これまで色々なシューズを試してきましたが、自分の足型にフィットするシューズがなかなかありません。
裸足で歩いていると「”わらじ”がそのまま歩いているような足」とか言われることもあります。
以前、専用の計測器を使用して足型計測を行って頂いたことがあるのですが、シューズのJISサイズ規格ベースの数値では足長が両足とも約24.5cmで、足囲が4E(左足)/ 3E(右足)。アーチが低め、カカトは太めで、つま先の形状はスクエア型という平均的な既製品シューズのラストでは何かを妥協して合わせないと対応できない形状。
「それはアルトラでしょ!」という声が聞こえてきますが、既にLONEPEAK2.0を使用しています。これまで履いた中では足型に一番フィットするトレイルランニングシューズです。
そのLONEPEAK2.0も200km以上使用してソールのラグも減り、アッパーも穴があき、「そろそろ買い替えかなあ」と思っていた時に出会ったのが、この投稿のタイトルにもある VASQUE(バスク)シェイプシフターウルトラ。
以前投稿した「レユニオン2014報告会」の事前取材の時だったと思いますが、ゲストスピーカーの1人であった渡邊千春さんにこのシューズを紹介頂いたのがきっかけで、その後試履きしたところ・・私の4Eサイズの足囲でもストレス無く履けることが分かり、使用しはじめました。
1ヶ月ほど前より実際にトレイルで履きはじめ、合計100km超の距離を走っていますが、足幅方向に痛みが生じたり、爪が死んだりということはなく、いまのところ快適にトレイルを走ることができています。
いままでに無い新鮮な感触としては、あまりシューズを履いている感じがない(ソックスで走っているような感覚)ことでしょうか。
あともう1つ挙げるとすれば、トレイルや岩稜などの不整地でのグリップ力が高いこと。グリップ力が高いと言っても、ラグでスパイクのように地面を捉えるのではありません。ラグ自体はそれほど深くはないのですが、ソール全体が大きなブロックに別れていて、その面の1つ1つがトレイルの凸凹に合わせて可動して掴むような感覚があります。
その他にも、シューレースではなくBOAクロージャーを使っていたり、ミッドソールにアッパーがそのまま縫い付けられていたりと、他にはあまり見られない”面白い構造”をしているので、使用感含めまた追ってご紹介していきたいと思います。
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■ VASQUE SHAPE SHIFTER ULTRA
http://www.vasque.jp/products/trailrunning/mens/shapeshifter%20ultra7506.html
■ A&Fフィールドレポート
渡邊千春さん(A&Fサポートアスリート)も書いています。その他の記事を含め面白いです。http://www.aandf.co.jp/fieldreport/page/1