いつも山小屋では深く寝られない。明け方3時になんとなく起きてトイレへ。
なにかが屋根を叩く音。外に出てみると霧と小雨。。。
5時に食事を済ませて、濃霧&小雨の中、6時に出発。
二日目は赤岳展望荘から横岳、硫黄岳と縦走する予定。初めてだけど、足場が悪いという噂は聞いております。
噂通り、はしごや鎖場があちらこちらに出現。滑りやすいというほどではないけど、濡れているので充分に注意する。おっと滑った、なんてことになったらただでは済まなさそう。霧で下が見えなくてよかったよw(高所恐怖症)
レインウェアはHAGLOFSのGORE-TEXとOMM。共に快調。しかし小雨で眼鏡が濡れて視界悪し。見づらいということもあり、途中、二回ほどミスコースしかける。進んだ先が断崖絶壁。。。岩尾っちの判断でことなきを得るも、一人だったら多分相当凹んでたな。。。
横岳制覇!
とはいえ休憩するのもなんなので、写真だけ撮って先に進む。
雷鳥さん!雨の中でも楽しそうにぴょこぴょこ歩いている。ニホンカモシカに雷鳥さん。今回はいろいろと見れてよかった。これで熊さえ見なければ完璧。
動き続けていたので、硫黄岳山荘で一休み。ホットココアを飲む。そんなに寒い感じではないが、温かい飲み物は気持ち的に落ち着く。美味しかったです。
おそらく最後の登り、硫黄岳は霧に包まれて幻想的な雰囲気。景観のよい山頂という噂だが、もちろん何も見えなかった。次回への楽しみにとっておこう。悪天候と相まって、CCCの時のグランコルフェレを思い出す。
そういえば硫黄岳方面からの登山者とけっこうすれ違った。天候はよいとは言えない中、けっこう年配の方も頑張っていた。無事に下山されますように(だいたいガイドさんが付いていたのだ大丈夫だと思うけど)。
赤岩の頭から下山開始。のんびりと世間話をしながら下る。登ってくる方も多く、すれちがい時に天候の話などをする。こういうのもメジャールートのよいところ。
赤岳鉱泉で食事休憩をする。簡単炒飯にマルタイ棒ラーメンをふたりでシェア。たいしたものでなくても美味しいのが山の不思議。天候は相変わらずだけど、あとは(熊にさえ会わなければ)楽なルートである。
その後は行きも通った林道をのんびりと歩く。幸い熊にも会わず、13時過ぎに八ヶ岳山荘の駐車場に無事到着。なにしろ何もなく戻れることが一番。二日目の天気はイマイチだったけど、楽しい登山でした。岩尾っちもおつかれさまでした。また行こう!
あー楽しかったと思いきや、帰りの中央道で交通事故で二度も全線規制!(つまり完全に止まる)渋滞が大嫌いなので、登山より疲れた。。。
雨の日は登山もですが、交通事故にもお気をつけください。