先週からてんやわんや。
本業(しつこいようだがMMAも本業だけど)で大手クライアント様から広告のご依頼をいただき(※)、それのラフ出しや入稿が控えている上に、MMAも展示会準備にサンプルチェックなどなど、オフィス泊の日々(シャワー完備)。
そう、いよいよMMAのサンプルがあがってきたのだ。
(※)もともとは広告・カタログ制作、ロゴデザイン、ブランドディレクションなどを生業としています。ご入用の際は是非お声がけください。
MMAはボディからオリジナルで制作している。時間や手間はかかるが、オリジナリティを表現するのと理想とする形の実現にはそうするのが一番だと思っている。
エディ☆と企画を考えて、絵型を起こして、生地を選び、形になるのを待つ。その過程でパターンを作ってもらったり、全体のコーディネートをしていただいたりと、アイデアを形にすることは一人では出来ないのだが、それすらも醍醐味だったりする。あたまで考えたものがどうようなあがりになるのか、不安と期待が表裏一体。(職業柄)印刷にも似ているけど、もっと多面的である。
サンプルのあがりは上々で、展示会への期待も高まる。前職で展示会演出も少しやっていて、その経験を活かしてMMAの世界観が伝わるちょっとした表現を考えているので、お時間に余裕があれば是非足を運んでください。
ぼくらがMMAでやりたいことは、簡単にいえば世の中になくて、自分たちが欲しいもの。そして、みなさんに欲しいと思っていただきたいもの。”ぼくら”や”みなさん”とは、言うまでもなくトレイルランナー。MMAはトレランをベースとしたブランドなのだ。
企画していて思ったのは、それは結果的に(今は)大手メーカーさんのやっていないことという気がする。機能追求やマーケットインだけではなく、自分たちがトレイルランナーであり、しかもトップランナーでもなんでもない市民ランナーだからこそ生み出せる世界観やライフスタイルの提案。
でも大手メーカーさんにかなわないことももちろんたくさんある。その最たるものが生産数が少ないことから価格を低く抑えるのが難しいこと。このあたりはまだ詰め切れていないのだが、なるべく買いやすい価格を目指します。
その代わりというわけではないが、日本製。意思疎通もしやすく、イメージのぶれが少ない。丁寧な仕事ぶりは、大量生産とは異なる何かを感じていただけるはず。
話はそれるけど、近年はアメリカのブルックリンで、こだわりを持った個性的なメーカーやショップが地元ブルックリン生産のプロダクツを作って注目を浴びている(かなり行ってみたい)。
MMAのこだわりは“Made by Trail Runner, Made in Japan”。ブルックリンに負けずに頑張ります(行ったことないけど)。