昨日も書いたように、今週末にMMAトレランブログに新しい仲間が増える予定です。
MMAトレランブログ。
性別も職種もトレラン歴もレベルも志向も様々、でも共通するのは「トレイルランニングが好き」という気持ち。
ということで、様々なトレイルランナーのみなさまにブログをお願いしているのですが、「トレランネタだとうれしいですが、それ以外のネタも全然OK。気軽に書いてください」とみなさまにお伝えしています。
なぜなら、自分がトレラン以外のネタを書きたいから。
ではなく、そもそもブログは慣れないとなかなか継続的に書けないのに、トレランネタに限定してしまうとかなり書き続けるのは難しいと個人的に思っているから。書くことにたいしてプレッシャーに感じてしまうのも申し訳ないし。
それでも「こんな切り口でどうだろう」とか「こんな内容を書きたい」「MMAブログは自分としてはこう使いたい」など、ブロガーのみなさまからはそれぞれ創意工夫したアイデアをご提案いただいています。ありがたいですね。
それはそれ、これはこれ。今回は自分の仕事の話です。トレランネタではなくてスミマセン。
ぼくの仕事は以前書いたようにデザインが中心なのですが、Tシャツを制作していたり、ランニング好きということもあって、ありがたいご縁でサロマと四万十川ウルトラマラソンのフィニッシャーTシャツをデザイン・制作させていただいています。
これは「ゴールしたらもらえる」という参加賞的なものではなく、希望者のみなさまに購入していただくTシャツです。レース前、レース後にも申し込めるのですが、完走しないと手元に届きません。
ひとりひとり、完走されたランナーのみなさまの完走タイムがTシャツにプリントしてあります。あまり裏話を書くのもなんですが、完走タイムのリストを元に、ひとつひとつタイムを入れたデータを作り、オリジナルボディのTシャツにプリントしていきます。
作業の際は「数字があっているか」「ランナーと時間が間違ってないか」など、細心の注意でデータを作るのですが、例えば10時間30秒くらいの方だと「あー、あと30秒でサブ10だったのに」とか、12時間59分だと「おお、ギリギリフィニッシュ!」など、自分はゴールにいたわけでもないのに、なんとなくゴールシーンがあたまに浮かびます。受け取られる方の気持ちを想像できるところは、ランナーのはしくれが作らせていただいている意味はあるのかも。
ちなみにデザインは”どこか海外のマラソン大会”という無国籍感をイメージしていて、わりと毎回自由にデザインさせていただいています。こちらもありがたいですね。クライアント様に感謝です。
上記のようにボディをオリジナルで作り、完走タイムをひとつひとつデータに起こすので制作に二ヶ月程度時間がかかりますが、手にしたランナーのみなさまに喜んでいただけるとうれしく思います。
余談ですが、今年の信越五岳にチームの応援に行った際、サロマのフィニッシャーTシャツを着た方を見かけてうれしかったです。「それ、ぼくが作らせていただきました」とあやうく声をかけるところでした(※)。
(※)たまにホントに声をかけてしまいます。