国頭トレイルをPR「やんばるナイト!」の作り方

東京で「やんばるナイト!」を9月17日のクイナの日にやってみたい!と
ひらめきの神様が降りてきた1秒後から走り始めていました。

やんばるエリアの食材とお酒でおもてなしし、
遠く離れた沖縄で開催される国頭トレイルランニング大会を
もっと身近に感じてもらえるイベントをしてみたい、そんな想いが原点です。

これは大会運営事務局の喜久里さんといつか実現したいね、
と昨年からあたためていた企画でもありました。

それが917という日にちを見た瞬間、パズルを作るように動き出していったのです。

内観会場はトレイルランナーが多く集まる神田岩本町のOnEdrop cafe. しかないと思い、
facebookのメッセージを入れて、小松さんを訪ねました。
国頭村役場と大会事務局に公式イベントとしてやらせてもらえないか?
同時進行で交渉しました。大会事務局で食材費など一部の費用を捻出してくれることに。

現地から食材を調達し、シェフに好きに調理してもらうという方法もありますが、
それでは「国頭らしさ」が何なのか?伝わりません。単に創作料理になる可能性もあります。反対に「国頭フード」をそのままOnEdrop cafe.で再現するのもひとつのやり方ですが、
今度はOnEdrop cafe.らしさがなくなり、どこの店でもいいということになってしまいます。

野菜が端境期だったりしたことも結果的にプラスにはたらき、
メニューはこんな風に3つに分類しました。

・国頭フードを再現するメニュー
・国頭の「いわれ食」という小冊子に掲載されていた「おばあ」のレシピ
・国頭の特産品や魚介類をOnEdrop cafe.らしく料理

国頭の特産品のイノブタやトビイカの墨炒めなど、触れたことのない食材は
事前に試作用を手配し、シェフに味見と試作をお願いしました。

現地の方のおすすめの食べ方は、聞き取りをしてシェフに情報提供。
ここではフードライターとして培ってきた経験がいきました!

例えば「猪豚は脂がおいしく、豚肉よりさっぱりしているので、
素材のよさを感じられるメニューにしてください」と、お願いして生まれたメニューがこちら。
イノブタのタコス

猪豚のタコスです。さっぱりとしたビネグレットを合わせてくれました!
イノブタタコス盛りつけ例

カラギ茶という国頭村の森林組合が販売している
沖縄ニッケイ(ニッキ)のお茶があります。
このお茶を使って、シェフが提案してくれたメニューが
カラギ茶のクレームブリュレ。国頭村のマンゴーをソースにしてかける贅沢なデザートです。

カラギ茶のクレームブリュレ

「いわれ食」から再現した、紅芋の天ぷらは国頭村役場の美智子さんに甘えて
揚げる前の状態まで作ってもらい、冷凍の状態で空輸してもらいました。
芋の天ぷら

サツマイモをつぶしたものに、もち粉が入っていて、東京にはない食感で好評でした!

魚メニューのうち2品はシェフに作りたいメニューを決めてもらい、
それに合う魚を国頭漁協の人に選んでもらいました。
クチナジ(まーす煮用)
例えばクチナジは、まーす煮という泡盛と塩で煮るお魚料理になりました。
クチナジのマース煮

最盛期のトビイカの墨炒め(ヒンガーイチャー)は、野菜を少しプラスしていますが、
国頭の味を再現してもらいました!ワインにも合うクセになる味です。
ヒンガイチャーの炒め物

お酒は沖縄本島最北端、田嘉里酒造の「まるた」と「やんばるくいな」を用意。泡盛3種お酒も同じような考え方で、パッションフルーツに泡盛を入れたカクテルは現地の再現。
パッションフルーツまるた

そのほかOnEdrop cafe.さんのアイデアで、
イベント限定カクテルが数種類入って、いいバランスになりました。

料理もお酒もいいバランスで「ちゃんぷるー」しました。
このバランスには自分でも満足!
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きく

第1回の参加賞Tシャツを着て、うちなーぐちで盛り上げる喜久里さん。
会場に向かう道中、電車から「なんか念願かなって泣けてくるさ」というメールがきました。

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奥様が国頭村出身の久保さんには、
東京に暮らす人の目線で国頭の魅力を語ってもらいました。生活文化を伝える写真は圧巻!

参加者には、6枚綴りのメニュー表を参加者の人に配り、
わたしは沖縄風の衣装と髪型で司会をしました。
こうした細かな演出も「仕上げ」のポイントかなと!
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やんばる、ふんばるー!と乾杯!
乾杯
この瞬間、最高が気持ちよかったー!

このやり方は、他のスポーツ大会や地域起こしのイベントの参考になるかもしれない!
そんな気持ちを込めて、MMAブログに
「やんばるナイト!」の作り方をアップしています(更新久しぶりでごめんなさい)。
全国の大会主催者のみなさん、食をつうじて大会のプロモーションをしてみませんかー?

後日、木下シェフからメールをもらいました。
詳しくは書きませんが、シェフも知らない土地の食材に触れることができ、
素敵な体験ができたと書いてあり、これにはグッときました。
集合写真

集まってくれたのは、国頭トレイルにエントリー済みの人、昨年参加した人、
食にひかれて参加してくれた人などさまざまでした!

来年も9月17日のクイナの日に、やんばるナイト!ができますように。

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