なかなか厳しい2日間でした。さぁ行くぞ!から、涙のスタートととなり、
走らせてあげたかったなぁ。
っていう気持ちと、
安全には変えられないもんなぁ。
って気持ちと、
なんかとにかく複雑で、
でも形にするなら、不謹慎かもしれないけど
「悔しい」かなぁ。。。
もちろん主催者の苦渋の決断を分かった上で、、、
それでも悔しいもんは悔しい。
走ってる姿見たかったし。
苦しんで苦しんでそれでも前に進む姿見たかったし。
で、ゴールに入ってくる姿を見て、泣きたかったし。。。
だから、STY中止発表後の夕焼け見て、
本気で悔しくて、なんだよ!なんなんだよ!って、感傷に浸れずに、ムカついてしまった私は、自然の中で生きることがわかってないチンチクリンだし、選手、そして主催者の方々の方がずっとずっと苦しい2日間だったと思います。
23日はあちこち動きながら、短い時間だったけど、パノラマ台入り口で分岐誘導。
私が分岐誘導したのなんて短い時間で、22時頃まで暴風雨の中対応してくれたボランティアスタッフのみんなには、本当に頭が上がりません。寒くて本当に大変だったと思う。
スイーパーが通過し、もう終わりだって思った直後に、体調不良の選手が出てて、土砂降りの中、長い時間待機となってしまい、本当に申し訳なかった。。。
でも、チームワーク抜群で、すごい楽しそうに、選手を盛り上げてくれた。
ありがとう。
24日はコースの1番最後の山「霜山」で、分岐誘導する予定だったけど、山に上がる前に中止になってしまった。
この3日間の為に、あちこちから集まってくれた、スリーピークス八ヶ岳チーム。
遠い人は名古屋から。
霜山チームは、前日から直前まで目まぐるしく変わるスケジュールに、迅速に対応し、お互いに連絡取り合い、チームワークでどんどん判断して動いてくれた。
レースが続行されると信じて、最後まで雨の中待機してくれた。
中止発表後、口々に残念だと言いながら、また来年頑張ろう!って言ってくれて嬉しかった。
担当していた分岐誘導箇所は4箇所。
総勢20名が雨の中、風の中、どうなるかわからない大会の進行の中、頑張って、見守って、待機して。
選手を迎えて勇気づけたい!
2日間のみんなの思いは同じ。
トレイルランニングは自然と共存だから、自然の恵みの恩恵を受けて、その中で楽しむスポーツだから、この結果はしかたない。
むしろ、当然の判断だと思う。
でも、、、
そんな思いで家に着き、テレビをポチっとつけたら、ケツメイシが歌ってた。
花よ 咲き誇り土へと戻り
鳥よ 羽ばたく命ははかなく
風よ 吹き抜けるどこまでもゆける
月よ 月照らす心奥(深く)根差す
花よ 咲き誇り土へと戻り
鳥よ 羽ばたく命ははかなく
風よ 吹き抜けるどこまでもゆける
月よ 月照らす心奥深く根差す
永久に 空に消えるまで 月の光を…『花鳥風月』by ケツメイシ
なんか、自分って小さいなぁ。
くよくよすんなよ。
こんな年もあって、何年か経って
『あの年は悔しかったよね!』って、笑いあえる時も来る。
アウトドアスポーツを満喫したんだ!
そんな年になったと思えよ!
なんかやっとそう思えた。
今年のUTMFは豪雨で流れたけど、また来年、私たちはパノラマ台と霜山で待ってます。
みんなおつかれさまでした!
1 コメント
松井さん、初めてコメントさせていただきます。
ワタシは去年一昨年と、ボランティアとしてこのレースに関わらせていただいて、今年初めてSTYに選手として参加が叶いました。
ボランティアを大事にするUTMFの文化が好きで、だからロードランからトレイルランに活動を広げてきたような感じです。
「悔しい」この言葉が松井さんから聞けてなんというか少し嬉しかったです。
走りたかったし、苦しみたかったし、「オレレース舐めてたわ~」とか言ってみたかったので悔しいです。
今はまだ来年のことは考えられません。自分の中の悔しさと小さな不信の種がどうにも整理できなくて。
でも太郎坊までのズブズブジャングルはほんとに楽しかったです!あんなとこで冒険できたこと、アホだったし人様に自慢できることじゃないけど、STYに参加してよかったと思います(^_^;)