しばらくGrand Raid Réunion(Diagonale des Fous)に関する記事を掲載しておりませんでしたが、先日のレース報告会で挙がった質問や、今年挑戦する方々より個別にお問い合わせ頂いた事項など、できる限り掲載していこうと思います。
今回は、SUUNTO AMBIT3 Peak(スント アンビット3 ピーク)のレース中の充電について・・・と思いましたが、その前に先日(2015年3月)AMBIT3のソフトウエアアップデートが行われ、バッテリーの駆動時間が大きく拡大していますので、まずはそちらから掲載いたします。
トレイルランニングの100マイルレースとなると、2日間以上行動し続けることも少なくなく、GPSデータを取得し続けながら走れば、バッテリー持続時間が長いSUUNTO AMBIT3 Peakで60秒ごとのGPSデータ取得であったとしても、バッテリー駆動時間は最大で50時間でしたが、それが今回のソフトウエアアップデートにより、
【SUUNTO AMBIT3 PEAK:バッテリー駆動時間】
● GPS取得頻度 1秒間隔:最大15時間→(新)最大 20時間
● GPS取得頻度 5秒間隔:最大25時間→(新)最大 30時間
● GPS取得頻度60秒間隔:最大50時間→(新)最大200時間
● 時計画面表示のみ :最大30日(これまで通り)
※使用状況によって公表している駆動時間と異なることがあるので要注意
なんと!GPS取得頻度を60秒間隔に設定すると『最大200時間(=8日+8時間)』ということで、満充電でスタートすれば、1週間近く続くステージレースや、数日間におよぶファストパッキングなどにも対応する計算になりますね。
ちなみに、SUUNTO AMBIT3 SPORT/RUNの場合でも、
【SUUNTO AMBIT3 SPORT/RUN:バッテリー駆動時間】
● GPS取得頻度 1秒間隔:最大 8時間→(新)最大 10時間
● GPS取得頻度 5秒間隔:最大12時間→(新)最大 15時間
● GPS取得頻度60秒間隔:最大25時間→(新)最大100時間
● 時計画面表示のみ :最大14日(これまで通り)
※使用状況によって公表している駆動時間と異なることがあるので要注意
と駆動時間が大きくアップしていますので、AMBIT3 SPORT/RUNでもGPS取得頻度60秒間隔に設定すれば、100マイルレースに対応することになりますね。
100キロ超の距離を60秒毎にGPS取得して進めば、蛇行するトレイルを走るトレイルランニングにおいての累積距離表示は実際距離とのギャップが徐々に生じる事は仕方がないことですが、累積距離の表示以上にコースマップ上での位置やピークまでの標高差を確認することができる「高度表示」、そしてペースが上がり過ぎ/下がり過ぎていないかの目安になる「ペース表示」がとても役にたちました。
自分がレース中に頻繁に見る機能の表示を、AMBIT画面内にカスタマイズ(movescount.com > ギア > カスタマイズより)して好きな組合せで表示することができるので、まだ初期設定から何も触っていないという方は是非お試しください!
当初掲載しようと思っていた「AMBIT3のレース中の充電について」は、次の記事にて記載しようと思います。
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Grand Raid Réunion:Diagonale des Fousに関する記事は、この後もしばらく書き残していき、来年以降エントリーをお考えの方に、少しでも参考になる情報が残すことができれば思います。このブログの右側のカテゴリーより■ Grand Raid Re’union 2014を、クリックして頂ければ一覧表示されるように設定しておきます。
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