先日放送された山本健一選手の「情熱大陸」は、トレイルランニングファンのみなさまのご視聴もあり、普段の平均視聴率よりも高かったようです。
Andorra ULTLA TRAIL の撮影に関することや、お問合せ頂いておりますコースに関することなどは、また追って記載させて頂きますので宜しくお願いいたします。
さて、題記の件。
ちょうどアンドラの撮影が終わって1週間後になりますが6月29日(土)に神奈川県・鎌倉にて開催されました、ロゲイニングの大会に参加いたしました。
第11回 OSJ ロゲイニング in 鎌倉
http://www.powersports.co.jp/clubhouse/news/13_rogaining/index.htm
ご存じの方も多いとは思いますが、ロゲイニングとは予めチェックポイントが付された地形図が配布され、制限時間の中でチェックポイントを周りながら、いかに多くのポイントを獲得するかという競技です。
簡単に言うと、トレランやマラソンの大会では距離やルートが決まっていますが、ロゲイニングでは、トレイルやロードをコンパスと地図を持って読図をしながら自分で距離やルートを決めるランニング(歩いて周ってもOK)です。
「ロゲイニング」に関する詳細情報は、TREKNAOさんのWEBサイトに掲載されておりますので、ご興味のある方は是非こちらのページをご覧ください。
http://treknao.com/about.html
小学校の頃から夏休みの自由工作で山の地図の等高線を切り抜いて積層し、立体模型をよく作っていたので、地図読みに関しての抵抗感は無かったのですが、実際にロゲイニングやオリエンテーリングの大会に参加し始めたのは昨年から。
富山湾から駿河湾まで日本アルプスの山々を越えて進むTJAR2012の映像撮影に参加させて頂いたことで、正確に「地図を読む」ことの大切さを改めて痛感し、このような読図競技に参加し、楽しみながらスキルを高めることにしました。
多くのロゲイニングの競技は、2名から5名くらいのグループで進むのですが、今回は1人で競う個人戦で、結果は総合3位。
これまで参加した中でも今回は特に、地形や高低を意識しながらルートを読み、2手先くらいまでを冷静に頭に入れながら進めた実感がありました。
先日のAndorra ULTRA TRAIL(上写真)でも、事前のロケハン試走やレース中に地図と向き合う場面は非常に多く、冷静に地形を把握することは自身の安全管理上も非常に大切な事項でもありますので、今後もオリエンテーリングを含めて競技を続け、読図スキルを高めていきたいと思います。
コンパスの使い方を含め、大会前に丁寧な講習会なども開催されておりますので、ロゲイニングに興味のある方は、まずは1度チームをつくって参加されてみると良いかと思います。楽しいですよ!