MMAオリジナルウェアとして展開されているランニングパンツ(CITY&TRAILS GENERAL STORE)含め、トレイルランニング用品を扱うブランドから次々とポケットの配置や仕様を工夫したパンツが販売されていますね。
●THE NORTH FACE:フライウェイト レーシング ショート
http://goldwinwebstore.jp/ec/pro/disp/1/NB41457
●SALOMON:S-LAB EXO TWINSKIN SHORT
http://www.salomon.com/jp/product/s-lab-exo-twinskin-short-m.html
このようなパンツを着用することで、ジェルや使用頻度の高い小物へのアクセスのしやすさを向上させると同時に、レースなどではバックパックに背負う容量を抑えることが可能に。これまでは、小型のウエストポーチをバックパックとは別につけてロングレースに出場する選手も多く見られましたが、このようなパンツの登場でそれに変わって行く傾向にあるのかもしれませんね。
本日は、上記のようなウエスト周りにポケットを配置したパターンではありませんが、両サイド外側に配置された縦型メッシュポケット仕様のランニングパンツをご紹介いたします。
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●RaidLight:Shorts Trail Raider(ショーツトレイルレイダー)
2013シーズンより、実際のトレイルランニングの現場で使用しているランニングパンツの1つですが、何と言ってもこのパンツの特徴は縦型のサイドポケットの使いやすさ。
パンツの外側についているストレッチ素材のメッシュポケットは見た目以上の容量があり、2つ折りの財布もスッポリ入るだけの大きさがありますので、写真のようなナッツの袋をそのまま入れても、まだまだ余裕があります。
また、単に縦型のポケットになっているだけではなく、口の部分に折り返しのフラップが付いているので、上下運動の大きい激しい下りでも、登りの足上げ時にもポケットの中身が落ちないことも特徴です。一般的なポケットの場合、下り坂の上下振動、そして特に登りの時の足上げ時に中に入れたジェルやゴミなどが、押し出されてこぼれ落ちるシーンをレース中によく目にしますが、その心配をするストレスが無いだけでも、大きなアドバンテージになるかと思います。
補給食や塩熱サプリなど以外にも、ランニング中に出し入れ頻度の高いグローブや小さくなるシェルであれば簡単に収納可能ですので、片側はゴミ箱にしたり、必要に応じて様々な用途に使い分けることも可能です。
もう1つ特徴を挙げるとすれば、腰部分に大きな面として配置されたストレッチ素材かと思います。ウエストの絞り部が、背面の腰部のみストレッチ素材の切り返しになっていて、着用した時のフィット感が高い印象(コンプレッションタイツとまではいきませんが、イメージ的にはその方向性)があります。
この写真に写っているデザインは〜2013FWまでのものですが、近日販売開始される2014SSモデルは機能そのままに、グラフィックパターンや色の切り返し(ポケット部のグレーがボディと同じ黒色に)がよりシンプルなデザインになっておりますので、追ってご紹介させて頂きます。
「ランニングパンツ」といえども、各ブランドさまざまな工夫がされていますので、自分のランニングスタイルや装備の考え方に合わせて、楽しみながらコーディネーションを考えてみると良いかと思います。
■メーカーWEBサイトはこちらより(〜2013FWまでのモデル):
http://www.raidlight.jp/SHOP/rv051m121.html
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