スタートの号砲まで残すところあと2日間となりました、ハセツネ(長谷川恒男)カップ 日本山岳耐久レース2013。天気予報によりますと東京地方は大会が開催される13日/14日とも晴れとなっており、気温は少し下がるというものの最高気温が平野部で25℃くらいになるとのことです。
さて今回のハセツネでは、1つ前の掲載記事に記載させて頂きましたように、フランスのトレイルランニング専門メーカーRaidLight(レードライト)の代表取締役社長でありながらブランドの創立者として商品のデザイン・設計を行い、自らも世界中の100以上のレースにも参加し好成績をおさめるなどトレイルランナーとしても活躍されている、ベヌワ・ラヴァル氏の映像撮影を行う予定になっております。
ハセツネ2013の公式ブックにも掲載されていますように、今回は1人の選手として参加されるということで来日し、9日の来日イベント、そして昨日10日は大会前の最終調整をかねて「是非、富士山へ」ということで、映像撮影を行いながらの富士山登頂2人旅に行ってまいりました。
ルートは、スバルライン五合目からスタートし、吉田ルートを登り頂上へ。その後、お鉢めぐりから須走ルートの砂走りを6合目付近まで一気に下り、途中登山道の6合目から吉田ルートに繋がる樹林帯と溶岩のルートをトラバースして、スバルライン五合目に戻ってきました。午後になると7合目付近以下は、雨が降っていましたが、午前中の登りと頂上付近は最高の天気で、レース直前のひとときを愉しんでいらっしゃいました。
来日してからはRaidLightのプロモーションなどで、それほど体を動かしていなかったということですが、昨日走ってみて体調や足の調子も良好とのこと。また、できたての来季の新商品も使用し、シューズ・ザックを含め調子が良いとのことでハセツネでの実戦投入も見られるかもしれません。
頭から爪先までの全てを、自らデザイン・設計したモノでハセツネを走るのは、このラヴァル選手1人でしょう。そういった意味でも、選手とトレイルランニングとの接点は様々ではありますが、「ブランド=デザイン=ランナー」という大変興味深いパターンとして引き続き、本番を含め撮影を続けたいと思います。