5月のUTA100以来、5ヶ月ぶりのトレイルレースの舞台は韓国済州(チェジュ)島!
恥ずかしながらレースにエントリーするまで、済州島のなんたるかを知らなかった。調べてみると、日本からもっとも近い海外リゾート地で「韓国のハワイ」と呼ばれているらしい。
成田から大韓航空やLCCの直行便が出ていて、フライトも2時間半程度しかかからない。気候も日本と変わらず、時差もない。ラン友はLCC利用3泊4日で4万円くらい、関西組はなんと3万円代とのこと!下手したら国内レース遠征より安いかも。
済州空港でチームメンバーと合流。昔、心折れ部っていうトレイルランニングチームがございまして、その残党。毎度のごとく、一緒に出ようと誘いあったわけではなく、たまたま同じレースにエントリーしていた。
一緒にタクシーで移動して、ホテルに荷物を置いてから腹ごしらえ。黒豚が有名なのだそうだ。
リゾート観光地の特徴として、電車がない。移動はバスかタクシー。バスは豊富に走っているのだが、ルートが全然わからない。これには滞在中ずっと悩まされた。国際免許をとってレンタカーというのが自由に動きやすいかも。
腹ごしらえを終えて、前日受付へ。Jeju National University(大学)が受付場所なのだが、街から離れた郊外なので、これまたタクシーで移動。かなり大きな大学で、受付場所を探すのも一苦労。この大学の広さは、後々も苦労することに。。。
受付はかなりしっかりしていて、56kも必携品チェックがある。シューズまでチェックされるので、前日受付に行かれる場合はレースフル装備で。
参加者は日本に比べてカジュアルというか、年齢層も若干低め。少女時代(?)みたいな女子もいて、日本における「変態の趣味」「追い込むスポーツ」といったトレイルランニングのイメージとは趣を異にする。
このTrans Jeju、56kとメインレースの111kがあって、いまでは人気レースのTrans Lantauとオーガナイザーが同じ。ぼくが1月に参加した香港のTrnas NTと合わせて、Trans Asia Seriesと呼ばれている。おっと、全部でたよ(LantauもJejuも50kだけど)。
今回は日本人は56k、111k合わせて58名のエントリーがあったみたい。トップランナーの土井さんや飯野さんも。運営もそこそこしっかりしているし、香港も済州島も観光を楽しめるので、Trans Asia Seriesオススメです。
翌朝、スタート場所のJeju National Universityへはシャトルバスで移動。面白いことに56kも111kもスタートは同時なのだ。あまりない気がする。外はまだ暗く、寒い。
何年かぶりに心折れ部フラッグで記念撮影。もう誰もチームTは着ていないけど、同じ修羅場を乗り越えてきたメンバー同士。気合いも入るってもんだ。
気合いが入っても、ぼくはいつものように最後尾からのんびりスタート。なにしろ長い旅になりそうだ。カウントダウンと共に、午前6時、56k、111kの参加ランナーたちが一斉に走り始めた。
(続く)