日本のトレイルランニングレースにおいては、出場選手の膝の上に見ないことはないNew-HALE®のテーピング。
競技者のレベルとともにトレイルランニングギアも年々進化し、バックパックも背負うというよりかは「着る」という感覚へシフトしているところも見られますが、テーピングもニーズに応じて様々な貼り方が増え、気分やウエアに合わせてカラーリングや模様も自由に選べるという時代となり、貼るというよりかはこちらもウエアの一部として「着る」と感覚的に近づいていっているのではないでしょうか。
そして2014年夏、30年以上も前にこの日本で生まれたニューハレ®の粘着性伸縮包帯がいよいよヨーロッパへ。
(ニューハレAKT誕生のヒストリーはこちらより)
フランスのアウトドアアクティビティ専門メーカーRaidLightとともに来月ドイツで開催されるアウトドアショー会場にて欧州デビューし、早ければUltra-Trail du Mont-Blanc® 2014(UTMB)から本格的に展開される可能性があります。
今回このNew-HALE®テープのグラフィックデザインやカラーリングを担当し、販売元のRUNX笠原さん、製造元New-HALE®芥田さんと詳細を詰めてきました。
日本では、今年のウルトラトレイル・マウントフジ、ハセツネ30K、そして先日のスリーピークス八ヶ岳にて、何名かの出場選手にテスト印刷版を着用して頂きましたので、上写真のような模様が入ったVテープをご覧になられた方もいらっしゃるかもしれません。RaidLightが展開する基本カラーを中心にトレイルの中で様々な色の組み合わせを試し、欧州展開用の初期カラーも決定し、生産がはじまっています。
今後、ヨーローッパの選手がニューハレ®テーピングを着用して走っているシーンを見る機会が増えるでしょうか。欧州のトレイルランニング・カルチャーにもこのテーピングが浸透していくかが楽しみです。
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日本でも同じデザインのテープの販売が一部先行してはじまりました。以下よりメーカーサイトをご参照ください。
http://www.raidlight.jp/SHOP/172034/172746/list.html