オヤジの栄光時代はいつだよ…
全日本の時か?
オレは…
オレは今なんだよ!!
by桜木花道 『スラムダンク』
…
世間の男子が「バイブル」と評した名作スラムダンク。そして主人公の桜木花道が発した名言。素晴らしい漫画ですがボクは読んだことがありません。
えーーー!?
じゃあなぜこの言葉を??
細かい事は抜きです。読んだとか読まないとか、、、
そんなの関係ねーーそんなの関係ねーーー。
この桜木花道の名言を背中で語ってる方がいらっしゃいます。
実はこの度ある事にチャレンジする事になりました。
それは…
スリーピークス八ヶ岳トレイルATTACK23k!
走ることになりました。
ボクは結婚16年。妻が走ったという記憶は現在5歳の息子がお腹に宿る前にちょこっと一緒に走った程度です。なのでこの5年間一切走る姿は見てません。
なぜ走ることになったのか?
飲んだ席だったのでよく覚えておりまーーせんっ!
ただ、走ることになったのは事実。話が決まったのは1月末ぐらい。大物はすぐには走り始めません。なんとなくの焦りなのか3月末ぐらいからロードを走り始めました。
運動はまったくしてないうえに最近は出てきませんが喘息持ちだったり。ハンドルをトンネルと言い間違いたり。9時間ぐらい寝ても寝不足だと言ったり。車のすれ違いを出会い頭と言ったり。
とにかく心配なのです。
走り始めて数日経ったある日、妻は走るのが楽しくなってきたと言い出しました。ボク的にはそれが凄い衝撃的な事で本当に驚きました。ロードのシューズもALTRA one2.5に新調、更に走るのが楽しくなってきたそうです。
平日休みになったボクはスリーピークスまではもう休みは整備に入らなければならないので山はもう一緒に行けません。なので今日のお休みに一緒に山に入りました。スリーピークスの必携品をザックに詰めボクのホームコースでお馴染みの大蔵経寺山を楽しみました。
2kで400アップするコースはスリーピークス23kとは全然異なる形状(笑)ただここまでの急登はないんだよと体に叩き込みます。メンタルタフネス方式です。
息は上がりスピードはめちゃめちゃゆっくりでしたが本当に楽しんでるようでした。
いろいろ思い起こせばこの5年間こんな時間はなかったな。周りの方々の協力には本当に感謝しておりますがやはり家族の理解が無ければトレイルランのスタートラインには立てません。オレは好きなようにやってきたななんて思ったり、一生懸命後ろから登ってくる妻を見て胸が熱くなるような思いになりました。
スリーピークスの23kのコンセプトとしてはうってつけの人ですが無事ゴールをしてほし、、、いや、、当日しっかりスタートラインに立ってほし、、、いやちゃんと大会会場に辿り着いて欲しい、、とにかく楽しんでもらいたい気持ちでいっぱいです。
ボクもRaidLightの新しい不思議な素材のシャツを確かめる為に気持ちいいシングルトラックを直走る。
ファイントラックのパワーメッシュとの相性はなかなかいい感じ。
山を走るのはやっぱり楽しい。本当に楽しい。
最後に妻にはこんなアドバイスをいたしました。
「左手はそえるだけ」
by桜木花道『スラムダンク』