体たらく。
そこに、アートスクール時代の後輩からリリリンと電話がかかってきた。
「山本さん、富士山のぼって撮影できる人いません? いるでしょ? ねえ、いるでしょ? ドリャドリャ!!」
という感じで、至極当然な感じのやや上から目線な(嘘)仕事のオファーがやってきたのだ。
ということで昨日は富士山に一年ぶりに行ってきた。
センサー機器をもって、計測しながらスマホで写真と動画を撮ってくるというミッションだ。
が、しかし、BUT…
御殿場口五合目の駐車場は、あいにくの雨風。
天気待ちで寝たら、かなりいい感じで雨が上がったので、 二時間遅れのスタート。
久々の登山で自分の中の野生がヨロコビの雄叫びをあげました。
ヨロコビの雄叫びもほんの束の間、六合目超えたあたりからかなりの雨風になり、 やがてヒョウ混じりのミゾレに。
ビュ〜〜〜〜〜〜、パラパラパラパラ、どどどどど〜〜〜、ブワッブワッ、ばばばばばばば〜〜〜〜
と油断したら飛ばされそうな風になってきて命の危機をちょいと感じ てきた。
と、そのとき、前方からソロの男性が下山してきた。
「七合目の小屋でもっとひどくなるから、 モーレツに下山を勧められた」
とのこと。
プティ命の危機で翼の折れたココロの背中をエイヤっと押してくる 、魅惑のムフフな出会いに感謝して下山を決意。
今回は久々の山だったけれど、パートナーとして冒険家の阿部雅龍氏に同行してもらい、ペースメイキング、およびスマホ撮影をお願いした。
さすが冒険家である。もうなんてたって、そこに存在しているだけで、ぼくの山でのブランクによる不安要素を完全払拭してくれる。
本当に阿部ちゃんありがとう!
しかし、何より、自分のスーパー晴れ男の名は返上可能性が濃厚なのか?!
答えは来週のリベンジ登山までお待ちください。
答えは来週のリベンジ登山までお待ちください。