の方々、快く私有地を走らせてくださった地主の方。
本当にありがとうございました。

大会前日、知花事務局長に「3時から安全祈願、晴天祈願をやるよ」と言われ、
宮城村長をはじめとした実行委員のメンバーや県外ボランティアの米山さんたちと一緒に、
会場の森林公園から、公民館に向かいました。

もともと国頭村は「聖地」「聖域」の多い場所です。
コース作成もそうした文化を踏まえ、慎重に行ってきました。
集落の公民館の近くには、必ず拝所(ウガンジュ)といわれる「御願(おがみ)」をする
聖域があります。本来はおそらく逆で拝所のある場所に、公民館を作ったのでしょう。

まずは、大会が行われる辺土名(へんとな)地区の土地の神様がいる拝所で「御願」をします。大もとになる神様に先に祈りを捧げないと、「願い」が通らないのだそうです。
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祈りを捧げるのは神人(カミンチュ)さん。琉球でいう聖職者です。
このような神聖な行為を写真に撮っていいものか、気になって確認したら
「問題ないよ、悪いときはカメラが壊れるから」と。
土地の神様に許してもらえたようで、ちゃんと撮影できました。

カミンチュさんが祈りを捧げ、一礼したら合わせて頭を下げるのがお作法。
タイミングが読めず、一拍遅れてしまいますが、怪我人が出ませんように、
雨が降りませんように、大会のために山を貸してくださいと祈りました。

次に場所を変えてメイン会場の森林公園にブルーシートを敷いて「御願」。
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写真の中央にいる女性が神人(カミンチュ)さんです。
「御願」の最中は、沖縄独特の黒い線香(ヒラウコー)とお供えの泡盛の香りがただよいます。
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大会当日の朝は小雨で心配していましたが、
スタート前には曇りになり、時折、陽の光を感じることも。
そして、何よりも大きな怪我人は出ずに無事に終わることができました。
安全対策を第一に、毎日のように山に入り、整備にあたっていた
役場職員もほっとしたと思います。

9日も10日も雨模様で、振り返れば大会当日の曇りが奇跡のよう。
祈りは通じたのです!
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《次回は大会当日のレポートをお届けします》

 


国頭トレイル・レース携行品アドバイス

国頭トレイルレースに向けて簡単な装備のアドバイスをします。
下の写真は10月に斑尾50kmを走ったときの装備です。
今回はこれよりも軽装でいきます。
ヤンバルクイナカラー?のサロモンウエアを買ったので、着るのが楽しみです。
レース当日、19kmの部を実走取材しますので、見かけたら声をかけてくださいね!

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●ウエア
Tシャツは速乾性タイプを。綿は汗を吸い、冷えるのでおすすめできません。
長袖か半袖が迷う人もいると思いますが、私は皮膚が弱いので長袖にしますが、
走れば暑くなりますので、基本的には半袖でいいと思います。
パンツも軽くて動きやすいものを。

●ジャケット・雨具
スタート前、ゴール後に体を冷やさないようにするために、
羽織れるジャケットを持っていきましょう。
雨具は天気予報を見ながら各自で判断してください。

●シューズ
トレイルランニング専用のシューズまたはランニングシューズを履いてください。
ランニングと大きな違いは「下り」。シューズの中で足が前に滑りますので
通気性のいいナイロン素材の厚手のソックスがおすすめです。
爪が伸びている人は切っておきましょう。痛くなりますよ。

●グローブまたは軍手
12kmと19kmの部には、ロープをつかんで山をよじ登る箇所があります。
コケがあり、滑りやすい箇所もありますので転倒に備えて自己防衛を。
作業用の丈夫な軍手がほしい人は「名護のメイクマン」に立ち寄ってください。

●ザックまたはウエストポーチ
行動食、水(500ml~1リットル程度)を入れます。
エイドステーションでも水、かまぼこ、黒糖などが出ます。

●携帯電話
ジップロックなどのビニールに入れて携帯してください。
汗や雨から守ることができます。

●小さなビニール袋
飴やチョコの包装紙やジェルの切れ端を山道に落ちないようにするために、
ゴミ袋として使えるビニール袋を持っておきましょう。
レース中にゴミを見つけたら拾ってください。
コースは先人たちが生活に使った道で、一部、私有地も含まれています。
山をお借りしているという気持ちで走り、いい状態でお返しできるようにご協力ください。
これはアンバサダーからの切なる呼びかけです。
今回、県外者は「3ケタゼッケン」、ウチナンチュは「4ケタゼッケン」になっています。
多くのウチナンチュは初めてトレイルランニングに出会いますので、
県外者のマナーが「モデル」になります。
山はゴミが持ち帰りが基本ですが、トレイルにゴミを投げ捨てたりすることがないように
エイドステーションや会場にもゴミ袋を設置してもらいました。
拾ったゴミはからなずゴミ箱へ入れてくださいね。

なお、ストックはランの部、ウォークの部いずれも使用禁止です。

(そのほか)
・バンドエイドや湿布、テーピングなどのファーストエイドキットや
そのほか必要と思われるものは各自の判断で携行してください。
・受付に必ず「ゼッケン引換証」を持ってきてください。
・体調不良に備え、健康保険証を持ってきてください。

(後夜祭の参加者)
後夜祭に参加する方は、着替え、ジャケット、汗ふきテッシュ、タオルなどのほか
後夜祭でビールやおつまみを買うための「お金」も持参してください。

 


国頭村の絶景ドライブ!

昨日、東京では雪が降りましたが、
やんばるでは緋寒桜の見頃のピークが過ぎたようです。
週末の天気予報が気になりますね。みなさんで晴天祈願をお願いします。

内地からお越しいただく方の中には、前泊してレース当日帰る人も多いようです。
ゆっくり観光する時間はなくても、絶景ドライブを楽しんでくださいね。
まず国頭村に向かうまでの国道58号線は、ずっと海を見ながら走れます。
秋の視察のとき、58号線を走行中、天からアイデアが降ってくるような感覚に
何度も襲われ、レースディレークターの喜久里さんと、ディスカッションしながら
国頭トレイルランニング大会の大枠を作りました。

国頭村の入口、道の駅「ゆいゆい国頭」まできたら少し休憩。
イノブタ肉そばを食べたり、ドライブのおやつを補給し、
「茅打(かやうち)バンタ」を目指してください。
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これが茅打バンタから臨む風景。
バンタとは沖縄の言葉で「崖」を指します。
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東屋以外になーんにもないところですが、亜熱帯の森を眼下に見ることができます。

もう少し時間があるよ、というなら「大石林山」へ。
ここはいわゆるパワースポット。沖縄最初の聖地といわれている
安須杜(あすむい)の中にあり、巨岩の森の中を散策できます。
トレイルランナーには物足りないと思いますが、
いくつかコースがあるので体力に合わせて楽しんでください。

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さらに北へと足を伸ばし、
沖縄本当最北端の辺戸岬を目指してみませんか?

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太平洋と東シナ海に面した岬で、晴れていれば28km先にある与論島が見えるそうです。
以前は2軒のパーラーがあったようですが、台風で棟ごと飛ばされてしまったとか。
ここが台風の通り道です。

絶景ドライブのゴールは、ヤンバルクイナ展望台。
辺戸岬から太平洋側にまわり、宇佐浜遺跡の横にある小道をいくと
11m以上のヤンバルクイナ像があります。
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残念ながら台風の影響で、展望台に昇ることはできませんが、
ヤンバルクイナの脚とおもしろ記念撮影ができます!

大事なことなので、もう一度言いまーす。
みなさんで晴天祈願をお願いします!


中味汁、食べたことある?

20年くらい前のことになりますが、
沖縄出身の友達の実家で正月を過ごしたことがあります。
親戚のみなさんと食卓を囲んだとき「中味汁(なかみじる)」が出てきました。
「中味」とは、豚の内蔵のこと。下処理をしたモツをかつお風味のダシで煮た正月料理です。
かつて沖縄では豚は貴重なタンパク源で、「鳴き声」以外はすべて食べて生かしてきました。

友達のお母さんに「内地の人はきっと食べられないよ~」と心配されましたが、
豚モツのプニッとした食感と、沖縄独特のダシの味が好きで、何度もお替り。
あまりにも感激し、家族にも食べさせたい!と思い、
レトルトの「中味汁」をまとめ買いして東京に帰ってきた思い出があります。
家族の反応はイマイチだったので、ひとりでいただきました。

それ以来、沖縄の飲食店で「中味汁」を見つけると注文するようになりました。
もちろん国頭村の辺土名という役場に近いエリアにある
「そば処 やまびこ」でも「中味汁定食」をオーダー。
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えーと、この小鉢などもついて600円です。

「やまびこ」の中味汁は丁寧に作られているのが分かる味です。
「中味」の大きめの切り方もよかったし、
板こんにゃくの大きさも食べ合わせが配慮されています。
そして何よりも奥ゆかしいダシの味がいいのです。
史上最高の「中味汁」でした。
「中味汁」は、滋養強壮食なので、貧血気味な人、疲れやすい人にもおすすめです。
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もちろんそば屋なのでメニューに沖縄そばもあります。11時30分開店でなくなり次第終了。
店の中庭には、こんな立派な池があり、錦鯉がゆらゆら。

あー、私ももう一度、行きたいです!!

 

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0980-41-5600