トレイルランを始めるまで、スポーツとはあまり縁のない人生だった。
運動部でもないし、身体を動かしていないと落ち着かないというタイプでもない。どちらかというとインドア派。
そんな自分でも、トレイルランを知ったことで人生に「走る」という要素が加わった。とはいえ、劇的に「トレイルランを始めてスポーツマンになりました!」というわけではなく、まだまだスポーツは苦手。。。(考えてみるとMMAというスポーツ系ブランドのディレクターがスポーツ苦手というのもなんだかなと思うが、スポーツ一辺倒な人生ではないからこそ気づくこともたくさんある)
先日のSTYのDNFは過去のDNFにはなかった「ケガも体調不良もなく全力で進んでダメだった」という内容だった。つまり完全なる実力不足。走力不足。
そこで気づいたことは、スポーツをやっている方にはバカみたいな話だと思われそうだけど、追い込むというメンタルの欠如だった。いろいろなことを楽しむメンタルというのはわりと守備範囲が広いほうだとは思うのだけれど、スポーツの王道であろうメンタルがまったく足りてなかった。
STYというレースは12時にスタートしてから林道を下り、夕方から夜間に天子山地突入&竜ヶ岳、そして明け方に本栖湖というのがボリュームゾーンの時間帯だと思うのだけれど、完走しないとロケーション的にも喜びを見いだすのが難しいコースだったように思う(富士山見えなかったし)。つまり、完走してナンボなレースなのだ。
レースは必ずしも完走しなければならない、とは思っていないけど、完走するに越したことはない。そして、自分の実力以上のレースで完走するためには、追い込むメンタルを持って練習やレースと対峙しなければならない。
今更書くまでもない当たり前のこと。。。
どうも昔からマイノリティ気質というか「ド真ん中を避ける」性格で、仕事のブランディングでも「差別化」を常に意識してきた(そう習った)。でもそれはド真ん中をきちんと理解した上での話。スポーツにド真ん中は不可欠。
とりあえず四の五の言わず、今月は走ります。
PS: 暑くなってきて、MMA Active Side Pocket V-neckが大活躍。夏はクールなグレーがオススメです。