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以前、「走れる大きめザック」エピックが3月発売 というタイトルでご紹介いたしましたUltrAspire(ウルトラスパイア)のロングトレイルやファストパッキング向きのベスト型パック「EPIC(エピック)」が、いよいよ日本の店頭でも販売を開始した(当初3月の予定が4月になりましたが)とのことですので、そのお知らせと共に、サンプル版にてフィールドテストしてきた使用感をお伝えしていければと思います。※写真はサンプル版のため、製品版では改良された部分がありますが、構成や容量に違いはありません。
まずは、「収納容量」に関して。
公表している数値的には25リットルということですが、”百聞は一見に如かず”ということで、下写真を。これらを詰め込むと、メインコンパートメント、ウエストベルトの両側に配置されたポケット(2箇所)、ショルダーストラップに配置された胸部に配置されたポケット(4箇所)、雨蓋部のポケットがおおよそ目一杯になります。
夜間は気温1ケタになる山中でのテント泊(1泊2日)を想定したファストパッキングにて実際に使用したものです。写真内の大中小3つの防水サックには、携帯電話用のモバイルバッテリー、予備ライトや、財布、パスポート(海外であったため)などの貴重品類、レインウエア、防寒用のフリース(上/下)やアンダーシャツ、ソックス、などの着替え、ソロシェルター、テントマット、就寝用のヴィヴィ、グランドシートなどを入れています。
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そして、パックの底部にはショックコードによるトレッキングポールなどを取付けるループがあるため、ソロシェルター(アライテント・ライズ1)用の38cmフレームを固定。
その他、パックの側面や正面にあるコンプレッション用のストラップには、割と頻繁に出し入れするゲイター/グローブ/ウインドシェル/ポンチョなどを小型のカラビナを使用して引っかけ、さらにブラつかないようにストラップで共締めするカタチで携行できるかを試しました。
上記のシェルター用ポールの外付け、およびパック外側のストラップの利用に関しては、走行時に抜け落ちたりブラついてストレスになったりということはなく携行することができるため、携行容量アップの目的も含め有用に使えるかと思います(※ルート上に滑落の危険性のある岩場などがある場合には、パックの外側に取付けたギアが岩や枝に引っ掛かり事故の元になる可能性がありますので推奨いたしません)。
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また、2日間の旅を通じて、思った以上に役にたったのは、正面の大きなメッシュポケットと、トップの雨蓋部。メッシュポケット部分には濡れたレインウエアをサッと畳んでそのまま入れることができたり、飲料確保のための浄水用に使用していたペットボトルを突っ込んでおいたりと、一時利用できる大型ポケットとして。雨蓋部には、天候の変化や体温調節のために脱ぎ着するシェルなどを縛り付けて携行することができます。
行動中の補給食は大きなウエストベルトポケットにかなりの量を入れることができる(メッシュ素材でさらに膨らむ)ため、以前掲載しましたウルトラフラスク550mlを入れる胸面のポケット×2を含め、テント場以外ではメインの荷室をほとんど開けることなく行動することができます。
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アウトドアショップの店頭でも、この春になって従来のバックパックコーナーとは別に、トレイルランニング用パック由来の20〜30リットルパックが各社並びはじめました。これはより多くのギアや食糧/水を持ち、より遠くへ、より長時間のアクティビティを楽しみたいというユーザーがトレイルランニング層からも増えている(増えていく)ことの現れかと思います。
自然の中で過ごす時間が増えれば「なぜコレを持っていなくてはならないのか」というギア1つ1つの重要性を、自身の身体を通して感じ考えることができるチャンスになり、進むスピードを落としてみるとハイカーや登山者側の目線を共有できる思いますので、このような潮流が少しずつ広がりを見せていることは良いことですね。
「容量大きめの走れるパック」の購入を考えていらっしゃる方の参考になればと思います。
つづく…
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【UltrAspire / EPIC 関連記事】
「走れる大きめザック」エピックが3月発売
(ハードボトル × ソフトフラスク)÷ 2 =
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【UltrAspire / EPIC 商品WEBサイト】
http://www.ultraspire.jp/product/#2
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