あけましておめでとうございます!
今言う?
ご無沙汰していてすみませんです。ギリギリもがきながら生きております。
笑
ブログのアップも久々なので何を伝えようかなと思いましたが、初老ということもあり過去の事はほぼ忘れてしまうので最新の出来事をお伝えいたします。
1月8日の日曜日、鏑木さんが委員長を務める日本トレイルランナーズ協会主催のトレイルランニングフォーラム2017に出席してきました。
トレイルランニングの未来ということを個人的にはよく考えますが正直フォーラムに参加することは考えたことがありませんでした。
出席した経緯はフォーラムが終了しても未だによくわからないのですが、数日前に来たお話でなんと、なななんと皆さんの前に立ちプレゼンをすることになってしまいました、、なぜ?
事件です。これは大事件です。
まだまだ競技人口が少ないとは言われてる業界ですがボクがトレイルランニングを始めたころよりは格段に人口は増えてます。
たくさんの人がいる中でボクが?一体何を話したら良いのか?いろんなことを思いましたがこんなことは後にも先にもないので頑張ろうという思いで臨みました。
一緒に舞台に上がるのは九州のレースをいくつも主催しているユニバーサルフィールド代表の高木智史くん。高木くんは昨年スリーピークスを走ってくれたのですが事前の準備なども手伝ってくれて本当に助かりました。
その高木くんとボクのプレゼンの題目は「こんな山で遊んでみない?」というものでした。お互いレース主催には絡んでるものの普段はどんなとこを走っているのか?トレイルランニングに対してのスタンスは?そんなような感じでまとめることになりました。
ボクはもう目をつぶっても行ける地元の山を繋ぎ合わし「35kの通勤トレイルラン」という表現をしようと決めます。これはいろんな条件が満たないと不可能な内容です。ボクが住んでる笛吹市、そして職場がある甲府だからこそ出来る技。
ただ通勤なのに距離が35k、結果的に累積が2600m。
なんかウケますよね笑
でもこのルートは本当に人がいないんです。人にぶつかりたくても相手がいません。現在問題になっている出来事とは無縁の世界、ボクはこんなとこばかりで走っているので世の中で起こっている問題がイマイチぴんと来てないのが実情です。以前もいろんな場面で言ってますが都内の方々も山梨に来て走ればいいのになと心底思います。
ログは日本トレイルランナーズ協会のHPにアップされるそうなので良かったらご覧下さいませ。
そして当日。
協会の理事を務める松井さんと都内へ向かうことに。
早朝の為特急電車はないので各駅停車の旅です。松井さんに6時の電車に乗って下さいと指令が出てます。その電車に先に松井さんが乗っていて途中でボクが乗り一緒に都内へ向かうスタイルです。
このパターンはだいたい先に乗ってる人が何番目の車両に乗ってるからなどのメールをくれるはずな状況。
メール来ない。
電車来る。
メール来ない。
電車近づく
まさかあの人乗ってないのでは、、、
電車到着。
適当にホームに立っていた目の前に松井さんが到着。驚きのピンポイント。
目が合うなりハッとした表情に。
入るなり、そりゃオレの表情だから。
なぜ乗ってる場所の連絡をくれないのか?
「いや、あれだったから、そのパソコンがそのこれが、いや、その」
もう良い。
確かに松井さんは高木くんの資料とボクの資料をまとめてくれていて本番でもパワポの操作をしてくれる予定で大変ではある。
もう良い。
終始、電車の中でも資料の作成であーでもないこーでもないのやり取り。
フォーラムの場所は品川から遠いの?
京葉線で二駅だから、、、
京葉線、、?ちょ、ちょい待って、京葉線て、品川じゃないの?あなた品川だと。
違うよ、越中島だよ。
来た、変化球来た。まぁ時間的には間に合うだろうから。
もう良い。
資料を作り続けているがだんだん無口になる松井さん。
お腹が空いてきたなコレ。
東京駅までなんとかガンバフンバ。
東京駅に到着しとにかく何か食べようと。昔秋田のレースに行った時の牛タン屋さんがいいということでお店を探しましたがお互いに記憶が曖昧でなかなか見つからず。
時間は大丈夫なの?何時までに行けばいいんだっけ?
大丈夫、大丈夫と松井さん。
結構ぐるぐる回りやっと見つけた。場所が変わっていやがった。もうそんなことはどうでも良く、早く食べたい一心です。
てか時間何時までよ?大丈夫?
大丈夫、大丈夫と松井さん。
そして相変わらずの食の細さ。驚きの残しっぷり。
時間はだいじょ、、
大丈夫!V
言葉の意味はよくわからないがとにかくすごい自信だ。
お腹もいっぱいになりいざ会場へ。
なんだか松井さんがモゴモゴ言い始めたよ。気のせいか歩くスピードも速くなってきたよ。
ようやく焦り出したようです。
駅からタクシーを使おう。奥の手でしょうか。ワリとお金で物事を解決するタイプです。
越中島到着。
タクシー、タクシー。念仏のようにタクシーを求めてます。
この場所はボクももちろん初めてでしたが駅の出口に海洋大学という出口がある。
タクシー、、使う距離なのか、、?な?
タクシー、タクシー、相変わらず念仏が止まりません。
そしてボクらは地上へ。
タクシーどころの騒ぎではなく通りに面した地下鉄の出入口には何もない。
タクシー、タクシー、松井さんはまだタクシーを諦めません。
周りにはフォーラムに出席する風の方々が多く歩いてるのでとにかくその流れに乗って行きます。
徒歩5分。海洋大学の正門に到着。
駅からタクシーで15分の情報はどこで仕入れたのでしょうか。
それに対してブツブツ言ってますが、、
もう良い。
会場は正門からだと1番奥の場所でした。大学の敷地は広いのでまぁまぁ歩きます。
でも、タクシーは敷地の中走れないもんね。
この人まだタクシーにこだわっている。このこだわりを他の事に使えないものだろうか。
控え室に入り大スターの皆さんが待ち構えておりました。
挨拶もそこそこにとにかく資料をもう一度確認しなければ。
松井さんも高木くんの資料を仕上げてます。
ボクらの出番は11時15分から30分間。
事件は10時55分に起きました。
本番まで約20分。松井さんの様子が明らかに変です。
ヤバイなー、ヤバイなー、ヤバイなー、、稲川淳二氏のように繰り返します。
どうしたの?
…
ファイルが…消えた…
持ってる!やっぱりこのひと持ってる!何かあることは想定内でしたが内容がヘビーすぎる。
追い討ちをかけるように松井さんのPCも充電切れ。充電コードは持ってこなかったという奇跡。どこまで強気なのでしょうか。
とにかくボクにはわからないので残りの20分を神に祈ります。
本番3分前。なんとかできたらしい。
高校サッカーの監督なら選手に動揺を与え過ぎの刑で速攻クビな出来事です。
もう良い。
そして本番。
紹介をして頂き舞台へ。更に自己紹介。軽くすべりまずは高木くんからプレゼン開始。パワポの動きがおかしいが素晴らしいしゃべりでカバー。さすがの内容と説明です。
そして小山田。
更にパワポの動きがおかしい。写真がなかなか出ない場面に松井さんが、、
なんかしゃべって、なんかしゃべって。
高校サッカーならとにかく勝て!とにかく勝て!のような大味な指示です。
結果的には会場のPCがイマイチだったということでした。
PCうんぬんよりも自分の不甲斐なさに反省です。トレイルランニングにとって山梨、甲府は凄く良いところ、自分にとってトレイルランニングはご飯を食べるのと同じ自然な欲求というようなことを伝えたかったのですが、、
残念、、
でも本当に良い勉強になりました。
午後はトップランナーが催すワークショップ。ボクは上田瑠偉の「山岳耐久レース7時間切りのトレーニング」に参加させて頂きました。
これにはサポートに入った石川弘樹さん、TNFの松永くん、そして高木くんと豪華なメンバーが揃いました。
弘樹さんがアップにブラジル体操やらない?と提案。ブラジル体操とはサッカーのアップで動きの中にストレッチの要素を入れたものです。
ボクも何年かぶりでしたが体は憶えてるものだなぁと。
瑠偉は走り方のベース、言わばドリル的なことを教えてくれました。普段しない動きだったので足がガクガクに、、笑
濃密な時間が終わりました。
この日は山梨も雪が降り慌てて帰りました。
甲府の山は南斜面はもう雪が溶けてます。山をすぐ走ることができる甲府がボクは大好きです。
またいろんな情報を発信しますね。
では皆様今年もよろしくお願いいたします!
最後はダブル石川弘樹でお別れです。