恒例、夏の蚊取り線香塾登山。昨年の奥穂高岳縦走に続き、今年は槍ヶ岳!
ご存知、槍ヶ岳は北アルプスのアイコンのような存在。燕岳に行った時も、奥穂高岳に行った時も、遠くにそびえる尖った槍の穂先のようなシルエットを眺めては、いつか登りたいと思っていた憧れの山。
前日は上高地のバンガローに宿泊。昨年の奥穂高岳縦走では睡眠不足で痛い目にあったので。。。
バンガローは快適だった。次に上高地に来る時もここにしよう。
今回のメンバー。蚊取り線香塾の桜井さんと、何故か心折れ部メンバーがぼくを含めて3人。さらに蚊取り線香氏の古い友人の斉藤さん。
今回のルートは上高地ルートで、リンク先では二泊三日になっている行程を一泊二日で進む。
天気は最高。槍ヶ岳はなにしろ取り付くまでに距離があるので(上高地から20kくらいだろうか)、いろいろと話しながらのんびりと歩く。
途中でHOKA ONE ONEサポートランナーの新名さんにバッタリ!
はじめましてだったけど(HOKA ONE ONEサポートランナーの着用するウェアは弊社でロゴプリントさせていただいております)、ミラーレス一眼を首から下げて、アスリートというよりは山男風な雰囲気が好感度大。この日はガイドサポートだったそうで、槍ヶ岳山荘の情報などをお聞きする。
林道を終えてガレ場へ。まだまだ槍ヶ岳は見えない。
雪渓を渡る。蚊取り線香氏から雪渓を渡る際の注意事項の説明があった。こうして学ぶ細かい知識が、登山をする上での技術向上につながる。
とかくハイカーからは白い目で見られるトレイルランニングスタイルでの登山だけど、ぼくらは登山に対してはまっすぐに向き合っている。装備も必要充分に持ってきているし、ウェア類も登山とトレイルランニングでの経験をもとに選択している(まだまだ初心者レベルですが)。
ということで、ウェアはいつものようにMMAスタイルなれど、トレイルランニング時と高山ピークハントとの大きな違いは荷物。今回も40Lのザックはテント、水、食料、防寒具などでパンパン。バランスを崩して転倒すれば怪我につながるし(場合によっては生死に関わる)、体幹の強さと集中力が必要とされる。
そうこうしていると、槍ヶ岳が見えてきた!
当初は槍ヶ岳山荘に泊まる予定だったけど、少し下の殺生ヒュッテに変更。これが大正解で、槍ヶ岳山荘はテン場も満員、韓国ツアーの登山者で小屋も騒がしかったらしい。
殺生ヒュッテで荷物をおろしテントを張る。久しぶりなので忘れちゃったよw
一休みして、いよいよ槍ヶ岳へ。
(後編「蚊取り線香塾白帯3本ライン」へ続く)