先日、ランニング愛好者のベンチャー&スタートアップ飲み会に参加させていただきました。
ぼくは洋服&グラフィックの業界しか知らないので、お聞きするIT系のお話はとても興味深かった。
文化が完全に異なるも、ランニングやトレイルランニングという共通言語があるから楽しい時間を過ごすことができる。それどころか異なる文化だからこそ、化学反応ですごく面白いものが生まれる可能性があるのではないかと感じた。何が生まれるのか、ご期待ください(まだノーアイデア)。
さて、その席で「続けるモチベーション」の話になった。ランニングやトレイルランニングを続けるモチベーション。実はずっと続けることやモチベーションを保つことは難しいのではないか、と。
最近はぼくの周りではそうした話をする機会が多い。というか、ぼくがしているw
ぼくがトレイルランニングを始めたのが2010年。周りのラン友の中で当時のモチベーションを持って取り組んでいる人はごく一部。モチベーションの低下はぼく自身も否定できず、始めた頃と同じテンションで走っているとは言い難い。
始めた頃は山を走ること(運動歴のないぼくにとっては「走ること自体」)が楽しくて仕方がなかった。毎月のようにレースにエントリーしたり、仲間と山に入ったり、ブログに書いて発信したり。
でも、いつの頃からかそのテンションが低くなっていく。レースのエントリーが減り、山に行く機会が減り、そしてもうトレイルランニングをやっていない仲間もいる。
それを否定するつもりはまったくない。人にはそれぞれのライフスタイルがあり、アクティビティとの付き合い方も様々。やるのも自由であれば、やめるのも自由。仕事ではなく趣味なのだから。
でも、せっかく知った喜びだから、もっと深くだったり、広く楽しめたらいいなとも思う。
ぼくにとって続けるモチベーションって何だろうと考えてみると、今は目標とするレースに完走すること。そしてまだ見ぬ山や異国のトレイルを走ること(なんだったら歩きでもいい)。
MMAは世の中にない提案をしていくという目的があるので、それを自分自身で実践するというのもモチベーションになっているし、続けることで多くの方々とつながれるのも本当に楽しい。
みなさまの続けるモチベーションは?
MMAはメディアとして(※)、深く、広く、より楽しんでいる方々のモチベーションを伝えるという役割をいつか形にしていけたらと、なんとなく思った。
もしかしたら、それが多くの市民ランナーの続けるモチベーションのヒントになり得るかもしれない。走る以外の目的がまた増えた。
※「オリジナルウェア」「サイトでの情報発信(メディア)」「イベント」の3本柱こそぼくの目指すべきMMAの真の姿。なかなか手が行き届いていませんが。。。