今日は友人のDomingoさん主宰、食とランをテーマにした「ULTRA LUNCH」(UL)に参加。ナチュラルランニングを愛する人のための栄養座学会で、おいしいヴィーガン食を頂きながら皆で一緒に考え議論するという、とても楽しくためになる会です。
ULについては後日MMAにレポートが上がる予定なのでそちらに詳細を譲るとして、ここでは最近自分の中で考えている食とランのテーマについて少し書きたいと思います。それはズバリ、「行動食」。要はレース中に取るジェルやらサプリやらです。
素朴な疑問ですが、ジェル等の行動食を普段の生活で食べようと思ったことありますか?ないですよね?なぜならほとんどは「不味い」。そして「普段定期的に摂ったらなんか身体に悪そう(先入観)」。だから、もう少しおいしくて、健康と身体に良さそうで、それでいてちゃんとパワーの源になってくれそうな行動食ってないかな、と。いま試行錯誤しながら可能性を考えています。
明日はケガから少し復帰ということで軽くトレランに行く予定ですが、行動食はこんな感じにしてみました。
実はこれ、全部ナチュラルローソンで揃います。ナッツ&フルーツなんて軽いのに一袋で200kcal以上ありました。他にマクロビのクッキーなんかも売っていて、なんだコンビニでも探せばジェルの代用品って色々あるな、と。ちなみに豆乳とバナナはトレラン後のアミノ酸サプリの代わり。いつもアミノ酸はサプリで補給していたけど、なるべく普段の食べ物(飲み物)で摂ってみようかと考えました。
そんな感じで実験中ですが、課題ももちろんあります。まずナチュラルで身体に良さそうなものは「値段が高い」。まぁジェルも安くないのでそれほど違いは感じませんが、例えば自分で作るなどしてコストダウンは考えたいです。次に、ファンランならいいですが、ガチレースの場合これらの固形物は「食べづらい」。やはり流動食と違いパサついて食べにくい、パサつくので水の消費量が増えすぎる、食べるのに時間がかかるという欠点があります。ここら辺は今日のULでも周りの人たちと議論の対象になり、2~3アイデアも出ていました。個人的には甘酒のようなドロドロしたものを作ってみるとか、グァバやマンゴーのようなドロっとした濃度の高いフルーツをベースに何か考えてみるとか妄想しています(余談ですが、ハセツネでグァバジュースを持って行ったら最高に旨かったです)。3つ目は、やっぱり濃縮されているわけではないので「重い・かさばる」。ハセツネでジェルなしに同等のカロリーを摂取しようとすると、ザックの大きさを一回り大きくする必要すらあり得ますよね。ただ今回のナッツ&フルーツ200kcal以上のようなものもありますので、色々探したり、作れないか考えてみたりしたいと思います。
とりあえず今はこんなところですが、食とランについて考えることは非常に楽しいです。ウルトラトレイル自体「自分の身体でどこまでできるんだろう」という好奇心的実験のような側面がありますが、これに食を絡めると更にその実験度合いが濃くなり面白いのです。
最後になりますが、なんか日本のスコット・ジュレク目指してるのかよ位の偉そうな話しでしたが、今プッチンプリン食べながらこれを書いていますww 反省して明日からがんばります!
2 コメント
[…] 当日の会場は IID 世田谷ものづくり学校 の211教室。スタジオでもつかわれるスペースということで、広くて日当りも良くとても気持ちの良いスペースでした。ちなみに50人の定員に際して実に90名もの応募があったようで、ランと食に関して興味を持つ方の多さを改めて感じました。トレイルランナーとして良く知った顔もあれば(MMAブロガーからもエディさん、岩佐さん、ランブラーさん、イソさん、シンさんのそうそうたる面々が参加されていました。)初めて見る方も沢山いらしていて、色々なコミュニティの方が参加されている印象でした。イベントの集客としては理想的ですね。 イベント開催前の会場。とても気持ちの良い空間でした。 […]
[…] *行動食を考える その1はこちら […]