1日目の話はこちら→「北アルプスグルメ登山(1日目常念岳編)」
北アルプスグルメ登山、二日目。
天候に恵まれ、大きくて綺麗な星空の下、わりとぐっすり睡眠。朝4時に起床。朝焼けを見ながら出発の準備をして、5時30分に常念小屋を出発した。
常念小屋から大天井岳へ抜ける稜線は本当に気持ちがいい。少し登り返しがあるけど、基本はフラット。左に槍穂高を眺め、右には富士山が顔を出している。なんという贅沢な時間。
前日に比べれば誠に平和な行程。コースタイム6時間弱なので、昼前後には目的地の燕山荘につきそうである。
日本二百名山、標高2922mの大天井岳は自分の中では割と地味な存在で、フルコースでいえば「前菜(オードブル)」というイメージだった。
しかし、行ってみればわかるが、山頂からは燕岳から槍ヶ岳への表銀座縦走路、その奥には穂高山脈、振り返れば常念山脈が見渡せる。その景色はまさに絶景と呼ぶにふさわしく、前菜どころか、「肉料理(アントレ)」の前の「魚料理(ポワソン)」くらいの存在感。
今日のグルメのお目当ては大天荘のナンつきのインディアンカレー。しかし!時間が早すぎて食べられず、、(10時30分からでした)
致し方ないのでコーラとポカリを飲んで出発。天候がよく気温も高め。さらに乾燥しているので汗の乾きも早く、気付かずに脱水になるパターン。水分補給はこまめに。
かの有名な表銀座縦走路を燕岳方面へ。二年前は槍ヶ岳方面(喜作新道&東鎌尾根)に向かったが、それに比べるとなんと平和な(褒め言葉)。
ほぼ予定通りに燕山荘に到着。土曜日ということもあり、大賑わい!テン場も混雑気味でギリギリだった。
本日のグルメのお目当てその2は、燕山荘のケーキセット。燕山荘といえば充実したデザートが有名。今回はチーズケーキをいただきました。
さらにその後にいただいたアイスココアが激ウマ!ココアの氷に牛乳を注ぐ。時間の経過と共に味わいも変化し、カフェスペースでのんびり味わった。おじさんひとりだけど。
燕岳に行こうか迷ったが、結局パス。以前に行ったことがあるし、そもそもどうもピークハントにあまり固執しないタイプらしい。旅路や過ごす時間が楽しいのである(本当は疲れただけ)。
本当の夜ごはんは前日に続いてThe Small Twist。「ミートソースのパスタ」は挽肉の食感がしっかりと残っていて、トマトベースのソースが疲れた身体に染み込む。パスタもボリューミーで食べ応えあり。
美味しくいただきました。
(続く)
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