ブランドの代表であるBenoit LAVAL氏が現役のエリートランナーであり、そしてウエア・ギアのデザイナーであるというメーカー、RaidLight(レードライト)。
“Share the trail running experience.(トレイルランニングにおける経験を共有していこう)” というブランドメッセージの元、ユーザーからのフィードバックは元より、これまでに世界中の100以上のトレイルランニングレースに出場しているLAVAL氏自らのレース経験を重ね合わせ、必要な機能を追求したモノづくりが行われています。
LAVAL氏は2013年のハセツネにも参戦しており、外国人ランナーの中ではトップでフィニッシュラインに帰って来たことをご記憶にある方もいらっしゃると思います(その時の動画映像はこちらに掲載しております:https://mountain-ma.com/dekoboko/2014/01/25/)。
先日は私が日々使用している装備の中より、RaidLightのオーバーミトン(https://mountain-ma.com/dekoboko/2014/02/07/)を紹介させて頂きましたが、本日はソフトシェルグローブについて掲載させて頂きます。
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RaidLight :
Trail-Touch Glove(トレイルタッチグローブ)
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このグローブの特徴は何と言っても人さし指の先が出せること。
トレイルランニングのシーンの中で、スマートフォンやデジタルカメラを操作することも少なくない中、「手袋をしたままタッチパネル操作を行うことができる」ということも大切な機能性の1つ。ランニングカメラ撮影の際にも、使用している防塵防水カメラの操作の殆どはタッチパネルによるコントロールとなります。
最近ではグローブ指先の素材をタッチパネル対応にしている製品も少なくない中、あえて指先をサッと出せるノッチ仕様にすることによって、指の保護と同時にトレイルランニング中に起こりうるアクションをより幅広くカバーするコンセプト。
スマートフォンアプリやカメラ機能の小さなアイコンを押す際にも、やはり使い慣れた指先での直接操作に勝るものは無いのではないでしょうか。
また、実際の現場では、上写真のように塩熱サプリやジップロックなどのチャックの開け閉め、ジェルなどの袋の開封、シューズの紐の締め付けや縛り等々をはじめ、人さし指だけでも出ているとより簡単に行えることが以外と多い(撮影の場合は、SDカードの取り出しやバッテリー交換なども)な、と感じることがよくあります。
それ以外の特徴としては…
グローブの内側が、レザー調の厚手素材になっていて、木の幹や岩などを安心して掴んでいける(耐久性が高い)こと。
親指の甲側がタオル生地になっていて、汗を拭ったり、鼻水をふいたりできること。
手のひら側にプリントされたロゴマークが、ラバー素材のプリントになっていて、ポールを使用する際のグリップ性を高めていること。
などが挙げられます。
トレイルランニング用のグローブとして販売されておりますが、冬期のトレッキングやロングトレイルハイキングなどの使用に対しても、利便性が高いのではないかと思います。上記のようなニーズを感じる方にはおすすめのグローブとなりますのでご参考にして頂ければと思います。
■メーカーのオフィシャルサイトはこちらより:
http://www.raidlight.jp/SHOP/RM026U122.html