MMAの定番、7pkt Run Pants。昨年は5周年記念としてクレイジーバージョンをリリースしましたが、再び登場。
ただ、クレイジーでも意味合いがちょっと違います。そもそものきっかけは、半年前。渋谷マークタワーのスタバでの密談から。
半年前の2019春夏トランクショーの際に、吉祥寺Black Brickの小林さんから「イベントに合わせて特別な商品を作りたい」とお声がけいただき、Black Brickさんで取り扱いがあり、ぼくもお付き合いのあったvelo spicaさんのキャップにしようというご提案をいただいた。
早速、渋谷マークタワーのスタバで三者会談(密談)してさくさくとネタが浮かび、MMAのプリント生地を使ったvelo spicaさんのキャップのクレイジーバージョンに決定。Black Brickさんのトランクショーで予約を承っていたのだけれど、かなり好評だった。中には全色ご予約いただく方も。
ぼくの役目はプリント生地手配。意外にキャップに使う生地は少なくて済む(面積が小さいので当たり前)。しかし、少なければいいというわけではなく、プリントにもロットがあり、足りないとプリント代がガツーンとアップする。しかもクレイジーパターンなので何種類もプリントしなければならない。。。
だったらロット分をプリントして、キャップに使わない分でランパンを作ってしまおうとBlack Brickさんにご提案。快くご了承いただいた。
ということで、今回のクレイジーパターンはvelo spicaさん制作のクレイジパターンキャップに準じています。A、B、Cの3パターン。前回のクレイジー7ポケには使わなかったボタニカル柄やデジタルカモ柄も入っています。
ぼくもようやくキャップをGET。キャップをお持ちのみなさま、ぜひおソロで。
velo spicaさんの豚ハナはVSになっているのがホントにオシャレ。
Black Brickの小林さんとは、実は古い知り合いだったりする。10年くらい前に小林さんは他の会社のバイイングディレクターで、ぼくはオートバイ系のブランドのディレクションをお手伝いしていた。まさか10年後にこうして自分のブランドでお付き合いしていただいているとは、ご縁の不思議さ。先日のトランクショー@Black Brickでは初めて一緒にランニングしました。
小林さんはイベントの際には必ずなにか仕込むし、動きも迅速。もちろんショップの品揃えもオリジナリティがあって面白い。Black Brickをあっという間に人気ショップにする様は、まさに敏腕ディレクターという表現がピッタリ。
いつも小林さんと話すのは、こういう企画もビジネスベースというわけではなく、「なにか面白いことをしたいよね」という遊び心から。ぼくらが楽しく作って、ユーザーのみなさまに楽しんでいただく。それがまたぼくらにとって楽しく、遊び心がサイクルしていく。