関東地方も一気に冷え込み、週末には積雪もあるとの予報が出ています。素手で屋外を歩いていると指先からジリジリ痛みを感じるほどの寒さですが、裏を返せばUTMF/STYの寒さに対する装備チェックをする良い機会でもあると言えます。
2014年大会のレギュレーションの冒頭にもあります(以下):
必携品ウエアの保温性、防水性などのレベルは、選手自身の責任で決定してください。事前にそれらを着用して氷点下気温の高山、大雨の中での長時間に及ぶランニングなどを体験し、それらのウエアがほんとうに自分のカラダを守ってくれるのか否かを知っておきましょう。選手自身が責任をもって認め、届け出たウエアを大会本部はその選手の必携ウエアと判断します。
は、実行委員会からの必携装備レクチャーを受けた際の最も重要なポイントになりますので、この週末をいかして装備テストを行っておきましょう。昨年大会の1週間前に撮影のロケハンにオンコースに入った際には、山中湖手前の樹々の枝は凍り付き、地面には5cm近い積雪があったことを記憶しております。
そこで少しでも参考になることがあればということで、先日からRaidLightショールームにて開催しております、必携装備説明の際にもお話させて頂いている内容含め、当ブログにも実際に使用していておすすめの製品を掲載させて頂きますので、ご参照ください。
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本日は・・
RaidLight :
Mitts(ミトン)MP+Stretchlight
基本的に手袋の上から重ねて着用するオーバーサイズ・ミトンです。素材は、RaidLightの防水・透湿性・防風のレインシェルにも使用されている「MP+® メンブレン」を使用し、縫い目は裏面からシームテープにて防水加工も施されており、雨や雪が表面生地を通してしみ込んでくることはありません。
先日、石川県で開催されたスノーシューランニングレースの撮影の時にも吹雪の中1日中着用しておりましたが、ミトン内部が濡れることがなく、防風でもあるため冷えがありませんでした。白い部分の表面は、全体的に表面に水分が染み濡れた感じになりますが、ミトン内部へのしみ込みはありません。
また、防寒用の手袋をしていても、時間が経つと特に指先から冷えを感じはじめることがありますが、とても小さく収納できるため、ザックの前面部の小さなポケットに入れておき、雨天時以外にも必要に応じて出し入れし、こまめに温度調整を図ることができます。
実際には、防寒用の手袋を使用せずに素手に直接着用することもよくありますが、風を完全にシャットダウンするためそれでも寒さを感じないので手先の寒さに対する快適性が高いです。オーバーサイズではありますが、手首部分にゴムバンドがありますので、勝手に抜け落ちる不安もありません。
1日の中での寒暖差や、天候の変化のある長距離レースにおいては、様々な場面で活用できる有用な装備の1つになるかと思います。トレイルランニングはもちろんのこと、アウトドア・アクティビティ全般においての手先の寒さ対策として、ご参考にして頂ければと思います。
●白色部分:ストレッチライトMP+
>ナイロン、ポリウレタン
>耐水圧 10000mm
>透湿性 10000g/m²/24h
>防風
>2層
>縫い目はシームテープ防水加工
●灰色部分:リップストップライトMP+
>ナイロン、ポリウレタン
>耐水圧 15000mm
>透湿性 15000g/m²/24h
>防風
>2層
>縫い目はシームテープ防水加工
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■製品の詳細情報はRaidLightオフィシャルWEBサイトより:
http://www.raidlight.jp/SHOP/ra003u131.html