トレラン界を代表して(?)、東京スポーツ新聞社制定2012年度プロレス大賞授賞式に参加してきた。
「また文系ランナーZはトレランネタじゃないのかよ」と思われたみなさま。その通りです。正直なところ、毎日を普通に生きているとなかなかトレランネタを続けて書くというのは難しい。正しいトレランネタはDogsorCaravan.comをご覧ください。
とはいえ、プロレスがトレランと関係ないかというと、一概にはそうとは言い切れない。プロレスは「KING of SPORTS」(※)。スポーツを愛する者として尊敬の念を堪えないのだ。
(※)厳密に言うと「KING of SPORTS」を標榜しているのは新日本プロレス。
2012年度のMVPはレインメーカーことオカダカズチカ選手。IWGP初挑戦にして初戴冠。さらにG1最年少優勝、そしてプロレス大賞最年少タイの25歳での授賞(初代タイガーマスクと同じ)と記録尽くめ。
長身を生かしながらも重量感と軽やかさが同居するプロレスは、存在感抜群。そしてなによりも本質は真面目で性格よさげ。
レインメーカーとツーショット!
年間ベストバウトは棚橋弘至vsオカダカズチカ。レインメーカーはダブル授賞。2012年はまさしくレインメーカーが金(”きん”ではなく”かね”)の雨を降らせた一年だった。1.4ではレインメーカーを返り討ちにした棚橋も、今日はさすがに脇役。
各団体からバランスよく選出されているのだが、光る選手は壇上に上がって表彰状を受け取る瞬間までプロレスラーだなと思った。まず衣装、そして必ず何かアクションを入れる。見られている意識とか、見ている人を喜ばせる意識とか、自分がプロレスラーである誇り。それこそプロ魂。そういう意味ではやはり新日勢のメジャー感は段違いだった。
30年以上プロレスファンでいて、プロレス大賞授賞式に参加させていただくのは初めてのこと。
なにかを好きでい続けると、その気持ちが”幸運”をもたらしてくれることがある。それは「好き」と言い続けると、周りの方が気にかけてくれたり、声をかけていただいたりと、結局”幸運”の正体は”ご縁”なのだが、同じモノを好きでいるからこそ生まれるご縁に感謝します。
そしてMMAも多くの方のご協力の上に旗揚げしたので、ご縁を大切にしていきたいと思っています。