先日、金峰山に行ってきた。
金峰山は日本百名山のひとつで、山梨側からは「きんぷざん」、長野側からは「きんぽうざん」と呼ぶらしい。
標高は2595mと高いが、金峰山のアプローチとなる大弛峠(おおだるみとうげ)が2365mに位置するため、ルート自体は難しくはない。ちなみに大弛峠は自家用車で行ける日本最高地の峠ということ。たしかに駐車場に着くまでの峠道に長さはハンパなかった。
言い出しっぺとプランニングはスリーピークスの松井さん。参加メンバーは松井さんの呼びかけに応えた、わりと時間に融通が効く人たち。
大弛峠から朝日岳、金峰山までは登り基調。とはいえ急登は少なく気持ちよく登れる。
華やかなトレイルランニング女子。下山時に立ち寄った富士見小屋ではトレッキングのおじさんに「にぎやかで元気もらったよ」と声をかけていただいた。
金峰山制覇!
おそらく世界初の「MMAを上下着て金峰山山頂に立った男」。なんにせよ、世界初は気持ちがいい。
山頂からの展望は開けていて、壮大な景観は登山の魅力をあらためて感じさせてくれる。
今回はみずがき山荘までのワンウェイ。金峰山からはマイナールートで富士見小屋まで向かう。落ち着いた雰囲気で苔むしたトレイルは味わいがあるものの、踏み跡が少なく、沢を何度か行き来するので、雨天の日にはオススメしない。
富士見小屋到着。みんなはビール、ぼくはコーラ。身に染みる美味しさ。
右手に瑞牆山を望みながら、林道をゆるジョグで下り、みずがき山荘に無事到着。しかし、何故かその後もロードを8kランニングする羽目に。その理由はコチラに↓
文系ランナー別館「JAPANESE TRAIL RUNNING STYLE」
ぼくはハードに山に向き合っているわけではなく、逆にトレイルランニング至上主義というわけでもない。それでも山に行けば、景色、空気、開放感、緊張感、会話、食事、いろいろな喜びを感じることが出来る。
トレイルランニングをはじめて5年。周りでも続ける人、止める人など様々だけど、トレイルランニングを続けている人は、結局山が好きなのだと思う。歳をとって、走らなくなっても山に行く気がする。
今回、松井さんが選んだルートがたまたま日本百名山だった。数えてみると、これまでいくつか制覇している。老後の趣味のためにも、これからもこつこつ百名山を登ってみよう。
あと94山(先が長い)。
1 コメント
[…] 平日ゆるりと山遊びを楽しむチーム『HOC』チームと呼ぶほど立派なものでもないのですが(笑)平日に、日本百名山の1つ『金峰山』へ一人で行こうと計画していたのが、松ポン(夫)にばれまして、松ぽんは登山を全くしない人で、トレランもようやくデビューしたばかりという状況なので、『一人で行くなんて危ないからやめなさい!』と、注意された為、仕方なく(笑)facebookで、誰か一緒に行ける人います?と、ゆるーく募集したら、あっという間に手を上げてくれた8名で構成されてます。なぜ8名かというと、当初、登山口と下山口に車をデポする予定だったので、車に乗り切れる人数ってことで決まったんですが、このメンバー絶妙で、本当に一緒に行っていてストレスが無い。ずっと楽しい。ずっとキャッキャ言って登って走って歩いてご飯食べてビール飲んで・・・とにかく月に1度リフレッシュできる最高の1日です。さて、前回のHOCの活動報告は、渋井さんとえまちゃんがしてくれたので、今回の報告は松井からお届けします。HOC 2ndの舞台は『瑞牆山』読み方は『みずがきやま』です。山梨県民なら当たり前に読めるこの山の名前。実際「なんて書いてあるのか読めないから検索も出来なかった」との声多数(笑)たしかに、この漢字、特に「がき」の部分、他で見たことない。さて、そんな瑞牆山をちょっとご紹介。せっかくなので、山梨県北杜市のHPから抜粋。 […]