ド級!な山道と題してMMAさんにてブログを書くことになってから
長らくホーチプレイになってしまっていました。
スミマセン。シブイさん。
ということで、はじめまして。
ぼくは山本喜昭といいます。
ド級な山道といっても、すっごいトレイルランナーでもなんでもなく、
いや、むしろトレイルを走りますが、
トレイルランナーとは自分では思っておりません。
レースなんてごくたまに。
走るのは走りたい!って思った時に山にいく感じです。
そんなんなんで、山の中では歩いてるほうが圧倒的多数です。
言うなればたまに山を歩いたり走ったりする人です。
普段はスポーツとかアウトドアとか旅に関するコンテンツメーカーです。
動画創ったり、いろいろしてるドキュウ!ラボというのを主宰しております。
また、そこで運営しているWEBメディアが
「冒険スポーツマガジン ドキュウ!」(http://docue.net/)と
いう名前だったりするので、本ブログのタイトルに”ド級”とついていたり
するわけですな。
ということでみなさん、不定期にこれから駄文乱文気にすることなく
書いていきますので、おつきあいください。
というダラダラして自己紹介ともタイトルの説明とも言い訳とも
つかない駄文を展開中ですが、記念すべき第一回目の話は、
トレイルランニングの話ではありません。
(シブイさん、重ねてスミマセン!)
先週末、三陸に行ってきました。
陸前高田、大船渡、釜石。
釜石はラグビーでよく知っている地名でしたけど、
2011年に東日本大震災が起こるまでは、行ったことは
ありませんでした。
陸前高田や大船渡なんてその名前すら聞いたことが
ありませんでした。
震災後、何かランニングで少しでもできることをしよう、
ということでいろんなご縁が重なって2012年から
(詳しくは長ーくなるので機会があれば、書きたいと思います)
陸前高田〜大船渡〜釜石までの約60kmを走るマラニック
TOMOSU RUN(http://www.tomosurun.com/)
をスタートすることになりました。
今回はその第四章(第4回)。
毎年11月の3連休を利用して行なうこのマラニック、
今年は65人の参加ランナーと、30人のスタッフが
集まりました。
震災で被災した三陸沿岸の復興の具合と豊かな大自然、
暖かい地元の人たちとのつながりを感じながらの走り旅。
もう、ほとんど報道されることがなくなった被災地域のこと。
毎年変わる復興状況、変わらない状況などそれぞれが、
体感し、それぞれの家族や友人に話したり、SNSなどで少しでも草の根的に
発信していければなと思っています。
それは、スタート地点で1年目からお世話になっている
陸前高田の米崎小学校仮設住宅自治会長の佐藤さんも
強く語っておられました。
「5年目によもやまだ仮設住宅にいるとは思ってもみなかった。
復興はまだまだ。競争ではなく、みんなで手を取り合って
少しずつゴールのみえないマラソンを走っている感じです。
ぜひ、みなさんこのことを伝えていただければ」
というような趣旨の御言葉を開会式で話していただきました。
今年の4月にネパールでおきた大震災でも
現地の方や、山岳ガイドの近藤謙司さん、エベチャレのなすびさん、
登山家の野口健さんや栗城史多さんも一様にしていっておられたことを
思い出します。
「実際に行ってみること」
ひとりひとりでは、何ができるか、わからないし、
行く機会もなかなかない。
でも走って、美味しいものを食べて
(TOMOSU RUNはグルメなマラニックでもあります)
自然を感じながら、地元の人と交わる。
単純に”観光”といってしまえば、そうかもしれないのですが、
このマラニックが東北に足を運んだり、想いを馳せたりする
きっかけになったらいいなと願っています。
で、どんなマラニックやねん!
という説明は長くなりすぎるので、
毎年ゲストランナーで参加してくれている
トレイルランナーの宮地藤雄さんのブログを
ぜひ御連絡ださい。(お!トレランの話題につながった)
http://www.fujiomiyachi.jp/#!TOMOSU-RUN-第4章/c105r/563831f40cf23796cd8a2c27
被災地域のみなさん、参加ランナーのみなさん、スポンサーや後援いただいている
自治体、協力くださっている団体のみなさんと僕ら運営チームの
みんなで創り上げるお祭りのようなものになればというコンセプトで
これまでやってきたけれど、4年目にして少しずつ少しずつ、
このマラニックのようにそれぞれが
チカラをあわせながら形になってきたように感じました。
今年もたくさんの笑顔に会えてホント、充実したイベントになりました。
最期にコースはすべて舗装路で、途中思い思いの駅からあまちゃんで有名になった
三陸鉄道に乗ったりしますが、三陸リアス式海岸沿いを走るので、
ゲキ坂のタフな道なので、ガチなトレイルランナーの人もぜひ、
走りにいってみてはいかがでしょうかねえ?
(コースはコチラ>http://www.tomosurun.com/site_files/2015map)
ではでは、オチのないまま、一回目の投稿を終わります。
またね!