野辺山ウルトラ、脱水症状でDNF

5月21日(日)、星の郷八ヶ岳野辺山高原100kmウルトラマラソンに挑んできた。この日、野辺山高原は晴れ渡り、最高気温25.3度の夏日を記録。これが国内屈指といわれる難コースの攻略をさらに困難なものにした。100km男子の完走率は僅か50.5%。23回の大会史上最低らしい。今回は前回の自分の記録を超えたいと臨んだが、記録更新どころか完走さえできなかった。

IMG_2901

敗因は脱水症。序盤からなんかおかしいなあと思ったが後の祭り。20㎞のエイド辺りから手足が震え始めた。さらに血の気が引く感じがしてフラつき始めた。急いで水分補給と電解質を採取。エイドで休憩すると震えは軽くなったが、ペースを上げると呼吸が苦しくなる。これも典型的な脱水症状。血液中の水分が足りず、血液の流れが悪くなり、身体を動かす酸素を行き届かせるために呼吸が荒くなる。おまけにこの暑さ。喉の渇きが半端ない。

10km毎の通過タイムは全て昨年を下回るペース。昨年の自己記録更新はすでに諦めた。完走だけはなんとしても遂げたいが、呼吸が苦しい。歩きの時間が多くなっている。畜生!、もう駄目か?復活はないのか?なにかのキッカケを探したが何も見出すことはできない。暑い、暑い、暑い。街中にあった気温を表した掲示板は31度を示していた。もう駄目だ。これ以上無理を重ねて身体を壊すことはない。呼吸の苦しさから開放されたい。遂に気力、体力ともに潰えた。暑さでぐったりとなった全身を引きずるように、71㎞地点の第四関門でレースを止めた。70㎞通過の記録は9時間38分05秒。

今回は暑さに対する弱さが露呈された。気温が高いことは事前に分かっていたんだから、対策はしたのか?日焼け止め、二等兵帽、アームカバーなど、できるだけのことは行ったつもりではあるが、肝心の水分と電解質の補給が甘かった。気力、体力、準備、補給のマネジメントのどれかが欠けただけでも、ウルトラは弱い所を突いてくる。前回同様、鬼門は第二関門の42kmから第四関門の71㎞の区間。日差しをさえぎるものが少なく、直射日光に容赦なく肌を焼かれる。気温が上がり、灼熱地獄と化し、体力、気力を削がれてしまった。ここを淡々と進める気力、体力、走力が欲しい。

2回目の野辺山ウルトラは完敗。昨年完走できたのが信じられないくらいの不甲斐ない結果。完膚なきまでに叩きのめされてしまった。完走が難しければ難しいほどに、完走の喜びも大きいものになる。完走できなかったから、また来年挑戦しようという気持ちが昂るものだと思う。来年こそは、完走したいと思います!