今年2月、トレイルランニング等の大会開催について、環境省より指針が出ました。その発表は大会関係者のみならず、トレイルランナー全体に大きな衝撃が走ったと思います。
これまで、野山を走り、自然と戯れるトレイルランニングは、健全でかつ、自由度の高い紳士のスポーツとして存在していたと思います。
しかし、その自由度の高さにより、様々な解釈が生まれたり、また誤解を受けることが多いスポーツでもあると思います。
今後も楽しく、自由に、山の中を走っていたい。
でも、このままでは、現実離れした規制(ルール)によって、そのフィールドが奪われるかもしれない。同じ自然を楽しむ、登山者やハイカーやその他大勢の方々と共有しあって、トレイルランニングという文化をしっかり後世に残していきたい。
などなど、今後の日本国内におけるトレイルランニングの健全なる発展を目指し、
「日本トレイルランナーズ協会(Japan Trail Runners Association)」
が4月末日に設立となりました。
そして、本日、9月14日(月)に協会ホームページが公開されました。
さて、なぜ私がこのような話をしているかと申しますと・・・
私はこの協会の理事に就任しております。
これまで数回の会議に出席する中で、私がこの協会の理事になってしまっていいのか?と、不安でしかありませんでした。
みなさんご存知の通り、
海外レース経験・・・ゼロ
100マイルレース経験・・・ゼロ
トレイルランニング歴・・・4年
運営に関係してるレース・・・1個
年齢・・・35歳
その他・・・山梨在住の主婦。いつまでたってもボリュームゾーンランナー。
という私が、石川さんや鏑木さんや正人さんや・・・そうそうたるメンバーの中に混ざって、なにか役に立てるのか?私の意見や考えが必要なのか?と、正直思いまして(思いますよね?)理事への打診を受けた際に、辞退を何度も考えました。
が・・・
結局、この協会に入らせていただいたのは、
理事メンバーの中で、私が一番「一般ランナーの声に近い」かな?と思ったからです。
難しいことはわからないですが、トレイルランニングを楽しむ多くの仲間がいて、その多くの仲間から、沢山のことを教えてもらえる機会を持っているし、レースや登山など、現場の声を一番多く吸い上げられるのではないか?と思ったからです。
ちっとも偉くない人だからこそできる何かがあるかな?と。
だから、理事になって偉そうにしたいとか、そういうことは一切なく、多分これまで通り、いろんなことに悩み、ぶつかり、悶々としていくと思いますので今後もみなさん、かわいがってください。
「日本トレイルランナーズ協会(Japan Trail Runners Association)」のキャッチフレーズは
「私は、世界に誇れるトレラン環境を作ります」
このキャッチフレーズに恥じないよう、そして、
今後も、楽しく、自然というフィールドで走れるようにみんなで一緒に考えられたらとおもっていますので
どうぞよろしくお願いします。
ちなみに松井は広報委員会と大会ガイドライン委員会の2つに属しておりますが
これも別に偉いからではありません(笑)
日本トレイルランナーズ協会 HP:http://trail-runners.net/
問い合わせ先:info@trail-runners.net