MMAブログやFacebookの投稿でも、今月末に開催されるOMM JAPANに使用する装備選びについての話題が多いですね。そこで今回のレユニオンで使用した装備の中で、OMM JAPANでも活躍しそうなお勧めアイテムを取り急ぎピックアップしてみました。
そのアイテムとは、以前より活動をサポート頂いております S.O.L.® (Survive Outdoors Longer®) より今期発売がはじまった、サバイバルブランケット素材でつくられたポンチョ。
霧雨〜豪雨と曇り晴れと1日の中で天候が次々に移り変わり、2000m以上の山岳地帯では強風も吹けば一桁台の低温もありといった、レユニオン島の縦断において、特に気をつけたのが筋肉と内臓を保護するための体温維持。
晴れた昼間以外はWINDSTOPPERシェルを羽織り前面ファスナーにより温度調整していましたが、風雨が強くなり冷えを何となく感じはじめたり、寒さで心拍数が上がってこない時は、この「サバイバルポンチョ」を頭からかぶって走ることによってしのぎました。このまま走ると少しは空気抵抗がありますが、裾をゼッケンバンドに挟んだりすれば不自由無く走ることもできます。
SOLの「ヒートシート®サバイバルブランケット」と言えば、一度広げてもまた折り畳んで元の袋に収納することができる(一般的なサバイバルブランケットは一度広げてしまうと、ガサガサしてきれいに折り畳み直すことは困難ですよね)ことが最大の特徴。そのブランケットと同じヒートシート®でつくられているため、着用すると自分が放出する体温の反射で急速に温まることは勿論、脱いだ時にコンパクトに収納することが可能です。
疲れてくると何度も脱ぎ着し、その度に仕舞うのが面倒になってくるものですが、これであれば歩きながら何回か折り畳んでザックに取付けたバンジーコードなどで手の届く範囲に留めておくことができます。本体は90gしかないので、走っていて揺れたりガサガサしたりということもありませんでした。(※初めに入っている専用のポーチを使用した収納サイズは、11cm×9cm×3cmとなっておりますが、畳めるとは言えレース中にこのポーチに入れ直すのは現実的ではないため、収納方法は各々検討されることをお勧めします)
OMM JAPANで使用することになる20L超のザックやフロントパックの上から被って行動するだけのボリュームもありますし、レース中に止まって休憩する際にも下端が地面につくところまでしゃがめば簡易的なシェルターのような使い方もでき、内側で着替えることもできるだけのボリュームがあります。
完全防風・防水素材であることの反面、イメージ的には蒸れそうな感じもしますが、手を出す袖部分と裾が割と大きく空いていることで、特に運動中の蒸れ(コレを使う時点である程度気温も下がっていることもあり)は気になりませんでした。
この軽さで保温とレインウエアの役割を果たす機能装備は、悪天候や冬の寒さの中でレースを続ける上で大きなアドバンテージになるかと思います。まさかの時の義務装備としての携行ではなく、”積極的なサバイバルシートの活用”という点において「コレは使える」と感じましたので、気になる方は是非本番前に試してみてください。
尚、まだそれほど多く流通しているわけではないので、重要なのは「どこで買えるのか」なのですが、現在日本国内では以下の店舗にて取扱いがあるとのことですのでご参照ください。(※在庫が切れている可能性もあるので、心配な場合は事前にお電話などでお問い合わせください。)
● さかいやスポーツ (東京・神田)
● カモシカスポーツ 横浜店
● ニッピン (東京・神田)
● 東急ハンズ(新宿店/渋谷店/静岡店/心斎橋店)
● Hiker’s Depot(東京・三鷹)
● SWEN各店(静岡/愛知など東海地域中心)
● 秀岳荘各店(北海道)
● SKY HIGH MOUNTAIN WORKS(神戸)
● 石井スポーツ(登山本店など一部の店舗)
● アートスポーツ OD BOX本店
■ メーカー(日本代理店:スター商事)WEBサイトはこちらより:
http://www.star-corp.co.jp/product/detail100479.html
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Grand Raid Réunion:Diagonale des Fousに関する記事は、この後もしばらく書き残していき、来年以降エントリーをお考えの方に、少しでも参考になる情報が残すことができれば思います。このブログの右側のカテゴリーより■ Grand Raid Re’union 2014を、クリックして頂ければ一覧表示されるように設定しておきます。