先日関東を襲った大雪に伴い、現在様々な市町村にて除雪ボランティアを募集しております。色々問い合わせをした結果、東京からのアクセスも考慮し、1時間でも長く活動できる場所を考慮し、今週末は大月市の災害ボランティアに参加いたしました。
東京−山梨間の中央自動車道も開通はしているものの、1車線通行の場所も残っており、物資運送や甲府(山梨県西部)方面へのボランティア等の移動が集中し渋滞するであろうということで、災害ボランティアセンターを立ち上げ、外部からも除雪人員を要請されている大月市へ。
東京・国分寺からであれば乗り継ぎを入れても片道在来線を使っても1時間強で到着する事ができます。
大月市災害ボランティアセンター(大月市総合福祉センター)までは、JR大月駅からタクシーを利用するか、徒歩で30分弱移動する必要があります。
甲州街道(国道20号)を歩いて行くのですが、車道を除雪した雪が歩道上に大量に積まれており、多くの区間で車道の脇を歩かなくてはならない状況のため、明日以降の活動に向かわれる方も、十分にご注意ください。(※場所によっては車道も狭められている場所もあり、対面の自動車同士も接近して通行している場所もあります。)
また、住宅の屋根にも場所によってはまだ50センチ以上の雪が残っており、頭上からの落雪の可能性も至る所でありますので、頭上にも注意をしながらの移動をお願いいたします。この大雪による死亡原因の1つはは落雪であるということです。
大月駅の近くでも、今回の大雪で古い家屋の屋根やカーポート、また大きな駐車場の屋根が倒れて自動車が圧し潰されたりといった状況が見られ、被害状況の大きさが見て取れます。
現地の方にお聞きしても、国道沿いから徐々に除雪が進んでいるが、大月周辺でも少し内部に入ると、まだまだ除雪が進んでいない状況。
人力で幹線道に出るための歩く事ができる道はできているものの、自動車が通ることができない場所も多く、物資の運搬に苦労していたり、ゴミの収集が滞っていたり、人工透析の車両や救急車などが通行できない区間もまだまだあるということです。
来週以降も災害ボランティアのニーズを整理しながら、この災害ボランティアによる除雪活動を継続するとのことですので、特に東京方面に在住の方で、電車移動であればご参加可能であるという方がいらっしゃいましたら、引き続き大月市の災害ボランティアへのご協力もお願いしたいと思います。
(つづく)
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■災害ボランティア募集(大月市)の基本事項[抜粋]
災害ボランティア募集内容:独居老人、高齢者世帯、障がい者世帯の敷地内、地域で対応できない道路の雪かき作業等 ※山梨県内は雪おろしの高所作業経験がないので、危険な屋根等からの雪降ろしの作業は行いません。
《注意事項》
①宿泊場所は確保できません。
②食糧等は大月市内のスーパー等で購入できます。
③テントを立てる場所はありません。
④雪かき等の道具は、原則持参でのご協力お願い致します。
《ボランティアセンター開所時間》
午前9時~午後4時(受付:午前9時~午後1時まで)
※詳細は以下のサイトやFACEBOOKより最新情報をご確認ください。
■大月市社会福祉協議会のホームページ
http://www.otsuki-shakyo.jp
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災害ボランティアの受け入れに関しては、上記のサイト内TOPICKSより、[ボランティアの受け入れについて]をご覧ください。
■大月市災害ボランティアセンターの公式FACEBOOK
https://www.facebook.com/pages/大月市災害ボランティアセンター/625962994120285
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日々の活動状況や最新情報はこちらに掲載されております。