ということで、カジュアルトレランでハセツネコース。

ちょうど一人でハセツネ後半に行こうと思っていたところ、ケースケさん＆いっちーさんが浅間峠からゴールまでの50kを走るというので、ご一緒させていただくことにした。

トップはファイントラックフラッドラッシュにMMA ON&OFF T。ボトムスはMMA ランショーツ。シューズはminimusにしようと思ったが、そのまま電車で帰ることを想定して、見た目優先でALTRA LONE PEAK。

12時過ぎのバスで武蔵五日市を出発。13時過ぎに上川乗バス停で後車して、浅間峠目指していざ出発。

前半は登り。登って登って登る。新緑が瑞々しいが、決して「超楽しい！」と思えないのがハセツネコース。

写真はUTMFでもオフィシャル映像カメラを持って走ったケースケさん。サクサクっと登っては、よいしょと登るぼくらの写真を撮っている。さすが、雰囲気あるね！

前半の山場、三頭山をひ〜ひ〜言いながら攻略。ここで一安心したのか、御前山手前で超失速。ハンガーノックだったらしく、補給で復活。ダコタ・ジョーンズが乗り移ったかのようにグイグイ登る（ただしスピードは1/10くらい）。

明るいうちに月夜見到着。ハセツネの時は真っ暗で野戦病院みたいだったけど、昼間だと随分と雰囲気が変わる。

上記のように今回は初代LONE PEAK。HOKAよりは全然ハセツネコースに向いていると思った。ほどよいクッション性を持ちながら、下りはクイックに反応する。危うくminimusで来るところだったけど（1010は色目が派手で電車に乗るのが恥ずかしくて止めた）、LONE PEAKにしてよかった。minimusだったら20kでアウトだったに違いない。

夜も更けて、真っ暗な山道をヘッデンつけてのんびり進む。ケースケさんはほぼ初対面、いっちーさんともトレランをご一緒するのは初めてで（そういえば最初に会ったのが去年のハセツネコース上だった）、いろいろと話ながら進めば長い距離も楽しい旅路と変わる、かな？

なにしろハセツネコースは心にズンズンと効く。来る度に「二度と来ないな」と思わせる。この時点ですっかり「本番はエントリーしなくていいや」と思っているぼく。

大ダワでも補給。今回も水分は3L持ってきたが全然足りない。考えてみれば軽量で速いトレイルランナーはライトウェイトスポーツカーみたいなもので、ぼくはのんびり峠道を登って行く大型バス。燃費の悪さは致し方ないとはいえ、今後の課題。

御岳山で水分を補給して、日の出山を越え、いよいよ金比羅尾根へ。街まであと3kくらいのところで大音響が聞こえてくる。夜中二時にだよ！

「なんだろな、また宇宙人かな」と思ったが、なんとレイブ系パーティー！武蔵五日市も奥深い。

そしてようやく五日市会館でゴール！上川乗から14時間くらいでした。終わってみれば楽しい旅路。本番もエントリーしようかなと思いつつ、クリック戦争嫌いなので（今年のハセツネエントリーは土曜日）、どうしようか悩み中。

さて、カジュアルトレランでチャレンジしたハセツネ50kだったが、ちょっとコースがカジュアルではなかった感じw そもそもあたまにヘッデン付けている時点で全然カジュアルじゃないし。

次回はやっぱり鎌倉か高尾山で。